アングラ学園物語 〜第三話〜  
 
何気ない朝の光景…授業が始まる前の教室では沢山の話し声が聞こえ、皆が思い思いの行動をとっている  
ガラガラッ…  
勢い良く教室のドアを開け、チェルシーが教室に入ってくる  
ピシッとした服装に、メガネ…このクラスの生徒達には見慣れた格好だ  
今まで教室中に散らばっていた生徒達もその姿を見て足早に自分の机へと戻り、席につく  
「きり〜つ…れ〜い…ちゃくせ〜き…」  
クラス委員長のルリの号令に合わせ、緩慢な動きながらも全員が同じ動作をする  
「え〜と…欠席は無しね…?」  
面倒くさそうにチェルシーがつぶやくと  
「チェルシー先生〜!てきと〜なこと言わないで下さいよ〜!…今日は留美奈が欠席です」  
「あと04も」  
即座に銀之助&高麗にツっこまれた…  
気付いてはいたが昨日の一件があったので敢えて触れないようにしていたのだった  
「04はいつもの持病だとして…それにしてもアイツが休むなんて珍しいな サボりか?」  
「今朝、留美奈に声かけたんだけど、『身体が痛い』とか言ってたよ〜」  
「…」  
高麗と銀之助の会話を聞いて一瞬気まずそうな顔をしたチェルシーだったが  
「(ま、自業自得よね…)」  
実は昨日、この教室での留美奈とシエルのセックスを目撃したチェルシーは、その場で留美奈をボコボコにしたのだった…  
だが、その事に関する留美奈への哀れみは殆どと言っていいほど無かった…  
「はい!静かに!…とりあえず今からプリント配るから、明日には提出して頂戴ね」  
各列の先頭の席から後ろに一枚づつプリントが回されていく  
「…先生!留美奈の分とかはどーするんですか?今日欠席の二人にも渡さないとマズイんじゃないですか…?」  
「…あ!そ…そうね…」  
当たり前のことを指摘されて、チェルシーは一瞬考えたが…  
「じゃあ、あのバカに渡しといてくれる?メガネ君」  
「銀之助です…!だけど、今日は翠先生と実験道具を買いに行く予定があるですけど〜…」  
再びチェルシーは考える  
 
「(う〜ん…アイツが休む原因を作った私がわざわざ届けるってのも嫌だしなぁ…かと言ってルリ様に頼んだら、あのバカ、ルリ様に何するか…  
 シエルは昨日の今日なんだし、絶対会いたくないわよね…いやいや、アイツの家に女の子を送り込む事自体が間違ってるのよ…あのスケベジジィもいるし…  
 だからって、テイルなんかに頼んだら弱ってるところにトドメ刺しちゃいそうだし…)」  
「なら俺が届けて来ようか?今日、暇だし、一回アイツの家にも行ってみたかったし」  
高麗が元気な声をあげる  
「どうせ04にも届けなきゃならねぇんだろ?今日は暇だし、ついでに届けてくるよ」  
「そ、そうね!アンタ、04とも仲良いから丁度いいし…じゃあ、頼むわね!」  
「…仲良いは余計だ……!」  
少し頬を赤らめる高麗にチェルシーからさらに二人分のプリントが手渡される  
「(いくらアイツでも男の子に手を出すわけにはいかないだろうし…一件落着ね…)」  
チェルシーが残った連絡事項を伝え終わったと同時にチャイムが鳴り、いつも通りの学校生活が始まったのだった…  
 
…放課後  
高麗は手早く荷物をまとめると、我先にと教室から飛び出していった  
留美奈の家…庵光寺に向かって…  
 
…庵光寺  
高麗は庵光寺の正門前まで来ると軽く呼吸を整え、中の様子を窺った  
「お〜〜い!いるか〜?」  
返事は無かった  
「とりあえず入ってみるか…」  
相変わらず留美奈からの返事は無いが、高麗は勝手に中に入っていく  
「お〜い?どこだ〜?」  
片っ端から部屋の入り口を開けて確認していく…  
「玄関にくつがあったから、いるのはまちがいないと思うんだけどな…」  
高麗の予想通り留美奈は自分の部屋に居た…しかし、留美奈の部屋の中で行われていることは全くの予想外の事だったのだ…  
 
…留美奈の部屋  
「んん…ん…」  
「おっ…イイぜ、そのまま そのまま…」  
「ん…ん…ん…」  
留美奈は自分のベッドに腰掛けている…いや、ただ腰掛けているだけではなかった  
床に膝をついた赤髪の少女が彼の男根を一生懸命咥えていたのだった…  
身体には衣類の類は一切付けていないものの、それは紛れも無く今日、留美奈と同じく学校を休んでいたはずの04だった  
「…っ…ぉぉ…」  
04のスラッとした唇に包まれて、留美奈の肉棒は04の口内への出入りを繰り返す  
「んぐ……ぐぬ…んン…」  
04は僅かに苦しそうな声をあげた  
それというのも、実際は04はあまり頭を動かしておらず、彼女の頭を手でしっかりと抑えた留美奈が激しく腰を動かしているので、04には少しばかり負担がかかっているからであった…  
それは即ち、04の愛撫があまり上手くないということの証でもあった  
「…んン…んぐぅ……ぅぅ…」  
ジュプ…ジュブ……  
留美奈が腰を動かす度に04の口内に溜まった唾液と肉棒が絡み合い、くぐもった音をたてる  
この行為を長時間行っていたのであろうか、結構な量の唾液が口内に溜まり、時々唇の隙間から溢れていた  
「ぉ…お……ふぅっ…ん」  
留美奈は自分勝手に腰を動かしながら感嘆の喜声をあげている  
この時、遠くで誰かの声が聞こえたような気がしたが、留美奈は目の前の快楽に夢中で そんなことに構うつもりは毛頭無かった…  
 
留美奈の腰を動きが僅かにスピードアップし、身体を突き抜ける快感に顔を歪めた  
肉棒と口との結合部からの淫靡な物音はさらに大きくなり、留美奈の喘ぎ声や04の曇った声と混ざって部屋中に響いた  
留美奈は既に絶頂の寸前だった…しかし、そのことを04に告げることなく続けて腰を振り続けた  
「…うぅお…っ!!」  
「!!?……んぐッ!」  
イくのと同時に留美奈は04の頭をギュっと押さえつけ、完璧に股間部に沈めさせた  
04の唇は留美奈の男根の根元近くまで達してはいたが、これ以上飲み込むことは出来ず、今の位置までが限界であった  
「…ふッ…ぅ…っう…ん〜…」  
突然の射精だったので心の準備が出来ていなかった04は驚いていた  
 
1回…2回…3回…………  
留美奈の肉棒から精液が飛び出す度に口の奥に向かってむせるような感覚が飛び込んでくる  
それとは無しに射精の回数を数えていたが、後半の細かい射精に関しては正確に感じることができず、すぐに数えるのも止めた  
次々と飛び出してくる精液が口内に溜まっていき、留美奈の肉棒も少しづつ力を失っていくのがわかる  
最後のまで、射精し終えた留美奈は満足げな笑顔で  
「それじゃ、残ってるのを…」  
言葉は最後まで発せられることは無かった…留美奈もそれ以上言うつもりはなかった  
04からも返事は無かったが…眉間に少し皺を寄せると口全体を窄めストローを吸う要領で男根を吸いはじめた  
「…んん〜…ん…ぉ…ぉ」  
尿道に残った精液を吸い出されることがキモチいいのか、楽しいのか、留美奈はだらしない声を出した  
その行為も暫く続いたが、  
「…お…ああ、もう、いいぜ」  
という、留美奈の自分勝手な言葉によって終わりを告げた  
留美奈はゆっくりと04の口から自分の男根を抜いていった  
その際、04の口内から唾液と混ざった精液がボタボタとこぼれ落ちた  
「…ケホッ!…ン!」  
溜まらず咳き込む04だったが、その際にも口から精液が垂れ落ちている  
「良かったぜ!…でも、もうチョット細かい動きもいれてほしいんだけどな…(金髪みたいに…)」  
「…そのようなことを言われても困るのだが…」  
 
その直後、バタバタという足音が留美奈の部屋に近づいて来た  
「どこだ〜!ツンツン頭ぁ!!」  
「ん?」「!?」  
二人とも部屋の入り口を見た  
部屋の入り口が勢い良く開かれた  
「お〜い!どこ…だ…ぁ…………ぁ…」  
「…あ」  
「高麗…」  
三人ともに予想外の展開だったらしくその場にいた全員が固まった…  
部屋の空気が凍り付いている中、高麗が沈黙を破った  
「な…レ、04…これは…どーいうことなんだよ?」  
 
留美奈は上はTシャツだけ、下半身は何も着ていない 04に至っては全裸で床に座り込んでいる  
どー考えても説得力の無い格好だったが、留美奈は何とかして誤魔化そうとした…  
「え〜と…これはだなぁ…」  
「高麗、これは元はと言えば私の責任なんだ」  
留美奈の言い訳を04が遮った  
「私が獣の遺伝子を組み込まれて作られた、半獣だということは知っているな?」  
「お…おう」  
「その組み込まれた獣の遺伝子が原因なのだが…」  
「…な、なんだ?」  
「その…俗に言う『発情期』が時々訪れるのだ」  
「…!」  
「今までは体調が悪いとき以外にも、その時は学校を休んでいたので他人に知れることは無かったのだが…  
 ついこの間、学校にいる時にソレが来てしまってな…他人に知られてしまったのだ」  
04は喋りながらチラリと留美奈の方を見る  
「……」  
「その時、性交に誘われたのだが、私も状況が状況だったのでそれに応じてしまった…」  
「で…でも今日は…?」  
「ああ、今日の私も『その時期』なので…本来は出かけるつもりは無かったんだが、ついさっき『私の身体についての秘密は守る』という条件で呼び出されんだ」  
04の口調のせいで真面目な内容に聞こえたが実際はそこまで難しい内容では無かった  
ただ留美奈が04の秘密を盾にセックスを強制しただけである  
「…でもソレって、つまり…おどされて、ムリヤリ…」  
そこにツっこまれては色々困るので、留美奈は高麗の言葉を遮るように突然喋りだした  
「な、なんだかんだ言ってお前も興奮してんじゃねーの?」  
留美奈の台詞を聞いて、三人の視線が高麗の股間に集中する  
そこは短パンの上からでもわかるくらい盛りあがっていた…  
04の裸を見たせいか…高麗のソコは確実に勃起していたのだった  
「…う…これは…」  
「なぁ…04、高麗のもシてやれよ!」  
「…ぇ?」  
 
消え入るような感じで04は戸惑いの声をあげたが、一度床に視線を落とした後高麗の目を見つめた  
「…いいのか?」  
「ぇ…えぁ…」  
二人とも顔を赤らめて、モジモジと戸惑っている  
「イイじゃねーか!…お前ら仲良いし…問題ねぇだろ?」  
「……」  
数秒の沈黙の後…  
「お、俺…こういうの良くしらねーけど…04がしてくれるんなら…」  
やはり男の子としてこういう行為に興味があるのか、それとも別の思いがあるのか…とりあえず高麗は二人の留美奈の提案を了承したのだった  
「よし!…じゃあ、とりあえず中に入って来いよ!」  
部屋の入り口に立ち竦んでいた高麗を呼ぶと、留美奈は自分の座っている場所のすぐ隣えを『パンパン』と叩いた  
ガラガラ……  
戸を念入りに閉めると高麗はゆっくりと中に入り、留美奈の隣に座った  
「…で、ど…どうすれば……?」  
「とりあえずズボンは脱いだほうがいいだろう」  
「…え?」  
当たり前のように言い放たれた04の言葉に一瞬動きが止まったが…  
「(そうだよな…04なんて裸なんだし…)」  
無言の決意を胸に秘め、ズボンに手をかけるとスルスルと下げる  
股間部が露わになるとき 下がっていくズボンに勃起した男根が引っかかったが、力を込め、一気に降ろすと反動で男根がピンッと跳ね上がった…  
「…あ」  
膝をついた04の目の前に現れたソレは留美奈のモノよりも一回り小さく、先端の皮も剥けきっておらず、性的な幼さを帯びていた  
「では…」  
04の細い指が触れる  
「うっ…ん…」  
余程興奮してしたのか、肉棒を軽く握られただけで亀頭の割れ目から半透明の液が滲みだしてくる…  
04は、敏感に感じる高麗の顔を見上げ少しだけ微笑むと  
「大丈夫だ…まかせてくれ」  
「え?…ぁッ!…ぅぅ!」  
流れるような動作で高麗の肉棒を咥えていく  
 
「ん………ん………」  
先ほどの留美奈との動きとは全く違い…極めてゆっくりと顔を動かしていった  
「…うぁ…!…あ!…ぁ!…ん!」  
初めての経験…今までに感じた事の無い快楽が下半身を痺れるように流れていく…  
「う…ぁ…すげぇ…キモチいい…」  
高麗は素直な感想を口にした…04にもその声は聞こえていた  
一度、高麗の肉棒から口を離すと…  
「そうか…良かった………ん…」  
恍惚の表情を浮かべる高麗を見上げ、それだけを言うと、04は行為を再開した…  
 
隣に座っていただけの留美奈だったが二人の行為を見ている内に ムクムクと男根が再び硬さを取り戻してきた  
高麗と04はその事に気付いていない  
「(よし…)」  
心の中で呟くと、留美奈はおもむろに立ち上がると04の背後に回った  
2,3度肉棒をしごき感覚を確かめると、いきなり両手を04の腰に当て、グイッと下半身を持ち上げる  
「!?…何を!?」  
「お…おい…?」  
高麗も04も戸惑ったが  
「今日はまだこっちにはしてないからな…」  
そういうと、右手の指で04の秘部に触れる  
「…ぁ」  
自分の指で湿り気を感じると、留美奈は自身の肉棒を04の淫裂に押し付け、そのまま挿入した  
「!……んッ!…くぁ…」  
突然のことに驚いたのと、やはりまだ留美奈の肉棒は04の膣にはキツいので、たまらず04は声を荒げる  
「お…おい…大丈夫なのか?」  
心配した高麗が留美奈に尋ねる  
「心配すんなって お前もあとでするんだからよ」  
「…あ」  
実際に目の前で行われるセックスを自分もやるのだという事を想像して高麗の興奮度は更に上がっていった…  
「…ぁ…んむ…ん…」  
多少落ち着いた04は目の前の肉棒を再びくわえ込む  
「…ん!…ぅうわ!!…あ!」  
 
更なる興奮によって敏感になっていたソコは 間を置かれて与えられた刺激に耐えることが出来ず、04の口内に若い性欲を発散した  
「…ぅぅ…ぁあ…はぁ…」  
「んん…ん…んん」  
04は口内で全てを受け止める  
口内に溜まっていく精液は先ほどの留美奈の精液よりも濃いような気がした…  
「ぁ…ふ…はぁぁぁ……」  
「…ん…んっ!…んぁ!」  
射精が終わると、さっき留美奈に行ったのと同じ要領で高麗の男根を吸いはじめた  
ただ、さっきと違うのは後ろから留美奈に突かれているという点である  
先ほどから留美奈は自分のペースで腰を振っていた  
流石に04も感じているらしく、高麗の肉棒の処理をしながら苦しそうな声を上げている  
「……はぁ〜〜〜…」  
女の子に射精の処理をしてもらったことへの満足感か、高麗は口を半開きにして震えている  
「なんだ?もう出しちまったのか?」  
「…な、なんだよッ!」  
「こっちに入れたかったら、もっかい勃たせないとな」  
「え……」  
留美奈は『パンッ!』と腰を大きく打ち付ける  
「…んん!」  
「なあ、ネコチビ…もっかい勃たせてやれよ」  
「…ぁ…ん?」  
高麗の男根を咥えながら04は上目遣いに見上げる  
その煽情的な光景に圧倒されたのか…  
「……た、たのむ」  
と、静かに答えた  
「ん………」  
ジュブ…ジュプ…  
さっき射精された精液を口内に溜めたまま、高麗の肉暴に愛撫を始める  
相変わらず留美奈も腰を振ってはいるが、04はそちらよりも高麗の方に意識を集中させていた  
「う…あ…」  
じきに高麗の男根も再び勃起し、挿入に差し支えない硬度になった  
 
それを感じると04は口を離した  
離れる際に口から溢れた精液が顎まで垂れ、湿った筋を光らせていた…  
「おっ!なんだ、もういいのか…」  
そういうと留美奈は今までに無く腰のピストンを早めた  
「あッ…ぁぁ!…ん!」  
「待ってろよ、もうすぐ終わるからよ」  
「お、おい…」  
声を荒げて耐える、04を心配そうに高麗が声をかける  
「ん…ぅっ!」  
絶頂が近くなったとき留美奈は腰を引き、04から肉棒を抜くと尻肉のところで数回こすった  
「お…ゥ!」  
ドピュッ…ドピュ  
白濁の液が04の尻から背中にかけて放出される  
少し前に一回射精しているので、量的にはさほど多くはないが飛び散る範囲は広く床にも数滴が垂れた  
満足したところで、留美奈は04から離れ、机の上に置いてあるティッシュで自分のモノを拭き始めた  
高麗が『次はどうすれば良いのか?』といった顔で留美奈を見ていると…  
「ん?じゃあ、俺は少し出かけてくるからよ…そうだな2時間くらいか?」  
着替えながらそう告げると 出かける準備をして入り口の前に立った  
「じゃ、そういうことで」  
「あっ!おい!」  
風のように飛び出して行った留美奈には高麗の静止も意味を成さなかった…  
「行っちまった…」  
呆然とする高麗の前で04は留美奈は彼なりに気を利かせてくれたと言う事に気付いていた  
「続き…」  
「え?」  
「続きをしようか?高麗」  
「あ……お、おう…!」  
04は立ち上がると留美奈のベッドに乗り、仰向けに寝転んだ  
高麗も04に合わせて移動すると、揃えられた04の両足の外側に自分の両膝をつき、覆い被さるような姿勢をとった  
 
「ここだ、わかるか?」  
「お、おう…!何となくな…」  
高麗は明らかに強がった声で答えた  
「そんなに固くならないでくれ…私も緊張する」  
「あ…ゴメン…」  
恥らう高麗を見て微笑むと04はゆっくりと脚を開いていった…  
「ん…んぐ…」  
ゴクリと唾を飲み込むと高麗は何も言わずに、片手を自分の男根に添えると、二人の性器を密着させていく  
濡れて光を帯びた04の淫裂に肉棒の先が触れたかと思うと、高麗は止まらず、そのまま挿入を始めた  
前戯すら無かったけどれも事前の行為で十分に濡れていたお互いの性器はスムーズに結合していく…  
「…ぁ」  
「う…んぅ…ん〜…」  
短く切ない喘ぎ声を発する04と快楽に耐え切れずだらしない声を漏らす高麗…  
やはり高麗の男根は留美奈のモノに比べると小さいが、これ位のサイズの方が04にも丁度いいのかもしれない  
「はぁッ…はぁッ…うぅッ……アッ!」  
高麗は休まずピストン運動を続ける  
ただただ本能に従って快楽を求めるその動きは単純で拙いものだったが、今のこの二人には十分だった  
04の膣壁が柔らかく収縮し適度な圧力で内部にある高麗のモノを締め付ける  
「はぁ…あッ!…う…」  
「…ぁ…ん」  
「04…お、俺……」  
「…な、なんだ?高麗…?」  
04へ呼びかけたかと思った数秒後…高麗は早くも絶頂に達し、膣内に白濁の液を流し込んだ…  
「…ぁ!はぁ…ふぅっ…はぁ…っ!」  
荒い吐息を抑える事無く…力を失ったかの様に04の胸にうなだれかかる  
「高麗……」  
手を伸ばして高麗を抱きしめようとした04だが…  
「…んっ!…んんっ!」  
「…ぁ!」  
高麗のピストン運動が再開された…  
今だ膣内に埋もれる高麗の肉棒は硬さを失い、萎びれていた筈だった…  
 
それでも構わず、高麗は激しく腰を動かした  
「う…うぁ…」  
「あ……」  
動くにつれ男根も次第に硬さを取り戻していった  
それには流石の04も驚いたのだったが、今まで通りに高麗の行為を受け入れる…  
「…うぁ!……はぁッ!…ぉお…レ、04…!」  
「ん……ぁ…んん……高…麗」  
完全に元の硬度を取り戻した肉棒で04の秘部を貫く…  
「うぅ…ッ…!…おぅ…!」  
「……あぁ!!」  
高麗が04の膣に2度目の射精を行った頃、04も深い絶頂を迎えていた…  
 
…午後7時ごろ  
本屋〜ゲーセン〜コンビニと適当にぶらついて時間を潰してきた留美奈は庵光寺の門をくぐり、玄関の方に歩いていく  
「ただいま〜」  
疲れた声で帰宅を伝えたが、返事は無い  
「そういや、ジジイはまた温泉行ってっから誰もいねぇんだった…」  
そう思った矢先、留美奈の目に子供の靴が飛び込んできた  
出かける時にもそこに在った、乱雑に脱がれた靴…考えられることは一つだけだった  
「まさか…まだ居るのかよ!?」  
留美奈は自分の靴をさっさと脱ぎ捨てると、自分の部屋の方に向かって全力疾走する  
…勢いよく入り口を開けると中の様子を確認した…  
「……ん……むにゃむにゃ…」  
「……」  
高麗と04はスヤスヤと留美奈のベッドで寝息を立てている  
「オイオイ…勘弁してくれよ……」  
困った顔をした留美奈だったが、寝ている二人を叩き起こすのも気が引ける…  
「仕方ねぇ…先にメシでも食うか…」  
すたすたと部屋から出ると、二人を起こさないように静かに戸を閉める…  
 
結局、二人が起きるのはこれから1時間後だったが留美奈はそれまで大人しく待っていたのだった…  
 

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