まりえがいつものように学校から家に帰ろうと下駄箱を開けるとこんな手紙が。
『好きです。もしよろしければ、返事を・・・にお願いします』
ほほをほんのり赤くして読んでいたら、ニーナがきたので
ニーナに気づかれないようにかばんにいれた。
まりえは、人見知りする自分がまさか、恋文、ラブレターをもらうなんて
気持ちは嬉しいが、今は兄が気になってしかたがない・・・・
家に着き、あるチラシに目が止まった。
『新型エアソフトガン』『くまの○ーさん』
手紙の事を忘れるために、見に行く事にしてみた・・・・・・
どんなに面白くても、可愛くても、かっこよくても、心が迷っていたら、楽しめない
すぐに家に帰ることにした。
いえにつき、いつもと何か違う事にきづいた、何か音と声
がするのである、探ってみたら音の発信源は、兄の部屋・・・・
少しドアが開いていたのでそこからのぞくと・・・
中には兄とお隣さんの香月が唇を繋げあっている最中だった、そこまではいい、
二人が裸である状態である点を除いて・・・つまり性行為をしようとしているところで
あった。
(なんでこんなことが・・・素数を数えて冷静にならなければ・・・)
こんな感じに頭が暴走してしまって、ただ夢中で隙間からのぞくことしか出来ない。
勇治が香月の胸に手を回しもてあそび始めた。
「しっかし、なんで姉妹なのにこんなに違うんだ?うりうり」
「バッカ勇治・・・・んっ・・・あ、ああぁ・・・・・・」
まりえは無意識のうちにまたに手を伸ばし、香月が今、されてるように
手を動かす。
そして、香月の女の弱点に顔を近づける、
「そんなとこ汚いよう・・・ ひゃぅ・・・」
丹念になめ続ける兄を見ている妹は、
「おぉぉうぐ」(お兄ちゃんそんなところ・・ぅぅぅ)
声を出さないようにハンカチを咥え、頭の中で
そこにいるのを自分にして、自慰に浸っていた。
「勇治きて・・・・」
「あぁ・・」
香月を四つん這いにさせ、腰を優しく掴み、ゆっくりと、膣中に入れた。
その性器にはいつの間にゴムが装備されていた。
「ひゃ、ふ、んあぁ・・・うぅ・・」
「うをぉ、ナイチチだけどここは、すごいぃぃ・・」
「ぐぅぅ」(そんなにはげしくしたら・・)
勇治は上がり続けるテンションと共に腰を振るスピードあげた。
「香月・・・・限界だ・・」
「っう・・わたしも・・」
「香月ぃぃ・・」
「勇治ィィ・・」
「グゥゥゥゥ」
こうして三人は、絶頂を迎えた・・・
しばらくして
「ねえ・・・まりえちゃんは?」
「あいつの好きな、ぬいぐるみやモデルガンのチラシを目に付くようにしたから
しばらくは帰ってこないだろうなあ」
しかしそれはラブレターという誤算で失敗していた。
「そんなことしていいの?」
「いいの・・・・女として好きなの・・・おまえだけだから」
「勇治・・」
まりえは気づかれないように、その場を後にした。
「うれしいよ、まりえさん」
「・・・・・」
「そうだ、次の土曜に映画館に行こう」
兄への思いを振り切るために、手紙の送り主とつき合うことにした。
これは彼を利用してるだけではないのか、
また兄の代わりにしてるのではないのだろうか。
これでいいのかは、誰にも分からない。
後日談
朝の登校中
「おねいちゃんに隠れて、ラブラブしちゃって・・」
「「なんのこと・・・」」
「まあ、胸はそのうちに大きくなるんじゃないのかしら」妹の耳元でボソッと言った
「避妊するのはえらいねぇ」未来の義弟の耳元で・・
「ハンカチ咥えるのは、賢い選択ね」未来の(略
ホントに何者だろうこの人・・・