「昴流をあのままにして私だけ幸せになることはできないのよ。だから、私を殺しなさい」  
星史郎のマンションの一室で北都は星史郎に言った。  
「いいでしょう」  
彼女の普通ではない要求に彼は何の躊躇もなく了承した。  
すぐさま北都は今まで一度も使ったことのない呪文を唱え始め、星史郎は彼女の言葉に耳を傾けていた。  
呪文を唱え終わると、それまで閉じていた目を見開いた北都は星史郎を見た。  
「星ちゃん?」  
様子がおかしい。  
自分が目を閉じてる間星史郎は自分を殺すための準備にとりかかってたと思っていた北都は、  
全くその素振りを見せない彼にかえって焦りを感じた。  
「北都ちゃん、『僕が急に殺したくなくなった』と言ったらどうしますか?」  
「なっ!?そんなの許さないわよ!」  
北都が思わぬ発言に冷静さを失ったのとは対照的に、星史郎は先程からずっと同じ微笑みを絶やさなかった。  
同じ表情のまま彼女に歩み寄り、そのまま紅潮した頬に触れる。  
「僕に殺して欲しいのなら、僕のすけべな欲求も聞いてくれますよね?」  
「何でそんなことしなくちゃいけないのっ!?」  
「呪文を聞いてわかりました、北都ちゃんは昴流君の身代わりになって僕の手から守るつもりなんですね?」  
「そうよ、私が殺されなきゃ星ちゃんに昴流が殺されちゃうかもしれないわ」  
「それじゃあ僕が君を殺さないと昴流君は守れませんね、いいんですか?見殺しにして」  
「!…わかったわよ」  
昴流の名を出され、北都はそれ以上拒否することができなくなった。  
 
数分後、ベッドに腰掛けた星史郎が離れて立つ北都に指示する。  
「それじゃあ、まずは着ているものを全部脱いで下さい」  
北都は黙ったまま頷き、式服を取り去って床に置いた。  
あとは下着を身につけているだけである。  
星史郎が自分を見ているのでなかなか下着まで脱ぐ踏ん切りがつかないでいると、  
「どうなさったんですか?」  
と催促され、覚悟を決めざるを得なくなった。  
ブラジャーを外し、右腕で胸を隠したまま左手で降ろして下部を隠す。  
「綺麗ですよ。ただ、隠すとかえって目立ってしまいますね」  
「うるさいっ、このド変態」  
知識はあるものの、好奇の目で自分の肌をじろじろ見られることは、良家育ちの北都には耐え難い屈辱である。  
恥ずかしさで顔だけでなく身体が熱を帯びてくるのを彼女は感じた。  
 
身体を隠したまま星史郎の傍らに座り、きつく睨み付ける。  
「で、私にどうして欲しいのよ?」  
「どうしましょうかね?」  
とぼけるように星史郎は北都をゆっくり仰向けにさせ丁寧に彼女を覆う手をどかした。  
同時に北都はに彼の視線から逃れるように顔を背ける。  
「どーせすぐに終わるんでしょ、好きなようにすれば?」  
彼女にしてみればこれが精一杯の抵抗であった。  
とはいっても大体星史郎がこの後何をしたがっているのかは予測できたし、その状況になっても冷静さを保っていられる確信はある。  
「本当にいいんですね?」  
北都にはからかわれているようにしか聞こえない。  
「つべこべ言わないでさっさと…んっ」  
言い終わらないうちに胸の先端を摘まれ、思わず声を上げてしまった。  
「意外と経験は少ないみたいですね。色も綺麗ですし」  
「いちいち変なこと言わないでってばぁはぁっ」  
星史郎の愛撫が続く中、なんとか淫らな声を出さないように耐える北都の息遣いは荒くなっていった。  
 
北都はそれでも目を合わせないように星史郎から顔を背ける。  
彼女の胸の先端が硬く立つまで星史郎はその小ぶりながら整った胸と先端を刺激し続けた。  
「気持ちいいみたいですね。北都ちゃんがこんなときでも感じてしまう意地汚い人だと知ったら、  
昴流君はまた悲しむかもしれませんよ」  
北都の脳裏に心を閉ざしたままの昴流の表情が浮かんだ。  
あの瞳は自分を責めているようにも見えなくもない。  
「馬鹿っ!もとはといえばあんたが…」  
星史郎が言葉を遮るかのようにそれまで閉じられていた北都の両足を開き、膝を立たせた。  
「何すんのよ!やめてってば!」  
文句は言うが抵抗はできない彼女を無視し、彼はあらわになった秘所に指を入れた。  
「くっ、うぅぅん…」  
「思ってたよりきついですね。もしかして初めてですか?」  
「そ、そんなことどうでもいいでしょ」  
濡れた指を引き抜き、すぐ上の敏感な突起に擦り付けると、  
「ひゃぁぁぁんっ!」  
と初めて北都は身体をくねらせ大きな声を出した。  
「どっちにしても、やっぱり北都ちゃんはいやらしいんですね」  
初めての感覚に耐えようとする北都に、星史郎はからかい半分に笑いかけた。  
 
敏感になった突起の包皮を剥き、こすったり潰したりして弄ぶ。  
とうとう北都は声を抑えることができなくなった。  
「あぁん、あっ、いやっ」  
星史郎の指が触れるたびに声をあげる。  
この刺激が快感だとわかるのに時間はかからなかった。  
知識はあったが理性を失いそうになるほど快感が強いなんて作り話だと考え、なめていたのかもしれない。  
自分の読みはいつも甘い。  
情けなさでいっぱいになった彼女の秘所からは本人の意思に逆らい愛液が溢れ、それを星史郎に  
「グショグショになっていますよ」  
と指摘される。  
これだけの恥辱に感じている事実に彼女はもう抵抗できず、指に反応するだけである。  
ふと星史郎の指が止まる。  
北都の視界の外でジッパーを外す音がして、彼女は快感の波から現実に引き戻された。  
「やっ…本気なの!?」  
「当然じゃないですか」  
これから起こることが生々しく頭に浮かんで彼女の顔はひきつった。  
 
星史郎はそのまま下着ごとズボンを降ろし、北都の眼前に彼の怒張が晒された。  
北都は今になるまでそれを直接見たことはなく、脈打つそれを見て呆然とした。  
「やはり初めてでしたか」  
「・・・」  
不気味ですらある怒張はこれから起こる強い痛みを連想させる。  
開かれた膝を思わず閉じてしまった。  
星史郎はすぐに彼女の脚を開かせようとする。  
「おや、今まで昴流君にすけべなことをおっしゃってきたのに、自分は怖いんですか?  
それでは可愛い弟さんを守れませんね」  
星史郎の口調は怯える北都を面白がるだけで気づかいを微塵も感じさせない。  
短い沈黙の後、北都が震える脚を再び開いた。  
ところが、星史郎はいきなり北都の傍らに寝転んだ。  
「そういえば北都ちゃん、自分で挿れるほうが痛くないらしいですよ」  
「はぁ?」  
 
星史郎の言葉が何を指すのかを知っていたが、その行為がどれだけ屈辱的なのかも北都は  
わかっていた。  
「絶っ対嫌よ!そんなの!」  
「そうですか?グショグショになっていたので嫌そうには見えませんね」  
事実、彼女の秘所は強い快感と覗かれる恥ずかしさとで愛液が溢れ出ていた。  
「うるさい」  
「僕の要求をのまないのなら、もう僕はここを出ますが」  
脇にいる必死な形相の北都に星史郎は余裕で微笑み返す。  
「もう、やればいいんでしょっ」  
観念し、北都は起きあがって星史郎の膝をまたいだ。  
慎重に秘所の入口に怒張をあてがい、ゆっくり腰を落とした。  
「…っ」  
少し挿入を試みただけで鈍い痛みが彼女を襲う。  
我慢をして続けると、彼女を遮る膜のようなものがあるのに気づいた。  
 
そこから更に腰を落とすと、想像以上の痛みに彼女の目に涙がにじんだ。  
「い…たっ…」  
だが、それだけでは終われないのはわかっているので、再び腰を上げた。  
屈辱的な格好でゆっくりと腰の動きを繰り返すたびに、秘所は淫猥な音を立てる。  
あとどれくらいで彼は自分を殺してくれるのかがわからない。  
極度の恥ずかしさと恐怖の中で、徐々に痛覚とは別のものが彼女の中で起こった。  
「あぁ…ん」  
腰を動かす速さが増していくのを満足そうに見つめ、星史郎は彼女の胸に手を伸ばした。  
「やっ、あぁぁ」  
胸と秘所から込み上げる快感に、愛液は増して二人の身体を汚した。  
北都の視界は涙でぼんやりして、意識すらも混乱を極めた。  
「んっ」  
何かが切れたかのように、北都は星史郎の上に崩れ落ち、彼は彼女を容易に抱き留めた。  
彼女の表情を間近で見る。  
「おや、失神なさったんですか?…無様ですね。  
貴方は本当に読みが甘いんですから。  
僕は『今すぐに殺す』とは言ってませんよ?」  
北都の身体を傍らに寝かせ、顔を近づける。  
「それに…貴方は僕にとって物の中でもとりわけ『役に立つ道具』なんですから、そう易々とは  
殺して道具を壊すような真似はしませんよ、北都ちゃん」  
そういって星史郎は北都の唇に自分のそれを押し当てた。  
 

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