Gn「ねぇ、お父さん?私の本当の両親はどこにいるの?」
Fe「何をいってるんだい、お前は僕と母さんが造ったんだよ。お前は僕の娘に決まってるじゃないか。」
Gn「依代のことじゃないの、私のアストラルボディはどこからもってきたの?」
Fe「それは僕と母さんが」Gn「嘘よ!フェルパーやドワーフからノームが生まれるワケがないじゃない!そもそもフェルパーとドワーフで子供ができるなんておかしいわ!」
Dw「あなたに本当のことを話す時がきたようね。」
Fe「ちょっまだ早」
Dw「アナタは黙ってて。ノム子、あなたのアストラルボディは藁人形に入れられてお店の前に放置されてたの。」
Gn「・・・」
Dw「その頃ね、自分の子供の依代にムチャクチャな注文を付けてきたり突然キャンセルしたりする客がたくさんいてね、依代の製作を止めようと思ってたの。
そんな時にあなたがうちに来た、私たちは依代を造るのはあなたで最後にすることにした。父さんと母さんの持てる技術すべてを使ってね。」
Gn「お母さん・・・」
Dw「だからあなたは私たちの最高傑作なのよ、本当の両親を名乗る人が現れても絶対に渡したりしないわ。」
Gn「おかあさーん!!」
Gn「じゃあ私を造ってくれた本当のカッコイいお父さんは?」
Dw「あの人はね、あなたを造ったちょうど次の日に交通事故で・・・」
Fe「おい」