「おらぁぁぁ~~~!!!」
「ひぃっ!!」
大きな図体の男が、痩せ細った老人の営む店を乱暴に破壊していた。
複数の兵を連れたその男は、この老人に税の徴収を要求し取立てに来ていたのだ…
とても払えそうにない膨大な額の税金をな!
「さっさと払えよ~さもないと…」
「やめろ!このバカ!!」
我慢できずに私は叫んでその場に飛び込む、とても黙って見てられない…こいつらの悪行の様を!
「誰がバカだ!…ん、またお前か春香~」
「このぉ領主のバカ息子!」
キッと奴を睨みつける私…
この私の住む高麗国の蓮姫は、一年前にある事件が起きた。
それはある秘術師の親子が元いた領主を負い出したのだった、
その親子はいきなりとんでもない大きな力を得て、次の領主の座につき
そして民衆を圧政で苦しめだしたのです…
今、私の目の前に居る奴がその親子の息子の方でした、
ちょくちょく弱い民衆を税の徴収名目で、乱暴な振る舞いをしていたのだ。
「くっ、だからバカっていうな!」
すると号令をかけて、兵士を前に出す。
「バカだからバカって言ったんだ!バ~カ!!」
「ぬぅぅぅ!!春香を捕まえろ!!」
私は煽るだけ煽ってその場から走り去る、すると憤慨したバカ息子は兵を引き連れて追いかけてくるのだ。
これで、あの老人は助かることだろう…後は私があいつらを引きつけて、適当な場所で姿をくらませればいい。
あいつは秘術こそ使えないが、沢山の兵士と馬鹿力がある、悔しいが私では正面からは太刀打ちできない、
それに…奴には奥の手がある…奴の親父の秘術が。
私も秘術がある程度なら使えない事もないけど、まだまだ未熟…それに人を傷つける秘術ならなおさらだ。
「はぁはぁ…だいぶ離したよな、そろそろ私も…!?」
その時だった、突然の凄まじい突風が襲ってきたのは!
まさか…これは!
「感謝する、親父!!」
くっ…やはりそうだ、これは領主の秘術だ!おそらく秘術でこの様子を見ていたのだろう…
「ぐわぁっ!!」
瞬時に空を舞い、そして地面に叩き落された私…身体に激痛が駆け抜ける、
激しい痛みで身動きが取れない…やがて、追ってきた兵に取り囲まれたました。
「へへへ…今回は捕まえたぜ春香…」
痛みにうめき苦しみながら、何とか薄目を開けると…そこには卑しく微笑する領主の息子の姿が見えた…。
「さぁ~お仕置きの時間だぜ…くく!」
「ふあぁ…あぁぁ~~~~!!!!」
「どうした、まだ半分も入ってないぜ春香!」
あれから私は朽ちた空家の中で丸裸にされたまま、その領主の息子によって犯されていた。
私の大事なとこに、醜い肉棒が突き刺さっている…何度も卑猥な音を鳴り響かせて、
ずっと奥まで侵入して・・そして体を嬲っている、例え私が悲鳴をあげて苦しんでいようとかまわずに。
「あぁ…やぁぁ…うぅぅ!」
「まぁ、子供のアソコにしては良いほうか、締まりがきつくて絡んでくるしな…だが!」
グジュゥ!!
「ひぃぁぁぁ~!!!!」
このバカは、力を込めて…その醜悪なモノを私の小さな体の奥へと、もっと埋め込んでいく、
あきらかに大きさが違うのに無理やりに入れるから…体が悲鳴を出している、
中では限界以上に拡張しているのに…それでもかまわずに挿入させているのだ!
「これまでにも、何度も銜え込んでいるんだ…そろそろいけるだろ…な?」
「くぁぁ…壊れ…壊れる…あぁぁ!!」
「そっか、だけど…俺は気持ちいいからな、もっと奥まで突っ込んでやる!」
ズブゥゥゥ…ッ
「ひゃぁ!あぁぁ~~~~!!!!」
確かに私は、以前よりは奴のを受け入れるようになっていた…処女を奪われた時は
先しか入らなかったのだし…きっと私の内部は変型させられてしまったのだろう…
そして今も体重を込めて、更に奥へ挿入させられている…
中は軋みながら無理矢理に広がっていき、今はまだ耐えているけども、
きっと…また私の性器は変化する、奴の肉棒に合わせて…
圧迫されて息もまともにできない中…私はそう考えて哀しくなっていた。
「あひゃぁ…いいぞ!春香…そろそろ一発出してやる!」
「!?やぁぁ…出すな…ばかぁぁぁ!!!」
「うっ…!」
ドブゥゥゥ~~~~ッ!!!
「うっ、きゃぁぁぁぁ~~~~~~~~~~っ!!!!」
出された…お腹の中に爆発が起きたような衝撃の後に、ゴブゴブッと激しく注がれているのがわかる…
領主の息子の子種が、私の胎内を汚し満ちていく…
「ふぅふぅ…光栄に思うんだな春香、お前は俺様のありがたい子種を高麗国で一番多く授かっている女だぜ!」
「あぁ…う…うぅぅ…」
赤子を産み出し宿す神聖な箇所を、濁流が巡っていく…
やっと醜い肉棒を抜かれた箇所は、大きく広がったままで白濁した粘液を垂らしていく、
その有様に涙する私…このような事は今回だけの事では無かった。
逃げ出すのに失敗し、捕らえられると…毎回のように私は乱暴に犯され嬲られていた。
よりによって母を殺した男の息子の精を、この胎内に受け入れ続けていたのだ…。
「しかし、毎回毎回懲りないなお前も…もしかしてわざとか?こんな目にあいたくて、わざと歯向かっているのか春香」
「そ、そんなわけあるか!」
吼える私、誰が好き好んで憎たらしい奴に体を好きにさせるものか。
「そうか…でも、何だか言ってもお前も楽しんでいるようだがな」
「違う…こんな苦しく痛くて気持ち悪い事を楽しめるわけ…ひぅ!」
グチュ…
まただ…またバカ息子はあの醜いのを私の中に挿れてきた!
「くくく…なら見せてやるよ、真実のお前の姿を!」
パチン、奴は指を鳴らすと兵らが一枚の鏡台を持ち出してきた、何をする気だ?
挿入させたまま私の体を担ぐと、バカ息子は私と繋がったその姿を鏡に映す…
「見て見ろよ、今のお前の顔を!」
「はぁはぁ…えっ…!?」
そこに映った奴と繋がってる私…その表情は赤く染め恍惚しているようだった。
嘘だ…そんなわけない!こんな奴を相手に…こんな風になってるわけが!
「ほんの前までは無理やりに挿入する度に顔を歪ませていたが、最近は挿入してる時はこんな感じだぜ春香」
「う、嘘だぁ!!あぁ…こんなわけ…んっ…ない!!」
私は否定する、これもきっと秘術だ!幻なんだ…私を陥れる為の…
「認めちまえ春香!立派なのを銜え込んだお前は、知らずに快楽に浸り乱れているんだ!」
「違う…あぁ!違うっぅぅ…あぁ!!」
ズチュッ…グジュゥゥ!!
卑猥な音がまた大きくなる、私の奥へと挿入された肉棒がでたり入ったりすると、
その結合部からねっとりした液体が溢れ出てくる…
まだ微かにしか膨らみが無い胸を弄られ、顔に奴の舌で唾液の跡を付けられているその自分の姿を
ただ見続けさせられていた…その行為のたびに卑しく喘ぎ喜ぶ自分の顔を…
「ほれ…もうわかるだろ、自分の喘ぎ声に艶かかっている事によ!」
「こんなの…違う…あはぁぁぁ~~…あぁう」
『卑しい娘だ…親子そろってな』
「うぇ…?」
淫らな姿を写す鏡に、新たな人影が映し出される…
「お、親父!?」
それは領主だった、これは確実に秘術による投影だろう。
「ど、どういう…あぁんっ…意味?母さん…もって…あぁ!」
『くくく…言った通りよ!見るがよい…己の知らぬ母の姿を!』
「えっ…えっ!!?」
次の瞬間…鏡に別の光景が映し出された、それは…私の母さんの姿だ。
『あぁ…あぁ!!駄目…あぁ!!』
『くく…だが貴様のここは、そうは言っておらぬぞ…喜んで我のを銜え込んで離さぬわ!』
『あぁ…あぁぁ~~~~~~!!』
「あぁ…うそ…母さん…なんで!?あぁ…」
領主に背後から犯されている母の姿…嫌がっているのにその声の響きは何処となく…
『うっ、出すぞ!おぉぉぉぉ!!!』
『あぁぁぁ~~~~~~~~!!!入ってくる…やめ…あぁ…』
拒否するも、その胎内に領主の子種を注ぎ込まれていく母さんの姿に言葉を失う私だった…
そして昔の映像が消える…だがその一瞬に見えた、
俯いて悲しい表情しているかと思えた母の顔が上を向き、恍惚した表情をしている姿を!
『気付いたようだな…これはお前の母が死ぬ前…私に敗北し犯した時の光景だ!』
「そ、そんな…!?」
『春香、お前の母も言葉では否定してたが、体は素直に快感を感じていたよ…あの一瞬見せた表情が証明だ』
「う、嘘だぁぁぁ~~~~~~~~~!!!」
私は声を高らかに否定する…あの母さんがそんなわけ無い!
『今思えば殺さずに生かして置いた方が良かったかもな、今ごろは春香の妹か弟が生まれていたかもしれんし』
「へへ…親子そろって淫乱か、高名な秘術師が聞いてあきれるぜ…おらっ!」
「あぁぁぁ~~~~~~!!!」
また激しく突いてくる…犯してくる…、泣き叫ぶ事もできずに、私は辱めをうけていく…
母も私も淫乱じゃない…そう堅く私は信じる…信じたい…
だけど…だけど…
「あぁふぅ…あぁぁ~~~!!」
また頭が真っ白にとんでいく…この犯されている時に感じる不思議な感覚に…
今まで認めなかったこの感じ…でも今はわかっている…これが快感という事は…
ただ認めたくなかった…気持ちよくなるなんて事を!
「ふぅぅ…晴香、出すぜ!!」
「あぁ~~!!!やぁぁ~~~!!!」
ドクドクドクゥ…
そして…また子種が私の胎内へと出されて白く染めあげていく…
憎い奴の精を受けるのを感じる中で私は…気持ちよくなっていました。
「絶頂したか…どうだ気持ち良かっただろ!」
「………うん」
そして意識は遠くなっていく…ちょうど良かった、今は何も考えたくなかったから…
次に気付いた時、廃屋に奴らの姿は無かった。
べとべとになった身体と、そして乱れ放り出された私の衣服のみ残されている。
しばらく私は横になったまま呆然と天井を見ていた…
後日…私は再び領主の息子が暴れているのを目撃する、まだその体は前日に犯された時の
跡が深く刻まれていたけども…また前に進み叫ぶ。
「やめろバカ!!」
あんな目にあっても私は逆らい続けていた、例え再び汚される事になっても…
それが母さんから学んだ私の正しき道なのだから!
そう心に誓う…また犯される事に期待してるわけじゃない、わけじゃないんだ。
でも…グチュ…卑猥な水音が聞こえる、私の股はしっとり濡れていました…
そんなある日、彼らが何処からともやってくる…
それは見た事の無い格好の旅人だった。
そして…彼らは領主をやっつける機会を作ってくれたのだ!
私も出向く…終焉の場へ、この残された母の形見の鏡を持って…
「もうすぐ全てが終わるよ母さん…うっ!」
突然に吐き気に襲われしゃがみこむ…それはここ最近になって私の身に起こる体の不調だった。
「だいじょうぶ、春香?」
「……平気だ、さぁ行こうサクラ」
その変調の意味を私は何となく理解していた…だけど今はすべてを終わらせるのが先だ。
これについては後で考えよう、
この中で宿った小さな鼓動の事は…
【おわり】
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