■月■日 晴  
 
能力が使えなくなったしメンテナンスも面倒くさいからわき腹と背中のジョイントを取り除く手術をした。  
サイボーグで内臓弄ってるからって外見を気にしないわけじゃない。  
これでも女の子だしぃ。ぎゃはっ。  
 
腕は金がかかりすぎるからNGになっちゃったけど気にしない。  
近づけばラインが見えるけどそうはわからないしね。  
背中とわき腹は露骨に黒い穴だったから気にはなってたんだ。  
これから学校とか通うようになって水着とかになったら目立つからね。  
 
でも、この私が学校通うようになるのかね。  
学園都市は今大変なことになってて大騒ぎだから裏から手を回せば戸籍ぐらい手に入りそうだけどなんだかんだで金がないんだよね今。  
 
で、浜ちゃんのところにお世話になることが決定したわけですよ。  
まぁ殺し合いもしたり一緒にワイハにいったりもしたしそれなりに腐れ縁だからかな。  
絹旗ちゃんも一緒に暮らしてるのが気に入らないけど。  
 
 
■月■日 晴  
 
今日から浜面ハウスでの生活なわけなんだけど。  
 
絹旗ちゃんがいきなり喧嘩売ってきた。  
取っ組み合いの喧嘩なんていつ以来だろうね。  
お互いもう能力ないから大したことにはならなかったけど。  
ひっぱたかれてもそんなにダメージないしね。  
 
でもちょっと驚いたのは浜ちゃんが怒鳴りつけると絹旗ちゃんがきゅんと大人しくなったことかな。  
てっきり矛先がそっちに向かって巻き込まれ型ヒロイン浜面になるかと思ってたのに。  
 
まぁ、家主の言うことだから素直に従うよ私も。  
 
 
夕飯はファミレス。  
安っぽいけどそんなに美食家じゃないしね。  
引っ越してきたお祝いだって浜ちゃんが奢ってくれた。  
ハンバーグセットを頼もうとしたら絹旗ちゃんとタイミングがあっちゃってね。  
本当に間が悪いよね。  
一昔前なら窒素爆槍叩きつけているところだよまったく。  
 
 
■月■日 晴  
 
浜ちゃんがピンクゴールドのペンダントトップをプレゼントしてくれた。  
可愛いイルカの形をしている。  
誰かから悪意も何にもないプレゼントもらうのなんていつ以来かな。  
置き去りで孤児院入ってたときに誕生日祝ってもらってからかな。  
やだなぁ、寂しい人生送ってるね私も。  
 
ちょおっと気に入らないのは絹旗ちゃんにも同じプレゼントしてるところだ。  
プラチナシルバーだから私よりちょっと価格は高いんだよ。  
 
まぁ、嬉しかったんだけどね。  
ありがとね、浜ちゃん。  
 
チェーンは絹旗ちゃんがやっすいのをくれた。  
あとでちゃんとしたのを買おうっと。  
 
 
■月■日 晴  
 
まぁ、家主が無能力者のスキルアウトなんで浜面ハウスは狭苦しい。  
三人ものびのびすごせる空間はないよ。  
ちょっと大きめの布団を敷きつめて寝てる。  
 
暗部暮らしが長かったから熟睡する癖はないんだよね。  
夜の二時ぐらいかな。  
絹旗ちゃんが浜ちゃんの布団にもぐりこんでたような気がする。  
寝ぼけてたのかなぁ。  
そんなわけないじゃん。  
 
でも、少しだけ濡れちゃったんだよね。やらしい夢見てたんだなァ。  
 
 
■月■日 雨  
 
ざあざあ雨で外に出られない。  
ずっと絹旗ちゃんのお勧めのくっだらないB級映画を見ていたわけさ。  
 
ちっぽけなソファに三人座ってさ。  
浜ちゃん身体大きいけど私たち二人が身体ちっさいから別に苦しくはないわけ。  
なのに絹旗ちゃんが妙に浜ちゃんに擦りよってるんだよね。  
正直映画よりそっちの方が気になっちゃった。  
ときどきちら見してくるし。  
 
なんなんだよ、もう。  
終いには浜ちゃんの膝をまくら代わりにして横になるしさ。  
 
知ってるんだよ、絹旗ちゃん。  
あんたが映画を真剣に見るとき寝っ転がることだけはないってこと。  
 
なんなのさ、いったい。  
 
 
■月■日 曇  
 
信じられないことがあった。  
浜ちゃんがお風呂に入るときに絹旗ちゃんがついてった。  
なんのギャグだよと思ったけど二人とも当然のように一緒にバスルームに入って行った。  
 
擦りガラスの向こうのシルエットで絹旗ちゃんがしゃがみ込んで浜ちゃんの股間を口に含んでるのがわかった。  
 
なんで?  
だって浜ちゃんのこと馬鹿にしてたじゃない。  
ううん、そんなことじゃなくって。  
なんでそんなことしてるの?  
 
自分と同じ年のまだ十二歳の絹旗ちゃんがそんなことをしてるのが信じられなかった。  
裸視していないからってわけじゃなくって、リアルには程遠かったから。  
 
ごくりと喉を鳴らしてしまった。  
聞かれたかもしれないと思ってこっそり部屋に戻ったけど顔が真っ赤になってるのが自分でも判った。  
 
 
■月■日 晴  
 
浜ちゃんがいやらしい目で絹旗ちゃんを見てた。  
絹旗ちゃんもその視線を嬉しそうに受け止めてた。  
 
なに、この生々しい空気。  
あんたたちできてたの?  
 
すっごく居心地が悪い。  
 
抱き寄せるなよキスするなよ私がいるんだぞ。  
 
寝る時も絹旗ちゃんは当然のように浜ちゃんの布団に入る。  
嬌声なんて聞くもんじゃない。  
特に知り合いのものは。  
必死に頭から布団をかぶって耐えた。  
耳のスイッチオフにできればよかったのに。  
 
 
■月■日 晴  
 
腕と足を縛られた。  
少しだけ抵抗したけど能力が無ければ私はか弱い女の子に過ぎない。  
 
私は出力を上げるサイボーグじゃないから縄をぶち切ることなんてできない。  
ううん、たぶんそんな気になれない。  
腕を取り外して逃げようって思えなかった。  
 
だって、絹旗ちゃんがすごく嬉しそうな顔してるから。  
幸せそうな顔してるから。  
 
置き去りで、暗闇の五月計画の被験者で生き残りで、暗部で殺しばっかしてたのに。  
 
すっごく綺麗だった。  
 
横になった浜ちゃんの上で慣れた態度で腰を振ってる絹旗ちゃんが輝いて見えた。  
ものすごくうらやましかった。  
部屋中がすえた臭いになったのに気にならなかった。  
 
セックスの後で浜ちゃんが私の下着を覗きこんだ。  
 
当然濡れていたんだと思う。  
 
 
■月■日 晴  
 
今日も縛られた。  
抵抗する気力なんかない。  
 
絹旗ちゃんが思いっきり浜ちゃんに甘えてた。  
可愛いとか好きだとか、そんなチープな言葉をねだって、言われると溶けそうなぐらいに幸せそうに笑って。  
 
聞いてらんない。  
うらやましくなる。  
絹旗ちゃんばっかりずるいよ。  
 
無意識のうちに太股をこすり合わせてるとぐじゅって湿った下着がずれる感触が気持ち悪かった。  
 
 
■月■日 雨  
 
今日は縛られなかった。  
けど見てろって言われた。  
 
駅弁っていうのかな。  
こう、抱える形で、でも向かい合ってじゃなくって小さな女の子がパパにおしっこさせてもらう時の形で。  
絹旗ちゃんの毛も生えてないおまんこに浜ちゃんの黒くておっきなおちんちんが出入りするところを見せられた。  
あんまりにも生々しすぎて怖かった。  
 
だって、あんなの絶対痛いはずなのに絹旗ちゃんはすごく気持ちよさそうで。  
生臭い臭いがして頭ががんがんした。  
 
それに、信じられないことに、その恰好のまま絹旗ちゃんのおまんこからちんちんを抜いて、お尻の穴に入れ直した。  
 
思わず息を飲んだ。  
だってそこは入れる場所じゃないよ!  
そんな変態みたいなこと絹旗ちゃんがしてるの?  
驚いている私を見下ろしている絹旗ちゃんは勝ち誇っていた。  
 
悔しいとか何だとかの前に、もう羨ましくってしょうがなかった。  
 
 
■月■日 晴  
 
この街の科学力は変な方向に進んだりもする。  
五歳の女の子が男欲しさに股を開く、そこまでおかしくなるような薬だって作られてる。  
私だってそうなってたかもしれないよ。  
 
殺したり下部組織を好きなように動かしていたり、それが楽しくてげらげら笑ってたはずなのに。  
今はなんでそんなことが楽しかったのか思い出せない。  
考えてみれば絹旗ちゃんに劣等生扱いされてコンプレックス解消するためにサイボーグになって。  
そこまでして作った強さを浜ちゃんにブチ壊されたんだよな。  
情けないな、私。  
 
浜ちゃんに抱きついて泣いて懇願した。  
女にしてくれってわんわん泣いた。  
まだ十二歳で、年齢的にはほんの少し前までランドセル背負ってたかもしれない私が男を欲しがってぼろぼろ泣いた。  
 
 
 
 
私は女になった。  
 
第一位の精神構造を植えつけられた私は痛みにはものすごく強いはずなのに涙が止まらなかった。  
 
 
■月■日 曇  
 
今日から絹旗ちゃんが私の教師ってことになった。  
旧式に負ける訳にはいかない。  
生徒って立場は気に入らないけどテクニックは全部盗んでやる。  
 
目の前におちんちんを突き付けられると処女を捧げたときよりも恥ずかしい。  
よくこんなの平気な顔で舐められるな絹旗ちゃんは。  
 
最初に絹旗ちゃんのフェラをじっくりと観察する。  
ちろちろ舐めるだけじゃなくっていっぱい口に含んだりした。  
喉の奥まで呑みこんだりもした。  
 
ちっちゃい口なのによくやるよ。  
 
でも私がするときよりも浜ちゃんが気持ちよさそうなのが悔しい。  
絶対うまくなってやる!  
 
 
■月■日 晴  
 
今日はデート……でよかったのかな?  
浜ちゃんと絹旗ちゃんと私とでゲーセンに行った。  
 
ガンシューティングで絹旗ちゃんと勝負をして負けた。  
音楽ゲーで勝負したら勝った。  
決着をつけようとしたらプリクラに引きずり込まれた。  
浜ちゃんは結構強引。  
 
コスプレプリクラってやつだった。初めて見た。  
貸し出してくれる衣装が何種類もあった。  
絹旗ちゃんがいうところでは浜ちゃんは結構コスプレが好きらしい。  
 
ウエディングドレスを着せられた。  
やっべぇ、めちゃくちゃ嬉しい。  
浜ちゃんの横で純白のドレスなんて安っぽい映画みたい。  
髪も綺麗に整えておけばよかったかな。でも携帯の充電池に張り付けた写真の中の私はすごく幸せそうだ。  
でかいコブが邪魔だけどさ。  
 
帰りにいつものファミレスでご飯を食べた。  
ここでは浜ちゃんがカーストの一番下になるのでドリンクバーへ行けって命令する。  
めちゃくちゃ気持ちよかった。ぎゃはっ。  
 
 
■月■日 雨  
 
私の舌が気持ちいいって浜ちゃんに褒められた。  
ぎゃははっ、絹旗ちゃんとはCPUの出来が違うんだにゃーん。  
 
でも私がフェラをしているときに絹旗ちゃんが浜ちゃんの後ろに回ってお尻の穴を舐めた。  
浜ちゃんがすっごく興奮していた。  
 
なんだよ、それ。私まだ教えてもらってない。  
言ってくれれば絹旗ちゃんより先にしてあげたのに。  
 
今日は絹旗ちゃんは危険日だって。  
だから中出しできないねぇ、ご愁傷さま。  
ってはずだったのに三回もしてもらってた。  
 
私は二回だったのに。  
 
超許せねェ。  
危険日中出し三回なんて羨ましすぎる。  
絹旗ちゃんのお掃除フェラを邪魔してしゃぶりながら私にも同じことしろって浜ちゃんに迫った。  
 
 
■月■日 雨  
 
今日は浣腸をされた。  
絹旗ちゃんが言うには初心者は二百ミリリットルでもきつい、らしい。  
知らないよ、そんなマニアックなこと。  
 
三人して狭いお風呂場に入る。  
絹旗ちゃんが一リットルも入れられているのを横で見ていると正直怖くなった。  
あんなに入るわけないじゃない!  
半分でいい、って浜ちゃん言ったけど、それでも五百だよ!  
 
結局入れられた。  
おなかがめちゃくちゃ痛かった。  
 
フェラでいかせられたらトイレに行かせてくれるって浜ちゃんが言った。  
こんなに苦しいのにそんな時間あるわけないじゃない。  
絹旗も余裕があるわけじゃなかったけど二人して必死になっておしゃぶりした。  
お尻の穴だって舐めたよ。ドリル舐めってやつ?  
おかげでか、結構早く射精してくれた。  
こっちはぎりぎりだったけどね。  
 
でも、酷いんだ浜ちゃん。  
ここなら掃除が楽だから思う存分出せって。  
もうトイレに駆け込む余裕なんか無くってさ。  
思いっきり泣きながらうんちしたよ。  
この年になっておもらしするなんて思いもよらなかった。  
 
そのあとで掃除したんだけどさ。  
浜ちゃんが手伝ってくれるのがすっごくつらかった。  
 
 
■月■日 晴  
 
(このページは切り取られている)  
 
 
■月■日 晴  
 
これからはセックスの前には必ず浣腸しろってさ。  
お尻の拡張をしてくれるみたい。  
絹旗ちゃんとのアナルセックス見てからやってみたいなとは思ってたんだけど浣腸は恥ずかしすぎるよ。  
 
絹旗ちゃんのお尻って白くて丸くてシミ一つない。  
そんなところに浣腸するのってレズじゃないけどすっげぇドキドキする。  
私もされるんだけどさ、汚い肌じゃないかな。  
比べられたらしょげるかも。  
 
おなかごろごろしてるのに絹旗ちゃんとシックスナインをしろって言われた。  
だからレズじゃないってば!  
 
浜ちゃんの命令は絶対だからしぶしぶ舐めたよ、舐められたよ。  
絹旗ちゃんのおまんこは近くで見るとめちゃくちゃ綺麗だった。  
ピンク色で形も綺麗で。  
比べられたりしたら嫌だな。  
自分のじっくり見たことないけどこんなに綺麗だったら勝ち目ないもん。  
 
 
■月■日 晴  
 
今日は水族館デート。  
 
海鳥って名前だからさ、結構海の生物とか好きなんだよね私。  
タチアナゴとか色々いたから浜ちゃんに説明してあげた。  
よく知ってるなって頭撫でてくれた。  
おっきな手で撫でられるのすっげぇ気持ちいい。  
猫耳とか尻尾とか欲しくなっちゃっう。  
にゃにゃにゃーんって甘えてもまだ許されるよね?  
 
そしたらさ、絹旗ちゃん妬いちゃったんだろうね。  
浜ちゃんの足蹴っ飛ばしたの。  
ざまぁみろってげらげら笑っちゃった。  
 
帰りの公園の林に連れ込まれてパンツずり下ろされた。  
真昼間の外で中出ししないでよ、怖いからさ。  
 
 
■月■日 晴  
 
今日はショッピング。  
 
第一位のくっだらねぇ趣味の影響か、私はモノトーンしか持ってないんだけど浜ちゃんがワンピース買ってくれた。  
空色の透明感のあるワンピース。  
こんな女の子っぽいやつ私に似合わないよ。  
嬉しいけどさ。  
 
絹旗ちゃんはオレンジ色のブラウスとチェックのスカート。  
畜生、かなり可愛いぞ同性の目から見ても。  
素材じゃ負けてないはずなのに少しだけベクトルが違うだけでこうも変わるかなぁ。  
 
着替えたまま購入してタグを切ってもらった。  
そのままデートを続けるはずなのにトイレに連れ込まれちゃった。  
 
おしゃぶりして一回づつ中出しされちゃった。  
 
もう、せっかくのワンピースにシミがついたらどうしてくれるのさ。  
飲ませてくれた方が安心だよ、まったく。  
 
 
■月■日 雨  
 
浜ちゃんの太い指を三本受け入れられるようになったから、今日は初めてのアナルセックスだ。  
 
正直ドキドキする。  
絹旗ちゃんのあの顔が私にもできるんだなってちょっとした優越感がある。  
たっぷりワセリンを塗ってもらっておちんちんを受け入れた。  
 
すっげぇ苦しかった。  
私は痛みや苦しみに強いはずなのに内臓を圧迫される感覚は別もんだよ。  
下半身はまっさらで改造してないからなぁ。  
でも浜ちゃんは絹旗ちゃんのアナルヴァージンよりも楽そうだって言った。  
ロストヴァージンの時ぐらい他の女の話をしないでほしいなあ。  
 
思いっきり射精してもらった。  
初めてでもおなかの熱さってわかるもんなんだね。おまんこと一緒で。  
初めてをいっぱい捧げたおちんちんを口で綺麗にしてあげた。  
 
 
■月■日 雨  
 
今日も雨だ。  
雨って手術跡が痛んだりするから嫌い。  
でもお風呂場で裸で過ごすのは好き。  
 
狭苦しい湯船につかって思い切り浜ちゃんに甘えた。  
大好き。  
全部あんたのものなんだからね。  
 
絹旗ちゃんに負けないように全部の穴が使えるようになったんだ。  
全部つかってもらった。  
いっぱい精液飲んだしいっぱい精液注いでもらった。  
 
二回目のアナルで私はイクことができた。  
おまんことおなじで目の前がちかちかしてすっごいことになった。  
そうしたらさ、浜ちゃんそのまま私の中でおしっこしたんだよ、酷いよね。  
そんなのも受け入れちゃう私も大概だけどさ。  
 
でも、これは絹旗ちゃんもされてないことだったんだ。  
結構優越感に浸れたよ。  
 
 
■月■日 晴  
 
今日は最低だったよ。  
何なんだよ、もう。  
 
裸に剥かれたのはいいよ。首輪をつけられたのもいい。リードをつけられたのだって我慢するさ。  
 
けどそのまんま外に出るって!?  
 
確かに誰もいない真夜中だけどさ、首輪と靴下と靴だけで散歩なんてハイレベルすぎるわコラ。  
柔らかい地面の場所を見つけたら四つん這いになって犬みたいに歩けって、本当に最低だ。  
私に露出趣味はねェンだよ!  
 
さらには植え込みにおしっこしろって言うし。  
絹旗ちゃんが泣きながら片足上げるから私もしたよ。  
でも、そんなのすぐに出る訳ないじゃない。  
思いっきり冷や汗かいてやっと出たらくせぇくせぇって浜ちゃんが。  
 
仕方ないじゃない。濃縮されちゃったんだよ汗かいたからさ。  
 
もうボロボロ泣いたね。  
警備員が来るかもしれないから声は上げられないけどプライドなんかもうズタボロさ。  
 
それでも太いおちんちん入れられると喜んじゃうんだから私も絹旗ちゃんも本当に牝犬だよね。  
正真正銘の変態だよ。  
こんな身体にした責任絶対取ってもらうんだから。  
 
 
■月■日 雨  
 
最近身体の調子が悪い。  
脂っこいものが食べられないしすぐ吐くし。  
もしかしたらと思って検査キットを買ってきてチェックしたら妊娠していた。  
絹旗ちゃんも一緒だったよ。  
 
まったく、まだ十三歳になったばかりだっていうのに、この変態。  
 
でも嬉しい。めちゃくちゃ幸せ。  
絹旗ちゃんも喜んでる。  
二人一緒に妊娠するって、これはもうちょっとした運命かな。  
もちろん産むよ。大好きな浜ちゃんの赤ちゃんだもん。  
 
記念ってことで指輪をおねだりした。  
まだ結婚できる年じゃないけど欲しいんだから仕方ない。  
腕がつくりものってことをこの時だけは後悔したなァ。  
 
ニップルピアスとかつけてもらおうかな。  
乳首は『生』だし。  
 
 
■月■日 晴  
 
臨月も近いのに性欲が収まらないね。  
飲精だってジャンキーレベルだよ。すぐ口が寂しくなっちゃう。  
お尻の穴だってぱくぱくしちゃうし。  
本当に変態だね私たち。  
 
このでっかくなったボテ腹を二つ合わせた腹ズリが浜ちゃんのお気に入りだ。  
せっかくおっぱいも大きくなったのに。  
そりゃ二人で頑張らないと挟めないけどさ。  
 
でもお腹押しつけられるので本当にいいのかな。  
こんなの何処が気持ちいいのかわからないけど興奮するらしい。  
うん、まぁ私も興奮するし。  
あんたのパパはあんたの入ってる袋を感じて気持ち良くなってるんだよってよく子供に言ってるよ。  
蹴っ飛ばしたりぐるぐる回ったりで返答感じるのが面白いね。  
 
子宮を残しておいてよかった。  
女って子宮でものを考えるっていうけど本当だね。  
大好きな人の子供がいるってだけで幸せだもん。  
 
絹旗ちゃんがさ、初めての家族だって喜んでた。  
私もそうだよね。  
血の繋がった家族ってこの子が初めてだもん。  
でもさ、もう私たち家族だよね?  
 
あとさ、絹旗ちゃんがとんでもないことを言うの。  
これまでで一番幸せなことは赤ちゃんを孕んだことで次が浜ちゃんの女になったことだからこの子たちも同じことさせてあげたいって。  
ちなみに赤ちゃんは二人とも女の子だよ。  
この子たちに浜ちゃんの子供を孕ませたいんだってさ。  
 
近親相姦じゃん。  
めちゃくちゃ変態じゃん。  
 
でもさ、私、めっちゃ興奮した。  
三十前におばあちゃんになるのにさ。  
おなかの子と一緒にママになれたらどんなに幸せだろう。  
浜ちゃんも苦笑いしたけど否定はしなかったよ。  
十三歳の妊婦妻が二人もいる変態だからね、何をするかわかったもんじゃないし。  
 
あーっ、幸せェ。  
浜ちゃんに抱かれて本当によかった。  
こんなことが待ってるって最初っからわかってたんならあのくっそくだらない時間にももう少し耐えられたのかな。  
もっと早く犯してくれればよかったのに。  
 
ああ、もう浜ちゃんじゃないね。  
 
 
大切にしてね、私の旦那様☆  
 
一緒に奥さんとして頑張ろうね、最愛☆  
 
 
■月■日 雨  
 
 ――以後判読不可能――  
 

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