アングラ学園物語 〜第九話〜  
 
○月×日 2限目  
『今日の体育、男子はサッカー、女子はテニス』  
教室の黒板には崩れた文字でそう書かれている  
それを見た者はさっさと自分の体操服を持って教室から出て行く  
この学校には体育館に男女それぞれの更衣室があり、皆そこで着替えるのだ  
「…ん?」  
銀之助が教室から出ようとして、ふと振り返った時、まだ教室の中には人影があった  
「あれ?留美奈?行かないの?」  
「ああ…ちょっと調子悪くてよ……」  
「また、変なモノでも拾って食べたんじゃ…」  
「そんなワケねーだろ…とりあえず調子悪いから、もしかしたら体育には出れないかも…」  
「ふ〜ん…わかった。とりあえず先生にはそう伝えとくね」  
そう言うと銀之助は体育館に向かって歩き出した  
時間が経つにつれ、教室内の人間も少しずつ少なくなっていく…  
…完全に人の気配が無くなり、廊下から誰の足音も聞こえなくなった頃、留美奈は囁くような声で呼びかけた  
「…ぉ〜ぃ……もういいぞ…」  
教卓の下から誰か出てくる  
「ねぇ…やっぱりやめよう…授業中だよぉ?」  
現れたのはシエルだった  
シエルはそわそわしながら留美奈の表情を窺っている  
「わかってねぇな〜 こういうスリルと隣り合わせの状況が燃えるんじゃねーか!」  
「…ぅ」  
力説する留美奈をシエルは呆れ顔で見つめている  
「いいから、こっち来いって」  
「ぅ、うん…」  
「心配すんなって。ヒドいことはしねぇから」  
 
そうは言われてもシエルにとって『心配するな』とは無理な相談である  
「……今日は何するの?」  
とりあえず、内容だけでも聞いてみることにした  
「ちょっと耳貸せって…」  
一応、隣のクラスは普通の授業をしているので、万が一の場合に備えて小声で話す  
…ゴニョゴニョゴニョ  
「え…え…!…えぇ!?」  
耳打ちしている留美奈の隣でシエルの小さな顔が段々と紅潮していった  
「…と、まぁ…コレだけだ。簡単だろ」  
「かかか、簡単なんかじゃないよ!」  
あまりの驚きに声がデカくなってしまったことに気付いたシエルは、咄嗟に自分の手で口を塞いだ  
「だから大きな声出すなって…」  
「…ぅ、うん…ゴメン」  
「そうそう……じゃ、早速」  
留美奈の手がいきなりシエルのスカートを摘んだ  
スカートを捲られると思ったシエルは反射的に両手を使ってスカートを押さえつけた  
「ホントにやるの…?」  
「早くしないと体育終わっちまうぞ?」  
「ぅ、ぅうう…」  
留美奈の押しに負けたのか、シエルの両手は次第に力を失っていった…  
 
…校庭  
黒板に書いてあった予告通り男子はサッカーをしている  
パスやドリブルの練習をする初心者もいれば、巧みな技を披露する上級者もいる…  
そんな中に高麗の姿もあった  
少し皆から離れ、一人でリフティングの練習をしている  
「よっ…っと!…っほ!…ん!(おお!俺、結構上手いかも…)」  
実際それなりに上手かったので調子にのっていたが、キックの力加減を誤ったせいかボールは予期せぬ方向へ弾んでしまった  
地面に落ちたボールはそのままコロコロと体育館の方へと転がっていった…  
「あ〜あ…」  
面倒くさそうな表情で高麗は歩いていく  
10mほど歩いてボールを拾うと、クルリと後ろを振り向き、元いた場所に戻ろうとした…  
その時…  
「…高麗」  
誰かに呼ばれた気がした  
キョロキョロと周りを見渡してはみたが誰もいない  
「気のせいかな…?」  
「…高麗!」  
「!?」  
先程より強い声だったので、その方向に目をやると体育館の建物の陰にいるシエルが見えた  
「シ、シエル?何してるんだ?こんなところで…」  
「え、えと…」  
「よく見たら体操服に着替えてないし」  
「そ、それが…」  
「何だ?顔赤いけど…調子でも悪いのか?」  
「ま、まあ…そうかも」  
シエルの様子がおかしい事には高麗でなくとも気が付くだろう  
顔は上気したように赤いし、息も多少荒く、先程から太股の辺りをしきりにくねらせている  
「??大丈夫かよ?」  
「う、うん…その…ちょっと頼みたいこと…あるんだけど」  
 
「え?(何か変だな…)」  
「え〜と、あの…その……にーちゃんに言われてぇ…」  
「!!?それってルミナのことか!?」  
「うん…」  
高麗の頭の中で、以前留美奈の家に行った時のことが激流の様に思い起こされた…  
そして閃いた  
「ま、まさか…なんか変なコトされたんじゃ…」  
「……」  
シエルは爆発しそうに赤い顔で…そして無言のまま、スカートを捲くり上げた  
「!!」  
スカートの下には白いパンティがあった  
そしてその中に伸びる一本の線…その線はシエルの太股にテープで固定された小型の機械らしき物に繋がっている  
「…!!」  
高麗は絶句して、その光景から目を離すことが出来なかった  
よく見てみるとパンティの中に伸びる線は微かに震えている  
…つまり、シエルの中に入っている何かが小刻みに震えているということになる  
「(こういうの…兄貴が持ってるHな本で見たことあるな…)」  
「……」  
驚くしかない高麗に対してシエルは目で何かを訴えている  
「ぅぅ…あ、こ、これ…!な、なんで取らないんだ!?」  
「……取れないんだって…にーちゃんが『俺以外のヤツには外せない』…って言ってた…」  
「はぁ…(絶対ウソだな…)」  
高麗の思った通り、こんなもの取ろうと思えばいつでも身体から外すことが可能である  
「それで…外して欲しかったら…」  
「…?」  
「そのぉ……」  
「…?」  
「…誰かの『せいえき』を取って来たら外してやるって……」  
 
「はぁぁ!!?」  
思わず高麗の口から大きな声が漏れた  
「そ、そんなこと言われても…」  
「ね?おねがい!早くしないと……あっ!ぅん…」  
シエルは身体をくねらせながら、艶っぽい悲鳴を上げた  
股間に押し寄せる刺激を一生懸命耐えながら、潤んだ瞳を高麗に向ける  
「わ、わ、わかったって!でも、ここじゃあ…」  
「ぁ…じゃ、更衣室…」  
「お、おうッ!!」  
シエルの手をグィと引っ張ると、キョロキョロと周りを気にしながら歩き始めた  
仕方無いとは思いつつも、こんな場面を他人に見られでもしたらとんでもないことになる  
「(うぅ…マジかよ…)」  
二人の姿は体育館の中に消えていった…  
 
…男子更衣室  
「…あ」  
高麗の短パンは布地の上からでも勃起しているのがわかる程に盛り上がっていた  
「仕方ないだろ!」  
シエルのためだと思いつつも身体は興奮してしまう  
「…それで、どーすんだ?」  
「男の子は…気持ちイイのがおっきい方が早く終わるの?」  
「?…ん、ああ、多分…」  
顔を先程よりも赤く染めながら、シエルは考え込んだ  
「それじゃ、お口でするから…あんまり上手くないと思うけど…」  
「う…」  
元より自分に選択権は無いと考えていた高麗にとって、この発言はある意味嬉しかったと言える  
…シエルは絶えず身体をクネクネ動かしている  
 
シエルとしては一刻でも早くこの状況を治めたかったのだ  
「じゃ、下ろすね…」  
「え……? あッ!!」  
伸ばしたシエルの両手が、高麗の短パンとパンツをスルスルと一緒に下ろしていった  
「…あ」  
パンツに引っかかった男根がピンッと跳ね、シエルの眼前に逞しいその姿を現した  
「にーちゃんのより小っちゃいね…」  
「し、仕方無ぇだろ!向こうは俺より年上なんだし…!」  
当然と言えば当然のことなのだが…高麗はとりあえず反論だけはしておいた  
「ったく…!早く済ませたいんだろ!」  
「う、うん…それじゃぁ」  
細い指先が男根の幹を掴んだ  
それと同時に少しずつ顔を近づけていく…  
「うっ…」  
触られただけで高麗の男根はビクビク脈打ち、亀頭の先端からは液が滲み出てくる  
「こ、これは違うんだよね?」  
「ああ…まあな」  
シエルが指に力を込めて滑らせると剥けきっていなかった皮も一緒に滑り、完全に亀頭が露わになった  
むせるような男の臭いを我慢しながらシエルは徐々に口を近づけていく  
「んむ…」  
僅かに広げた唇を通り、まずは亀頭だけが口内へ進入した  
「うわっ…あ!」  
暖かく柔らかい感触に包まれた瞬間、高麗は情けない声を上げてしまった  
それからも男根は少しずつシエルの口の中に進んでいく  
「ぁ、そのまま、そのまま…」  
高麗はシエルの頭を手で押さえ、自分のペースで男根を進入させていった  
以前、04にしてもらった時のように深くくわえ込んで欲しかったのだ  
「ん〜!」  
微かに苦しそうな声がする  
「あ、ごめん…つい…」  
咄嗟に手から力を抜いた  
 
シエルの唇は幹の途中で止まっている  
「あ…その…お前の好きなようにしていいからさ。多分それで十分気持ちイイと思うし…」  
その言葉に答えはしなかったものの、シエルの口はゆっくり動きを再開した  
「…っ!」  
下が亀頭と幹の間に触れた…暖かい感触が這うように伝わっていく  
閉じられた口が顔の移動で前後に売れる度に男根の皮もしごかれる  
「…う〜〜」「あ〜」「んっ…」  
高麗はその快感のせいで、情けない声を連発してしまった  
「(前、04にやってもらったのとは何か違うけど…これはこれで…)」  
「んっ!んっ!」  
シエルは一生懸命顔を動かす  
高麗には分からないのだが、シエルの股間にも永続的に刺激が与えられているのだ  
さほど開発されていない性器と弱々しい振動のお陰で多少はその快感にも耐えることは出来るのだが  
快楽も段々と蓄積されてきていた  
「んっ!ん〜〜っ!」  
早く終わらせたい一心で顔のピストン運動を早めた  
「あっ!ぉう!シエル…」  
その声もシエルの耳には届いていない  
辺りには唾液が掻き混ぜられる淫らな液体音が響いているだけである  
「も、もう…」  
「!!?」  
その瞬間、溜まっていた精液が小さな口内に開放された  
ドクッ…ドクッ…  
男根は勢いよく跳ね上がりながら、その白濁の液でシエルの口を蹂躙していく  
「ぅ…ふぅ〜…あ〜」  
再びシエルの頭を両手で押さえながら、高麗は射精が終わるまで余韻に浸っていた  
「ん〜〜!!!」  
感無量といった感じで余韻に浸っていた高麗の身体を強く押し、やっとシエルが顔を離した  
口の端からは白濁の精液がこぼれている  
 
「な…んでっ!!」  
未だ精液が口に溜まっているのではっきりと喋れないが、その声が怒りを表現しているのはわかった  
「あ、もしかして中に出さない方がよかったのか?」  
シエルはブンブンと頭を大きく縦に振った  
「…ゴメン」  
一瞬、沈黙の後、高麗が気付いたように言い出した  
「俺が言うのもなんだけど…さっさと行った方がイイんじゃないのか?」  
それを聞いたシエルは口元をおさえながら、一目散に駆け出して行った  
「……」  
残された高麗としても、こんなところを誰かに見られたくはないので、そそくさと後片付けを始めたのだった…  
 
…教室  
突然ドアが開いてシエルが駆け足で入って来た  
「ほら!取ってきたよぉ!」  
白濁の液が付いた口を手を留美奈に見せる  
「おお…本当に取ってくるとは…」  
「それ、どーいう意味?」  
それを聞いたシエルの周りにバチバチと火花が起こった…  
「お、落ち着けって!約束は約束だ、ちゃんと外してやるからよ」  
流石に『冗談だったのに』では済まない状況なので、留美奈も大人しく対応した  
「早くしてよ〜」  
「わかった、わかった。じゃ、まずスカート上げろって」  
「…うん」  
それくらいは仕方が無いのでゆっくりとスカートを上げた  
「あ〜これは後ろからの方が取り易いかな?…というわけで後ろ向いてくれ」  
「…うん」  
「もうちょっと尻を突き出してくれた方がいいな…ほら、その机に手を付いて…」  
「え〜!…仕方無いなぁ」  
もう少しで開放されるという期待感のせいか、シエルは留美奈の言う通りに動いていく  
留美奈はスカートを後ろから捲り上げるとパンティの布地越しに尻肉を弄った  
 
「あ!やっ!…もぉ〜」  
「わりぃわりぃ…けど、やっぱりパンツ脱いだ方が取り易いな…少しずらすぞ」  
「あぁ!もぉ〜…」  
「心配すんなって。ほら、前向いてろ。今、楽にしてやるからよ」  
渋々と顔の向きを変え、シエルは留美奈が取り外してくれるのを待った  
スルスルとパンティが下ろされていく  
陰部が露わになったぐらいで手を止め、そこから伸びる一本のコード勢いよく引っ張った  
「ぁ…っ」  
今まで絶え間無く続いていた刺激…それから、やっと開放されたことへの安堵感がシエルを包んだ  
しかし、次の瞬間…  
…ズブ!  
「あッ!!」  
シエルの淫裂に突然、何かが侵入してきた  
「『今、楽にしてやる』って言っただろ?」  
覆い被さるような体勢になり、留美奈はそう呟く  
いつの間に準備していたのか…侵入してきた物は留美奈の怒張だった  
「ぁ…ん!やだッ!」  
「あんなんじゃ全然気持ち良くならねぇだろ?…だから」  
シエルの幼い身体が壊れるかと思うほどの留美奈は腰を前後に動かした  
腰が打ち付けられる振動にシエルは四肢に力を込めて耐える  
「う…!んん!ッ!」  
留美奈が挿入する前から僅かに濡れていた淫裂は容易く留美奈の男根を受け入れ、中の柔肉も丁度良い状態になっていた  
「けど、今授業中だからな、誰かに気付かれる前に終わらせようぜ」  
「ん…んぐ!…ぅ」  
シエルの意思に関係無く、一方的な性交が行われている…  
「あ…!んッ!!」  
「(あ〜〜やっぱり雷チビのは普通にキツくて…いいなぁ)」  
二人の結合部から聞こえる粘着質な響きが次第に大きくなってい  
 
留美奈もただ闇雲に動くのではなく、自分の男根が淫裂内部の様々な箇所を擦るように動いている  
「…ん……ん…あッ!!…ん…あぅ!」  
シエルの身体がビクンと反応した  
「ん?ここがいいのか?」  
腰を器用に動かして、今しがたシエルが反応した部分を集中的に攻めてみた  
「ああッ!んぅ!…やぁッ!…もう…やぁ」  
「気持ちよくないのかよ?」  
「そ、そんな……でもぉ…」  
「が、我慢すんなって…ぅ」  
留美奈の限界もそろそろ近づいてきていた  
「う…おぉ」  
絶頂が迫ってきていることもあり、留美奈の腰が更に小刻みに動く  
「あ…あ…ん!…ぅん」  
「もぅ、だめだ…!」  
その言葉と同時に腰を強く叩きつけると、シエルの膣内に届くほどに精子が発射された  
ドクッ…ドクン…ドクドク…  
「ふぃ〜…」  
尻肉にピッタリと腰を密着させながら余韻に浸っている  
「すまねぇ…先にイっちまったな……けど…」  
まだ射精も最後まで済んでいないのに、腰を振り、ピストン運動を再開した  
「あぁん!!んん!!」  
多量の精液が潤滑油の様に二人の結合部を満たし、ジュブジュブと音を立てている  
半分萎えかけている男根ではあるがシエルの淫裂には丁度良い大きさであった  
「今日こそちゃんとイけるといいな…」  
「あッ!!んむッ!」  
 
もうシエルに留美奈の声は届いていなかった  
散々焦らされた挙句、これだけの刺激を与えられている…既に絶頂を迎えていても不思議ではない  
「…ん!も、もう…だめ…!!こんなの…」  
「お、そろそろか?」  
調子に乗って腰の速度を上げる  
「あ、あ!」  
「ほら!」  
留美奈は仕上げとばかりに深く一突きしてきた  
「んん!!あぅ!!!!」  
深い絶頂を迎えた時、シエルの頭の中は真っ白になった…  
と、同時に…  
「ん?」  
シエルの周りにいくつかの火花が走ったように見えた。次の瞬間…  
ビリビリビリビリビリビリビリビリ!!!  
「うっぎゃ〜〜〜〜!!」  
瞬間的ではあるが、シエルの身体から生じた電撃が留美奈の体を直撃した…  
 
…昼休みの保健室  
電撃を受けて黒コゲ寸前になりながらの自力で保健室まで辿りつき、とりあえずベッドで休ませてもらうことだけは出来た  
そのまま、午前中の授業は休んだ…  
「あ゛〜〜〜…ちくしょ〜」  
「何言ってんだ、元はといえばお前が悪いんだろ」  
「お、高麗」  
意外にも見舞いに来てくれたのは高麗だった  
「ほら、お前の弁当も持ってきてやったんだぞ」  
「…すまん」  
留美奈は何となく覇気が無い  
「あの後、結局金髪にバレて、2,3発なぐられるしよ……はぁ〜」  
「…実は俺もシエルとのコト、04に聞かれてたみたいで…」  
高麗の顔も暗くなる  
「それで『私が言える立場ではないかもしれんが…こういうことは感心しないな』…だって。  
 嫌われたかもしれねぇ…」  
「…」  
「…」  
無言のまま、二人は弁当の蓋を開けた  
「お互い苦労するな…」  
保健室では男二人でしみじみとした食事会が開かれていた…  
 
〜〜〜〜〜〜〜〜糸冬〜〜〜〜〜〜〜〜  
 

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