それは一月半程前の事だった。
「今日は楽しかったよ、いちご」
遊園地からのデートの帰り道、僕は彼女に微笑みながらそう言った。
彼女の名は桃宮いちご、この僕…青山雅也がつきあってる女の子だ。
今まで僕は良い子という仮面を被って生活していた…顔は笑っても心では冷たいままで
だけどいちごと出会ってから僕は心から凄く楽しい気分になるのだ、幸せともいえようか。
「あたしも、すごく楽しかったよ、青山君」
いちごも微笑みながらそう言ってくれた、照れて顔が赤くなってるのがすごく可愛い。
「それじゃまた明日に学校でね!」
僕の家の前で彼女と別れた…僕は名残惜しい気分で帰路につく彼女を見送る。
また明日、学校であの笑顔が見れるかなと、その時の僕は思ってた。
その日の夜、彼女の身に起きる出来事を知らずに…。
その翌日、
「おはよう、いちご!」
校門前でいちごの姿を見た、いつもより早い通学に驚きつつも彼女に朝の挨拶をする。
「お、おはよう青山くん」
?…その時、何処かいちごの表情に違和感を感じた。何か影がある、無理をして笑おうとしてさえいるような気もした。
そういえばいちごの顔が何気なく赤いような、もしやと思い自分の額をいちごの額に当ててみる。
「えっ・・・あ、あおやまく・・ん?」
「・・・ちょっと熱あるかな?顔が赤くて元気なさそうだったから・・・もしかして風邪ひいた?」
ひょっとして昨日の疲れがでてるのだろうか?
「あっ・・・う・・・うん、ちょっと風邪こじらしてしまって」
するといちごは逃げるように走って行ってしまった、もしかして恥ずかしかったのかな?
結局その後は、学校でいちごには会えなかった。そこでその夜に僕はいちごに電話してみたのだが、、
「もしもし、いちご」
『あ・・・青山くん?んんっ・・・』
聞こえてきたのは、どこかおかしいいちごの声、まさか病状が悪化した?
「いちご?何か声が変だけど・・・何かしてた?」
『うん・・・寝てたの・・・あっ・・か、風邪がちょっと・・・んんっ・・ひ、酷くなったみたいで・・・』
やはりそうか…彼女は僕に風邪を移さないように学校では避けてたのだろうと思うのだったが。
『ぁぁんんっ・・・・』
しかし何か引っかかる…何かを我慢してるような声、かなり苦しそうだが
「そ、そうなんだ・・・なんか息苦しそうだね・・・大丈夫?」
『う、うん・・・あんっ!』
「いちご?」
何だろう、どことなく甘い響きがする声が聞こえたが。
『だ・・・だいじょうぶ・・・んんあ・・・あ、頭にの、のせてた氷がお、落ちちゃって・・・んあっ・・か、体がぬ、濡れちゃったから・・・』
どこか何とか誤魔化そうとしてる気配がする、どうしてだろうか気になる。
「・・・そうなんだ、明日には治りそう?」
『う、うん・・・あ、明日には・・・んっ・・・げ、元気な・・・か、顔で・・・はぁぁ・・・会えると思うから・・・』
だがやはり変だ、一体どうしたというのだろうか?
「本当に大丈夫なのかいちご?さっきから本当に声が変だし・・・いちご?」
返事が返ってこない、ますます不安が積もる
「いちご?もしもし!?」
だがそのすぐ後、電話は切れた…
そして一ヵ月半程経った今現在まで、僕はあの事について詳しくいちごと話をしていない。
それはどこか不安だったからかもしれない、もしもこの事を問い詰めれば僕達の関係が壊れる気がしたからだ。
喜ぶべきだったのは、一週間程で彼女がいつも通りになった事だろうか、
むしろ吹っ切れたというべきか…だが僕の前でいちごはどこかその笑顔に影があった。
そして今日、学校でいちごを見つけて呼び止める。
「いちご」
「青山くん!」
いちごの友達が申し訳なさそうに立ち去り二人きりになる。
「あ、お友達に悪かったかな・・・いちごの顔を見たから声をかけたんだけど」
「そ、そんな事ないよ」
いちごは頬を赤く染めて動揺する、すると彼女の頭から猫耳が現れた。
「!?いちご、耳!耳!!」
「えっ、きゃあ!?」
とっさに僕は体でいちごの頭を隠す、彼女は普通の体質ではない、
猫の遺伝子が注入されてどういうわけかドキドキすると猫の耳や尻尾が現れるそうだ。
僕を見てドキドキするなら、いちごが僕を好きだという事なのだから…
あの日からいちごが僕から離れていくような気がして不安を感じていただけに安心する
「あ・・・」
体が密着して、いちごの激しい鼓動が聞こえてくるようだ
「大丈夫かい、いちご」
彼女が恥ずかしがってる事に気付いて体を離す、確かに学校ではやばいか
「んあっ」
その時だった、急にいちごが声をあげて体をふるわせたのは
「いちごどうしたの?」
「な、何でもないよ・・・ちょっと立ちくらみ、ほら私って朝弱いから」
心配になり声をかけるが、いちごはそう言って笑ってみせた。
その日、家に帰った僕はそのままベットに寝転ぶ、そのままいつしか夢を見ていた…。
夢の中でいちごが泣いてる、
『ごめんなさい・・・青山くん・・・あたし・・・もう・・・』
僕は涙を流す彼女を抱こうと手を伸ばすが、どうやっても手が届かない…。
するといちごの背後に別の男の影が現れた。
『そうさ、もうイチゴの全てはボクのものなんだからね』
男の手が伸びていちごの体を絡めるように抱き寄せていく。
いちごは最初その手を拒んだ、しかし手が体に触れるととたんに表情が変化し自らその身を男にゆだねるのだった。
(いちごぉぉーーーーーー!!)
僕は喉が潰れる程に声をあげて愛しの彼女の名を叫ぶ・・・しかし声は出ない。
『もうイチゴにお前の声は届かないんだよ、全ては遅かったのさ』
男のその声と共に、男といちごの姿が消えていく・・・一人僕は闇の中に残されたのだった。
「いちご、いちごーー…」
目を明けた、そこに見えるのは見慣れた天井、どうやら悪夢から目を覚ましたらしい。
「はぁはぁ・・うっ!」
体がべっしょりと汗で濡れてる、何故か体中に痛みを感じる。
「僕は一体・・・うっ!」
『何回ボクの・・・を体内に流・・・かな?最・・・じゃイチゴ・・・大事なところを見せて・・・よ、
中に・・・てね・・・さっきなんて、自分からボクの・・・・宣言までしたし・・・』
「(誰だ・・・お前は!何を言ってる・・・何を!)」
頭に夢の声に似たの男の言葉が響く、胸の鼓動が激しくなる
それはもちろん今まで聞いた事のないはずの内容だったが、僕は激しく嫌な感じがした。
僕は飛び起きると、そのまま家を出て街を歩きまくる、僕自身理由はわからないが、
まるで本能がそうさせるようだった。
そして見つけたのだ、彼女を…そして名前を叫ぶ
「いちご!」
そう、僕はいちごを探していたのだった。
「あ・・青山君!?」
姿を見るなり彼女の名を叫ぶ、すると彼女は振り向いた
だが瞬時にいちごは視線をずらす、僕の眼をまっすぐ見ない
それだけで胸がしめつけられる思いがした、だが僕は
「いちご・・・今から僕の部屋にこれないか」
「え・・・!?」
自分でも驚く発言をしてしまった、だが勢いは止まらない。
いちごの体を抱くと耳元でさらに驚く言葉を口にする。
「今日は・・・今晩、君を離したくないんだ・・・抱きたい」
さらに強く彼女を抱く、不安だった…夢のようにいちごが僕から離れていくのが
だからこそ今、彼女を放したくなかった。
そしていちごはコクリと縦に頭を振った。
再び僕は自分の部屋に戻っていた。今、浴室ではいちごが身体を洗ってる。
胸がドキドキする…当たり前だ初めての事なのだから、
「青山くん・・・いい?」
部屋のドアの向こうからいちごの声が聞こえる。
「・・・いいよ、いちご」
ドアがゆっくり開く、するとまだしっとり濡れた髪を下ろし、桃色に火照いる体をバスタオル一枚で隠したいちごが姿を見せた
僕は思わず見とれてしまった、唾を飲み込む。
ベットに座ってる僕のとなりに、そのままの格好でいちごは座った。
胸の鼓動が激しい…いちごもそうなのだろう、猫耳もでてるし表情も恥じらいで真っ赤だ。
僕は手をいちごの肩にのせると、そのまま顔を近づけて唇を重ねた。
「んっ・・・」
そして顔を離し彼女の顔をじっくり見る、いちごは少し戸惑ったような表情をする。
「いくよ、いちご」
そのままベットにいちごの体を押し倒し、バスタオルをめくりいちごの裸体をおがんだ
初めて見る女の子の裸…胸の可愛いらしい小さなピンク色した乳首が目の前にある。
さらに下に視線をおとすと女の子の大切な場所で秘所たる部分が見える。
「女の子のここって、こうなってるんだ・・・」
その感激のあまり思わず口に出してしまった。
ピンク色した割れ目が開き内側が濡れるのがわかる、上部に豆のように膨らんだ部分がある、
それがクリトリスという部分なのだろうかと熱心に魅入っていた。
「は、恥ずかしい・・・」
秘所に視線を感じていちごが頬を赤くしてうつむいてる、その可愛らしい仕草に僕の鼓動は更に激しくなる
僕は覚悟を決めると手でいちごの胸を掴み揉んだ、滑らかで柔らかい感触が手に伝わる。
そしてそのままゆっくり優しく揉んでいく。
「あ、あんっ・・ぁぁ…」
いちごの口から喘ぐ声が聞こえる、感じているのかな…その声をもっと聞きたく、そのまま胸を責め続けていく。
「どう、いちご、気持ちいい?」
「う、うん・・・もっと強く…してもいいよ」
そのいちごの言葉通りに、もう少し強く力を入れて揉んでみる。
「あっ、もっ・・・ううんいいよ」
すごく柔らかい、女の子の胸の感触を味わいながら、いちごの匂いを嗅ぐ・・・石鹸の匂いがして良い匂いだ。
しばらくこうしていたかったが、ずっと胸だけ責めてはいけないと以前に読んだ本に書いてあった事を思い出す。
次に僕はいちごの下半身の秘所を手で探り出した、すると僕の手がいちご性器に触れる。
「ひあんっ」
敏感に反応するいちご、そのまま陰唇を指で開き中に侵入していく、そこはとても熱く濡れていた。
「あんっあぁぁぁ・・・いいよそこ」
気持ちいいのかトロンとした瞳で僕を誘うようにみつめるいちご、女の子てこんな風になるんだ
誘われるままに、さらに指でいちごの中を膣内を指でかきまわす
「んんぁぁぁーーー・・・ああぁぁ」
いちごの喘ぎ声が大きくなる、僕はそのまま胸と秘所を愛撫し続けた。
「あ、青山君・・・いいよ入れても・・・」
そのすぐ後、いちごの口から中への誘いがきた。
いちごは足を開いて秘所を僕に見せる、そこは透明な粘液で濡れていた。
「い、いくよ・・・いちご」
僕は自分のを取り出した、すでに僕のは爆発しそうなくらい膨張していた。
「!…それ、青山くんの…なんだ」
初めて男のあれを見たのか、キョトンとびっくりしたような表情をするいちご。
「初めてみたのかな?」
「えっ・・・!?う、ううん…そう、昔お父さんのは見た事があったけど」
僕の言葉に慌てるいちご、少し変にも思ったが僕の頭は、すでにいちごの中に入る事に集中していた。
先をいちごの秘所に当てると、そのまま腰を動かして膣内へと埋めていく
「あ・・あぁあぁ・・・・」
僕のものがいちごの中に入っていく…肉壁が触れて気持ちよくなる。
「ん・・・ん・・・んあっ」
そういえば、いちごは大丈夫だろうか…女の子にとって初めてはとても痛いらしいが
だが、いちごが痛がってる様子は無い…そうか処女膜がもう破けているのか、僕はそう思った。
激しい運動をすると、いつの間にか破けてる事もあると本に書いてあった事を思い出す。
いちごはただの中学生ではない、そうミュウミュウというもう一つの姿がある。
そのエイリアンとの戦いの中でいつしか失ったのだろうと想像した。
「あんっ、青山くんのが・・・入ってきてるんだ」
いちごはうっとりとそう呟いた。
「僕のが納まったよいちごの中に」
僕の中で征服感で一杯だった、ついに一つになれたのかと感動してしまう。
「えっ?そ…そうなんだ…そっか嬉しい」
「動ごくよいちご」
僕は腰を使って自分のを出し入れしていく
「んぁっ…うん、ぁぁぁ…」
いちごのが僕のを締めつける、気を抜くとすぐに達しそうだ。
膣壁がこすれて刺激して凄まじい快感が僕に襲い掛かる…必死に耐えるが
「いいよ・・・イチゴの中すごく・・・」
「う・・・うん・・・」
何度も出し入れしてる内に僕はたまらなくなり、いちごの膣内から自分のを取り出す、
「う、うわっ!?」
外気に触れた僕のものは、一気に我慢し溜めてた物を放出した。
「あ・・・」
白濁した液がいちごの全身に降りかかる。
そう僕は絶頂を向かえたのだった、激しく息を吐きながら初めてのHに満足していた。
「良かったよ・・・いちご」
そしていちごに再びキスすると、そのまま横にあお向けに寝転がった…僕は力尽きたのだ。
だから気付かなかった…白い粘液で染まったいちごの表情に…。
ザァァァァーーーーー
「はぁ…んっ」
青山君とHした後、彼が寝てるうちにシャワーを浴びながらあたしは物思いにふけてた。
愛しの彼と初めて一つになれた、凄く嬉しい…でも…
そう、あたしは青山君とのセックスに満足して無かったのだった。
もちろん気持ちはいいけど、どこか物足らなく空しい…
股間に手が伸びる、そして満足できてない体を自分で慰めていた。
「あぁぁ・・・んっ(キッシュならもっとあたしの口の中をかきまわしてた…)」
片手で乳房を形が変わるほど強く揉みしごかせ
「んんぁぁぁ・・・っ(もっと激しく体を愛撫して感じさせてくれて…)」
もう片方の手で陰唇をいじり始める
「はぁぁぁぁんんっ(深く深くまであたしの中に太いのを突き入れて…)
そして頭の中で犯される自分を想像していた
「あんっ、あぁぁぁ…(頭が真っ白になるほど快感を与えてくれる…)」
キッシュに犯される自分を…
「…イク…イっちゃうーーーーーー!!あぁぁぁぁぁーーーーーっ!!!(そして胎内に熱い精液を注いでくれた…)」
そしてあたしはキッシュとのHを想像しながらイってしまった…ついさっきまで青山君とHしてたというのに
「あたし・・・普通のHじゃ満足できない体になってるのかな・・・ああんっ」
そのまま浴室でさらに自慰に更けるあたし・・・その時のあたしの頭に青山君は居なかった
【・・・つづく】