エリートって、解らないものです。  
時には周りが引くほど厳しく、かと思えばいきなり開けっ広げ。  
日頃から、色々溜まってるのでしょうか。  
どうか八つ当たりにご用心・・・・・・  
 
 
「うひゃ〜・・・死亡フラグ立ちましたね」  
「流石にこの数が相手ではな・・・」  
ランツレートの生徒達が赴いた先は、森の辺境トハス地下道。  
多くの悪魔が生息するこの地下道において、少数勢力は危険極まりない。  
しかし仲間が4人も麻痺した状況下では、まさに地獄のような場所だ。  
「ひい、ふう、みい・・・17匹!ちょっとヤバくないッスか?」  
「いちいち恐れるな。奴等め、レベルは低いようだ。この程度ならば、回復も要らぬ」  
自信満々で刀の鞘を抜くフェルパーは、現在最高学年にして優等生の名を欲しいままにしている。  
新人教育として他の新入生に混じって付いて来たヒューマンは、彼女以外では唯一の生き残りだった。  
「へへ・・・先輩、勝負しません?」  
だがこんな窮地を楽しむかのように、彼は薄ら笑いを交えて言った。  
「ん?何か賭けるのか?」  
「撃墜数の多い方が、相手の要求を聞くって事で」  
「ふむ・・・良いだろう。私が勝ったら豪華な弁当ししゃも添えを、かき氷付きで奢りたまえ」  
「うへ〜・・・お高いお買い物で・・・」  
「あ、飲み物は高級緑茶だ」  
「この上さらに出費追加ぁー!」  
女の子は大抵無茶な買い物を要求してくると聞くが、まさかこれほどの額になるとは。  
駆け出し冒険者の彼には、到底支払える領域では無かった。  
「あはは・・・まあいいや。んじゃ俺が勝ったら先輩の持ってる一番強い武器を貰いますよ」  
「戦士学科のお前がか?もっとも、負けるつもりは無いがな」  
その一言を聞いたが最後、二人は一切の話声を打ち切る。  
目前に立ち塞がる悪魔の内一匹が、けたたましい咆哮を挙げた。  
空気を振動させた雄叫びは、試合開始の合図だった。  
「行くぜっ!」  
「参る!」  
人間の男と雌の猫が、悪魔の群れに突撃する。  
 
結果として、彼の挑戦は無謀にして残念な結末を迎えた。  
戦士が鬼人斬りを繰り出すまでに、侍は群れごと相手を薙いでしまえるからである。  
今現在の彼の財布では要求の一つも満たせないが、  
「出世払いだ。私が卒業するまでに、全額納めて貰おうか」  
などと言われてしまったせいで、途方も無い借金を抱えてしまったのであった。  
「はぁ〜・・・にしても二刀流で白刃一閃はひどいッスよ先輩〜」  
口を付いた独り言も、気のせいでは無く惨めで虚しい。  
トハスに遠征できるほどなので、彼も全くの素人ではなかった。  
しかし、出費の額が法外すぎた上に、狙ったように金欠だったのだ。  
それを補おうと持ち掛けた勝負だったが、現実は厳しかった。嗚呼無情。  
「にしても先輩、何のつもりであんな事・・・」  
そんな借金戦士が気にかけていた事、それは彼女が去り際に残した一言だった。  
将来を案じてうなだれる彼に対し、彼女は困ったような顔で  
「夜になったらドゥケット地下道に一人で来たまえ。魔除けの札を貼っておくから、服だけ着て来る様に」  
と言い残していたのである。  
何かやらされるのであろうか。だとしたら何をするのか。  
借金が返せるまでモンスターを狩り続けるとか、実験材料のバイトなんかをやらされるのは御免だが。  
「う〜ん、不安だ。凄く不安だ・・・」  
思わず言ってしまった彼だったが、すぐに彼女はそんな人で無いと結論付ける。  
善人でおしとやか、それでいて凛々しい迷宮の華。  
面倒見が良く後輩好きで、たまにぬいぐるみを見つめていたりする。  
そんな姫騎士の様な御方が、非道な真似をするはずがない。  
「とりあえず・・・行ってみるか」  
考えるより動いてみる。彼はドゥケットに潜り込んだ。  
彼女らしく用意が良い事に、道端には点々と木片が置かれている。  
それを辿ってしばらく進むと、物影に彼女の姿が見えた。  
 
「ん、んんっ、ふうっ・・・」  
そこでの彼女は、座り込んで股を広げ、自らの秘所を弄っていた。  
声を抑えるためだろうか、尻尾の先端を咥えて甘い喘ぎを押し殺している。  
顔を紅潮させ、淫らに快楽を求める姿が、瞬間彼の思考を停止させる。  
「先輩・・・こんな、事を・・・」  
考えるより早く、彼はベルトを外してズボンを下ろす。  
彼女に気付かれないように、自分自身を慰め始める。  
「んふ、んっ、はぁうっ・・・んん」  
漏れ出てくるいやらしい声。あこがれに近い凛とした彼女は、目一杯の痴態をさらけ出していた。  
「はあ・・・はあ・・・先輩・・・っ」  
その姿に興奮が止まらず、自慰の速度も上がって行く。  
やがて膨張と硬度が最大近くになったと思うと、彼女にちらりと流し見られる。  
「え?」  
眼が合ったと思った直後、彼女は俊敏な速さを見せて彼に覆い被さった。  
勢いのまま押し倒され、床の固さに少し悲鳴を上げる。  
当然だが彼も彼女も、下を隠す物は何一つ穿いていない。  
「ふふ、やっと来たか。待ちくたびれたぞ」  
「えっと、その、先輩、これは?」  
「か、勘違いするんじゃないぞ。その、別に盛りが付いたわけではない」  
「本当に?じゃ何で?」  
「若い男が落ち込んでいる時には、こうしてやるのが一番効くのだ」  
彼女は言い終わる前に、彼の分身を指でなぞる。  
既に雄々しい状態のモノをくすぐるようなタッチで撫でると、電流にも似た快感が襲い来る。  
「うあはっ!先輩、まさか・・・」  
「そのまま私に任せておけ。悪い様にはしないから・・・」  
腰の辺りに下がって整った顔を近づけると、彼女はそれを咥えてしまった。  
 
「うわあっ!せ、先輩・・・!」  
「んちゅ、じゅぷ、くぷ、ちゅぽ」  
先程まで尻尾を口に含んでいたせいか、彼女の咥内は唾液が満ちていた。  
わざとらしく音を立てるが、その響きがまた快感を呼ぶ。  
凹凸の激しい舌と柔らかい唇が強気に攻め立て、彼の射精感を高める。  
「ちゅぷ、っは、どうだ、気持ちイイか?」  
「は、はい、最高です・・・っ」  
「出そうになっても、我慢するな。私の口に、そのまま吐き出せ。んぷっ・・・じゅく、ちょぷっ」  
再び肉棒を咥え込むと、彼女は大きく上下し始めた。  
もちろん経験など皆無だった彼には、この攻撃に耐えきれるわけも無い。  
「あっ、出る!先輩・・・ああっ!」  
「んん!んぐっ、むー・・・ちゅうぅ〜・・・」  
たまらず彼女の頭を押さえつけ、喉の奥に白濁を撒き散らす。  
その間にも彼女は性器を吸い上げ、強烈な快楽をもたらしてくれる。  
壊れそうな程に腰が跳ね上がり、身体全体が甘く痺れた。  
「ん・・・んく、ふぅ・・・盛大に達したようだな」  
「はあ、はあ・・・せんぱ、い・・・」  
「う〜む・・・まだまだ元気だな。次は私を楽しませろ」  
彼女はそう言ったかと思うと一糸纏わず裸になり、四つん這いの格好でとろりと濡れた陰部を広げる。  
「え、もしかして、俺が先輩と・・・」  
「そうだぞ。私も欲しいのだ。此処まで来て、焦らさないでくれ」  
物欲しそうに尻尾を振り、潤んだ眼で懇願する。  
そんないじらしい女としての彼女を、彼は初めて見た気がした。  
「解り、ました・・・それじゃ」  
「手加減は無用だからな。お前の、その立派なモノを、一気に奥深く突き立てて・・・」  
引き締まった尻に手を当てる。触り心地の良い素肌。  
割れ目に先端をあてがうと、体重を乗せてそれを打ち付ける。  
充分に蜜が沸き出ていた彼女に、予想以上にすんなり挿入られた。  
 
「うあっ!」  
「きゃあん!」  
甘い叫び声を響かせ、彼は彼女に侵入する。  
だが、恐らく学生にはある筈の手応えが無かった。  
「先輩・・・もしかして、初めてじゃない?」  
そう、彼女には処女膜が無いのだ。  
「・・・昔、私にもな・・・いわゆる彼氏という奴がいたのだ」  
彼を中に受け入れたまま、彼女は寂しげに語り出した。  
仲間内でも割と秘密主義者の彼女が、自分から過去を語るのは稀な事。  
驚きも少なからずあったので、彼は黙って続きを待った。  
「私は世話焼きでな。甘えられると男女を問わず、つい可愛がってしまうのだ」  
「だから、今夜も俺をこんな事を?」  
「馬鹿者!これは特別だ!私との賭けとは言え、お前には借金までさせてしまったから・・・」  
「それで、彼氏は今どこに?」  
「・・・・・・蘇生に失敗してな。お前は彼によく似ている。だから、その・・・ひゃん!」  
言葉の途中だったが見ていられなくなり、投げ出された尻尾を手に取る。  
ビクリと身体が跳ねた様に、仕草から性感帯であると解った。  
「やっぱり、尻尾ってイイんですか?」  
「こ、このっ、話の途中で・・・ひあっ!」  
「ぺろっ、はむ・・・さっきのお返しですよ」  
「やあんっ、そこは、ダメ・・・ひあん!きゃふ、はあっ!」  
自分の手でしおらしくなる彼女は、彼から見ても可愛かった。  
ふかふかの尻尾に舌を這わせる。一舐めするごとに痙攣している。  
程良く勃起が戻った所で、彼は腰を動かしてみた。  
「んあんっ!イイ・・・そのまま犯して・・・」  
「先輩・・・失礼します!」  
熱く絡み付く子宮の襞と、性的な彼女の台詞がたまらない。  
欲望に身を任せ、彼は両手を当てて腰を振り始める。  
 
「はあっ、ひゃあん!気持ちイイっ!もっと、もっと腰振り激しくぅ!」  
「先輩、先輩、先輩っ!」  
「あはあっ!イイのお、たまらないのおっ!逞しいコレで私をオンナにしてえっ!」  
普段の麗しさはどこへやら、文字通り獣のように快楽を貪り尽くしている。  
相当に欲求不満だったようで、彼女の方からも腰を突き出していた。  
「はあ、うあっ、先輩、俺もうっ!」  
「ああん、ひゃう、平気だから!出す時は、あふっ、中に!この勢いのまま中出ししてぇ〜!」  
はしたない言葉を並べ立てて精液をねだる彼女は、舌を出して唾液を漏らしていた。  
勢いを付けて彼が突くたび、形の良い胸が揺れ動く。  
乱暴に振り回される尻尾や茶髪、動きにより舞飛ぶ汗も、彼の肉欲を駆り立てる。  
「ふああっ!先輩!出る、出ます!」  
限界を感じ取って力の限り腰を打つと、大量の精が解き放たれた。  
「きゃふっ、ひゃああん!らめぇ、イッちゃうぅーー!」  
同時に彼女も大きく反り返り、迷宮の隅まで聞こえるであろう絶頂の叫び声と共に果てた。  
肉の壁に締めあげられ、残った精子を求める彼女の中へ止めどなくかけ続ける。  
やがて完全に射精が終わると、彼は向いの壁に手を付いた。  
「うう・・・先輩、俺もう無理です・・・」  
「はあう、私も・・・気持ち良かったぞ・・・」  
満足そうにへたり込んだ彼女から、ゆっくりと男根を抜き取る。  
「ううっ!」  
その感覚も強烈な刺激となり、たまらず背中に液を吐き出す。  
彼女は特に反応もしなかったが、股から垂れる精液を摘み、指ごと口に含んで舐め取った。  
「ふふ・・・お前は、セックスが上手いな」  
「ええ?」  
「私の彼と初めてした時より・・・激しい快楽を覚えたぞ」  
さも美味しそうに子種を味わう彼女は、迷宮の闇と相まってこの上なく淫靡だった。  
余りの激しさに腰が抜けた彼は、しばらくへたり込むばかりだった。  
夜も更けた地下道の片隅に、秘かな楽園を見た様な気がした。  
夢中になって腰を振った結果、合計で三回に及ぶ絶頂で、ようやく彼と彼女は満足していた。  
 
 

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