アングラ学園物語 〜第六話〜  
 
早朝の庵光寺…  
薄暗闇の中、その庵光寺に近づく人影があった  
美しい金髪を靡かせて足早に正門をくぐる人影は、玄関まで行くと慣れた手付きで戸を開け、躊躇する事無く浅葱邸内へと入っていった…  
 
留美奈の部屋…  
薄暗い部屋の中、留美奈はスースーと寝息を立てて静かに寝ている  
ベッドの隣に置かれた目覚し時計の針は5時10分頃をさしていた…  
問題はその目覚まし時計がセットされていないということである  
「……ん………」  
無意識の内に何かの気配を感じたのか留美奈は少しだけ反応したが、そんなことは気にせず再び眠りに落ちた…  
その気配の主…つまり先程の人影は部屋の前まで辿り着いたかと思うと、勢いよく戸を叩き開けた  
バタン!!!  
「うぉっ!?」  
「いつまでも寝てないでさっさと起きなさい!!」  
「な…き、金髪!?」  
金髪と呼ばれた女性…チェルシーは強い口調で留美奈に命令したかと思うとスタスタと部屋の中に入って来た  
「い、一体何なんだよ!?」  
「……」  
チェルシーは無言で留美奈に近づくとシーツの端を掴み、思い切り引っ張った  
バサバサッ!  
一気に剥ぎ取られた下には寝巻き姿の留美奈がいる  
「ほら!さっさと着替える!」  
留美奈は戸惑いながら強い口調で質問した…  
「だから何なんだよ!?勝手にひとの家に入ってきたくせに…」  
「………アンタ…今まで何回遅刻したか知ってる?」  
「…!?…どういうことだ?」  
「今月に入ってからもう10回遅刻してるのよ…知ってた!?」  
 
「う…」  
「だから今日くらいは遅刻しないように…わざわざ私が起こしに来てあげたのよ!」  
「な……!」  
「わかったら着替えなさいよ」  
チェルシーの態度に気圧されたのか留美奈は力無く立ち上がった  
「だからって何でこんな朝早く…まだ5時じゃねーか…」  
「そ…それは……ついでに朝食でも作ってあげようかと……」  
「……そ、そうか」  
予想外のチェルシーの発言に思わず留美名も戸惑う  
「じゃ、じゃあ…勝手に台所使わせてもらうわよ…」  
表情を隠す様に後ろを向いて部屋の戸に手をかける  
「わかったからさっさと行けよ…気になって着替え出来ねぇだろ…」  
「別に見られて恥かしいモンじゃないでしょ……それじゃ、台所にいるから……二度寝しないでよ!」  
チェルシーは振り返ってそれだけ言うと、入って来た時と同じように勢いよく戸を締め、部屋から出ていった  
「まったく……」  
ブツブツ文句を言いながら、寝巻きを脱ぎ捨て、制服のズボンを穿く  
ついでに鞄を手に取ると、後で文句を言われないよう、今日一日の時間割を確認して教科書を中に詰める  
その次は寝ぼけた目と寝癖をなおすため洗面所に向かう  
冷たい水で顔を洗うと、手でグシャグシャと寝癖を簡単になおした…  
 
「あ゙〜〜〜〜………」  
納得がいかないという顔つきで留美奈は廊下を歩く  
「メシができるまで何してればいいんだ…?」  
そんなことを考えながら歩いいたが気が付くと台所の傍まで来ていた  
「…どれどれ?」  
何をしているのか気になったのか、首を伸ばし中を覗くとエプロンを纏ったチェルシーの後ろ姿が見えた…  
こちらからは見えないが手元はせわしく動いているようで、後ろ姿からも一生懸命料理をしているのが窺がえた  
「エプロンかぁ〜〜…悪くないかも……」  
イヤらしい顔つきでニヤけると、妄想が留美奈の脳内を素早く駆け巡った…  
「よし…!」  
 
覚悟を決めた留美奈は台所に歩み入り、ゆっくりとチェルシーに近づいていく  
その物音と気配に気付いたチェルシーは…  
「一応リクエストがあるなら聞いておくわよ」  
そうは言っているが、手元の作業に集中しているのかチェルシーの向きは変わっていない  
それを見て好都合と思ったのか留美奈は後ろ姿のチェルシーにいきなり抱きついた  
「きゃっ!…ちょ、ちょっと!」  
「まだ5時半にもなってねぇんだし…大丈夫だろ?」  
そう言いながら、チェルシーの胸元に回した両腕を軽く締める  
「んっ………でも…」  
「そっちが勝手に俺を叩き起こしたんだ、少しくらい俺の言う事聞いてくれたっていいだろ?」  
留美奈はチェルシーの了承も得て無いのに片手を腰の辺りに這わせ、弄った  
「…メシ作って、食べて、学校行く位の時間は残すからよ」  
「……っ…ん!」  
エプロンとスカートの間から手を滑り込ませると両手で肌の感触を確かめながら、服を捲くり上げる  
暫くすると留美奈の右手がスカートの中にある、女性の秘部を包む柔らかな布地に辿りついた  
「馬鹿……!」  
チェルシーはそれまで行っていた作業を中断すると自分の胸元に回された留美奈の腕を軽く握った…  
それを了解の合図と受け取った留美奈は自分の手をパンティと肌の隙間にスルスルと入れる  
滑らかな肌の感覚と柔らかな肉の感触を通り越すと、指を股の間まで持っていく  
「あ…」  
指をL字型に折り曲げると下から持上げる様に愛撫した  
折り曲げられた指の先が淫裂に潜り込んだり、その側の柔肉を窪ませる  
「別に我慢しなくてもイイぜ 近所に聞かれることも無いだろうし」  
耳元で留美奈が囁く  
「な、何言ってんのよ!そういう問題じゃないでしょ…!?」  
「じゃあ、どんなに気持ちよくても声出すなよ」  
「え?」  
留美奈はそう言うと中指を花弁の縁をなぞるように動かした  
「ん…」  
 
チェルシーの口から耐えるような呻き声が聞こえる  
留美奈はそれに気を良くしたのか人差し指、中指、薬指を不規則に動かし、パンティの中を激しく弄繰り回す  
徐々にチェルシーの陰部が湿り気を帯びてくる…  
しかし、わざと留美奈は指を挿入することはしなかった  
さっきから指で表面を擦ったり、中心部を避け、指で淫裂の周りを弄るだけである  
「…ね、ねぇ………」  
頬を羞恥の色で赤く染めたチェルシーは微かに呟く…  
「わかってるって!」  
その反応を待っていたのか留美奈は指先に力を込め、少しづつだが力強く折り曲げていった  
肉の花弁を掻き分け留美奈の指がチェルシーの中に入っていく  
それと同時にチェルシーの胸元に回していた左手に力を込め、乳房を握り込んだ  
ゆっくりゆっくりと手を動かすと、服の上からでも淫靡な柔らかさが味わえる…  
それを契機に花弁の奥から溢れ出てくる蜜の量も増加していった  
「…ん、んん……ぁぁ…」  
「(なんだかんだ言って、金髪もちゃんと感じてるじゃねぇか…)」  
留美奈は押し込んだ自らの指を色々な方向に動かし、チェルシーの中をかき回す  
…その頃には留美奈の肉棒も痛いほど勃起し、制服のズボンを持ち上げていた  
二人の腰は密着しているのでチェルシーにのもその感触を十二分に感じることができる  
「……ん」  
「………」  
その時には二人とも無言になっていた…  
留美奈は夢中で愛撫をし、チェルシーは留美奈の腕を握り、留美奈の愛撫から来る快楽の声を抑えている  
「…ぁ…ぁ…」  
愛撫を続けていく内にチェルシーは耐えきれなくなったのか終には静かな喘ぎ声が漏れ、段々と腰が降り曲がっていく  
チェルシーの腰が折れ曲がっていくのに合わせて留美奈も覆い被さるように腰を曲げていった  
留美奈の肉棒がチェルシーの臀部に押し付けられる  
それだけでは我慢出来なくなったのか、チェルシーへの愛撫を続行しながらも細かく腰を揺らし始めた  
「………ぅん…ねぇ…ちょ、ちょっと…」  
「…ん…あっ…!ああ…」  
チェルシーに指摘されてやっと気付いたのか留美奈は腰の振動を止める  
 
「…も、もういいよな?」  
「…どうせ断っても意味無いんでしょ?」  
「…う!……………かもな…」  
胸に回していた手でチェルシーの背中を軽く押し、もう少し腰を折り曲げるように要求するとチェルシーも素直にそれに従った  
丁度良い格好になって突き出された臀部に手をやると、掛かっているスカートを捲くり上げる  
そのまま流れるような作業でパンティもずらしていく…  
蜜に濡れた陰部が外気に触れる感覚とほぼ同時に、チェルシーの耳にカチャカチャというベルトを外す音が聞こえてきた  
そろそろ本番なのだという不安感と焦燥感がチェルシーの胸に響き、より一層身体を緊張させた  
「(…よし)」  
露わになった男根を握り、留美奈は一歩前へ進む…  
「…ぁ」  
留美奈は自分の猛った男根の先端を淫裂の入り口に擦り、上下させて弄んだ  
それに伴いチェルシーの唇から切ない声が漏れ、もどかしげに腰が微かにだが揺れる  
「それじゃぁ…いくぜ…」  
両手で腰を固定すると、留美奈は自身の肉棒を一息でチェルシーの奥まで沈めた  
淫猥な水音を立て、充血した肉棒が膣肉を押し分け、チェルシーの中に埋没していく  
「……ぅ!……あぁ…ん!」  
「…ぅくっ!!」  
二人はお互いに歓喜の声を上げた…  
一度最奥まで突いた後、男根が肉穴から抜ける寸前まで引き戻すと再び奥まで貫き通す  
留美奈にとっては先端のくびれが隆起する膣壁を擦り合う感触が例えようも無く心地良かった  
その感触をより多く味わう為にも、引き締まった腰を抱き、腰を引いてはぐいぐいと奥へ進むというのを繰り返した  
「やっぱお前のが…」  
「…何…よ?」  
「い、いや何でもない…」  
『やっぱお前のが一番良いぜ』みたいな事を言おうとしていた留美奈だったが…  
「(そんなこと言っちまったら、他の女の子ともやってるのがバレちまうからな…)」  
そう思い留まると、再度、快楽を味わう為、ゆっくりと深いピストン運動を再開する  
 
「…ぁ…うん…んんっ…ぃ」  
奥を突く度にチェルシーの口からは荒い吐息が漏れ、キュッキュッと肉壁が迫り、抜き出ていく肉棒を締め付けた  
何度も何度も快楽を求め、留美奈は腰を揺らす  
留美奈がチェルシーの膣を強引に押し広げていく行為に没頭して暫くが経過した頃、留美奈の股間に熱く痺れるような感覚が訪れる  
「…っ…あっ…!」  
先程起きたばかりで余程溜まっていたのか、迫り来る快楽に抵抗する事無くそのまま絶頂を向かえ、精液を膣内に解き放った  
留美奈は立ったまま踵を浮かし、背を反らせ、身体全体で絶頂を表現した…  
「……んん…あ……」  
息を激しくし乱しながら、チェルシーは注ぎ込まれる精液の感覚を受け止めている  
収縮する膣内に留美奈の肉棒は挟みこまれ、最後の一滴まで絞り取られるような錯覚に陥った  
ズルリと萎びれた男根を淫裂から抜き取ると…  
「…すまねぇ…金髪」  
「…え?」  
不意に留美奈がチェルシーに謝った  
「お前、まだイってない…だろ………?」  
「…え……あっ………」  
「俺なら何回ヤってもいいんだ…ただ、お前には…気持ち良くなって欲しいんだ…」  
「留美奈…」  
留美奈の率直な意見に思わずチェルシーも赤面する  
「じゃ、またいくぜ?」  
そう言って半勃ちになった肉棒チェルシーの股間に押し付けようとしたが…  
「…ちょっと待って」  
「…ん?」  
「その……ココじゃなくてもっとちゃんとした場所で…」  
「お…おう!!」  
チェルシーが行為を制した心理を理解すると、留美奈は動きを止めた…かと思うといきなり両手でチェルシーを抱え上げた  
「きゃっ!なにすんのよ!?」  
「だから、ベッドまで運んでやるよ」  
「ちょ…だけど…こんな……」  
「気にすんなって!」  
チェルシーとしては気にしない訳にもいかず、顔を紅潮させ照れている  
そのまま留美奈は一直線に自分の部屋まで駆けていった…  
 
留美奈の部屋…  
ほんの数十分前まで留美奈が眠っていたベッドには、今は服を脱いだチェルシーが仰向けに横たわり、そしてその上に倒れ込むように留美奈が多い被さっている  
「…ん…んむ…」  
二人は自然な動作で唇を重ねる…  
そこまで濃厚なキスというわけではないが、チェルシーの魅惑的に柔らかい唇と甘い吐息に留美奈は十分に酔いしれていた  
二人の身体が接近すると留美奈の胸板にはチェルシーの豊満な乳房が押しあたり  
その感触を直に感じた留美奈は張り裂けんばかりに肉棒を猛らせる  
「……ん……ふぁ…」  
やっと唇を離した二人の間には唾液の糸が垂れ、お互いの唇を繋いでいたが、それもすぐに消えてしまった  
留美奈は無言で亀頭をチェルシーの陰部に密着させる  
微かに開いた淫裂からは先程中出しされた精液がトロトロと逆流してきている  
親指で花弁を押し広げると留美奈は再び膣中へと進入していった  
「…うぉ…ぉ…」  
挿入した途端、一度イって敏感になっている男根の先端部分がトロリとした温かいモノに包まれ、留美奈は思わず声を上げた  
それを見たチェルシーの顔には僅かだが喜びの色が浮かぶ  
「そんなに…良かったの?」  
「ああ…」  
留美奈は真顔で答える それだけ彼も真剣だということだろう  
腰を進めるとチェルシーの肉穴がまるで何か別の生き物の様に留美奈の肉棒を飲み込んでいった  
チェルシーは大きく息を吐き、それの進入を受け止める  
留美奈もゆっくりと…ジワジワと腰を沈め、挿入していく  
桃色の媚肉を捲くり上げ、男根が最奥まで埋没した…  
これ以上深くは入らないのに留美奈はより深くまで進入しようとグイグイと腰を擦りつける  
「あ……ふぅ…ん」  
「…動くぜ…金髪…」  
ゆっくりとしたピストン運動が開始される  
抜いては貫き、最奥に達してはゆっくりと引き抜く…  
媚肉の間から押し出されるように淫猥な蜜が溢れ出てきては、陰部や太腿の付け根を伝わりベッドのシーツまで滴り落ちた  
 
二人の行為は、それこそ初夜の男女が行うような感覚だった  
それだけお互いに真摯な感情で臨んでいたとも言える…  
それまで腰を振る事だけに励んでいた留美奈だが、ふとチェルシーの顔を見てみた  
頬を桃色に染め、控えめにうつむき切なそうな顔をする彼女がそこにいた  
「金髪…やっぱ可愛いな…」  
思いもよらない感想が留美奈の口から漏れる  
「バ…バカッ!……こんな時に何言って…」  
「う…嘘じゃねーよ…!」  
留美奈も本音とはいえ緊張していた…  
チェルシーの顔が薄い桃色で染まっていたかと思うと、みるみる内に真っ赤になってしまった  
「っ〜〜〜〜〜〜〜」  
チェルシーは本気で照れているのかうつむいて何も言わない  
その反応を見逃さず、留美奈は腰の動きを強めた  
肉棒は膣壁をなぞり、柔肉から溢れ出てくる快楽の蜜液を掻き出すかの様に蠢く  
最初はゆっくりだったピストン運動も次第に早くなってくる…  
「あっ!…んっ!」  
収縮する度、上下左右全ての壁が吸い付き、絡みついてくるように襲い掛かってくる  
リズミカルな腰の動き…そのペースが早まるにつれ、チェルシーの喘ぎ声も大きくなってゆく  
「うぅ…金髪!」  
留美奈が腰を打ち付ける毎に結合部からは肉のぶつかる音が聞こえ、部屋中に木霊する  
その快楽に負けてしまったのか、執拗に、激しく、まるで貪る様に、そして狂ったように腰を揺り動かした  
赤黒く充血した肉の幹が中に深く沈みこむと、それに合わせて肉の花弁も内側へと押し込まれていく  
溢れ出た愛液は花弁にもたっぷりと付き、抜かれる肉棒の周りに纏わりつくことで、男根の根元の部分までその液で濡らすのだった  
留美奈の動きは止まない…いや、先程よりも強く激しく大胆に膣内を責めている  
ズブズブと肉の幹が沈んでは現れるのを繰り返しては、身体の一部が蕩けて無くなってしまいそうな感覚が全身を駆け巡る  
「ん…ぁ!ぁ!……ぁ!!」  
チェルシーは自分の体内に高まってきた甘い疼きを感じると…  
「留…美奈…」  
憂いを秘めたような瞳でチェルシーは留美奈を見つめる  
「金髪……俺もだ…」  
お互いに絶頂が近い事を告白すると…  
 
チェルシーは腰を少しだけ浮かせ留美奈が挿入し易い姿勢になり、留美奈はそれを活かしより膣内全体をを刺激するように腰を動かした  
二人の動きが激しくなると、チェルシーの形の良い乳房が腰の動きに合わせ波打ち、尖った乳首がランダムな図形を描いて揺れている  
「ぁ…ぁあ!!んん…!!…んくっ!」  
チェルシーが一歩早く、絶頂を迎える  
ビクンビクンと背筋を震わせ、小さな唇を半開きにして肉欲が満たされたことを告げた…  
それと同時に膣内が不規則な動きをして、包み込んでいる肉棒に最後の刺激をあたえる  
急速に放出のうねりが高まってきた…留美奈は最後にチェルシーを強く抱きしめ、腰を突き入れた  
脳髄から降りてきた感触が背筋を渡り尻の方までくると、男根の付け根の更に奥から欲望の放出感が一気に押し寄せて来た  
「…うっ…っく…!」  
ドクドクとチェルシーの膣内に白濁とした液が満ちていく…膣を遡り、子宮までも到達するかもしれない…  
数回の律動が収まるまで、留美奈は自分の肉棒をチェルシーの中に預けておいた…  
暫くしてから二人の結合部から少し萎えかけた男根が引き抜かれる  
抜く時には結合部分からお互いの体液の交じり合ったものがドロリとこぼれ出た…  
 
10分後…  
二人の行為は未だ続いていた…  
今度はうつ伏せになったチェルシーの背後に留美奈が覆い被さる体位である  
チェルシーは少しだけ腰を浮かせて留美奈が挿入し易い体位にしていた  
この体勢ではチェルシーが両脚をピタリと閉じているのでそれに伴って、膣穴の締まり具合も向上している  
しかし、体位とその締まり具合のおかげで挿入はゆっくりと行われた  
一回一回、じっくりと味わうように挿入される…  
留美奈もチェルシーが退屈しないようにと後ろから手を回し、乳房を愛撫した…  
中指と人差し指で挟むようにして乳房の先端の突起を優しく愛撫したり、軽くまたは力を込め…色々な力加減で乳房を揉みしだいた  
他にも背筋や首筋に下を這わせるなど、留美奈は持てる技術の全てを使いチェルシーを愛撫したのだった…  
…今日起きてからもう何回挿入を繰り返しただろう?  
限界とも言えるぐらい二人は絡み合っている  
「う……出すぞ…金髪!」  
「…ぁ…留美奈…!」  
三回目の膣内射精…溶ける様な絶頂の感覚に恍惚の表情を浮かべた二人は一緒に眠りに落ちていった…  
 
ピピピピピピピピピピピピピピピピピピッ!!  
不躾に二人の静寂を破ったのは目覚し時計の機械音だった  
「…ん……」  
ピピピピピピピ バシッ! ピッ……………  
「何止めてんのよっ!?」  
「だって…うるさいだろ…?ぐ〜…」  
「寝ないでよ!さっき私がセットしておいたのよ!!  
 あ゙〜〜〜〜!!もう7時50分じゃない!!」  
「……ぐ〜」  
「これじゃ、私まで遅刻しちゃうじゃないの!!  
 なんで遅刻させないように来たのに遅刻しそうにならなきゃいけないのよ!」  
「『ミイラ取りがミイラになる』ってやつだな…ぐ〜」  
「なに偉そうな事言ってんのよ!!寝るな!!!」  
ズド〜ン!!  
「うぎゃぁぁぁぁぁーーーーーー!!」  
 
結局、チェルシーの頑張りによってこの日は遅刻しなかったものの  
朝っぱらから三発もヤっちゃった二人は一日中ヘロヘロだったとさ…  
 

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