あれから5年・・・
主人公の家に詩織がやってきた。
彼は結婚してから引っ越していたのでもうお隣さんではない。
だから詩織が彼に会うのは5年ぶりなのだ。
「ほんと久しぶりだわ。メグも元気にしてるかしら・・・?」
ピンポ〜ン!
ドアが開いた。
「おや、いらっしゃい、詩織。さあ、あがって!」
詩織は遠慮せずにあがった。まあいまさら遠慮するような間柄ではないのだが。
「おじゃましま〜す」
直後、奥から紙飛行機を手に持った男の子が走ってきた。
「ぶーん!ぶーん!」
「こ、こら!憲ちゃん!待ちなさい!」
奥から、詩織にとっては懐かしい、聞き覚えのある声がした。
男の子は詩織の前で立ち止まった。
「おばちゃん、誰?」
「お、おば・・・!」
詩織は相当ショックを受けたようだ・・・
「こら、憲一郎!お客さんに失礼だぞ!ごめんな、詩織。子供の言うことだから気にしないでくれ・・・」
主人公が詩織をなだめたが、このショックはしばらく続いたようだ・・・
ようやく、奥から懐かしいメグが登場した。
「詩織ちゃん、いらっしゃい!」
久々に見たメグは、すっかり大人の風貌に変わっていた。綺麗になったなあ・・・。詩織は少しメグが
うらやましくなった・・・
よく見ると、メグのお腹が膨らんでいる。
「あら、メグ。二人目?」
そう質問する詩織に返ってきた返事は意外なものだった。
「ううん、五人目。」
「ご、五人目!?」
居間に通された詩織が見たものは、何ともにぎやかな光景だった。
子供たちが所狭しと騒いでいる。この子達みんなメグの子供なのか・・・
五年前はメグ自身がまだ子供みたいだったのに・・・
詩織は5年という月日の流れを実感した。
「ねえメグ、ひょっとして毎年出産しているの?」
「うん・・・。自分でもよくがんばったなあって・・・・・・。きゃっv」
「いいなあ・・・、メグ、幸せそうで・・・。私なんか未だに独身なのに・・・」
「ま、まあでも23で独身ならまだ大丈夫だよ。なあ、愛。」
「そうよね。だから詩織ちゃんもまだまだチャンスはあるわよ。」
「でも、俺が思うに、詩織って、ちょっと高望みしすぎなんじゃないかなあ?自分ではどう思ってるの?」
「えっ・・・?そ、そりゃあ、人より少しだけカッコよくて、頭もよくて、運動神経もいい人で、それから・・・」
「詩織ちゃん・・・、それ、高望みしすぎ・・・。」
メグと主人公は思わずため息をついた。それにつられて詩織もまた、ため息をついた。
詩織は少し場の雰囲気がしらけてしまったのを感じた。そこで、話題を変えることにした。
「そういえば、メグ。長男のあの子、憲一郎くんだっけ?あの子、今、何歳?」
「4歳と七ヶ月よ。でも、それが?」
「わあ、やっぱり!実はあの頃いろいろなうわさが流れてたのよ。主人公君とメグが実はエッチしているんじゃないかとか。
やっぱり本当だったのね・・・うふふ。」
「そうね・・・。今だから話すけど、あの頃は逢う度にエッチしていたような気がするわ。」
そういってメグは一つの思い出話をしてくれた・・・
きらめき市の神社前には毎年のようにたくさんの夜店が並んでいる。
その入り口に浴衣を着たメグが一人立っていた。
間もなく、一人の男性がメグに話し掛けた。
主人公だ。
「待ったかい?」
「い、いえ・・・。私が早く来すぎただけですから・・・」
主人公は、しばらくメグを見つめていた。そしてこう言った。
「その浴衣、すごくよこ似合ってるね。とてもかわいいよ。」
次の瞬間、メグの顔は真っ赤になった。
「は、恥ずかしい・・・。でも、うれしいです・・・v」
二人は縁日へと入っていった・・・
「あの・・・、腕、組んでもいいですか・・・?」
「はい、どうぞおつかまりください。お姫様v」
そういって主人公は腕を差し出した。腕からメグのぬくもりが伝わる・・・
主人公達は、しばらく縁日を楽しんだ・・・
「あ、あの・・・、あれ・・・。」
メグがいきなり指差した。その方向には朝日奈さんがいる。その傍らには何とあの男が・・・
好雄だ・・・。
二人は腕を組んだかと思うと、縁日とは逆の方向に歩き出した・・・。
「あれ?どこいくんだろう、あの二人?」
主人公とメグは悟られないようについてってみることにした。
朝日奈さんは大きな杉の木を背にして、立っている。
その顔に好雄の唇が重なる・・・
「ん・・・、んん・・・・・・」
やがて、朝日奈さんの胸元がはだけ、大きい胸があらわになった・・・。
その胸を好雄が両手でつかみ、揉んでいる・・・
「あ・・・、あん・・・・・・。」
朝日奈さんのあえぎ声はここまで聞こえた。
やがて、好雄の顔は、朝日奈さんの股の間へと入っていった・・・
「ん〜!いいよお・・・vもっと、もっと舐めてえ・・・!!!」
朝日奈さんの絶叫がこだまする・・・
そして、朝日奈さんは、好雄にお尻を向けた。
そこに、好雄の肉塊が侵入していく・・・
「あ・・・あん・・・・・・ああああんん・・・・・・・・・・・・vv」
「あ、あの・・・、わ、私・・・」
メグは主人公の手のひらを自分の股の間に当てた。
メグの股間からはおびただしい量の愛液が滴り落ちている・・・。なぜか息使いも荒い・・・
「わ、私・・・・・・、もう・・・我慢できません・・・!」
次の瞬間、主人公の唇はメグの唇に重なった・・・
「俺もさ・・・!」
湯上がりのメグの体はとても香しかった・・・
メグのはだけた浴衣から、胸があらわになる。
主人公はまるで子供のように、その胸にむしゃぶりついた・・・
「あん・・・、も、もっとやさしく・・・、して・・・」
メグの淡いピンク色の乳首は、主人公を捉えて離さない。
そのとき主人公の手のひらは、メグの股の間に入り込んでいた・・・
「あ・・・、ああん・・・・・・v」
メグの股間のお豆さんをなでまわすと、メグは体を左右に揺さぶらせのたうちまわる。
「あああ・・・、いい・・・あん・・・ひゃああんv」
主人公の指は、お豆さんから秘密の穴へと入っていった・・・
「ああああああああああ〜〜v」
今度はメグの絶叫がこだまする・・・
「も、もう、我慢できません・・・!挿、挿れてください・・・!」
主人公はメグの後ろに回った・・・
「今日は後ろから・・・、いくよ・・・!」
剥き出しになったメグのお尻から、主人公の肉棒が入っていく・・・
「ああっ!あああっ!ああんv」
メグの膣の穴は今日も締りが良い。
主人公はいつもより激しく腰を振るった。
「ああっ!いいっ!いいっ!ああん!あふう!ああああああ!」
メグは気持ちよさそうによがっている・・・
そして・・・
「メグ、俺もうイキそうだ・・・!」
「わ、私もです・・・!あああっ!イク〜!」
主人公とメグの結合部から、白い液が滴り落ちた・・・
「す、すごくよかったよ・・・、メグ。」
「わ、私もです・・・」
「うひひひひっ!へえ、お前らがねえ・・・、まさかやっているとは(w」
声がした方向を見ると、好雄がいる。
「えっ?は、恥ずかしい・・・!」
何と、主人公達のセクースは好雄に見られていたのだ。
「あのおとなしい美樹原さんが、意外ねえ♪」
朝日奈さんまでいる。
「なあ、俺達の事、他のみんなには黙って・・・」
主人公の問いかけに、好雄は・・・
「バカだなあ。俺が愛する二人の仲を気まずくさせるような真似をするわけないだろ。安心しな。誰にも言わないから。」
朝日奈さんは・・・
「あたしは条件があるわ。あたし達のこともばらさないこと。いい?わかった?」
「う、うん・・・。わかったよ・・・。しかし、お前らの仲もここまで進んでいるとはねえ・・・(w」
「べ、別にいいじゃねえかよ!なあ、夕子。」
こうして好雄たちと主人公達は別れたが、後日、変なうわさが流れた。
主人公が美樹原さんとHしていたというものだ。
「好雄〜!!!」
「ま、待て!俺じゃねえ!本当だ!信じてくれ!」
「じゃあ、朝日奈さん!」
「ちょ、ちょっと待ってよ!あたしじゃないわよ!ほんとに!」
「まさか、メグが・・・?」
「そ、そんなわけないじゃないですかあ〜!」
「じゃあ一体誰なんだ?」
そこに、伊集院が入ってきた・・・
「やあ君達、僕の見ていないところでふしだらな行為をするのはやめてくれないかね?
学園の風紀が乱れるじゃないか。」
主人公はすかさずツッコミを入れた。
「じゃあ、お前の見ている所でなら好きなだけやってもいいんだな?」
「えっ?あ・・・、い、いや・・・。ぼ、僕はこれで失礼するよ。では。」
伊集院は顔を赤らめて出ていった。何だったんだ、あいつ・・・?
縁日の日、神社の裏からコアラ頭の女の子が出てきたというのは、意外と知られていない・・・
メグのひととおりの話を聞いて、詩織は思わずため息を漏らした。
「はあ〜、みんな学生時代にいい思いしてるのねえ〜・・・。あたしなんか未だに・・・(涙)」
「詩織ちゃん、これからじゃない!気にすることなんかないわ!がんばって!」
「そう、俺達はたまたま早かっただけさ。詩織はこれからなんだぜ?」
「そうね、ありがとう。なんか元気が出てきた。よし、やるぞ〜!」
実はこの話には後日談がある・・・
縁日の日からおよそ10ヵ月後に長男が生まれているので、あのときに種がついたことは確かだ。
そして、出産が近くなってきたある日・・・
主人公は、愛を連れて、病院へやってきた。
これから出産のために入院するからだ。
愛の病室が決まった。
主人公達は、病室の前にきた。その名前のプレート、愛の隣には見なれた名前が・・・
「早乙女・・・夕子!?」
「ま、まさか・・・!朝日奈さんも・・・?」
病室の中に入ると、そこにいたのは・・・!
「やだ、美樹原さんと主人公くんじゃない!まさかあなたたちも・・・?」
「ま、まあそういうことかな・・・ははは・・・」
「ね、ねえ、まさか、あなたたちもあの縁日のときに・・・?」
「えっ?ま、まさか、君達もなのかい?」