まだマラスが発見される前のお話。
父がパラディン、母がネクロマンサーだったNeiraはどちらからも迫害され、
ブリタニアをあてもなく彷徨っていました。
ある日カルダンを探索していた彼女は、偶然「嘆かわしき者」の核を発見しました。
彼女は自分自身を核と同化させ、自分のコピーを作り出し、
「嘆かわしき者」を完全な姿で復活させるためにイルシェナーのチャンピオン連中のコピーを作り出そうとしました。
企みは成功し、フェルッカの各地に設置した「嘆かわしき者」の端末には毎日欲に目が眩んだ冒険者が押し寄せました。
人々の欲、憎しみ、怒りによって「嘆かわしき者」の核は成長し、世界は徐々に腐敗し、
とうとう暗黒面マラスへの道が発見されました。
人々は新大陸へ殺到し、家を建て、洞窟を探索し、行商ルートを確立していきました。
それに伴い生活はますます便利になり、新たな争いが生まれ、「嘆かわしき者」はブリタニアの地下で成長していきました。
カルダンの隠された最深部で蠢く核には、一人の少女と、5つの骸骨と、太陽の紋章が刻まれた剣が埋め込まれていました。