「私達、地上には頼れる人がいないんです。だからその…  
 私からもお願いします。どうか…どうか私達を助けてください。」  
そう言って目の前にいる水色の髪の少女ルリは、オレの手をぎゅっと抱きしめてくれた。  
15年間ケンカにあけくれ、誰も握った事の無い傷ついた手を…。  
「あの〜、留美奈? ねぇ、聞いてる? 留美奈」  
「…ん? おわっ! な、なんだいたのか銀之助!」  
「い、いたのかって…ううっ、ヒドイよ留美奈…」  
完全に存在を忘れられていた事が気に入らないらしく、銀之助は泣きそうな顔で俺を見つめる。  
…まぁ、眼鏡かけてるから実際はどんな表情してるのかよく分からんが…。  
「とりあえず、今日は遅いからとりあえずボクは帰ることにするよ。じゃあね、留美奈」  
「ああ、じゃあな銀之助。気をつけて帰れよ」  
銀之助を忘れていた事など、蚊に刺されたほどにも気にせずにオレは銀之助に  
別れの挨拶を告げる。  
「あの…それでこちらに置いていただけるのでしょうか?」  
不意にルリが恐る恐る留美奈に声をかける。  
「え? あ、ああ…もちろんさ。困ってる女の子を見捨てる事なんて出来ないからな。」  
「あ、ありがとうございます!」  
ルリは本当に嬉しそうな表情を浮かべて、留美奈に深々と頭を下げる。  
フッ…やったぜオレ。バラ色の学園生活は逃しちまったが、これからはこの子との  
バラ色の同居生活が!  
「あの…どうかなさったんですか? 顔がニヤニヤしてますけど…」  
「へッ!? ああ、な、なんでもないよ。アハハハ……」  
「?」  
ルリはキョトンとした顔で留美奈を見つめる。  
ふう〜、アブねぇアブねぇ。思わず顔がにやけちまったか。そしてその時オレの視界に  
暴力金髪女の寝ている姿が現れる。  
…そういや、コイツがいたんだったな。余計なのが…。  
 
さて、コイツはどうしたものか…。庭に埋めるか東京湾に沈めるか…。  
などとオレがイケナイ?妄想を働かせていると不意にルリが再びオレの手を握ってきた。  
「ん? な、何……」  
う〜ん。さっきも感じたけどやっぱり女の子の手って柔らかくって温かくっていいなぁ…。  
ってええっ!? ル、ルリさんそこは!?  
留美奈がルリの手の暖かさに酔いしれている間に、いつの間にかルリの手は留美奈の股間へと  
伸びていた。  
「私達お金をもっていないので、せめてこれくらいはさせてください」  
いっ…イキナリ初夜って奴か〜〜〜!? ま、待てまだココロの準備が…ハァハァ。  
おっ、落ち着けよオレ。そ、そうだこういう時は手のひらに人という字を三回書いて…うっ!  
留美奈があたふたしている間にも時間はどんどん過ぎていきます。ルリは股間のチャックを  
下ろして、そこから留美奈のモノを取り出していた。  
「い、いやボク達まだそういう事するのは早いのでは…」  
しかし、オレの慌てッぷりなど全く意に介さずに、ルリはその小さな口でオレのモノを  
咥え込み、そのまま舌を使ってオレのモノを舐め上げる。  
「うっ…こ、これは」  
気持ちいい…。ああ、口の中って暖かいんだなぁ……。  
しかし、やたらと手慣れているように思えるのはオレの気のせいか?  
まっ、まさか! こーんな清純そうな顔をして実はもうあーんなことやこーんなこと  
果てにはそーんなことまで経験済みとか!?  
うわああああああっ!! い、イメージがぁぁっ!?  
などと留美奈が葛藤している間にも、ルリは構わずピチャピチャ舐め続けている。  
 
うっ…や、ヤバイ。イキそう…。もっ、もうダメ。  
「きゃっ!? ケホッケホッ」  
突如飛び出したオレの精液に思わずむせかえるルリ。  
「あ、ゴ、ゴメン」  
「いえ、ルミナ様に気持ちよくなっていただけたなら私はそれで…」  
ルリは照れくさそうに顔を赤らめる。  
「あ、そ、そう。アハハハハ」  
う〜ん…当初の予定とは大分違ってきた気もするけど…  
でもまぁ、これはこれで…ムフフフフ。しかしそんな甘い妄想とは裏腹に  
その時すぐそこに留美奈の命の危機が迫っていた。  
 
バキッバキッ!  
まるで岩をも砕かんばかりの凄まじいコブシを鳴らす音がオレの耳に響く。  
しまった…。コイツの事、すっかり忘れてた。いや、し…しかし、空耳ということも…。  
あ、あの女の寝ている場所を見れば…と留美奈はゆっくりゆっくりと  
布団のほうに目を向ける。  
「あ、チェルシー、気がついたの?」  
やっぱりーー!? うう…ルリの声によって淡い期待は0.2秒で打ち砕かれてしまった。  
ど、どうする。この状況は…。  
「…覚悟は…出来てるわよねぇ……?」  
何か…後ろを向かなくても容易に顔の表情が想像出来るんですが……。  
こうなりゃ開き直るしかねぇか!? そして意を決して後ろを向くオレ。  
「良く聞け! これはだな…」  
「問答無用!」  
 
 
 …こうして留美奈は赤に殺される前にチェルシーに殺されてしまいましたとさ  
 
 

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