―――ちゃん…  
 
――みちゃん…  
 
―クルミちゃん?  
 
 
はっ!な、何?  
 
遥に起こされ、クルミは瞳をパチッと開いた。  
 
は、遥…何よ?  
 
あのねクルミちゃん…今授業中なんだけどー  
 
ああ…そうね 気を付けるわ  
 
クルミの背中は汗でぐっしょり濡れていた。  
少しサイズの変わったブラの隙間を汗がつーっと伝う。  
 
 
1年前、処女を奪われる寸前、ミスティナイトに助けられたクルミは、イタリアの学園の園長の計らいで日本の姉妹高であるチェリーヌ学園へ転校することとなった。  
 
幼い頃に会ったきりだった葵と遥に会えたクルミは、徐々にあの忌まわしい記憶から解放されつつあったのだが…  
 
 
 
あの忌まわしい出来事から1年が経った。  
大好きなお姉様の葵と、元気一杯の遥のおかげでクルミは立ち直りつつあった。現在はクルミも葵の家で暮らしている。  
 
 
キーンコーンカーンコーン  
 
本日の授業の終わりを告げるチャイムが鳴り響く。  
 
来週から期末テストが始まる為、学生達はすぐに帰宅の用意をしている。  
 
葵「それでは私達も帰りましょうか」  
 
遥「うん!クルミちゃんも一緒に帰ろ!」  
 
クルミ「…」  
 
遥「クルミちゃん?」  
 
クルミ「うわっ、何よ」  
 
突然正面から顔を除きこまれ、驚いたクルミは鉛筆を床に落としてしまった。  
 
遥「クルミちゃんどうしたの?なんだか元気がないみたいだけど…」  
 
クルミ「なんでもないわよバカ遥」  
 
そう言いながらクルミは素早く床に落ちた鉛筆を拾い、ランドセルに閉まった。  
クルミ「(なんでも…ないんだから…)」  
 
5分後、3人は学園から割りと近くにある葵の家に着いた。  
 
来週からテストが始まることもあり、3人は勉強をしていた。  
 
遥「葵ちゃーん、ここわかんないよー」  
葵「いいですか遥さん、ここはですね…」  
 
クルミ「…」  
 
葵「(クルミさん…元気ないみたいですね。何かあったのでしょうか。)」  
 
 
夕飯とお風呂が終わり、3人は寝室に入った。  
クルミがイタリアからきたので、ベッドは広い部屋に3つ並べて置かれた。  
 
遥「う〜ん…しましま〜」  
 
遥はベッドに入り、おやすみを言ってから20秒でもう寝言まで喋っている。  
 
クルミ「葵お姉様…」  
 
葵「どうかしましたかクルミさん」  
 
クルミ「その…今日は一緒に寝たいの」  
葵「いいですよ うふふ」  
 
葵「今日の授業中の居眠りで嫌な夢でも見たのでしょうか」  
クルミ「そ、そんなんじゃ…ただ…」  
 
クルミは図星を指摘され黙ってしまった。  
 
葵「聞かなかったことにしておきます。さぁ、遥さんも眠ってますし、私達も寝ましょう。」  
 
クルミ「はい。おやすみなさい、葵お姉様。」  
 
葵「おやすみなさい、クルミさん。」  
 
葵「あらあら…クルミさん、もう眠ってしまって…疲れていたんですね。」  
 
クルミ「ムニャ…葵お姉様…」  
 
あっという間に眠ってしまったクルミは葵の豊満な胸に触れていた。  
 
葵「あっ…く、クルミさん…そこはだめですー」  
 
クルミは無意識に葵の胸をゆっくりと揉み続けていた。今は亡き母を思い出しているのだろうか…  
 
時折胸の先端に触れられ、葵は体をピクピクと小刻みに震わせた。  
 
葵「遥さーん…助けてくださーい」  
 
遥「ムニャムニャ…ミスティナイト様…」  
 
葵「だめ…みたいですね。ふぁっ」  
 
何度も乳頭に触れられていた葵の口からはかすかな喘ぎ声が洩れた。  
 
葵「もう…お返しですっ」  
 
そう小さく呟くと、葵は眠っているクルミの小さな胸をさすり始めた。  
 
クルミ「ーすぅ…んっ…ハァ…ぅん…葵お姉様…」  
 
しばらくしてクルミは大人しくなった。  
 
葵「ふぅ…」  
 
やがて3人共寝静まった。  
 
?「うぁっ…くぅっ…!」  
 
ギシッ…  
 
ガリガリガリガリ…  
 
バリッ…ガシガシガシ…カリッ  
 
?「う゛ーん…」  
 
?「う゛ー」  
 
深夜3時を回った頃のことだった。  
 
葵「…?」  
 
葵は何かをかきむしるような音と、割りと大きめの呻き声で目を覚ました。  
 
遥は起きる気配はないのでそっとしておくことにした。  
 
曇天で月明りが全く入ってこない漆黒の暗闇の中、先程の音がすぐ近くから聞こえていることがわかった。  
 
葵「クルミ…さん?」  
 
近くにあった古い電気スタンドのスイッチを入れると、全身を爪でかきむしるクルミの姿が浮かんだ。  
 
葵「クルミさん、そんなにかいちゃだ…」  
 
全て言い切る前に葵は目の前の光景にあっと息を呑んだ。  
 
華奢なクルミが纏っている真っ白なパジャマの所々が赤く染まっていた。  
クルミは血が出る程強く体を掻いていたのだ。  
 
葵「クルミさん!起きて下さい!」  
 
異変に気付いた葵はクルミを強引に起こした。  
 
クルミ「うあっ…やめて…お願いだから…あああ!」  
 
そう口走りながら凄い勢いでばっと起き上がった。  
 
クルミ「はっ…はっ…はっはっ…」  
 
全力で走った後のように、クルミは昼間の居眠りの時のように汗をぐっしょりかいていた。  
 
葵「クルミさん…怖い夢でも見たんですか?」  
 
クルミ「な…んでもないです、葵お姉様。」  
 
葵「なんでもないって、こんなに汗をかいて、しかも血が出るくらい体をかいていたんですよ?なんでもないわけないです。ちゃんと話してみてください。」  
 
クルミ「怖い…凄く怖い出来事…去年のあいつらが…夢に出てきたの」  
 
葵「やはり…まだ辛いんですね。」  
 
ふいに葵はクルミの手を取り、そっと立ち上がらせた。  
 
クルミ「お姉様…?」  
 
葵「まずはその掻き傷を消毒してからお風呂に入りましょう」  
 
そう言われて、クルミは葵についていき、薬箱がある隣の部屋へ移動した。  
 
クルミ「あの…葵お姉様…1人で消毒します…」  
 
葵「何を言ってるんですか。1人じゃうまくできないですよ。さぁ、服を脱いで下さい。」  
 
暫く俯いていたクルミが突然涙を流し始めた。  
 
葵「クルミさん…どうかしたんですか?私じゃだめでしょうか…」  
 
クルミ「ち、違うの…ヒック、わ、私の、はだはだ、裸を見たらグスッ…きっとお姉、さまに嫌われる…ヒック、から…」  
 
葵「そんなことはありませんよ。掻き跡がなんですか、私はそんなことでクルミさんを嫌ったりはしませんよ?」  
 
クルミ「グスッ、ズズ…ほ、ほんとに?」  
 
葵「もちろんです。さぁ、お薬を塗りますから服を脱いで下さい。」  
 
クルミ「う、うん」  
 
それでもまだほんの少し躊躇していたクルミだが、パジャマのボタンを1ずつゆっくりと外し始めた。  
 
ぷち…ぷち…  
 
シュルル…  
 
静かな部屋で、布が擦れる音だけが木霊する。  
 
上半身は白のブラのみという姿になったクルミを見て、葵は少し驚いた。  
 
真っ白な肌に沢山の掻き跡がみられた。  
 
少し驚いた葵だが、大好きなクルミのことを嫌うはずがない。  
 
葵「さぁ、もっと近くへ」  
 
クルミ「…」  
 
クルミは顔を赤らめながら葵の側に座った。  
 
葵「じっとしていてくださいね」  
 
ピンセットで小さな綿を摘まみ、消毒液にたっぷりと浸す。  
とぷっ…  
 
つつー  
 
傷口に触れた途端クルミは悲鳴を上げた。  
 
クルミ「キャァァン、いた、しみ、染みますがお姉様痛いです!」  
 
痛みでよく分からない言葉を発するクルミ。  
 
葵「動かないで」  
 
クルミ「うぅ…はい…」  
 
無言で肩をプルプル震わせながら耐えていた。  
 
葵「はい。これで終わりましたよ。」  
 
クルミ「っ…ふぅ…ふぅ」  
 
葵「いい子でしたよ」  
 
そう言いながら頭を優しく撫でた。  
 
葵「じゃあお風呂に入って寝ましょうか。」  
 
クルミ「は、はい、お姉様。」  
 
実はクルミが誰かとお風呂に入るのは日本に来てから初めてのことだった。  
その理由は葵も気づいていたが、黙って脱衣を始めた。  
 
薄ピンク色のブラをそっとはずすと、豊満な乳房をぷるっと揺さぶらせた。  
ブラと同じ色のレースが縁取られた可愛いパンティーも丁寧に足をくぐらせ、  
やがて足元にぱさりと落ちた。  
 
クルミは葵の美しい裸体をじっと見つめていた。  
 
葵「キャ、そんなに見つめないで下さい・・・恥ずかしい・・・です・・。」  
 
クルミ「お姉様・・・とても綺麗です・・・私なんて・・・」  
 
消え入るような声でクルミが呟いた。  
葵に背を向けたクルミにそーっと後ろから忍び寄る葵。すると突然・・  
 
葵「えーい!」  
 
シュッ! ぽさっ・・・  
 
クルミ「ほぇ・・・?ひゃう!葵お姉様ぁぁ・・・」  
 
葵にいきなりパンツをずり下ろされたクルミは目を丸くしながら顔を赤らめた。  
 
葵「ほぉら。クルミさんだってとっても綺麗じゃありませんか。全然恥ずかしがる  
  ことなんてないんですよ?では一緒にシャワーを浴びましょう?」  
 
クルミ「ぅー・・・」  
 
ジャーー・・・  
 
シャワーのコックを捻るとやや熱めのお湯が出てくる。  
葵は、石鹸をお湯で濡らし、丁寧に泡立て、クルミの体に塗り始めた。  
 
クルミ「ひゃん!葵お姉様・・・体は自分で洗います・・・から・・・」  
 
葵「遠慮しなくてもいいんですよ?ほらほら、じっとしててください」  
 
クルミ「そ・・・そこは・・・///」  
 
背中から前へ抱きつくように石鹸の泡をたっぷりとクルミへ塗っていた葵は  
今度は前も丁寧にこすりつけ始めた。  
 
膨らみかけている小ぶりの乳房にふんわりとした濃厚な泡をそうっと塗りたくる。  
すべすべしているキュッと締まった白いお腹へもさわさわと触れた。  
 
クルミ「ん・・・っ・・・!」  
 
葵「傷口に沁みますか?」  
 
全身を泡だらけにされながらさわさわと手で泡を塗られるクルミは、  
傷口の痛みだけでなく、かすかな快感も感じ始めていた。  
 
クルミ「あの・・・お姉様・・・お話、聞いてもらってもいいですか?」  
 
葵「もちろんです。聞かせてくださいな。」  
 
クルミ「さっき怖い夢を見て掻き毟ったり夜中に目が覚めたりしましたけど、  
    実は今回が初めてじゃないんです。」  
 
葵「そうなんですか・・・」  
 
話を聞きながら葵はそっとシャワーをクルミに向け、泡を流し始めた。  
 
クルミ「今まで葵お姉様や遥と一緒にお風呂に入らなかったのはこの傷を  
    見せたくなかったからなんです。傷跡を見られたら嫌われちゃう  
    んじゃないかって、あいつらにこの傷を付けられたみたいで  
    汚されてると思われたりしないかって・・・怖かったんです。」  
 
葵「大丈夫ですよ。」  
 
優しく微笑みながら葵はクルミの掻き跡がついている首筋に舌をつーっと伝わせた。  
 
クルミ「ひゃうーっ!」  
 
いきなり敏感な部分を舐められたクルミは風呂場によく響くくらい高い声を上げた。  
 
葵「先ほども言いましたが、私も遥さんも、そんなことでクルミさんのことを  
  嫌ったりなんかしませんよ。それにほら、全然汚れてなんかないですよ?  
  ほら・・・舐めても全然平気です。クルミさんの肌・・・とても綺麗です」  
 
クルミ「葵・・・お姉様ぁ・・・」  
 
そう言いながら葵は次々にクルミをぺろぺろと小さな舌で舐め始めた。  
 
首筋から背骨に沿って舐めると体がぴんと張った。  
乳房の周りをじんわりと舐め、その先端の乳首を舌で弾くように舐めると  
体がぷるるっと震え、押し殺している喘ぎ声が口から漏れだした。  
 
クルミ「ふぐ・・・ウゥン・・・っ・・・」  
 
段々と舐める箇所を下にずらしていくと、今度はクルミのぴったりと閉じた  
縦スジを舐め始めた。  
 
クルミ「葵お姉様!そこは・・・恥ずかしいです・・・まだ洗ってないから・・  
    汚いです・・・」  
 
葵「うふふ、全然汚くなんかないですよ?ほら、なんだか甘くてとろっとした  
  おつゆが出てきましたよ?」  
 
葵はクルミの秘所から漏れ出した露をすするようにして舐め取った。  
 
クルミ「ァッ・・・葵お姉様・・・なんだか変・・な・・ふゎ・・気分・・・に・・・」  
 
葵「もっと気持ちよくなってくださいね、クルミさん」  
 
クルミ「葵お姉様・・・私も・・・その・・・ぺろぺろしたいです・・・」  
 
葵「ふふ、いいですよ。好きなだけどうぞ。」  
 
クルミ「ぺろっ・・・しぷ・・・チュルルル」  
 
葵からのお許しが出ると、葵の乳房にいきなり吸い付いた。  
 
葵「ァッちょ、そのクルミさん・・・あの・・・もう少しやさし・・くハァン!」  
 
クルミ「葵お姉様・・葵お姉様葵お姉様っ・・・!」  
 
葵「ひゃーーーァーー ヒフゥー・・・ハァハァ・・・ウゥン・・・ ァッ・・ン・・・」  
 
クルミは一心不乱に葵の乳房を吸い続た。クルミを舐める口の動きが  
完全に止まり、やがて葵の口からは喘ぎ声が漏れ始めた。  
 
10分は経っただろうか。いつしか葵とクルミは69の体勢になっていた。  
 
葵「ンフ・・・ジュル・・・ビチョ・・・ズズゾォー」  
 
クルミ「ペチャ・・・ペチャ・・・チュルルル・・・ンムーー!」  
 
葵「んぷぁっ・・・ヒゥン・・・ズジュル・・・ズズッ」  
 
クルミ「ハァ・・・ぁふぅ・・・ズッ・・・レロレロレロレロ」  
 
葵「アァァァァァ・・・もう・・・だめです・・・クルミ・・・さん・・・っ」  
 
クルミ「葵お姉様・・・私もなんだか変なんです・・・ぅぁ・・・ウワァァア」  
 
 
葵「アアアアァァァアアア きちゃいますぅぅぁぁあイ・・・クアアアア!」  
クルミ「ヒィィィン! おかしくなるおかしくなるおかしくなるゥゥゥゥ アアアアッ!」  
 
びくっ・・・ビタッ・・ビタン・・・ ブルルッ  
 
激しく仰け反りながら同時にイってしまった2人は体をしばらく痙攣させた。  
 
クルミ「葵お姉様・・・大好きです・・・」  
 
葵「クルミさん・・・私もです・・・」  
 
2人はしばらくお風呂場で抱き締め合った。  
 
 
 
・・・・・・  
 
 
お互いの体を貪るように触れ合っていたため、視線に気づくことはなかった。  
 
 
ほんの少しだけ湯船に浸かった2人はすぐにあがり、葵とクルミはお互いの  
体をバスタオルで優しく拭き合った。  
 
葵「もう遅いですから、寝ましょうか。」  
 
クルミ「はい、葵お姉様。」  
 
安心しきった顔ですぐに眠るクルミ。  
 
葵「ふふ・・・クルミさん、可愛い寝顔です。」  
 
葵「(さて、私もそろそろ・・・)」  
 
 
 
遥「あ、あおい・・・ちゃん・・・」  
 
葵「! は、遥さん?! ど、どうしたんですかこんな夜中に・・・」  
 
遥「あの・・・葵ちゃん・・・見るつもりはなかったんだけど・・・その、ふと  
  目が覚めたら2人共いなかったから・・・物音がするほうに向かったの。  
  そしたら葵ちゃんとクルミちゃんが2人で・・・」  
 
葵「は、わわ・・・遥さん・・・いつから見てたんですか?!」  
 
遥「葵ちゃんがクルミちゃんのお腹とかをさわさわしてる所・・・かな」  
 
葵「ほとんど全部・・・ですね。」  
 
遥「なn・・・」  
 
葵「ああああ あの、違うんですこれはその、クルミさんが、目が覚めて夢が  
  怖くてそのあの・・・はうう・・・」  
 
遥「葵ちゃん・・」  
 
葵「ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!」  
 
泣きそうな表情で謝る葵。大好きな遥にあんなところを見られてしまった。  
遥に嫌われてしまったに違いない・・・そう思って、必死に謝った。  
 
遥「どうして謝るの?」  
 
不思議そうな顔をしている遥。  
 
葵「だって・・・その・・・あんなこと・・・」  
 
遥「葵ちゃん!」  
 
葵「は、はい!」  
 
大きな声で名前を呼ばれ、びくっと震える。  
 
遥「あの・・・私ともああいうこと・・・してほしいな。」  
 
葵「えっ?!」  
 
遥「私とじゃ・・・だめかな・・・」  
 
葵「とんでもないです!私も遥さんと・・・したいです。」  
 
んんぅ・・・ ふっぐぅ・・・ハァ・・・ ハァ・・・   
 
あっという間に裸になった遥と葵はお互いの体をまさぐりあっていた。  
 
もちろんすぐ傍でクルミが寝ている為、声を必死に押し殺していた。  
 
遥「葵ちゃん・・・ソコ・・・すごく気持ちいいよ・・・」  
 
葵「私もです遥さん。あ、ソコ・・・もっと吸ってみてください。」  
 
遥「こう?葵ちゃん」  
 
葵「ふぅっ・・・ングゥ・・・遥さん、とても素敵です。」  
 
充分に触れ合った2人は座ったままお互いのクリトリスを弄び始めた。  
 
遥&葵「ーーっ!キャゥ・・・ハァハァ」  
 
口をしっかり閉じていても隠し切れない喘ぎ声が漏れていた。  
お互い、割れ目から溢れて止まらない愛液をクリトリスに擦り付けあっていた。  
時折そっと摘んだり、優しく押しつぶすように強く触れたりした。  
その度に2人の体は大きくぴくんぴくんと跳ね上がった。  
 
どれくらいの時間が経っただろうか。灯りも点けずに無心でお互いの  
秘所をまさぐりあい、お互い絶頂へと向かっていた。  
 
指先で割れ目の部分を擦り、指の第2関節と第3関節の間でクリトリスを  
ぐりぐりと押し合った。  
 
葵「遥さん・・・私・・・もう・・・」  
 
遥「葵ちゃん・・・私ももうだめだよ・・・一緒に・・・」  
 
葵「えぇ 一緒にイきましょう。」  
 
ハァハァと荒い呼吸を続ける2人。  
 
遥&葵「ハァ・・・ハァ・・・ウァァァァ イク!イっちゃうぅぅぅ アアアアアッァァーーー!!」  
 
プシッ・・・ プシャ・・・  
 
微量ながらも2人が吹いていた潮で床はびっしょりと濡れていた。  
だがそんなことは気にするふうでもなかった。  
 
遥「葵ちゃん・・・」  
 
葵「遥さん・・・」  
 
永遠に続くのではないかと思われるような長い、とても甘いキスをした。  
 
遥「葵ちゃん・・今度は・・・3人で・・・」  
 
葵「えぇ・・・いいですよ」  
 
そっと微笑む葵。  
 
 
―翌日  
遥と葵はすぐに眠りについた。起きてから床を全く拭いていないような気がして  
2人はひやりとしたが、全て綺麗に片付いていた。床からぱかって出てくる爺が  
片付けておいてくれたのだろうか。  
 
正直な所、2人はあの後の記憶はほとんど残っていなかった。  
いつベッドに入ったのか、いつの間に眠っていたのだろう?下着は付けただろうか?  
ただ、2人 いや3人にとってそれは大きな問題ではなかった。  
 
結果としてツインエンジェルの結束はより強固なものとなったのだから・・・。  
 
 
仲良く学校へ登校した3人は、慌しく走りすぎようとしている男を見かける。  
 
如月「やぁ、相変わらず仲がいいな君たちは。」  
 
葵「おはようございます、唯人様」  
 
遥「お、おおお、おはようございまうs」  
 
クルミ「おはようございます」  
 
如月「おはよう。悪いが今日はちょっとヤボ用で急いでるんだ。これで失敬するよ。」  
 
 
葵「唯人様が慌てている姿・・・初めて見ました。何かあったのでしょうか?」  
 
3人が顔を見合わせているとポケテンが鳴り響いた。  
 
 
 

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