倒れたままの状態から体を引いて、シエルはディルドーを引き抜く。  
「ふふっ、ちょっと待っててね」  
そしてシエルは起き上がって部屋の端っこへと歩いていく。  
そんなシエルの姿をルリは倒れた状態のまま不安そうな視線で追いかける。  
シエルは部屋の隅にある大きな鏡を持って、再びルリの前までやってくる。  
「いいもの見せてあげるよ」  
「え?」  
シエルはそのまま自分の背の丈ほどもある巨大な鏡をルリの目の前に置く。  
そしてルリの体を起こしてその場に座らせると、鏡の前でルリの股を大きく広げさせて  
鏡にピンク色の局部を丸出しにさせる。  
「いっ、いやあああっ!」  
自らのあられもない姿を堂々と鏡越しに見せられたルリは、嫌悪感で思わず  
鏡から目を逸らそうとする。しかしシエルがルリの後ろに回りこみ  
顔を前に向けさせ、無理矢理瞳を指で開かせる事によってルリに逃げる事を許さない。  
ルリの目には嫌が応にも自らの発情したメスの肉体が映し出される。  
「こっ…こんなの…」  
「ふふっ、どう、綺麗でしょ? 鏡で見るとわかるでしょ? 自分の体が物欲しそうに  
 ピクピクしてるのが。ねーちゃんはもう、一度覚えた快楽を忘れられない体なんだよ?」  
「そっ…そんな事ないよ…」  
涙ながらに必死に否定しようとするルリ。しかし傍目から見てもその体はほのかにピンク色に染まり  
体の疼きを訴えているように見える。  
「じゃあ分からせてあげるよ」  
「え…?」  
シエルは不敵な笑みを浮かべると、そのまま顔をつかんでいた手を離してルリの手を取る。  
そしてルリのその手をそのままルリの膣内へと導いていく。  
 
「あっ…そ、そこは…やめてっ、シエル。ああっ!」  
抵抗しようとするルリだが自らの蜜壺に指が触れるだけで思わず声が漏れてしまう。  
「どう? 触っただけで感じるでしょ?」  
「そ…んなこと…ない…」  
「鏡に映ってるねーちゃんもとっても気持ちよさそうだよ?」  
「…え?」  
シエルの言葉にルリは思わず鏡をまじまじと見てしまう。そしてそこには確かに  
指が秘裂に触れるだけで、反応している自らのあられもない姿があった。  
「ああ…そ、そんな…」  
そしてそんなルリを焦らすかのようにシエルはルリの手を操ってゆっくりゆっくりと  
ルリの秘裂の中で指を出し入れさせる。  
「どう? たまらないでしょ? 我慢できないでしょ? いいんだよ、自分の力で  
 思いっきり中をかき回しても」  
「あっ! ひゃあっ! ふああんっ! ああ…あああっ」  
そして次第にルリの指はシエルの手を無視して自分の意志でゆっくりと動き始める。  
「そうだよ、ねーちゃん。正直になっていいんだよ」  
シエルが満足そうに笑みを浮かべる。シエルの言葉はまるで何かの怪しい宗教のごとく  
ルリの理性を奪っていく。そして遂にルリは完全に欲望のままに  
自らの痴態を鏡に映しながら自慰を始めだす。  
「ひゃあんっ! ああっ! はあんっ!」  
部屋全体がルリの喘ぎ声に染められていく。そしてそれと同時に秘裂内部からルリが  
グチョグチョとかき回す音がシエルの耳にも届く。  
「ねーちゃんがアソコをかき回す音がここまで聞こえてくるよ。ねーちゃん  
 とってもエッチなんだね」  
「ああっ! だ、だって…気持ちよくって…もう止まらないの…ひゃんっ!」  
「ふふっ…」  
 
快楽に溺れたルリはもはやとどまる所を知らなかった。シエルの嘲るような言葉すら  
自らの快楽へと変換して、自らの体で快楽を貪りつづける。  
「ああっ…鏡に映ってる私…あんなにイヤらしくて、汚らしいのに…  
 でも、でもとっても気持ちよさそう…」  
まるでうわ言のように自虐的な言葉を口にする。そして行為は更にエスカレートしていき  
余った左手で乳首をつまんだり、胸を揉んだり、まるで自らの痴態を  
鏡に映して楽しむかのように妖しく淫らに体を反応させる。  
「ああっ! そっ、そこおっ! はあんっ!」  
そしてもはやルリはまるで壊れたロボットのように、理性を失った一匹のメスと成り果て  
ただただ快楽を求めていくだけの存在になる。鏡に映る自分に興奮を覚え、自らの自虐的な言葉で  
欲情をそそり、自らの手で体から快楽を引き出す様は今までのルリからは  
とても想像が出来ないほど凄まじい光景であった。  
「ねーちゃんってエッチだよね?」  
「うん、私えっちなのっ、だからもっと気持ちよくなりたいのっ!」  
「ねーちゃんは私のモノだよね?」  
「うん、私はシエルのモノ。だから、だから、もっと私を虐めてぇっ!」  
「ふふっ、じゃあこんなのはどう?」  
シエルはそう言ってその手をクリトリスへと伸ばし、直接そこへ雷による刺激を与える。  
「ひゃあああんっ!」  
雷が送られた瞬間、ルリは今まで以上の激しい恍惚の表情を浮かべ悲鳴にも似た喘ぎ声をあげる。  
「どう? ねーちゃん」  
「ああっ…すごいよ…もっと、もっとしてぇっ!」  
「ふーん…普通はイタイのが先に来るはずなんだけどな…やっぱりねーちゃんマゾだね」  
「ああっ! そうなの、私マゾなのっ! だから、っだからあっ!」  
「じゃあもう一発イクよ?」  
 
そして言葉通りにシエルはもう一度ルリに同じ行為を加える。  
「ひゃあああんっ!」  
そしてそれと同時に再びルリの口から一層激しい声があがり、体を激しく痙攣させる。  
「ああっ! そんなのっ、私っ、もうっ、もうっ!」  
「イッちゃう? いいよ、私が鏡越しに見てあげるから」  
「ああ、シエル。私がイクとこ見てぇっ!」  
言葉と同時にルリは今まで以上に大きく股を広げて自らの秘部を鏡により鮮明に映す。  
そしてそれを合図に一気にルリの秘裂から愛液がドッと吹き出して鏡を濡らしていき  
そのままルリは絶頂の疲労感から床に倒れこむ。  
「今日は凄かったね。じゃあ私そろそろ帰るね」  
「え? もう行っちゃうの…?」  
名残惜しそうにルリがシエルのほうを眺める。ほんの少し前までの怯えるような目とは  
全く違った顔をしていた。  
「…そうだね、じゃあ最後にさ、私さっきからトイレ行きたかったんだよね?」  
「え?」  
訳が分からないと言った顔でルリがシエルを見つめる。  
「私のオシッコ飲みたい?」  
「え? そ、それは…」  
その微妙なルリの反応に露骨にシエルが嫌そうな顔を見せる。  
「イヤならいいよ。じゃあね」  
「ああっ! ま、待って! お、お願い、シエルのオシッコ飲ませてっ!」  
その瞬間、シエルの表情に笑みが浮かぶ。一度堕としてしまえばあとはいくらでも自分の  
思うように出来る。実際こうしてルリはシエルに捨てられる事を恐れ自ら  
人としての尊厳を捨てる発言をしてきた。  
 
「飲みたいって言うんならしょうがないよね」  
シエルはそのまま自分の尿出口を倒れているルリの口に押し付ける。  
「こぼしちゃダメだよ?」  
「ふ…ふぁい…」  
ルリは今にも泣きそうな表情を浮かべていた。しかし今のルリにとっては人間としてのプライドより  
シエルを失う事の方が怖い、そんな状態であった。  
「出すよ…んっ!」  
シャアアアアア  
言葉と同時にシエルの秘部から熱い液体が流れ出てドンドンとルリの口を犯していく。  
最初こそ必死にこぼさないように頑張っていたルリではあったが、その勢いに  
たまらずノドを詰まらせ、大部分を口から吐き出して自らの顔を  
シエルの小水で汚してしまう。  
「あ〜あ、こぼしちゃった」  
「ご、ごめん…」  
バツの悪そうな顔でルリが謝る。  
「別にいいよ。じゃあまた明日も来るから」  
「う、うん」  
こぼしたことを許されたと思ったのか、ルリの顔に笑顔が戻る。  
そしてシエルは早々に服を着直すとそのままルリの部屋を後にしていった。  
 
 

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