前回までのあらすじ  
・クラティウスは尻が弱い  
・キルシュトルテは胸が弱い  
・カーチャせんせは耳が弱い  
・ま、待っててねロ、ロクロちゃんぐへへ  
 
 
 
ヒューマン「ま て や こ ら」  
 
 
 
前回までのあらすじ(訂正)  
・ヒューマン、初恋終了のおしらせ  
・ヒューマン、性奴隷×3獲得のお知らせ  
・タカチホ義塾へお祓いへ行こう!  
 
ヒューマン「あ、あれ?あんま変わってない…」  
 
 
カーチャ「それじゃ『ドラッケン学園のとあるヒューマンの記録:696通りの責め編』始まるわよ。  
     え、今回は出番無し?…残念。なら今のうちに楽しんでおこうかしら…ねぇご主人様?」  
 
ヒューマン「お、おれのそばにちかよるなぁー!!!」  
 
 
 
□月22日  
やあ皆、ヒューマンだよ☆  
 
え、ウザい?ごめん。でもテンション上がっちゃうぜ。なんてったってあの異常な日々とも今日で  
オサラバだ、テンションもあがって来るってもんさ。  
 
このままじゃシュピール先生にも手を出しかねなかったしな。だ、誰だ今「出せば良かったのに」  
とか思った奴は!?YESロリNOタッチの精神を忘れなさんな!  
 
ん?あれは…見えてきたぞ、タカチホ義塾。いざ!!  
 
 
 
視点変更:ロクロ  
 
 妙に目を輝かせたヒューマンがやって来た。よく見ると一昨日に話したヒューマンだ(もっとも  
私は変装していたのだけれど)。  
 
 でも何がそんなに楽しみなのかしら?たかだか装備の解呪をするだけなのに…。まあ私にとっては  
丁度良いお小遣い稼ぎになるんだけどね♪  
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…  
はい、おしまいってそんなに喜ばれると何だか罪悪感が…別に学校でもできることだしねー。  
 
 そんな事を考えてるとヒューマンがお礼にご飯を御馳走させてくれって言ってきた。  
そこまでのことはやってないんだけど…ま、いっか。  
 
 
視点変更:ヒューマン  
 
 足取りが軽い、視界が広い、鼻歌が自然と出る、最高だ。まぁクラティウスとかキルシュトルテとか  
カーチャ先生との問題はあるのだが、いきなり意識が飛んでしまう事が無くなったからじっくり説得して  
いけば良い。  
 
 それよりも今日はお祓いでメシが美味い!酒も美味い!ジャンジャン持ってこーい!!わははははは!!  
 
 
 
□月23日  
 飲みすぎた!頭痛い!途中から記憶曖昧だし!ハメを外しすぎたな…。っていうか誰の部屋だ、ここ?  
部屋を見わたしつつ佇まいを整えているとポケットの中に何か入っているのに気がついた。なんぞ、これは?  
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……  
…  
なにこれ楽しい。俺は謎の箱の突起をカチカチと指で傾けながら遊んでいた。何と言うかこれは謎の中毒性があるなあ、  
引っ越しとかでよく使われる荷物への衝撃を殺すあのプチプチみたいな。た、たまらん…!!  
 
 箱をいじりながらふと思う。そもそも何が原因でこんな事になったんだ?少し冷静になって考えてみるか…うーん  
 
 
視点変更:ロクロ  
 
 私は追い詰められていた。もう何度イかされたか分からない、しかも授業中にだ。それも下着の中で一定の振動を続けている  
モノのせいなのだけれど。「それ」を止めようにも今の私にはそれを止めるだけの力を持ち合わせてはいない。今はただ  
誰にもバレないようにこの時間を耐えていくことしかできなかった。  
 
 
 そんな時いきなり「それ」の振動が強くなった。僅かに声が出てしまい、一気に脂汗が噴き出してくる。周りの生徒が  
不思議そうに見てくる。「何でもない」と言うが全くそんなことなかった。ようやく何とか耐えられることができていたのに  
振動が強くなったことで刺激される範囲が広がり私から余裕を奪ってく。あ、あ、だめ、また…来る…っ  
 
 すると「それ」は突然振動を止めた。え、何で?もう少しで…イけそうだったのに。  
 
 そこから明らかに「それ」の動きが変わった。ただ振動し続けるのではなく、緩急をつけるようになった。最初は  
激しく責め立て、私が達しそうになると急に勢いをなくす、そんな生殺しの状態がさっきから続いている。どこかで  
あのヒューマンがこんな私をみて笑っているのだろうか。  
 
 
秘所への刺激に耐えながらふと思う。どうしてこんなことになったのだろうと、私は昨日のことを思い出していった…。  
 
 
 昨日食事の途中私の意識は途絶えた。気が付くと私はベッドに縛られていて、目の前にはさっきまで無邪気に笑って自らの  
パーティーの自慢をしていた少年の姿があった。先程とは違い目に生気が全く灯っておらず、まるで人形のようだった。  
そして彼は私の躰を這うように愛撫していき、私は何度も、何度も、絶頂に追いやられた。  
 
 
 勿論抵抗しなかった訳じゃない。ただ、彼は私一人の抵抗でどうにかできるような存在ではなかったのだ。何をしても彼は  
まるでそよ風が吹いたかのように気にすることが無い。試すだけの事を試した後、私にはこの悪夢が終わるまでただ耐えるしか  
できなかった。観念してただただ彼の愛撫に身を任せる中、カシャカシャという音が聞こえてくることに気がついた。  
目を凝らすと何とカメラがシャッターを切っているではないか。  
 
 
 一気に顔を青くして喚く私に構う事無く、彼はズボンの中から怒張したモノを出してきた。さっきとは違う意味で顔を青くして  
声を張り上げる。すると彼が無機質な声で一つ聞いてきた。  
 
「お前、処女か?」  
 
 きっとその時の私の顔は真っ赤だっただろう、鏡を見ないでも分かった。どうなのかと聞かれ蚊のようなか細い声で肯定する。  
すると彼はあっさりとアレをズボンに仕舞い愛撫を再開した。キョトンと油断していたら一気に絶頂を迎えてしまった。  
 
 
 それから数えきれない程絶頂を迎え、気がついたら日が昇っていた。すると突然股の当たりに違和感を感じた。見てみると何かを  
付けられていた。急いで外そうとするが何故か外れない。外してくれるよう懇願すると、「今日一日それを付けていたら外してやる」  
とカメラのフィルムをポンポン放りつつ言ってきた。私はしぶしぶとではあるが了承した、いやこの現状からするとしてしまったと  
言うべきかも知れない。  
 
 回想に耽っているともうそろそろ今日最後の授業も終わりそうだった。やっと終わる、そう思う傍らでこの時間では一度もイく  
ことが無かったことに対して憤っている自分に私はまだ気づいていなかった。  
 
 
視点変更:ヒューマン  
 
 ……ここ最近のことから導き出された答え、それは……!  
 
どう考えてもあの時の行商人さんがくれた宝珠だよなぁ。厄介なもの貰っちまったよ、お礼なのに。ま、解決したから良いんだけどさ。  
ってか俺はいつまでここに居るんだ、さっさと帰らないと。と、ベッドから起き上がると突然ドアが開いた。  
 
 ドアの開く音に顔を挙げるとそこにはロクロさんがいた。息を荒くして潤んだ瞳でこちらを見ている…嫌な予感しかしなかった。  
 
フ、フィルム?何それ?気づいたら足元にカメラのフィルムが転がっていた。踏みつぶす。で、土下座した。  
それからの向こうの反応で確信した。悪 夢 は 終 わ っ て い な か っ た ! !  
 
 ……煮るなり焼くなり撃つなり斬るなり好きにしてください。  
 
 
視点変更:ロクロ  
 
 驚いた、本当に驚いた。本当に目の前で土下座しているのは昨日私を散々嬲ったあのヒューマンなのだろうか?何でも言ってくれ、  
と言われ取りあえず下着の下の拘束具を外すよう頼んだ。彼は顔を真っ赤にして拘束具を外しす、そんな姿に何だか一回りして可笑しく  
なってしまった。  
 
 いきなり「さあ来い!」と言い彼が眼をつぶる。どうやら好きにしろ、という意味らしい。…一発殴ってやろうと思い握り拳をつくる。  
でもそんな時に熱がとれない下腹部に気がいってしまった。途端に劣情がわきだしてきて止まらなくなった。どうしよう、体の内側が  
ムズムズして堪らない。だんだん頭が回らなくなってきた。今、今イけたらどれだけ…  
 
 今自分は何を考えた!?でも、でも、でも…!!  
 
 
 好きにして良いんだから、いい、よね?  
 
 
視点変更:ヒューマン  
 
 目をつぶって歯を食いしばっているとロクロさんから立たされた。来るか…っ!そう思い覚悟を決めると優しく、ベッドに倒された。  
え、ちょっと待った。その、てんかいは、おかしい、よね?  
 
 
落ち着くよう促そうとした声はキスされたことによって発せられることはなかった。  
 
 
□月24日  
 ……やっちまった。どれだけ意思が弱いんだよ、俺は。ロクロさんは初めてだった。キルシュトルテとクラティウスは元々二人が  
恋人同士みたいなものだからか、カーチャ先生は大人の女性という事もあって初めてではなかった。故に今回のような誰かの初めてを  
奪ってしまったことに精神的にダメージを喰らっている、例えると「2」でのセラフィムが弾き出すダメージ並に。いや、でも3人  
を軽く見ているわけじゃないよ?  
 
 かなり抜いたせいか頭が妙にクリアだ、しにたい。悪夢は続いている、しにたい。行為中に思った「あ、完全に堕ちた顔だ」しにたい。  
延長12回、しにたい。寒そうにロクロさんが腕にしがみついてくる、髪を撫でる、イケメンのつもりかしにたい。  
 
 
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……  
…  
朝になった。帰ろう。今すぐ帰ろう。そして隔離してもらうんだ!身支度をしていると眼を覚ましたロクロさんが抱きついてきた。  
しまった、こんなことなら夜に帰っとくんだったよ、馬鹿じゃん俺!?どうしようもなくわたわたしている俺にロクロさんが蕩けた  
表情で耳元で囁いた。  
 
「また…来てくれるよね?」  
 
…………うんとか言っちゃったよしにたい。  
 
 
 まあ割とすぐに戻ってくることになるのだが、それは今は勘弁していただきたい。  
 
 
 
 
 ちなみに帰り着いたらイケナイ保健体育が待っていた。わははしにたい  
 
 
 

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