人間が一番従い易いモノ、ですか?
一般には、金銭・恐怖・愛情、と言われているそうです。
え?分かりにくい?そうですね・・・では良い事例を紹介しましょう。
「うわっ!?おいこれ毒ガスチガウ!」
「ウソ?あっ、スタンガス?!」
宝箱と言えば盗賊。クラッズ以外にもフェアリーが罠の解読と窃盗に優れる。
しかし盗賊にも鍵の誤り。熟練の盗賊でも罠の解除を間違う事はある。
そんなトラップはえてして悪質で、最悪でなくても生死に関わる。
「うう・・・そんな・・・」
「畜生ぉ、立ってらんね・・・」
掠れる様な断末魔を上げて、セレスティアやバハムーンが床に伏せる。
残されたのはフェアリーとフェルパーのみ。ちなみに全員女学生である。
後の二人は逸れてしまい、とりあえず盗賊が居るからと宝箱を開けたが最後。
こうして二人のエースが麻痺し、これではまともに戦えもしない。
「うう〜。どうしよ、どうしよぉ〜」
「落ち着いて。此処で待っていれば二人が来るはず。それまで待機して・・・」
そんな危険と会話の間にも容赦なく敵が現れる。
大量の悪夢使いが、動けないパーティに立ち塞がる。
「はわわ、敵さんが来ちゃったよ〜」
「あれは霊族・・・刃物では倒し難いか」
うろたえながらも武器を構える二人。
ところが相手は微動だにせず、あっけにとられて様子を見てしまう。
やがて悪夢使い達は、一斉に魔法を放つ。
『・・・スリプズ・・・!』
たちまち瞼が重くなり、とろんとまどろみに包まれる。
「ふぁ〜・・・ねむいよぉ〜」
「うう・・・私も、ダメ・・・」
武器を落とし、眠らされる少女達。
麻痺していた者までも、いつしか眠りに落ちていた。
「ん・・・あれ・・・きゃあ!」
「これ、は・・・何なの?!」
女学生達は一同に目を覚まし、ほぼ同時に悲鳴を上げる。
年頃の女子が裸で床に転がされれば、確かに叫びたくなるものだ。
「何だよ、さっきから何なんだよ!」
「あ・・・武器もありませんわ!」
ついさっきまで麻痺していた二人も眠りから覚めたらしい。
勿論、身ぐるみ剥がされて。
「寝てる間に、盗賊が来た・・・とか?」
「盗賊なら身体も売るのでは?」
「じゃあ、何で皆裸に?」
「なこと知るかよ。ったく、道具まで失せてやがる」
全裸でブツブツと話しあっていると、身の回りに霧が出始めた。
「ああ?今度はなんだあ?」
「これも・・・やっぱり!幽霊さんだよ!」
それは気体状の霊族。雲の身体の持ち主である。
防具ばかりか下着すらない彼女達は、適当に追い散らすしかない。
「このっ、離れて!離れなさい!」
「何故?!魔法も使えませんわ!」
最初はただうろつくだけだった霧は、そのうち下半身を擦り始める。
「ちょっ、やだ!どこ触って・・・ふぁんっ!」
「くっ、ま、待て!そ、そこは・・・っ」
あまり時間をかけずに立っていられなくなり、力無くその場にしゃがみ込む。
「ああう!く、くすぐったいよぉ〜!」
「はうう・・・こんな、こんな感覚・・・」
気が付けばそれぞれが四つん這いになり、自らの胸や陰部を弄る。
甘く響く快楽の歌が、迷宮に響き渡った。
「・・・い、おい、君た・・・ょうぶか?」
次に目が覚めたのは、今まで皆で探索していた迷宮の一角だった。
慌てて辺りを見回すと、四人そろっていて服も着ている。
「そんな・・・あれは、夢?」
「う〜ん、とんでもない悪夢だったな・・・」
四人とも記憶、意識共にしっかりしている。
いつの間にか敵も居なくなり、多くの男達が心配そうに覗いている。
外見だけで言うならば、彼らは盗賊と判断できるだろう。
「悪夢、ねえ・・・どんな夢だった?」
「君等どっかの優等生でしょ?ぜひ内容を聞きたいね」
盗賊の衆はこぞって夢の話をせがんでくる。
彼女達の制服は青。これは幾多の冒険を乗り越えた冒険者の学生服である。
新しい話題が大好きな盗賊にとっては、良い噂にもなりえるだろう。
「それは、その・・・何と言うか・・・」
「あの、悪夢使いに眠らされてしまって・・・」
恥じらう彼女達の表情に見合った意味で。
「ん〜?この娘達のアソコ、なんかジットリしてない?」
盗賊の一人が、いやらしい言葉使いでスカートの中を覗き込む。
そう言えば、彼等の股間は僅かながら膨らんでいる。
「きゃ、あの、これはその」
「はは〜ん。成程、その手の夢ね」
「可哀そうに。夢オチで感じたって、満足出来やしないだろう」
待ってましたとばかりに、盗賊連中がまくし立てる。
「え、えと、あの・・・」
「大丈夫だよ。俺等がきちんと良くしてやるから」
何十人もの盗賊共は、言葉とは裏腹に彼女達に襲いかかる。
夢の余韻である脳の痺れに、何処かで望んでいた展開。
冷静かつ適切な抵抗は、秘部を濡らした少女達には出来ようもなかった。
「うひょ〜!久々に上玉だな」
「や、止めてください!こんな、いけませんわ!」
「お?これってお嬢様言葉ってヤツ?うは、萌え〜!」
セレスティアに群がる盗賊達は、しばらく視姦を楽しんでいた。
彼女の上品な言葉使いと発達したボディラインは、男達を楽しませる。
「こんな事して、ただで済むと・・・んむぅ?!」
「まずは口から黙らせるか」
痺れを切らした盗賊の一人が、口に男根を咥えさせる。
「んん、むふぅ・・・ふぐ、むうっ・・・」
「ほら、こっちはしごいて貰おうか」
「早く終わりにしたいだろ?」
そう言って差し出された二人分を、彼女は拒もうとしなかった。
「うはぁ、羽コキ!こそばゆくてイイ感じだぜ・・・」
「ほらほら、もっと舌使えよ!」
見えない位置で、翼を擦って高まっている男がいる。
いつの間にか服を脱がされ、半裸の格好にされていた。
「へへ、ココもこんなになってやがる。そろそろぶっ込んでやろう」
股下で陰核を舐めていた男が、向きを変えて分身を突き刺す。
「んん〜?!んむっ、ふうぅ!」
「おお、予想以上だぜ」
「すげえな。次、俺に挿入させろ」
最早オスの匂いにつつまれ、頭はほとんど機能していない。
その間にも口と子宮、種族特有の翼を犯されている。
「うを、やべ、もうイキそ・・・」
「よっしゃ、たっぷり出してやるぜ〜」
「んん〜!ぷはあっ!ああん、ダメェ〜!」
舞飛ぶ精液に、美少女の喘ぎ。
オスの象徴にまみれたセレスティアは、次のモノを咥え始める。
「くはっ!この、よせ・・・ああっ!」
「っせーな!ちったあ抵抗やめろ!」
「ほんと、バハムーンは高飛車だよな」
四つん這いの格好にさせられ、引き締まった身体を遊ばれている。
背後からいきり立った男を挿入され、それでも必死に抵抗を試みるも殆ど無意味だ。
「はあ、はあ、うああっ!くうっ!」
「よしよし、だんだん感じて来たぞ〜」
「な、あたしがそんなモノで感じ・・・ぐむぅ!」
「しゃーねーな。歯ぁ立てんなよ!」
無様な体制で犯されたまま、口にまで肉塊が入り込む。
男達は腰と頭を押さえ、容赦なくピストンして来る。
「ぐっ、うう、むうん、ううっ」
「おお〜意外にイイ感じ」
「アソコも上等な肉付きだ。全く、やらしいメス竜だなあ!」
その内快楽が溜まって来たのか、更に激しく動き始めた。
いつしか胸にも男が攻め入り、突起の周りを捏ね繰り回す。
「お、イイぞぉ、そろそろだ・・・」
「ああ、俺も・・・良し、飲み込め!」
「んん、むう!ぐむ・・・〜〜っ!」
男達は突き刺したまま、ドクドクと白濁を吐き出す。
下腹部に溜まる液量と熱、喉を溶かす濃さと苦さ。
学生の彼女には、到底受け入れられるモノでは無い。
「げほ、げほっ、かはっ、ぐうっ・・・」
「あ〜あ〜、飲み込めって言ったのに」
「ほらほらどけよ。さっさと代われって」
「どん位ヤッたらおねだりするか、チャレンジしようぜ」
休む間もなく次の男が襲い来るが、なす総べもなくされるがままのバハムーン。
今の彼女は、プライドなんて欠片も残らず精液を受けるのみであった。
「ねえ、やめて。こんなの、酷いよぉ・・・」
「ふぇ〜。焦らすのが上手いね〜」
「平気だって。直ぐに良くなるからさ」
フェアリーはとても小さい。人間の半分程度だ。
そう見えるだけとの説もあるが、実際触れられる質量たるやその程度である。
だからにして、幼女大好きの野郎にはこれ程そそられる相手もいない。
「で、でもでも、ボクは小さいし・・・ひゃう?!」
「ん〜、感度イイね!」
やわやわとくすぐる様な力加減で下着の筋を触って行く。
初々しい敏感な動きに、男達の息が荒くなる。
「うんうん、イイ声だ。可愛いよ〜」
「あん、ふぁ、何か熱い・・・はひっ!そこ、らめぇ!」
「すっげ、貧乳ってホントに感じやすいのな」
胸と股、どちらも盗賊の指には小さすぎるサイズ。
しかし彼等は執拗に擦り、やがて陰部が液に濡れる。
「もう我慢できね。奪ってやる」
「え、ダメ!それ・・・ひあぁああんっ!」
不相応な規模の肉棒が、騎乗位の姿勢で極小のアソコに突き刺さる。
痛みや苦しみ等で表現できるモノでは毛頭無い。
「うっは!キッツ〜!こりゃ持たないな」
「ひあんっ!きゃふ、やぁ、ふあぁ・・・」
「ほら、こっちも先っぽ舐めて・・・」
「はあ、んっ・・・ちろちろ・・・んちゅ・・・」
ふと見回してみると、様々な位置で自らを高める男達が目立つ。
興奮する筈だ。羽さえなければ人間の幼女と同じだから。
「ああ、出る!このキツキツにイクうっ!」
「俺もイクぜぇ・・・ぶっかけてやる!」
「ひゃあ〜ん!熱い、熱いよぉ〜!」
様々な角度、位置から、一斉に精が飛び掛かる。
それでも彼等は収まらず、直ぐに次の男が歩み寄る。
「はうぅ・・・もう許してぇ・・・」
「いやいや、まだまだこれからだよ〜?」
激しい悲痛を伴う彼女の悪夢は、まだまだ終わってくれなかった。
「お〜お〜、イイ眺めだぜ。子分にも久々の餌だからなぁ」
「お気に召して頂けましたか」
「まったくだ。にしても悪夢で濡らして強姦とはえげつないねぇ〜」
「どう見ても毒ガスにしか見えないスタンガスを仕掛けたのは誰でしたっけ?」
酒池肉林より少し遠くに、青年と霊族がいる。
彼等はそれぞれが集団の親分で、盗賊の頭に透明なピエロ。
お頭の腰元には、膝を付いて奉仕するフェルパーがいる。
「俺様もご満悦だぜ。うおっ、こいつヤバいくらい上手い・・・」
「ぺろりっ、くぷ・・・はぁん、あんむ・・・」
このフェルパーはお頭のストライクだそうで、子分には手出しさせていない。
彼女は一番淫らな娘で、当たりで無くとも手元に置きたくなるほど。
「所で、報酬の方をそろそろ」
「ん?ああ、これで如何だ?」
お頭が放り渡した革袋には、魔力のこもった金貨に銀貨。
「助かります。これでしばらくは困らない」
「へへ、そうかよ。うぅ、イクぞ!」
「むんぐ、んむ・・・ちゅうぅ・・・」
フェルパーの頭部を押さえ付け、お頭は咥内に射精する。
「んん・・・っくん、はあん、おいし。飼い主様ぁ〜。もっと下さぁ〜い」
「お?そうかそうか。よっしゃ、天まで登らせてやるぜ」
お頭が言い終わった直後、霊が何体か騒ぎ出した。
「ん?騒がしいぞ、何事だ?」
「ああ、おそらく肉の追加でしょう。残りの二人と思われます」
「そうか。じゃあそっちに任せる」
「飼い主様ぁ、早くわたしに挿入れてぇ〜」
「おうおう、今行くぜ!」
彼女を押し倒すお頭を見た後、ピエロは後ろに向き直る。
「さて、どうやって料理したものか。追加料金も頂こうかな・・・」
足音も聞こえないため、まだ近くには迫っていないだろう。
報酬を懐にしまい込むと、ピエロは悪霊に突撃を命じた。