軽い胸騒ぎ…だろうか。3人は視線をポケテンに移した。  
 
やはり学院長からの呼び出しであった。  
 
遥「さぁ、行くよっ」  
葵「え、えぇ。参りましょう。」  
クルミ「…(嫌な予感がするわね)」  
 
コンコン  
 
葵「?」  
 
コンコン  
 
葵「様子がおかしいですね」  
 
ガチャガチャ  
 
遥「鍵がかかってるよ!」  
 
クルミ「私達を呼んだ直後に鍵をかけるなんて変よ!」  
 
葵「お祖母様!」  
 
ドンドン  
 
扉を叩く鈍い音が静かな廊下に響き渡る。だが部屋の中からは物音ひとつ聞こえてこなかった。  
 
クルミ「扉をぶち破るわよ!」  
 
遥「よーし!3人で同時に行くよ!せーの!」  
 
ドッ  
 
遥「もういっちょ!せーの!」  
 
ドグッ!  
 
鈍い音が響いた瞬間、扉が大きな音を立てて倒れた。  
粉塵が収まるのも待たずに3人は急いで部屋に入った。  
 
遥「誰も…いない?」  
クルミ「葵お姉様!机の上に何か置いてあります!」  
葵「これは…」  
 
ブラックファンドと書かれた趣味の悪い文鎮の下にA4サイズの用紙に短くこう書かれていた。  
 
「この学園の長を助けたければ我々のアジトに来い」  
 
葵「大変です!お祖母様が…」  
遥「すぐに助けに行こう!」  
クルミ「ほら!ちゃっちゃと行くわよ!」  
 
既に変身していたクルミの姿がそこにあった。  
 
遥「クルミちゃん早い!」  
クルミ「あんたもさっさと変身しなさい!あ、葵お姉様はゆっくりでいいんですよ」  
遥「うー…クルミちゃんこんなときまで」  
葵「は、はい!(お祖母様…どうしてお祖母様が…)」  
 
ツインエンジェルに変身した3人は人目も憚らずに窓から飛び出した。  
 
 
―30分後  
 
クルミ「ハァ…ハァ、ここがアジトね。さっさと乗り込むわよ!」  
 
遥・葵「うん!・えぇ!」  
 
正面入り口から入ってすぐに、3人は誰もいない状況に驚いたが、一刻も早く学院長を助けるため足を進めた。  
 
クルミ「これは…」  
葵「えーと…」  
遥「ここだねっ、開けちゃ…」  
クルミ「ちょっと待ちなさいよ!」  
遥「ほぇ?」  
クルミ「こんなあからさまに怪しい扉、躊躇なく開けようとしてるんじゃないわよ!」  
遥「だってぇ…」  
葵「確かに怪しいですね。ただ、他にそれらしいところもないですし、慎重に入ってみましょうか」  
 
黒い大きな鉄扉には、ボール紙に黒マジックで「ツインエンジェル御一行様」と書かれていた。  
あからさまに罠の匂いがするが3人は静かに扉を開けた。  
 
キィッ…ギギィ…  
 
クルミ「なんだか薄暗いわね」  
遥「う〜、気味が悪いよ…」  
 
ぱっと見でも50畳はあるだろうその部屋には数本の蝋燭の微弱な灯りで不気味な空間となっている。  
 
クルミ「(まるであの時の部屋みたいじゃない…)」  
 
クルミは微かに震えていた。  
 
?「ようやく辿り着いたようですね」  
葵「あなたは…誰ですか?」  
?「学院長ですよ?」  
遥「雰囲気が…誰?」  
 
?「ふっふ…早くも私が学院長ではないと見抜くとはさすがだ」  
 
ヒュッ… バッ!  
 
どこから出したのか、マントで体を包んだ一瞬の後、真の姿が露になった。  
 
遥「四次元男爵!」男爵「いかにも。私は四次元男爵。」  
葵「お祖母様は…お祖母様はどこですか!」  
 
普段温厚な葵の手が怒りに震えていた。  
 
クルミ「さっさと吐かないと許さないわよ!」  
男爵「ふむ…なんと騒がしい子供達だ。だが私も鬼ではない。交換条件といこうじゃないか。」  
遥「交換条件?」  
男爵「そうだ。君達のポケテンとやらを全て渡して頂こう。こちらは学院長の居場所を教える。」  
クルミ「そんなことできるわけないじゃない、バカ!」  
男爵「威勢がいいのは結構だが…」  
 
葵「わかりました」  
 
四次元男爵の言葉を遮るように葵が突然そう言い放った。  
 
遥「葵ちゃん!?だめだよ!」  
クルミ「そうよ葵お姉様!あんな奴にポケテンを渡すなんてだめよ!」  
葵「それはわかっています。しかしそうしないとお祖母様が…」  
クルミ「葵お姉様…」  
男爵「さぁ、どうする?」  
 
3人は目を合わせた。そして…  
 
ヒュッ ヒュッ ヒュッ  
 
3つのポケテンは四次元男爵の手元に渡った。  
 
葵「ポケテンは渡しました。早くお祖母様の居場所を…」  
男爵「学院長ならここにはいない。」  
クルミ「騙したわね!」  
男爵「慌てるな。学院長なら今頃学院へ戻るところだろう」  
葵「どういうことですか?」  
男爵「私は始めから学院長を誘拐したりしていない。誘拐しようと思った時には既に外出中らしかったので代わりに近くにいたこの男を連れてきた。」  
 
遥「先輩!」  
葵「唯人様!」  
クルミ「…!」  
 
そこには手足を頑丈そうなワイヤーのようなもので固定されている如月唯人の姿があった。  
 
遥「先輩を解放して!」  
葵「唯人様を返してください!」  
クルミ「放しなさいよ!この卑怯者!」  
男爵「さぁ?それは君達の心掛け次第だ…!」  
 
パチンっ  
 
ふいに四次元男爵が指を鳴らすと、地面から金属の棒がせりだして、どこからかロープが現れ、3人の手先、腕が動かせないように棒で固定された。  
 
遥「ひゃ!?」  
クルミ「ちょ、何よこれー」  
葵「や、離してください」  
 
当然、解放されるわけもなく、すぐに男爵はまたパチンっと指を鳴らした。  
 
バシャーッ!  
 
唯人の頭上から水が降ってきた。眠らされていたらしい唯人が目を覚ますと目の前の事態に驚愕した。  
 
唯人「四次元男爵!3人を解放するんだ!さもないと…」  
男爵「さぁ?どうするのかね?」  
唯人「くっ…」  
葵「唯人様!」  
唯人「すぐに助け…ぐむぅっ」  
 
四次元男爵は指で合図をすると唯人の口に猿轡が押し込まれた。  
 
男爵「さて、目的は達したがまた君達がやってくると少々面倒なのでね。心を折っておくとしよう」  
 
コツン…コツ…コツ…  
 
クルミ「な、何をするつもり?」  
遥「変な事したら許さないよ!」  
葵「(なんとかここから脱出しないと…全員助かるにはどうすれば…)」  
唯人「っ!ぐむう!」  
唯人は猿轡を噛まされているせいで何を言っているかわからないが叫んでいる。  
男爵「まずは君達3人の裸体をこの男に見せてやろう」  
 
遥・葵・クルミ「!!」  
 
声を上げようとした瞬間、何処からか現れた夥しい数の鞭が3人を襲った。  
 
葵「ああああぁー」  
遥「ギャッ、ヒィ」  
クルミ「キャァァァ」  
 
葵は上半身のが剥き出しになっており、乳房は鞭の跡で真っ赤になっていた。  
 
遥とクルミも上半身が剥き出しになっており、まだ膨らみかけの乳房だったが、鞭の跡が複数ついているせいで腫れ上がっている。  
 
男爵「ふ、いい声で鳴いてくれる。」  
 
3人は顔を向き合わせて何か言おうとするが間髪入れずに飛んでくる鞭がそれを阻む。  
バチッ!バチン!  
葵「いやぁ!あああっ…」  
遥「ヒィ!ひぐぅ!うう…」  
ビシッ  
クルミ「痛い!や、やめ…」  
バシーン!  
クルミ「ぎひああああああ」  
 
葵は乳房ばかりを狙われ、ただでさえ人より大きめなそれは牛のように腫れ上がり、まるで巨大なトマトのように真っ赤になっている。  
 
遥は今度は小ぶりなお尻を何度も鞭で叩かれ、真っ赤に腫れ上がるだけでなく所々血が出ていた。  
 
クルミは真っ白は背中を執拗に叩かれ、ミミズ腫れができていた。  
 
遥「ハァ…ハァ」  
葵「うぅ…ハァ…」  
クルミ「ヒック…フグゥ」  
3人は鞭で執拗に叩かれ、息も絶え絶えになっていた。  
 
男爵「フフフ…これはいい眺めだ。最高だよ。」  
 
唯人はずっと息を荒くしていたがやがてどうすることもできない状況に絶望し、うなだれていた。  
 
クルミ「この…ゼェ…へ…変態!」  
男爵「フフ…まだそんな減らず口を叩ける力があるとは。11歳にしては根性があるな。ではこれはどうかな」  
 
パチンっ…  
 
ポタッ…ジャバババッ!  
 
クルミ「ぎひあああああ痛い痛い痛い痛い痛いいいいいヒィああああ!」  
 
クルミは叫び声を上げると気絶してしまった。  
 
遥「クルミちゃん!!クルミちゃんに何を!」  
葵「クルミさんに何をしたんですか!」  
2人は語気を荒立てた。  
 
男爵「大したことではない、生姜の絞り汁をかけただけだ。大量にな。多少滲みるだろうがな」  
 
葵「なんてひどいことを…」  
遥「許せない…!」  
男爵「慌てなくても君達にもかけてあげるよ」  
遥「!」  
葵「やめ…」  
 
パチン  
 
バシャッ…びちゃびちゃ!  
 
遥「ぎゃひあぁああああ滲み、痛あああああ」  
葵「キャァァァ痛いいいいぃ、…許し…ませ…んよ…」  
 
やがて2人も気絶してしまった。  
 
唯人「っ…!」  
何も出来ずに唯人は目を背けた。  
唯人「(すまないみんな…)」  
 
男爵「クック…まだまだ、これからだ…」  
 
男爵は両目を吊り上げ、不気味な笑みを漏らした。  
 
暫く楽しそうに眺めていた男爵はまた指を鳴らした。  
 
今度はバケツに入った水が一斉に3人に浴びせられた。  
 
葵「ッ!うぅ」  
遥「あう…う」  
クルミ「かひっ…痛い…ぅ…」  
 
3人の意識は戻ったものの、皆ぐったりしていた。  
 
男爵「気分はどうかね?」  
クルミ「いい訳…ないじゃない…」  
葵「こんなことをして許されると思ってるんですか!」  
遥「絶対に許さない!」  
 
男爵「ふっふ、まだそんな元気が残っているとは。結構結構。ではさっきよりもっと素晴らしい事をしてあげようじゃないか。君達の為に特別な部屋を用意した。」  
 
よく見ると駄々っぴらい部屋の中心部に円形状の小屋のようなものがある。高さは5メートルはあるだろうか。横幅は30メートル以上あるようだ。  
 
遥「真っ黒…」  
クルミ「(不気味ね…)」  
 
男爵「この特別ルームは3つの部屋に分かれている。それぞれ外側から扉がある。部屋の仕切りはそれぞれマジックミラーになっている。君達には1人ずつ別々の部屋に入って貰う。」  
 
どこからか黒服の男達が現れ、無言で3人を別々の部屋に入れようとする。  
 
遥「離してよ!ちょっと!葵ちゃん!クルミちゃん!」  
葵「遥さん!」  
クルミ「バカ遥!ってちょっ!離しなさいよ!」  
 
バシン!バシッ!  
 
反抗的な遥、クルミは頬を平手打ちされた。  
 
遥「(こんな奴等に…変身していれば…)」  
クルミ「(どうすれば…)」  
葵「私のせいでごめんなさい…私がポケテンを渡そうなんて言わなければ…」  
遥「葵ちゃん…葵ちゃんのせいじゃないよ!」  
クルミ「そうですよお姉様!悪いのはあいつらよ」  
葵「ヒック…」  
 
葵の目から大粒の涙が零れ落ちた。  
 
だがそんなやり取りも黒服達は無視して3人を真っ暗な部屋に押し込んだ。  
各々部屋の中心の拘束台に固定された。  
そして…  
 
 
パッ  
 
部屋に灯りがついた  
 
葵「遥さん!遥さん…ひどい。マジックミラーって…こんな…」  
遥「クルミちゃん!!葵ちゃんもきっと…」  
クルミ「葵お姉様が!遥は?」  
 
四次元男爵が用意した部屋はマジックミラーで仕切られ、さらに互いに声が聞こえないような構造だった。  
それだけでなく、円形で3等分されているため、それぞれ左側、つまり遥からはクルミ、クルミからは葵、葵からは遥しか見えない構造となっていた。  
1人の姿は見え、1人には見られる。  
 
男爵「さぁ、お楽しみの時間だ!私は外から監視カメラでじっくり見物させていただくよ。」  
遥「何をするつもり!?」  
葵「これから何をするんですか!」  
クルミ「離してよ!」  
男爵「この期に及んで威勢がいいな。だがそのうちそんな口は叩けなくなる。ふっふ。さて、君達には…そうだな、1人ずつ処女を失って頂くとしよう」  
遥・葵・クルミ「!!!」  
 
男爵「さぁて、誰から始めようかな〜?ふふふふ」  
遥「(なんとか…2人だけは助けないと…どうすれば…)」  
クルミ「(葵お姉様…遥…私はどうすればいいの?2人を…助けたい…)」  
2人は違う部屋で悩んだ。だがその時には…  
 
葵「お願いします!私はどうなっても構いません!せめて遥さんとクルミさんだけは…助けてください。」  
男爵「ほうほう…これは面白い。」  
 
不気味な男爵の声がそれぞれの部屋に木霊する。  
 
男爵「遥とクルミと言ったかな?喜びなさい。葵という娘は、自分はどうなってもいいから2人を助けて欲しいと言っている。」  
遥・クルミ「!」  
男爵「リクエスト通り葵の処女を頂こう」  
遥「やめてよ…やめてよぉぉ葵ちゃぁぁぁん」  
クルミ「お姉様!葵お姉様ぁぁぁ」  
 
2人は力一杯叫ぶが、声は虚しく部屋の中で反響するだけだった。  
 
葵「…」  
 
葵は意を決したように押し黙っている。  
 
男爵「さて…どうやって奪ってやろうか…」  
 
男爵は1人呟いた。  
 
男爵「ふむ。直接手を下した方が楽しめそうだ。玩具でも使うか。」  
 
クルミ「玩具…?」  
遥「玩具って?」  
遥とクルミはきょとんとしている。勿論葵もだ。  
 
ガチャ  
 
葵のいる部屋に男爵が入ってきた。  
 
葵「男爵…?それにあの袋は一体…」  
 
ガチャガチャと音を立てて、男爵は両手に紙袋を持ってきた。  
 
待機していた黒服が2人、袋をさっと持った。  
 
男爵「さぁ、沢山遊んであげようね。ふふふ」  
葵「…」  
 
葵は無言のまま俯いている。  
 
葵「(私が耐えれば…)」  
 
必死に心で祈りを捧げる葵の乳首を、男爵は力一杯摘まみ上げた。  
 
葵「いひぃ!?痛い痛い痛い!痛いです!やめ…(いえ…我慢…しないと…)」  
 
痛みに耐えながらも、時折悲鳴が洩れた。  
 
男爵「そうれ!」  
 
両側の乳首を指で押し潰さんばかりにゴリゴリ擦ったり、引っ張りあげたりを繰り返した。  
 
葵「ひんっ!うううう…痛…い…」  
 
クルミはそんな葵の姿を見て「やめなさいよぉぉ」と叫んでいたが声はやはり届かない。  
遥はそんな葵の様子を見ることもできないのだ。  
 
遥「葵ちゃん…葵ちゃん…葵ちゃん…葵ちゃん葵ちゃん葵ちゃん…!」  
 
 
 
男爵「楽しい!楽しいぞ!ハハハハハ!さぁ次だ!」  
 
男爵はおもむろに袋からピンク色のローターを取り出した。  
 
葵「…?」  
 
男爵「やれ」  
 
男爵は黒服に合図をすると、20程あるローター全てを葵の乳房に透明なテープでしっかり張り付けた。  
 
初めて見る葵は何をするものなのか分からず、じっと見ていた。  
 
男爵「よし。一斉にスイッチを入れろ」  
 
カチッ  
 
う゛ぃぃぃぃ  
ギチチチチチ  
う゛う゛う゛ぃぃぃぃん  
 
葵「ひゃっ!な、何ですか!?」  
 
初めて体験する振動に葵は驚いた。  
 
う゛う゛ぃぃぃぃ  
 
さらに振動を強めるローター。  
 
葵「うぅぅ…ふぅ…」  
 
さらに男爵は何かを取り出した。  
 
男爵「ふふ〜♪」  
 
ドロ〜リ…  
 
葵「な、なななんですかこれは…」  
 
またしても初めて見た物、ローションを身体中にかけられビクビクしている葵。  
 
男爵「ふふ、なんだろうな〜」  
葵「はぅ…なんだか…振動…が…」  
男爵「その牛みたいな乳房がローターとローションでブルブル震える様は最高にいやらしいな。」  
葵「いやです…」  
男爵「また乳首が大きくなったんじゃないかね?ほれ!」  
 
またしても男爵は乱暴に葵の乳首を捻りあげた。  
 
葵「ふっ…クゥ…ウゥ…ンッ」  
男爵「おや?乳首を乱暴にされてるのに嫌そうな声を上げるどころかいやらしい声を上げているようだぞ?」  
葵「ンッ…嫌です…止めて…ャ…下さい…」男爵「ふふふ」  
 
葵の様子をただただ見ていることしか出来ないクルミ。  
 
クルミ「ちょっと!あんの変態!絶対ぶっ飛ばしてやるんだから!」  
 
ギシッ…ギシギシ!  
 
クルミは幾度となく拘束台から逃れようとするが、ギシギシと音を立てるだけだった。  
 
遥「うー…葵ちゃん…何をされているの?ひどいこと?」  
 
クルミがジタバタする様子で葵がどんなことをされているのかを推測するしかなかった。  
 
遥「(葵ちゃん…葵ちゃん…なんでこんなことに…)」  
 
遥の瞼から光る雫が流れ落ちた。  
 
男爵「さ・て・と♪」  
 
男爵は今までで一番危ない笑みを浮かべた。  
 
ガサ・・・ガサ・・・  
 
男爵が袋を漁っている間も葵はローターの振動で体を震わせている。  
 
葵「フゥ・・・ぅぁ・・・くぅ・・・ン・・・」  
 
すると男爵は突然葵の前に立った。  
 
葵「ハァ・・・ハァ・・・」  
男爵「これがなんだか分かるかな?」  
葵「そ・・・それは・・・なんですか?」  
男爵「ふっふふふ、君の初体験の相手だよ」  
葵「そんな・・・やめてください!お願いです!それだけは・・・」  
男爵「クク・・・」  
 
男爵の手には特製のバイブが握られていた。男性の性器を模られたそれは、  
ただのバイブではなく、表面には棘のようなイボがついており、何より  
太く、長かった。下手をすればビール瓶にも見紛うそれは葵の恐怖を誘うには  
充分な代物だった。  
 
葵「止めて下さい!何をするつもりですか!」  
 
葵は胸に着けられたローターで震えてはいたが、先ほどとは異なり明らかに  
顔色が真っ青になっていた。何をされるか察したのだろう。  
 
男爵「よし こいつの下半身の邪魔な衣服を剥ぎ取れ!」  
黒服「はっ!」  
葵「や、やm・・・」  
 
ビリィッ!ビリビリリリリ!  
 
言い切る前に黒服はあっという間に青いのスカートを破り、パンツまでも  
引き裂き、剥ぎ取ってしまった。葵は生まれたままの姿になっていた。  
 
葵「イヤァーーー!」  
男爵「何をそんなに嫌がっているんだね?これから処女をこの玩具に奪われる  
というのにそんなことで泣いていてどうするんだ?ワッハッハ」  
葵「やめて・・・下さい・・・許して下さい・・・なんでもします・・・それだけは・・・」  
男爵「そうだなぁ〜?どうするかな〜?」  
葵「ひっ」  
 
男爵は楽しそうに葵の割れ目をおぞましい玩具でなぞっている。  
 
男爵「ふぅむ・・・どうした・・・」  
 
ピタッ  
 
男爵は葵の割れ目の中心部に玩具をあてて手を止め、  
 
男爵「ものか・・・」  
 
そして少しだけ割れ目の中に玩具を差し込んだ。  
 
葵「やめてk」  
男爵「な!!」  
 
ズブーーーーーッ!  
 
ブチブチブチッ!  
 
葵「ヒギャァァァァァアアアア」  
 
男爵はためらいもせずに手の平で葵の中に玩具を力いっぱい押し込んだ。  
 
クルミ「葵お姉様あああああああああああああああ」  
 
処女膜を強引に破られた痛みと、そのショックで葵は気絶してしまった。  
 
クルミ「葵お姉様!そんな・・・」  
 
隣の部屋で一部始終を見ていたクルミは目の前の光景に絶望し、目を背けた。  
 
クルミ「葵お姉様・・・そんな・・・あんな・・・惨い・・・玩具なんかで・・・大切な・・・」  
 
クルミは独りでブツブツと呟いている。  
 
隣でクルミの様子を見ているしかなかった遥は、クルミの尋常じゃない姿で  
を見て、おおよそ葵がどんな酷いことをされているのか理解した。ただ、  
よもや玩具で処女を奪われていたであろうことは知る由もない。  
 
遥「葵ちゃん・・・葵ちゃん・・・ううっ・・・」  
 
遥もクルミ同様に泣き崩れた。  
 
 
男爵「ふっはっはっは、実に愉快だ。最高だったぞ!」  
 
そう言い残すと男爵は処女を奪ったバイブを葵の中に残したまま外から  
ガムテープで固定し、スイッチを入れた。  
 
ヴヴヴヴヴヴヴヴヴ  
 
男爵「さぁお前達、次にいくぞ。」  
黒服「はっ!」  
 
気絶してしまった葵を1人残し、男爵は葵のいる部屋を去った。  
 
男爵「クック・・・この後が楽しみだ。」  
 
ガチャリ・・・  
 
遥「!」  
 
突然扉が開いて遥はびくっと体を強張らせた。  
 
男爵「ふぅー 非常に楽しかったよ、あ・お・い・ちゃ・ん。」  
遥「お前葵ちゃんに何をした!」  
 
普段は笑顔で可愛らしい顔は、怒りで満ち溢れていた。  
 
男爵「クク・・ こいつと同じ物で葵の処女膜をぶち破っただけだ」  
遥「!! ・・・なんてことを!絶対に許さないから!お前のこと絶対に!」  
男爵「ふぅ〜・・・うるさい小娘だ。おい。」  
黒服「はっ!」  
 
黒服は遥の口に猿轡を押し込んだ。  
 
遥「ふぐぅー!ふぐ!もごおおお!」  
 
遥は暴れながら精一杯叫んだ。が、猿轡の所為で届く事はなかった。  
 
男爵「ははは 何を言っているのかさっぱりわからないぞー」  
 
嬉しそうに男爵は口を歪めた。  
 
遥「(こいつ・・・絶対に許さないんだから!)」  
男爵「さて、お次は遥、君の処女を頂くとするか。」  
遥「ふぐっ!(な・・・)」  
男爵「葵は痛さで気絶してしまっただろう?葵で遊んだら君達に危害を  
加えるつもりはなかったんだが・・・代わりに相手になってもらうよ。」  
遥「ぐむっ!(葵ちゃん・・・気絶・・・したって・・・そんな・・・)」  
 
遥は葵のことを想うとがっくりとうなだれてしまった。  
 
男爵「さて、君のために特別な処女喪失の仕方を考えたよ。おい」  
黒服「はっ!」  
 
黒服は部屋に出て、ある人物を連れてきた。先ほど捕らえられていた  
如月唯人であった。  
 
遥「!(先輩!!)」  
唯人「うう・・・」  
男爵「まずは・・・」  
 
既にボロボロになっていた唯人の服を、黒服が全て剥ぎ取り、全裸に剥かれた。  
 
遥「ふぐ!」  
 
思わず遥は目を背けた。  
 

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