「本当にタダでいいんですか?」  
「ああ、最近お客さんが少なくてね。」  
私は、友達と狩りに行って手に入れたトライバルベリーを、  
材料を持ち込めばタダで作ってくれるという料理人の方の  
所に持って行った。  
彼は凄いフランクな人で、ご飯を奢ってくれた後、家に招待してくれた。  
内装も素敵なお家で、キッチンも男性にしては片付いていた。  
私は彼の薦めるまま、ベッドの上に腰掛けて、質問をした。  
 
「それで、美白剤って、どうやって作るんですか?」  
「ふむ、テルミちゃんはどうやって作るかは知らないのかい?」  
「はい。いつか料理スキルが上がったら、私も他の人に作ってあげたいんですが・・・」  
「じゃあ、わかりやすいように教えてあげるよ。」  
そういうと、彼は部族ベリーをガリガリとかじり始めた。  
「え、た、食べちゃうんですか?」  
「そう。かなり苦いけどね。」  
そう言うと、彼は私の肩を掴み、そのまま私の唇に自分の唇を重ねてきた。  
「えっ・・・あっ・・・」  
彼の口から、細かく砕かれた部族ベリーが入ってくる。硬い破片と一緒に、  
彼の熱い舌が私の口の中に入ってくる。上顎から奥歯まで、彼の舌が  
私の口の中を這い回る。熱い。  
 
たまらず、苦い部族ベリーを飲み込んだ後、彼を引き離した。  
「こ、こんな事が必要なんですかっ?」  
彼は全く表情を変えないまま、私の目を見ながら答えた。  
「いや、これはまだ前哨戦にすぎないよ。」  
彼は私をベッドの上に寝かせると、私の服を脱がせ始めた。  
部族ベリーのせいなのか、さっきのキスのせいなのか。  
私は熱くなる体に戸惑いながら尋ねた。  
「これ・・・も・・・必要なんですか・・・」  
「全身に美白処理を施すんだ、脱がなきゃ出来ないよ?」  
彼は私のブラとパンティーまで脱がせると、自分も裸になり、  
私の体を舐めるように見回した。  
「・・・恥ずかしいっ・・・」  
「ふむ、この紅潮具合じゃあ、しっかりとやらないと美白にはならんな。」  
そして彼は私に再びキスをすると、その舌を私の体の上に移した。  
スライムより熱く、しかしスライムよりも硬い彼の舌が私の体を撫で回す。  
彼は私の胸を両手でなでながら、私の胸の先にその舌を置いた。  
「ひっ!」  
体中に電流が走ったような感じ。でも、ただライトニングの魔法を受けた時とは違う、  
脳のてっぺんまで痺れるような、そんな感じがする。  
「感度はいいようだね・・・そうでないと、多少やり辛いんだけどね。」  
「な・・・なんで・・・」  
彼はそれには答えず、私の胸の先から舌を下ろし、敏感な先端を避けるようにして  
円を描くように舐めまわす。唾液が熱い。舌が熱い。私の胸が熱い。全身が熱い・・・。  
そして、彼は赤ちゃんがするように私の胸に吸い付いた。  
口で先端を固定し、舌の先で転がす。舌がつく度に、電流が二度三度と駆け巡る。  
 
しばらくそうしていた後、彼は胸からおヘソまで舌を移した。  
「く・・・くすぐったいです・・・」  
「そう?じゃ、ここはやめておこう。」  
そう言うと、彼は私の・・・あそこに顔を持っていった。まさか、そんなところまで?  
「ぃゃぁ・・・」  
「まだいや?」  
消え入りそうな声で言うと、彼は私のあそこから顔をどけ、その代わりに私の足の指を口に含んだ。  
「ぁ・・・ぁ・・・」  
いつもは触ってもくすぐったいだけなのに、何故かここを舐められても電流が走る・・・どうして?  
「ここ、感じるんだ・・・」  
彼は嬉しそうな顔をして、そのままふくらはぎ、太ももまで舌を満遍なく這わせた。  
私の汗と彼の唾液が混じり、その液体が熱さを倍増させる。どこまでが私の体なのか、わからなくなってきた。  
「そろそろいいかな?」  
と言うと、彼は自分の股間にそそり立つ・・・その、アレを・・・私の手に握らせた。  
「どうかな?どんな感じ?」  
「ぁ・・・熱い・・・です。それに、硬くて・・・脈、打ってます・・・」  
「いい美白剤を塗る為には、他人のよりも自分の唾液を使った方が安定するんだ。わからなくてもいいから、舐めてごらん?」  
そう言うと、彼は私の顔の前に肌の色よりも黒いそれを持って来た。  
「苦かったら、蜂蜜を塗っても構わないよ。」  
私は、ブロードソードのグリップくらいある彼のそれを、恐る恐る口に含んだ。舌をつけると、苦さよりも塩気や熱さが感じられた。  
 
「大丈夫かい?」  
「(だ、大丈夫です)」  
口に含んだまま喋ったけれど、彼には通じたらしい。彼は私の頭を優しくなでながら、たっぷりと唾液をつけるように舐めまわしてくれと言った。  
「くっ・・・うっ・・・」  
静かな家の中、私が彼のそれを舐める音と、彼の苦悶の声が響く。  
「(苦しいんですか?)」  
「いや、続けて・・・この作業が一番肝心なんだ・・・。」  
彼に言われた通り、不慣れながらも一生懸命に私は吸い付いたり、舐めまわしたり、下の方についた袋に舌を這わせた。彼の熱い部分から、私の唾液が垂れる。  
「オーケー・・・それじゃ、仕上げをいくよ。」  
彼は私から腰を離れさせると、私を仰向けに寝かせて、足を広げさせた。  
そのまま、広げた真中に顔を近づけ、私がしたよりももっと大きな音を立てながら、彼は舌を躍らせた。  
「ぁっ・・・うっ・・・」  
今までのよりも凄い電流が体中を駆け巡る。これも魔法なんだろうか。私は彼に何かされる度に、喉の奥から声を漏らしつづけた。  
「力を抜いて。」  
彼がそう言った数秒後、私の中にあの熱い部分が入ってきた。  
「ぃ・・・ぃたぃっ!」  
「最初は痛いけれど、我慢しててね。」  
彼は根元まで自分の部分を入れると、私にまたキスをした。口の中に、私の液と彼の唾液が混じってついた舌が侵入してくる。  
「む・・・むーっ!」  
 
彼は私の体を抱き、固定させると、腰を動かし始めた。体の中で熱いものが動く。異物感を感じながら、私は本能的に感じている事を悟っていた。  
「はっ・・・はっ・・・あっ・・・」  
ベッドのきしむ音、彼の腰が私の腰とぶつかる音、粘膜と粘液がこすれ合う音が響く。  
汗と体液の匂い。不潔なはずなのに、私はこれ以上無いくらいに興奮していた。  
「割と素質があったようだね・・・これなら、作業はラクに出来るよ・・・」  
彼の声が荒くなってきた。腰を動かすのにスタミナを消費しているらしい。  
ようやっと余裕が出来てきたので、ぼんやりする頭のまま、彼に尋ねた。  
「これで・・・本当に、美白が出来るんですか・・・?」  
彼は腰の動きにひねりを加えながら、答えた。  
「ああ、これが・・・必要なんだ・・・料理GMの俺が言うんだから・・・間違いないよ・・」  
熱いそれに貫かれ、彼の腰の動きにされるがままに私はベッドの上で踊った。  
「くっ・・・いくよ・・・」  
彼は腰の動きを一層早めると、それを引き抜き、私の顔に近づけた。  
彼のそれから白くて熱い液体がほとばしり、私の顔を汚す。  
「はぁ・・・はぁ・・・まずは・・・顔・・・。」  
その言葉を聞きながら、私は再び腰のあたりにそれが当てられる感触を知ると、意識が遠のいていった。  
 
 
それから3日が経つ。  
私は昼も夜も無く、彼に体を蹂躙され、体中に彼の白い液を浴びている。  
たまに熱いソレを飲まされる事もある。  
彼曰く、「一週間かけないと、いい美白にはならない」のだという。  
私の肌はまだ白くならないし、仲間にも連絡をしていないからきっと心配されているんだろう。  
でも、もうどうでもよくなってきた。  
 
このまま、彼に料理されていたいと思う気持ちが、どんどん強くなってきたから・・・。  
 
 

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