内容は14巻のあるシーンから始まるifシナリオです  
だから14巻を読んでないとわからないかもしれません  
 
 
 
 
 横たわる男のとなりで、少女は己の無力さを感じているしかなかった。  
 
 
 私、シエル=メサイアは目の前に横たわるにーちゃん、浅葱ルミナを見つめた。  
 とても致命傷を負ったとは思えないのは、神楽の治療と今も後でテイルが能力を使ってくれているからだ。でも、それは見た目だけの話で実際は手の施しようのない状態なのだ。  
 そっと手に触れると温もりが伝わってくる。しかし、ちっとも安心できない。きっとにーちゃんに似合わない穏やかな寝顔なんか浮かべているせいだ。もっと大口開けていびきでも掻いててくれればいいのに、そうすれば……  
「シエル、君はもう休んだ方がいい」  
 テイルが後から掛けてくれた言葉を、首を振って拒否する。  
 おそらく、私の心配をしてくれたのだろうが自分の傷を心配をしてほしい。  
 それに私はここを離れるつもりはない。  
 ここに私が居たって何の役に立たない事は分かっている。でも、せめて邪魔者扱いされない内はここに居たい。  
 私は治療を手伝えなかった。  
 倒れたにーちゃんとテイルを運べなかった。  
 にーちゃんを華秦から守れなかった。  
 華秦を倒すための助力になれなかった。  
 そして、ルリねーちゃんを一緒に助けられなかった。  
 私は本当に何の役にも立ってない。これじゃあ何のために修行したのか分からないよ。  
 だから、気休めかもしれないけど、にーちゃんの傍で手を握る事くらいはしたかったんだ。  
 
 
 
 しばらくそうしていると、自分でも嫌になる程落ち込んでいる私に神楽が声を掛けてきた。  
「シエルさん、セックスしてみませんか?」  
 瞬間、場の空気が凍りつく。  
 今、このオッサンは何を言った?  
 セックス?いや、聞き違い?え?でも?  
 あまりにも予想外の発言に私は混乱した。  
「こんな時に、タチの悪い冗談はやめてほしいんだけど」  
 私より先に混乱から立ち直ったテイルが悪態をついたが、神楽が続けた言葉は更に場を混乱させる事になった。  
「いえいえ、冗談何かじゃありませんよ」  
「だったら、尚更タチが悪いよ」  
 その通りだよ。まさか本気でそんな事考えてるとは……  
 うわっ想像したら寒イボ立ってきた。  
 「あの〜なんか勘違いされてませんか?」  
 さすがに私達の反応に気付いたのか、神楽は説明を始めた。  
「そもそも能力者はどのように能力を使っているのか?そこから話は始まるのですが……」  
 
 その後、神楽は能力を入れる器がどーの、体力と能力の関係がどーのとややこしい説明をしたが完全には理解できなかった。だから、私が理解できた範囲でまとめるとこうなる。  
 
 神楽達研究者の中に「生命の巫女の能力は、能力の源を補充するもので傷が癒えるたりするは副産物だ」という仮説を持つ者がいた。  
 そいつはその仮説を証明するために「能力者同士で力の受け渡しをする事で傷を癒す実験」を行い見事成功させた。  
 その実験で能力の源を渡す側は能力のコントロールに長けた者が選ばれた。  
 そして、その実験は「粘膜同士だと力の受け渡しをスムーズに行える」ということから「より深い接触ができる男女のペア」で行われた。  
 
「つまり、私と風使いのにーちゃんでその実験と同じ事をすればにーちゃんは助かるって事?」  
「えぇ、確実とは言えませんが、やってみる価値は充分にありますよ」  
 なんだ、そんな方法があるならもっと早く言ってよ。それがセックスとどう関わるか知らないけど、これでにーちゃんを助けられるわけだ。  
「ちょっと待った」  
 しかし、にーちゃんを助ける方法がわかった事を喜ぶ私をテイルが諫めた。  
「その確実じゃない成功率ってどれくらいなんだい?」  
「能力が同じ者同士で8割、違う者同士では0です」  
 な!それじゃあやっぱり無理ってことじゃないか!  
「やっぱりね。胡散臭い方法とはいえ、もっと確実なら今まで言わないわけがないからね」  
 そんな……せっかく……でも……  
「えぇそうですね。こんな方法でもやらないよりはマシと思いましたが…… やはり、この話は聞かなかったことにしてください」  
「待って!」  
 さっきの話は無かったものとして終わらせようとする二人を今度は私が止めた。  
「成功率が0なのに話したってことは、神楽はうまくいくと思ったってことだよね」  
「……まぁ理論上間違いはなかったですし、あの修行を終えたあなたなら或いはと……」  
 うん、それなら私がうまくやれば……  
「だから待てシエル!理論上正しかろうが成功率0は変わらないだろ!」  
 私が無理にでもやると思ったのだろう。テイルが慌てて口を挟んだ。  
「テイル…… でも、それは成功率で可能性は0じゃあないよね。なら、私はその可能性に賭けるよ」  
 
 私は決意を堅めた。  
 どうせ何もしなくても状況は良くならないんだ。胡散臭かろうが成功率0だろうがやれる事は全部やるべきだ。そのために私の力が必要ならいくらでも使ってやる。  
 そんな私の決意が伝わったのかテイルそれ以上何も言わなかった。  
「さぁ、早くその方法を教えて」  
 私は改めて神楽に向き直り、詳しい説明を求めた。  
 
 
 
「すーっはーすーっはー」  
 深呼吸して気持ちを落ち着ける。  
 能力制御用のリボンを握り締めながらもう一度状況の確認をする。  
 具体的な方法は聞いた。もしものためのヒニン薬と痛み止めは飲んだ。さすがにテイルは常態を維持させるためにすぐ外で待機しているが、今部屋には私とにーちゃんの二人きり。  
 あー余計なこと考えて緊張してきた。  
「すーっはーすーっはー」  
 もう一度深呼吸し直す。  
「よし!始めよう!」  
 私は頬をパチンと叩き、気合いを入れると行為を始めた。  
 
 まずは、にーちゃんのズボンからアレを取り出そうと、ゆっくりとチャックに手を掛ける。 段々と見えてくる中身を見ないようにチャックを下ろしきって、まだパンツが残っていることに気付き、より恥ずかしくなる。  
 うー、こんな事で恥ずかしがってちゃいけないよね。  
 私は意を決して勢いよくパンツと一緒にズボンを下ろした。と、同時にパンツの中から、にーちゃんのアレがこれまた勢いよく立ち上がる。  
「えっ あっやう」  
 自分でも意味不明な言葉を言いながら、飛び出したアレから目が離せなくなる。  
 それは想像していた物より…… その何と言うかスゴかった。  
 確かに神楽が瀕死状態だと大きくなってるとは言ったけど、まさかこれ程とは思わないし、それに色だって全然違うんだよ。ましてや毛が生えてるなんて思わないよ。  
 でも、そんな物がにーちゃんのだってのが一番不思議でスゴい事で、そのせいかソレから目が離せなくなった。  
「ともかく、先に進めなきゃ」  
 自分に言い聞かせるように呟くと、私は神楽から貰ったチューブを手に取った。  
 このチューブにはローションと言うヌルヌルした物が入っていて、粘膜同士の接触で傷付かないようにするため、お互いの触れ合う部分に塗る必要があるらしい。  
 さっそく私はローションを手のひらに拡げ、ヌルヌルになった手でにーちゃんのモノに触れた。手から伝わる熱に思わずドキリとなる。  
「…にーちゃんの熱い……」  
 
 思わず口から出た言葉に私は気付かないまま行為を続ける。ところが、教わった方法を改めて思い出して皮に指をかけたところで躊躇ってしまう。  
 む、剥くんだよね?  
 先っぽから覗くのはピンク色で如何にも敏感そうな皮膚。  
 どうにも躊躇ってしまい、皮を少し剥いては戻し剥いては戻す行為をしていると、充分に大きいと思っていたにーちゃんのアレがムクムクと大きくなりだし、躊躇っていた皮を自ら剥いて真実の姿をさらけ出した。  
「うそ……こんな……」  
 それは先っぽはピンク色でつやつやしていて可愛いらしい印象を受けるのに、その下の皮が裏返った部分は赤黒く所々血管が浮き出た毒々しい外見をしていたのだ。  
 その衝撃に手を離しそうになるのをすんでの所で押し留めた。  
 私がにーちゃんを助けるんだ。それにコレはにーちゃんのじゃないか。何も怖がらなくてもいいんだ。  
 そう心の中で唱えて、まだ比較的抵抗の無い先っぽから指を触れさせる。触れさせる指を段々と増やしながらローションを塗り付けていくと、ソレはヒクヒクと反応を示した。その反応が可愛いらしく思えて、私の中の抵抗感が徐々に無くなっていく。  
 先っぽにローションが充分拡がったところで今度は血管の浮き出た部分にもローションを拡げる。  
 先っぽは敏感な肌のようだったのが、こちらはまさしく粘膜といった様相だ。毒々しい外見より繊細なはずだから、丁寧に扱おうと心がけるのだが、ローションを塗ろうとすると皮が動いてしまう。  
 皮を全部引き伸ばしながら塗れば楽なのだろうが、それは痛そうだからできない。結局、皮の一部を痛くない程度に伸ばして塗り込む作業を何度も繰り返す事になった。  
 悪戦苦闘しながらローションを粘膜部分に塗り終えると先っぽの穴から透明な液体が染み出ていた。  
 危ない危ない。この液体が出てきたらローションを塗っちゃいけないんだよね。ギリギリセーフだよ。  
 
 にーちゃんの準備が出来たところで私の準備にかかる。  
 ワンピースを脱ぎパンツに手を掛ける。しかし、そこで気がつくパンツの中心にシミが拡がっていたのだ。  
 え!?わっ私、お漏らししちゃったの?  
 そう思い確認してみたが色だって透明だし、臭いだってオシッコのものとは違う。何なのかよく解らないけど、今はにーちゃんの方が大事だ。  
 
 シミの事は後回しにして、パンツを脱ぎ捨てる。そして、もう一度チューブからローションを手のひらに拡げると自分の股の中心に手を重ねた。  
「ん…アツイ……」  
 手が触れた股は予想外に熱く私を驚かせる。さっき触れたにーちゃんのモノに負けないくらいの熱さで、なんだかまだまだ熱くなりそうな気さえする。  
 とりあえず、ローションを塗ろうと指を擦り付けるのだが、それがくすぐったいようなむず痒いような、なんとも不思議な感覚がした。  
「…ん…はぁ…はぁ…んっ」  
 何故か息が上がるのを抑えられず、そのまま股の中心へ指を進める。  
「あ…ぅあぁぁぁ…」  
 指先を股の中心に埋没させた瞬間強烈な刺激が全身を駆け巡った。  
 すぐに指先を抜き取り、刺激をもたらした場所を覗き込む。  
「…ハァ…なに…ハァいまのハァ…?」  
 多少濡れている以外さして変な所は無いなのだが、先程の刺激は間違いなくこの場所から起こったのだ。  
 やっぱり指を押し込んだのがいけなかったのかな?でも、奥の方までキチンと塗らないといけないらしいし……  
「ハァすーっ……ハァー」  
 うん、よく考えなくても、どうせ答えは変わらないんだ。躊躇っている時間が惜しい。  
 私は深呼吸すると、今度は人差し指だけ股の中心に埋没させていく。  
「…ふっ…うっ…」  
 刺激の強さは変わらなくても、覚悟していたおかげでなんとか耐えられる。  
 しかし、なんだろう、この痛いわけでも無いのに指先が触れただけで悲鳴を上げたくなる感覚は……  
 ローションを塗るためにさらに指を奥に進めていくと、指と股の中の触れる面積が増えるごとに声が自然と上がるようになる。  
「……やぁ…あ…んぁ……ぅん…」  
 なんか変だ。指が入っていく毎に、中がすごく熱くなっていく。さらにその奥からはじんじんする感覚が拡がっている気がする。  
 なんだかよく分からないけど早く終わらした方がよさそうだ。  
 そう判断して、指を一気に奥まで押し込んだ。  
「ぅあ!……あ…あ…」  
 それは明らかに失敗だった。指の触感を敏感に感じることは続いているのに私は未知の感覚が怖くて、それを失念していたのだ。  
 私は息を必死に整え、なんとか状態をよくしようとするが、急激に増えた刺激に身体が悲鳴を上げてそれどころではなかった。  
 やっと落ち着いた頃には、じんじんとした感覚はお腹全体に拡がっていて、今度はムズムズした感覚が拡がろうとしていた。  
 
 とりあえず、指は全部埋まったのだからローションを股の中全体に塗り付けていくことにする。  
 指を回転させ、すみずみまで塗り込んでいく。お腹が変な感じがするけど、今度は焦らずに丁寧に……  
「…ふぅ……んぅ……んぅ…ん…」  
 本当にゆっくりと指を回転させローションを全体に塗り終えると、これもゆっくりと指を引き抜いていく。  
 荒い息をついて、なんとか終えることに安堵して下を見ると水溜まりが出来ていることに気がついた。  
 あー、きっとローションを塗りすぎたんだよ。でなきゃ、汗に決まってるよ。色だって無いし臭いだって違うものなんだから、間違ってもオシッコじゃない……はず……だよね……  
 自分の恥ずかしい失態は気付かなかったことにして、にーちゃんの方に顔を向ける。  
 かなり時間をとったけど、まだ準備が出来ただけなのだ。急いで続きをしなくちゃ!  
 
 
 
 にーちゃんの上に跨がりアレに手を添えて私の股の中心に狙いを定めさせる。にーちゃんの先っぽが私の股に触れると、両方ともすごく熱くなっているのが分かった。  
 後は腰を下ろせばいい段階になって、私は一度にーちゃんの顔を見つめ直した。  
 修行した女の能力者ならチェルシーやシャマルでも出来たはずだ。いや、二人の方が大人な分、私より上手く出来るかもしれない。でも、ここにいるのは私だから、私しか居ないから、にーちゃんは私が絶対助けてみせる。  
「くふっ……ぅ……」  
 ゆっくりと腰を下ろしていくと、ローションのおかげで股の中ににーちゃんのモノが抵抗無く入っていく。それでも、指より遥かに大きいソレは股の中を押し広げ私に自分の存在を主張してみせた。  
「…ぁあ……にーちゃ…んの……入っ…て……くぅる…」  
 ソレの大きさに苦労しながら、なんとか腰を下ろしていくと途中で何かに阻まれた。  
 あぁ、確かここら辺に膜があるって言ってたな。  
 神楽はここら辺まで受け入れれば充分だとは言ってたが、本来ならもっと深くまで入れなきゃいけないニュアンスだった。それ以上進めるよう言わなかったのは、かなり痛い思いをするかららしいけど、にーちゃんが助けられるならそんなの怖くないのに……  
 やっぱり、少しでも成功率は高い方がいいよね。  
 私はそう結論付けると、さらに腰を下ろしていった。  
 しかし、ゆっくりとにーちゃんのアレに押し上げられて膜が破れ始めると予想以上の痛みが私を襲った。  
 
「…ひぐ……ぅ……う……」  
 こ、こんな痛み大したことない。もっと痛い思いしたこともあるし、なによりにーちゃんが負った傷に比べれば全然大したことないよ。  
 自分にそう言い聞かせたが膜が破れる痛みに耐えられても、涙が溢れ出ることは止められない。  
 それでも、いつまでもこうしているわけにはいかない。私はゆっくりとアレを奥底へと迎え入れていく。傷口が擦れてさらなる痛みを伴ったが、さっきの痛みの後だけに腰を下ろすのを止めるほどのことはない。そうして、先っぽが際奥に届くと私は大きく息を吐いた。  
 にーちゃんのモノが私の中をぴっちりと埋め尽くしている。お腹に拡がっていたじんじんとムズムズの感覚はアレが埋まったことでその本領を発揮しだし、アレをしっかり締め付け互いの熱さを感じ合えることに喜んでいるようだった。  
 ただ気になるのは、にーちゃんのアレが私の中に全部入りきってないことだ。なんとか入れようとしてみても、私の中はすでにいっぱいでとても入りそうになく、諦めるしかなかった。  
 私はそのままにーちゃんの胸に倒れ込むと肌が触れ合う面積を増やしていく。どうも触れ合う面積が広ければ広いほど、力の受け渡しに都合が良いらしい。  
 脚で腰を挟み込み、腕を首に絡ませる。後は……  
 私はにーちゃんの顔を見つめ、ある事を思い付く。自分でも大胆だと思う。でも……  
「粘膜同士の方がいいんだよね」  
 そう自分に言い訳して、にーちゃんの顔を私の方に向けさせると私はその唇に自分の唇を重ねた。  
 特に何かをするわけでもなく、ただ唇を重ねるだけのキス。それでも「今、私はにーちゃんとキスしてんだ」そう思うと胸がドキドキして頬が熱くなった。  
 たっぷり時間を掛けた後、いよいよ力の受け渡しに入る。  
 
 まずは教えられた通り、にーちゃんの中にある能力を探る。全身のすみずみまで触れ合っている場所を通して感じられる所はすべて。そうして、感じられた能力の集まっている所に私の能力を発現させないようにしながら、触れ合っている場所を通して送り込む。  
 ……はず、なんだけど、他の事は上手くいったのに送り込む段になって上手くいかない。力を送り込もうとすると弾かれるというか入っていかないのだ。  
 勢いをつけて送り込んでも上手くいかない。何が悪いのか考えていると、少し前にこれと同じような事があったのを思い出した。  
 そう、あれはにーちゃんと合体技の練習していた時のことだった。  
 
 初めはお互いの技を思いっきりぶつけてるだけだった。その内お互いの技の威力を調節したり、タイミングを計ったり色々工夫するようになった。  
 そうして気付いたのは相手の能力の流れを読み取ること。威力の調節もタイミングを合わせる事もこの流れに乗せないと意味を成さないのだ。  
 それを思い出した私は能力の集まっている所ではなく能力の流れている所を探る。  
 そうすると、チョロチョロと弱々しいながら小さな流れを見つける事ができた。  
 その流れを飲み込んでしまわないように私の力を大分抑えて流れに乗せる。すると今度は弾かれることなく私の力が流れに乗り出す。そして私の力を取り込み流れは少しだけ大きくなった。  
 少し大きくなった流れに、その大きさに合わせた力を流し込むとまた少し大きくなる。そうやって何度も力を流し込んで大分大きくなってきた所で、私自身を流れの一部に取り込ませる。  
 私とにーちゃんで出来た能力の循環は大きく早くなり、私が意識しなくても私の中から力を取り込んでいくようになる。やがて、私の意識もその流れに飲み込まれ、私の意識と力はにーちゃんの中に流れ込んでいくのだった。  
 
 

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