「…ん、むぅ……」  
 
舌を絡める長い長いキス。薄暗いカフェミュウミュウの倉庫であたし達は唇を合わせてた。  
こんな深いキスは初めてだった。  
 
「たす、く」  
 
あたしがたすくの名前を呼んでも彼は何も返してくれなかった。何も言わず、あたしを冷たい床へと押し倒した。  
 
何でこんな事になっているかはよく解んない。  
けれど、たすくなら良いや、って思ってたのは確か。  
 
あたしの初めては絶対たすくに。  
そんな風に考えていたことが、今現実になろうとしていました。  
 
「…ベリー」  
 
あたしを見下ろす彼の顔は、見慣れていた笑顔ではなくてどこか余裕のない表情。  
 
「ねぇ、ベリー…俺ね、夢を見たんだ」  
「…夢?」  
 
いつしかたすくは悲しげな笑顔を浮かべてた。  
 
「うん。最悪な夢。ベリーが、他の男のとこに行っちゃうんだ」  
 
たすくの手があたしの髪を撫でる。  
 
「あたしが好きな人はたすくだけだよ」  
「…」  
「たすく?」  
 
あたしの声は届いていないみたいで、たすくの手は髪から制服に──そして、あたしの胸に触れてきた。  
 
「き、きゃあっ!?た、たすく?」  
「他の男、って言っても一人じゃ無いんだ。俺も見た事が無い大勢の人に、変身した時のベリーが囲まれてて」  
「え…や、やだぁ、胸、揉まないでぇ」  
「そいつらに、ベリーが俺とのことを喋って、最後は」  
「きゃ、ふぅ…ん」  
「ベリーは俺のことなんか忘れて、そいつらに犯されてるの。最悪な夢っしょ?」  
「やぁぁああ!!はぅ、う」  
 
制服の上から凄く強い力で胸を捕まれる。  
ブラ(ただのスポーツブラなんだけど)と制服越しなのに、ビリビリした刺激がいっぱいあたしに襲いかかった。  
 
っていうか、「たすくが見た最悪な夢」に、あたしは覚えがある。  
あたしが何日か前に見た夢だ。  
夢の事を思い出した途端、アソコがじゅんって熱くなった。忘れたつもりだったえっちな気持ちと記憶が一気に蘇ってきたから。  
 
「ひぁ、やっ…たすく、止めて…胸、ちぎれちゃうぅっ」  
 
あたしの胸を揉む力がどんどん強くなる。その度に頭が真っ白になって、触られてるのは胸なのにアソコがべたべたになってく気がした。  
 
「ベリー、これって…」  
 
たすくの目があたしの胸に釘付けになっていた。  
あたしは自分の胸を見た。そうしたら、胸のあたりがべったりと濡れているのに気付く。  
 
「え?…きゃ、ああ!」  
 
すっかり忘れてた。  
あたし、歩鈴ちゃんのせいで…母乳が出る体にされちゃってたんだ。  
制服の胸のあたりがぐちょぐちょになってる。ブラにも染み込んでて、肌にぺったり張り付いたそれが胸にミルクの湿った感覚を伝えた。  
 
「これも…ミュウミュウになった影響なの?」  
「や、だめぇ!もう、胸触んないで…ミルク出ちゃう、からぁ」  
「胸じゃなくておっぱいって言ってよ、そっちの方が良いな」  
「ひゃぁあ…」  
 
ふぅー、って耳に息を吹き込みながら、たすくはあたしの胸──おっぱいを揉み続けます。  
 
「ベリーのおっぱい、ちっちゃいのにミルク出ちゃうんだ」  
「ちがうのぉ、これは、ッや、ひうっ」  
 
ぎゅっ、ぎゅっ、とリズムをつけてあたしのおっぱいを揉むたすく。揉むって言うより、もうなんか搾られてるみたい。  
 
おっぱいからぷじゅぷじゅミルクが止まんない。  
たすくが、あたしのおっぱい搾ってる…  
 
「ひゃああ…もぉ、もぉやめてぇえ…」  
「やだ」  
「あ、ああああんっ!たすく、なにっ…!!」  
 
たすくが、制服の上からおっぱいの先っぽに唇を重ねました。  
それから、あたしのおっぱいを…今度は吸い始めてきた。  
 
「や、やだ!吸わないでっ、くぅんっ……」  
「ベリーのミルク、凄い甘くて美味しいよ…それに乳首かちこちになってる。制服の上からでも解るよ?そんなに気持ち良いの?」  
「…っちが、ちが…うよぉ…んぅっ」  
「ホントに?そんなトロンとした目で、こんなにミルク出してるのに?」  
「言わないでぇ…こんなの、こんなのあたしッ…」  
 
休むことなく搾り続けられて、更にたすくにおっぱい吸われちゃって…アソコもおっぱいもぐちょぐちょでべたべたで、もう何が何だか解らなくなりそう。  
たすくにミルクを吸われる度にどうしていいか解らないくらい感じちゃって、ミルクがどんどんどんどん溢れた。  
 
「ベリー、おっぱいだけでイキそうな顔してる」  
「ひゃうううっ、もぉダメぇっ、ミルク…ミルク止まんないのぉ…!」  
「…もしかしてもう聞こえてない?じゃあ、もうとりあえず一回イッとこっか」  
 
ぐり、となにかが、アソコを潰す様に刺激しました。多分これは…たすくの、膝?  
ぐりぐりとワレメを膝が擦って、びちょびちょの下着が中の敏感なお肉をかすめてく。  
 
もうダメ、頭の中が真っ白に──…  
 
「っ…!!あ、ああああああんッ!!」  
 
薄暗い倉庫に、あたしの悲鳴だけが響き渡りました。  
目の前がちかちかしてくらくらして──意識が深い所に沈んでいくのだけがなんとなく解った。  
 
 
 
 
 
 
【終わり】  
 

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