ルリを救出してからというものの、平和な時間が浅葱邸に流れていた。
チェルシーは食材や雑貨品を購入するために外出していた。
今、浅葱邸にいるのは留美奈とルリのみである。
昔ならチェルシーは留美奈とルリを二人きりにすることなど許しはしなかったが……
彼女の中で留美奈に対する認識が大きく変わったという事だろうか。
ケンカは毎日絶えないもの、今では相思相愛の仲でもある。
「あの…留美奈さん」
「ん? どうした…ルリ?」
留美奈がいつもどおり部屋でぼーっとしていると、ルリが声をかけてきた。
「あの、私…そういえば、留美奈さんに助けてもらって何のお礼もしてないなって思って…」
「何言ってんだよ。お礼なら俺が言いたいくらいだぜ。何度もルリに命助けてもらって…」
「いえ、でも…私、ちゃんとお礼したくって…あの、私に出来る事なら何でもしますから…」
「な、何でも……?」
その言葉に留美奈はいつもの通り頭の中で妄想を膨らませる。
(今ならちょうど金髪もいねえし…これって、もしかしてチャンスか!?)
留美奈がいやらしい目つきでルリを下から上へと視線を送っていく。
そして、ある一点で留美奈の視線が止まった。
ルリの胸。
(ん…? もしかして、ルリって……金髪よりも……)
「あ、あのさぁ、巫女の服着てくれないか?」
「え…そ、それだけでいいんですか?」
「そ、それだけってわけじゃないんだけど…」
「…? じゃあ、とりあえず着替えて来ますね」
…5分後
「留美奈さん」
「お、着替えて来たのか?」
留美奈は待ってましたとばかりに、着替えてきたルリの前に立ち、上から改めてルリの胸の辺りを見下ろす。
まだ少女ながらも、豊かな乳房の膨らみが、露出度の高い巫女の服から伺える。
(や、やっぱり金髪よりでけぇや…あとは、交渉がうまくいくかどうか…)
「ル、ルリ」
「…はい?」
「あの、さ…実は、パイズリして…欲しいんだけど…」
「え…ええっ!?」
(やっぱストレートすぎたか…)
ルリが留美奈から一歩後ずさりするが…
「パイズリって何ですか?」
きょとんとして、改めて留美奈を見つめた。
(そ、そう来たか…でも、これってさらにチャンスだよな…)
「じゃ、じゃあ、教えたらその、パイズリしてくれるか?」
「え…留美奈さんが喜んでくれて、私に出来る事なら…」
「そ、そっか…じゃあ、今から準備するから…」
「準備って……きゃっ!?」
大きく目を見開くルリの前で、留美奈がズボンを脱ぎ始めていった。
そしてルリの耳元に顔を近づけてそっと囁いた。
「ルリ…じゃあ、さ…その、胸…で」
「え……そ、そんな、恥ずかしい…」
「あ、いや! 別にルリが嫌なら俺は…」
留美奈が顔を赤らめるルリから目を背けて、とんがった頭をくしゃくしゃにした。
「あ…あの、でも…留美奈さんが悦んでくれるのなら、私…」
「ルリ…うぉっ!?」
むに……
ルリは恥ずかしそうに留美奈の下半身の前で跪き、巫女の服の胸元をはだけさせ、柔らかくふくよかな双乳で留美奈のものを挟み込んだ。
突然の柔らかな感触に、留美奈も思わず声をあげてしまう。
それと同時にルリの柔らかな乳房の谷間でさらに肉棒が固くなってしまう。
ルリがギュッと胸を寄せると、留美奈の肉棒によっていやらしく乳房の形が変形する様子が、見下ろす形で見えた。
「くぁ……スゲェ……柔らかくて…」
「留美奈さんの……熱くて、固い……です…」
ルリとしても思いもよらない体の箇所で留美奈の熱を感じて、興奮の色を隠せないようだ。
呼吸が荒くなり、谷間から覗く肉棒に熱い吐息がかかる。
その度に留美奈の肉棒がさらに硬度を増して、ビクンと反応する。
「んんっ……あ……ふぅ……」
くにゅ…むにゅ…ずりゅ…
ルリがゆっくりと自分の両手で胸を揺すり始めた。
たぷたぷと乳房が波打つ度に、留美奈は体を震わせて与えられる快楽に必死に耐える。
しかし肉棒は素直に先走りを止められるはずもなく、ルリの白い乳房を汚しては、動きに滑らかさを与えてさらに奉仕を促す。
「ルリ…やべぇよ…気持ちよすぎて…」
「そう…ですか? よかった、留美奈さんが悦んでくれて…んっ、あの、コレを続けていればいいんですか?」
「あ、ああ。実は、先の方をそのまま舐めてくれるともっといいんだけどな…って、それはさすがに……!?」
ぴちゃ……
瞬間、留美奈の先端が暖かな感触に包まれた。
もちろん、先端部から下は柔らかな感触に包まれている。
おそるおそる下腹部に目をやると、ルリがたっぷりと唾液を含んだ赤い舌を先端部に這わせ始めていた。
「ル、ルリ…ちょっ…」
「れろ……ちゅっ……んん……留美奈、さん…あの、どうですか…?」
留美奈の視線に気がつくと、舌を口元から覗かせて、頬をほんのり染めながら留美奈に尋ねた。
少女の口元と乳房に挟まれた自分の肉棒が、細い糸で繋がっているのがさらに興奮を掻き立てる。
「うぁ…すごく、いい…けどさ……」
「ん…じゃあ、続け…ますね、それと……は、恥ずかしいから、あんまり…見ないで…」
おそるおそる下腹部に目をやると、ルリがたっぷりと唾液を含んだ赤い舌を先端部に這わせ始めていた。
清純なルリがこのような卑猥な行為を自分に施してくれている。
そんなひどく扇情的な光景に、留美奈は今にも達してしまいそうになる。
「んんっ…はぁ…ぁ…ふ…ちゅう……ちゅ…ん、ふぅ…ん…」
ルリは留美奈の視線に気付きもせず、ただひたすら柔らかな乳房を揺すりながら、敏感な先端部に吸い付いていく。
ルリの口の端から零れた唾液と先走り液の混ざった液が、肉棒を伝って彼女の乳房の谷間を汚しては、滑りを加え、さらに行為に拍車をかける。
ぬる……ぬるっ……、むに、むにゅぅ……
「ふぁ……ちゅっ、ちゅぅ……んぁ……ちゅ…る…はぁ、はぁ…」
「……っ!」
留美奈は無意識の内に体を震わせては、自らも腰を動かしてはルリの乳房を犯していった。
ぬるぬるとした先端が、胸の中に沈むたびにくちゅくちゅと卑猥な音が響いた。
「ん…、あぁ…!あんっ……はふ…んっ!」
ルリも自分の胸の中で蠢く熱いモノを感じては、嬌声をあげていく。
そして自分を犯そうとする肉棒をさらに乳圧を加えて強く押さえつけ、先端部を懸命に先走りと唾液にまみれた唇で犯していった。
「は…ぁ……んっ、んっ…んぷ…ちゅるる、ぢゅぷ……」
「ル…ルリ……俺、もう…」
「ふぅ、んっ……んぁ…ちゅっ……ちゅっ…ちゅるる…じゅぷ……留美奈さん…まだ固くなってます……ああん……」
留美奈は最後の力を振り絞りながら、必死に腰を動かして、最後までルリの乳房を犯していった。
大量に分泌される先走り液を、すべて逃すまいと言わんばかりに、ルリも双乳を動かしながら、亀頭に舌をより激しく蠢かせる。
「あ、あぁん…んぁ……んっ……ふ…ぅ……」
そしてルリが唇を離した瞬間、大量の白濁液がルリの顔面を目掛けて迸った。
ルリの胸の中で大きくビクンビクンと痙攣しながら、留美奈は自らの欲望でルリを余す所なく白く染め上げていく。
「んっ!あぁぁ……あくぅ……きゃふ……ぅ…熱……い…」
「う……くっ……」
勢いのある白濁はルリの顔面に張り付き、勢いのないものはルリの寄せられた乳房に、ねっとりとした白濁色のプールを作った。
「留美奈…さん……んっ! んぁ……はぁぁ…まだ……出て…すご…い…あぁん…」
なおも放出を続ける留美奈の白濁を、トロンとした目で受け止めては穢されていく。
そしてようやく欲望の放出が終わったのを確認すると、ルリが額に張り付いた白濁を指ですくい取って、舌を出して軽く一舐めした。
「すごい…留美奈さんの匂いがします……」
「ルリ…すごく…よかったぜ」
「え…? 本当ですか…よかった…」
「ああ…だから、もう一回…」
ビクッ!!
留美奈が再び腰を突き動かそうとした瞬間…背筋に冷たいものが走った。
「へぇ……もう一回……ね」
聞き覚えのある声がする。
感じたことのある殺気が走る。
おそるおそる後ろを振り向くと……
青筋を浮かべた笑顔がありました。
「私がいない間に随分と楽しんでたみたいね」
「あ、あぁ! だから、もう一回は金髪! お前と…」
「…バカッ!!!!」
「ぎゃああああああああ!!」
留美奈は屋根を突き破って遥か彼方へと殴り飛ばされたのだった。
とりあえず、終わり。