秋の涼しい風が吹いて来る。  
 もう残暑も終わり、木々は葉の色を変え、着実に冬への備えをし始めた。  
 
 そんな季節に、とあるカフェの地下で、金髪の少年と茶色く長い髪を持つ青年が、パソコンに向かいながら声を落として話していた。  
 
「圭一郎………これは…………」  
 金髪の少年が予想外のアクシデントを発見し、キーボードに置く手を震わせる。  
「ええ………彼女たちは………その能力を高める為に、アニマル化しますから……………当然、この様な反応も現れて来ますね……」  
 未だに確信を持ちたくないという思いから、少々言葉に詰まりながら圭一郎と呼ばれた青年は言葉を返した。  
 金髪の少年が彼の方に振り向く。  
「いったいどうしたら…………」  
 頭を抱えて心底悩み、じっと床を見つめた。  
 
 
 
「うにゃ〜……」  
 その日の午後。  
 商店街の片道を歩く一人の少女がいた。  
 デザインが全体的に丸めの、学校の制服を着ている。  
 髪は朱色でツインテール。手には茶色い学校カバンを持っていた。  
 どこか気の抜けた様な、フラフラした足取りで歩いている。  
「か……風邪ひいたかなぁ………」  
 その少女の顔はほんのり赤く、目は焦点が合ってなかった。  
 
〜中略〜  
 
「い〜ち〜ご!!」  
 少女がバイト先のカフェに着くと、いきなり怒涛の声が響いた。  
 カフェのスタッフ用の入り口で、全体的に青が基調のメイド服を着た少女が、腰に手を当てていちごと呼ばれた朱色でツインテールの少女を睨みつけている。  
「……みんと………」  
 いちごは微かな声で少女に応えるが、その顔はもはや元気な時の雰囲気はどこにも感じられなかった。  
 
「だいたい、いちごは遅刻してくるのが多すぎるんですのよ?」  
 みんとと呼ばれた少女は、間を入れずにここぞとばかりいちごに説教する。  
「わたくしのように、いつも時間に余裕を持って万端な準備で仕事に臨むようにならないと、この先社会では…………って、いちご!」  
 みんとが言葉を切ったのは、いちごに変化があったからだった。  
「真っ昼間っから猫耳なんて出してる場合じゃありませんのよ!」  
「ふぇ?」  
 意識がそろそろ飛んで行きそうないちごは、間の抜けた声を出して手で頭を探る。  
 ぴくっ、  
 そこには確かに、動く黒い猫耳があった。  
「あれ?何で?」  
 いちごには全く理由が分からない。  
 別に青山くんの事を考えてるワケでもなかったし、興奮をしてるハズもなかった。  
「しっぽまで出して……もう……いちごのラブラブモードには困りますわ。」  
 
 みんとは呆れて手を投げ出した。  
 そして、わざといちごに聞こえるようなため息を出してカフェに戻ろうとした途端……  
 
 バタンッ  
 
 急にスタッフ用の裏口が開いた。  
「キャッ」  
 ドアに手をかけようとしていたみんとは、思わず下がる。  
 
「すみません、みんとさん……」  
 出て来たのは、背が高い長髪の青年。  
 先ほど地下で話をしていた人物……圭一郎だった。  
「いちごさん、こちらへ……」  
 事態がいまいち飲み込めないみんとを後にし、赤坂圭一郎はまだぼーっとしているいちごを優しく引っ張って中へ連れて行ってしまった。  
 
 
〜中略〜  
 
 
「いちごさん、あなたはミュウミュウとして高い能力を持つ反面、アニマル化・疲労・ストレス・身体機能の制限などが、他のメンバーよりも敏感に身に降りかかって来てます。  
 今回はいつもの激しい戦闘の原因で、極度の疲労が溜まってると思われます。どうかここでゆっくり寝てて下さいね。」  
 カフェの個室で、ベッドに寝かせたいちごに圭一郎が優しく語りかけていた。  
 
「赤坂さん………なんか……体が暑くて……」  
 いちごは、苦しそうではないが顔を赤くしていた。  
 本当に暑そうである。  
「すみませんいちごさん……今は我慢して下さいね。」  
 困ったような笑顔でいちごに最後の一言を告げると、彼女の猫耳をそっと撫でて圭一郎は静かに部屋を出て行った。  
 
 
 何分経っただろうか。  
 もうそろそろ夕日が沈む明るさの空が窓から見える事から、6時くらい……来てからだいたい1時間くらいが経っていた。  
「ん………」  
 不意に、いちごは変な感覚に襲われた。  
 熱くて……興奮して……淫らで……いやらしい感覚……  
「…………」  
 間違いない。  
 自分はいま、動物の子孫繁栄の為の活動をもよおしている。  
 まるで操られているかのように、彼女の手は自然に腰の下へ伸びていく。  
「(ダメ……ここ……カフェなのに……)」  
 気持ちではその行為をやめようとするが、本能の活動には歯止めがきかない。  
 明らかに理性が負けている。  
 
「ん………」  
 いちごの手が、股の間に届く。  
 短くゆっくりストロークをし、本能に身を任せる。  
 伸ばしたのは右手だが、右手がいちごの蜜壷を刺激していると、勝手にもう片方の手が形の良い双球に届く。  
「あ…………ん…………こんな事……ダメなのにぃ………」  
 気持ち良さに声を抑えきれない。  
 その間にも、絶えず両手は蜜壷と双球を撫で、だんだんと高揚な気分になっていく。  
 
 ちゅくっ  
 
 微妙だが、右手がパンツ越しに湿っぽさを感じた。  
 いちごの秘部から愛液が出始めている。  
「ん………あん……」  
 こうなるともう止まらない。  
 両手のストロークは速くなり、双球の方の手はもはやいじるだけでなく、全体を揉んでゆさゆさと揺れさせている。  
 秘部の方の手は、パンツを器用にずらし、直接触って気持ちの良さを感じていた。  
「あ………んん……!!」  
 久しぶりに本能に身を任せた行為をしたいちごは、軽く絶頂を迎えた。  
「はぁ……」  
 パタンとベッドにもう一度深く倒れ込む。  
 横向になったいちごのお尻からは、先ほどの行為がずいぶん気持ち良かったのか、猫のしっぽがパタパタと揺れていた。  
 
「まだ………みたいね………」  
 普段ならこれくらいですぐに高揚感はおさまるが、今回はどういうわけか終わりが見えない。  
 
「…………ん……はぁ……」  
─ちゅくっ……ちゅっ……─  
 ふたたび行為を再開したいちご。  
 先ほどの事も重ねて、いちごの蜜壷は愛液がだんだんと量を増している。  
─くちゅっ……ちゅっ……─  
 いちごが寝かされた個室に、淫らな音が響く。  
「あ………だめ……これじゃぁ………」  
 相変わらず自分の秘部を責め続けるいちごだったが、2回目ともなると絶頂には程遠い。  
「…………入れたい………」  
─ぷちゅっ……くちゅくちゅ……─  
 手の動きは激しさを増し、愛液はさっきからとめどなく溢れてくるが、いちごの満足する快感にはたどり着けない。  
「何か………」  
 そう言って探すが、いちごの蜜壷に入れらる物はなさそうだった。  
「しょうがない………」  
 いちごは、決心した。  
 いちごの秘部に挿入するもの。  
 それは………  
 
「ん………」  
 いちごは、まだ右手で秘部を刺激しながら、左手で腰のうしろを探る。  
 そして、左手は挿入に一番最適な物を掴んだ。  
 
 しっぽである。  
 
 いちごが自慰行為をする時に、どうしても感じたい時にはこの手段を使うのだった。  
「……こうして………」  
 しっぽを股の間から通し、前に持ってくる。  
 そして、先っぽを掴むと、すでに愛液で満たされ何でもすぐに入りそうな蜜壷に先端を持っていく。  
 
 ぴとっ  
 
 しっぽの先端が秘部に当たる。  
 思わず体が反応し、ぶるっと震える。  
「あ………あん………」  
─ちゅっ……………─  
 しっぽが一気に5センチほど入る。  
「ん………あ……」  
 残りも入れ、  
 そしていちごはしっぽを掴んでストロークを始めた。  
─くちゅっ…くちゅっ…くちゅっ─  
「あ………はぁん…………んん……気持ちぃよぉっ!!………んんん…!」  
─ずちゅっ…くちゅっ…ずちゅっ…ずちゅっ─  
 スピードは上がり、いちごは更に快楽に溺れていく。  
「あぁん!! クリちゃんが……クリちゃんが毛でこすられて………あんっ………気持ちぃ…!」  
─ぷちゅっ…ずちゅっ…ちゅっちゅっ…─  
「あああぁん!!」  
 プシャアァァ〜〜………  
「あ………」  
 あまりの気持ち良さで、いちごはお漏らしをしてしまった。  
 
 
「わ………私………どうしちゃったんだろ………」  
 放尿による快感への陶酔で、いちごの思考はほとんど停止していた。  
 もはや「もうどうだっていい」という気持ちさえ出て、いちごは完全に理性が麻痺していた。  
「んっ……と……」  
 とりあえず二種類の液で汚れた下着を脱ぐ。  
 すると、突然ドアがノックされた。  
「いちごさん、起きてますか?」  
 圭一郎の声だ。  
「ふにゃっ!?」  
 いきなりの事にいちごは驚き、ふっと正気に戻る。  
 そして慌てて下をはこうとするが………  
「入ってもよろしいですか?」  
「ち………ちょっと待って!いま制服に着替えてるからっ!」  
「あ、もう体の方は平気なんですね?」  
 ドア越しに語りかけてくる圭一郎。  
「ん…と……まあ……大丈夫大丈夫っ♪」  
 つい、流れでそう言ってしまったいちごは、どうしてもこの後にカフェで働く事になってしまった。  
 
「ちょ………ちょっと……これは……」  
 いちごは制服を着た。  
 着たが…………  
「うぅぅ〜……お尻がスースーするぅ……」  
 ご想像通り、彼女は下着をはいていなかった。  
 先ほどの事もあり、しかもその部屋や自分のロッカーには下着はちょうど入ってなかったのだった。  
 つまり、いちごはいつもの赤が基調のメイド服を着ているが、スカートの中身はさらけ出してあった。  
 少し無理して下から見れば、彼女の秘部が見えるくらいに……  
「い〜ち〜ごっ!!  
着替えたのならさっさと降りて来なさい!」  
 みんとの声が階下からいちごをまくしたてる。  
「はいは〜い!」  
 リボンを結んで格好を整え、いちごは下へ降りて行った。  
 
「あ、赤坂さん……どうしよう……私……」  
 下に着くなり、いちごは赤坂圭一郎の所へ行った。  
 なぜなら、彼女はまだ猫耳が出たままだったからだ。  
 頭からはちょこんと突き出た2つの猫耳。  
 スカートの下からはしっぽがはえていて、スカートの後ろの部分を少しだけ持ち上げている。  
 ただでさえノーパンでギリギリなのに、もうこれはわざと危ない挑戦をしているようだった。  
 
「大丈夫ですよ、いちごさん。  
ここは可愛いウェイトレスさんが働くカフェなので、猫耳くらいはコスプレの範囲で説明出来るでしょう。」  
 笑顔でにっこり言う圭一郎の言葉に、いちごは何の考えもなくただ納得してしまった。  
 
 
「いらっしゃいませ〜 カフェミュウミュウへ、ようこそ〜♪」  
 いちごが接客をする。  
 それは普段と変わらない様だったが………  
「ん……はぅ……」  
 時々、いちごが淫らな声を出す。  
 何もはいてないスカートの中で、足が自然に秘部を刺激し、またもいちごを快感へと導いて行くからだった。  
 
 足を内側に向け、わざとこする様に歩く。  
 しっぽはクネクネと揺れ、猫耳は完全にぺたりと寝ていた。  
 これを猫の雄が見たら、迷わず「求愛行動」と見て本能のままの行為に出るだろう。  
 しかし、今のいちごは人間。  
 その動きと行動が、カフェに来ていた男たちを刺激しないわけがなかった………  
 
 
「いちごさん、これ5番テーブルにお願いしますね。」  
「はーい……」  
 圭一郎に言われて、いちごはパフェを運ぶ。  
 
「お待たせしました〜」  
 テーブルに着いたいちごは、トレイに乗せた注文の品を置いていく。  
 そこには大学生くらいの若い男の人が2人いた。  
 すると。  
「キミ、可愛いね。その猫耳。」  
 
 ドキッ  
 
「あ……はい、あはは〜。ちょっとしたコスプレですよ。」  
 そう言ってごまかし笑いをするが……  
「にゃ……」  
 心臓を驚かされたのか。  
 それがきっかけになったのか、  
 いちごはまた『もよおして』来てしまった。  
「(あ……ダメ……こんなところで………)」  
 スカートの中の秘部から、じわりと愛液が出てくる。  
 パンツをはいていないため、それは足を伝って下に向かう。  
 いちごの顔はどんどん赤くなっていた。  
「あのさ、お絞り貰えるかな?」  
 突然、男の一人に声をかけられる。  
「は……はいっ!」  
 慌てていちごは厨房の方に向かった。  
 
 去って行く彼女を見ながら、男たちは話していた。  
「なぁ……あのしっぽ……」  
「……揺れてたよな。」  
 
「はぁ………どうしよう………」  
 いちごはお絞りを取り出し、そこでしばらく考えていた。  
 そこは厨房の脇で、店内からも厨房からも壁を隔てて見えない所にあった。  
「はぁ…………」  
 いちごがため息をついていると、体が勝手に動いて…………  
「ん……………」  
 いちごはそこにあった、角が丸いテーブルに自分の秘部をこすりつけた。  
 立っていると、ちょうど股の高さにそのテーブルが来る。  
 手でスカートを少し捲り上げ、ノーパンなのですぐにその行為に移れた。  
「あ……はぁ…………」  
 テーブルの丸い角が、いちごの大事な部分に食い込む。  
「んん………ん……………」  
 そして短くストロークを始める。  
─クチュ………クチュ…………─  
 さっきからさんざん溢れていた液が、テーブルといやらしい音をたてる。  
 
 …………が、  
 
「…………これじゃ……だめ………」  
 いちごはこのくらいの快感じゃ、もう自分を抑える事は出来ないと悟った。  
 
「………………あ、そうだ!」  
 すると、いちごは手に持ったお絞りを見て、ある事を思いついた………  
 
「お絞り、お待たせしました。」  
 店内に戻ったいちごは、すぐにさっきの男二人のテーブルに行った。  
「ずいぶん時間かかったなぁ…」  
 男が言うと、  
「えっと……………お願いします…………にゃん」  
 少し下を向いて顔を赤くしたいちごは、上目使いでその二人を見て意味深に言うと、そそくさと戻ってしまった。  
「え……………」  
 その可愛さと淫らさが混じった発情期の猫のような彼女を見て、いきなりの事に驚いた彼らは声が出せなかった。  
「何だ…………?」  
 唖然としていると、もう一人がお絞りの中から何かを発見した。  
「おい、これ……………」  
 見ると、お絞りの中から何やら紙のようなものが出てきた。  
 
「『エッチな事したいな……男子トイレで待ってるにゃん。』って…………」  
 
 二人は顔を見合わせた。  
 
 
 ─ガチャ─  
 
 トイレのドアが開けられる。  
 カフェミュウミュウのトイレは、男女共にいつも清潔で保たれている上に、なかなか広い。  
 
 二人が中に入る。  
─ゴクリ─  
 雰囲気で唾を飲み込む二人。  
 すると……  
 
「いらっしゃいませぇ……」  
 そこに、彼女はいた。  
 目がトロンとしていて、顔はさっきよりも赤い。  
 そして、彼女は全裸だった。  
 
「本当にいいのかい?」  
 男の一人が聞く。  
「んもぅ………早くしてって言ってるにゃん。」  
 もはやいちごに、普段の理性はなかった。  
 今はただ本能に任せた思考しか出来なかったのだ。  
 
 いちごは洋式便器のふたを閉め、そこに上半身を置く。  
 そして下半身をせり上げて足を立て、  
 いわゆる「動物のお誘いポーズ」をとっていた。  
 猫耳はペタンと頭に寝て、既に受ける体勢が出来ている。  
 お尻からはしっぽがくねくね出ていて、これはどんなオスでも誘われずにいられない状態だった。  
 彼女の秘部からは大量の愛液が流れ出ているし、準備は万端だった。  
「早く挿れて………にゃん…………」  
 いちごが腰を男たちに突き出す。  
 もはやこの誘いに乗らぬワケにはいかなかった。  
 
「じゃ……いくよ……」  
 もう我慢出来なくなった一人が、ベルトを外す。  
「ふふ…………あん………」  
 来て貰える事が嬉しかったのか、理性を失ったいちごは少し笑うと手で自らの秘部を撫でた。  
─クチュ……─  
 準備は出来ていた。  
「…………っ……」  
 男はいちごの腰を掴むと、穴にめがけてペニスを挿入する。  
「にゃ……はぁん……」  
 男性の熱さと感触を味わうと、そのあまりの快楽さにいちごは大きな声を出してしまった。  
 まるで猫の鳴き声のようである。  
「……くっ……ふっ………」  
 男が腰を動かす。  
 既に愛液でいっぱいだった膣は、男性自身を挿入されたために突くたびにいやらしい音を立て、辺りにその液を飛ばしていた。  
─ズチュッ…ズチュッ…ズチュッ─  
 決して遅くないストロークが続く。  
 その間にいちごはもっと快楽を求めようとするのか、黒くて長いしっぽを男の背中までまわして男をもっと引き寄せる。  
「んんん………んにゃ………はぁん………にゃあぁ………」  
 いちごがあえぎ声をあげる。  
 自慰では感じる事が出来なかった快感がいちごの体と頭を支配する。  
 
─ズチュッ…ズチュッ…ズチュッ─  
 カフェミュウミュウの男性用トイレでいやらしい音が響く。  
 男は、ただただ快感に犯される一匹の雌猫に、その本能のままの行為をぶつけていた。  
─ズッチュッ ズッチュッ─  
 いちごの腹あたりを押さえ、激しく腰で突く。  
 いちごはと言うと、さっきよりも更に腰を後ろへ上げて突き出し、より感度を高めようとしていた。  
─チュッ…ズチュッ…ズチュッ─  
 男の勢いは止まらない。  
 すると、  
「じゃあ俺も頼むよ……」  
 見てて我慢の出来なくなったもう一人の男がいちごの前に移動して来た。  
 そして、いちごの前に立つ。  
「んふ…………はぁんっ………全部私にちょうだいにゃん。」  
 そう言うと、いちごは器用に口だけで男のジッパーをおろし、出てきたモノを優しくくわえる。  
 その間にも腰は休まず、後ろからケダモノのように突かれていた。  
 
 いちごがくわえた男のモノを舐め始める。  
「ん………くぅ…………ちゅ………ちゅぱ…………」  
 暖かい口の中で、舌がペニスの先端をチロチロと弄んでいた。  
「ふむ…………ちゅ………」  
 舌は先端から裏筋の方へ移動し、そこも攻めたてる。  
 そしていちごは器用に顔を前後させ、ペニスを口の中に入れたり出したりを繰り返した。  
「ふむ……ん……ん………ちゅ……ちゅ……ちゅ……」  
 後ろでは腰を振り、前では頭を動かして男たちを快感へ誘う。  
─グチュッ…ズッチュッ…グチュッ…ズッチュッ─  
「はぁ………あん……にゃあぁん………」  
─ピチュッ…クチュッ…クチュッ…─  
「にゃ……にゃん…………」  
 動物的な本能。  
 二人の男たちはもう止められなかった。  
「俺……もう………」  
「俺も、そろそろ………」  
 あまりの気持ちよさに、二人とも限界が近づいて来た。  
「あん………出して……! 私の中にいっぱい出してにゃん……!」  
 いちごが普段、絶対に口にしないような言葉を叫ぶ。  
 すると、それを合図にして二人の男の口と腰の部分のストロークが速くなって行く。  
─ズチュッ…ズチュッ…ズチュッ…ズチュッ─  
─チュパッ…チュパッ…チュパッ…チュパッ…─  
「ふぁ…………ん……んん……」  
 
「で…出る!」  
─ドピュッ…ドピュッ…………─  
 大量の熱い精液が、いちごの膣内と口に注ぎ込まれる。  
「ふぁぁ…………にゃぁぁぁん!!」  
 いちごも絶頂を感じ、猫のように叫ぶ。  
 その声は淫らで、妖しくて、そしてトイレに響いた。  
「……く………」  
 男たちの腰が軽く痙攣する。  
 そしてペニスを抜くと、少しながら残りが溢れて来た。  
「ふふ………ん……気持ちいいにゃん……」  
 いちごは力を抜かし、少しだけ上半身をトイレの蓋にあずける。  
「でも………まだまだ足りないにゃん……」  
 チラッと横を向き、上目使いで自分の膣に射精した男の顔を見る。  
 可愛いいちごの顔が「おねだり」の顔になり赤くなり、普通の人にはこれ以上ない刺激的な顔だった。  
 そして、先ほどの精液がまだ垂れている腰を突き出すと、しっぽがゆらゆら揺れて否応なしに男を誘った。  
「じゃ…順番に…」  
 
─ズチュッ…ズチュッ…ズチュッ─  
「ふにゃ……にゃぁん……」  
 トイレに液体が飛ぶ音と、猫のいやらしい鳴き声が響く。  
 
 けっきょく、二人の男は4回ほど交互に行為をした後、そのままでいちごを置いてトイレを出た。  
「ふにゃ……にゃん…………」  
 いちごは力が抜け、トイレの蓋に体を預けて時おり体をビクビク震わせていた。  
 
「それにしても、いちごはどこに行ったんですの!?」  
 先ほどから、みんとには珍しく店内をせわしなく動き回りながら、いちごを探していた。  
「遅刻した上に失踪なんて……帰って来たら許しませんわ!」  
「いちごさん………体の調子が悪そうな感じでしたけど…………」  
 れたすはどちらかと言うと、心配をしていた。  
「ぷりん! ちょっといちごを探して来て欲しいですわ。」  
 みんとが毎度の事、皿で曲芸をやっていたぷりんに言う。  
「任せるのだ!ぷりんの自慢の鼻でいちごのお姉ちゃんを探すのだ。」  
 彼女はそれに応えた。  
 
 

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