ある日の夜。  
 
「ただいま〜!あれ?みんなは?」  
光希がバイトから帰ってくると、家にいるのは遊一人だった。  
「今朝四人で出かけるって言ってただろ?相変わらず人の話きいてねーなあ」  
いつものように意地悪に答える遊。  
そんないつものやりとりも光希には嬉しかった。  
「遊と二人きりになるの久しぶりだね。いつも勉強勉強で全然構ってくれないんだもん」  
光希は大きく頬を膨らませてみせる。  
怒ってみせてはいるものの、二人の間の空気はとても穏やかなものだった。  
「あっ!今日は観たい映画があるんだった」  
光希は突然思い出したようにテレビをつける。  
床に座り込んで映画に見入っている光希に、今度は遊が機嫌を悪くした。  
「なー、いい雰囲気だったのにいきなり何してんだよー。みーきー。」  
甘えた声で遊が言う。  
その呼びかけにも無反応な光希に遊はむっとして、力ずくで光希を振り向かせた。  
「なによもう・・・んっ」  
一瞬のうちに遊が光希をきつく抱きしめる。  
「俺だって光希とおんなじくらいさびしかったんだよ?今日くらいは二人きりじゃなきゃできないこといっぱいしようよ・・・」  
「遊・・・」  
光希は耳元でささやかれて、映画の音は遠くなっていった。  
 
「・・・二人でしかできないことって?」  
わかりきっている答えなのに、小さな声で光希は訊いた。  
遊は微笑みながら光希をソファに押し倒す。  
雰囲気に流されて光希は、抵抗することなく遊にされるがままになっていた。  
遊が光希に軽くキスする。  
「キスすんのも久しぶりだな。」  
光希は声には出さずに小さく頷き、目をつむる。  
それを合図かのように、遊はむさぼるようなキスを始めた。  
(遊ってなんでこんなにキスがうまいんだろう・・・)  
やわらかな快感の中、そんなことを考えながら光希も舌を絡める。  
二人とも夢中でお互いの口の中を味わう。  
広いリビングの中、二人の唾液が発する音だけが静かに響く。  
じゅるじゅると音のしそうな激しいキスが終わり、光希も遊もはあはあと息を荒くしている。  
「あ」  
光希がテーブルを見て思い出すように言った。  
「アイス・・・買ってきたんだった・・・とけちゃうよ」  
「ああ」  
早く次に進みたい遊は素っ気なく答えたが、すぐにっこりと笑って  
「今食っちゃうからいいよ」  
と食べ始めた。  
気持ちいいキスのせいでどうにもならない光希に遊は  
「光希も食うだろ?」  
「あ、うん・・・」  
 
光希がそう言い終わらないうちに遊はまたキスをした。  
さっきよりも長いキスだった。  
「・・・はぁっ、光希おいしかった?」  
嬉しそうに遊が訊く。  
「遊のばかぁ・・・溶けちゃってるに決まってるでしょぉ」  
口移しで食べたアイスクリーム。  
甘いいちごと遊の唾液が混ざって、光希はさっき以上にどうしようもなくなっていた。  
「もうあたしだめぇっ」  
光希は無意識に腰を浮かせて遊にアピールしている。  
(こいつ感度めちゃくちゃいーよな・・・よすぎていつも訳わかんなくなってるもん・・・今もそーだなきっと)  
キスだけでここまで自分を見失える光希に感心し、半ば呆れながら遊は光希の太ももに触れた。  
体がびくっと震えたが、気にしないで優しくもみ始める。  
「んっ、んっんっんっあっんっんっんっふっ」  
太ももをもまれるリズムと共に光希は声を出す。  
しばらくは気持ちよさそうにしていたものの、刺激が足りなくなった光希は  
「ゆぅっそこじゃないっ!もっと真ん中!そーそこ・・・ゃっちがうう!」  
と文句をつけ始める。  
しかし遊は言うことを聞いてあげるはずもなく、ぎりぎりのところを強く押したりしてじらし続ける。  
 
耐えきれなくなった光希は  
「ばかあっここなのっ!ここを触ってほしいの」  
と言いながら足をM字に大きく開いた。  
遊はくすくす笑いながら光希のアソコを見つめる。  
「はやくぅっ」  
光希が叫ぶように言う。  
パンツには大きく濃いシミができていた。  
(俺、きっと光希のこういうギャップが好きなんだよなあ・・・いつもはあんなガキみてーなくせに・・・)  
遊は激しく快感を求める光希が愛しくなって、抱き上げて自分の膝の上に乗せた。  
「ゆう・・・?」  
光希はいきなり体制を変えられて、不思議そうに遊の顔をのぞき込んだ。  
「光希、俺おまえのことすげー好きだよ。」  
そう言って遊は光希のアソコを強く押し始めた。  
不意をつく行動に光希は戸惑いつつも嬉しそうに遊の手の与える快感に溺れる。  
「あたしこれ好きぃっ!あ、あんっはぁっはあっもっっとおっ」  
「これ好きだよな?俺光希のこといっぱい気持ちよくさせてやるから・・・」  
遊は光希を床に寝かせ足を大きく広げさせる。  
息つく暇もなくパンツを引き脱がせて、光希のクリトリスに舌を押し当てた。  
小さいクリトリスをぐにゅぐにゅと潰すように弄んだり、舌で必死に全体をべろべろと舐める。  
 
「ああっあっんっあーーっ!はあんっふっうぅぅぁっ」  
光希は両足を遊の首のあたりに絡め、両手で頭を押さえつけ、今以上の快感を得ようと必死だった。  
遊も同じように必死で光希に最高の快感を与えようとしていた。  
そんな状態がずっと続いた後、  
「もーらめぇっ」  
といきなり遊の責めを止めさせてふらふらと立ち上がり、遊を仰向けにさせて馬乗りになった。  
「もうぱんぱんだかららくにしてあげるね・・・」  
そうつぶやくと遊のズボンとパンツを脱がせ、びんびんにいきり立った遊のモノを騎乗位の形で自分のアソコに入れた。  
というより突っ込んだといったほうが正しいかもしれない。  
「これがいちばんっきもっちいっあんっあーーはっはっ」  
完璧に理性が飛んだ状態で光希は手を遊の胸に置いて体を支え、激しく上下に揺れた。  
遊も我慢していたぶん快感は大きく、光希のあえぎ声と一緒に小さく声を出す。  
「みきっ・・・んっふっクリ触って見せて」  
「うっんっいーよっほらっみてっみえる?」  
遊の卑猥なお願いにも光希は簡単に応じる。  
右手でクリトリスをいじり、左手では遊の乳首をつまむ。  
「ああっ!いいよみき・・・うっ右もして・・・」  
 
すると今度は左手でクリをいじり、右手で乳首を弄ぶ。  
激しい上下運動の後はゆっくりとこすりつけるように体を前後に動かした。  
「ああ・・・気持ちい・・・」  
今までの受け身の愛撫とは違い遊を使ったオナニーのようなセックスに光希は夢中になっていた。  
しかしそれは自分で光希を気持ちよくさせたいと思っている遊には不満だった。  
光希が最高潮に達する頃、転がるように正常位に体位を変え、今度は遊が腰を激しく振る。  
光希がイきそうになると遊は動きを止めた。  
「もうすこしだからうごいてっ?」  
しかし遊は動かない。  
「さっき一人で気持ちよくなろうとしてたでしょ?光希を気持ちよくさせるのは俺の役目なの」  
「わかったから、もうあんなことしないからうごいて?おねがい・・・」  
「大丈夫、俺も限界だから」  
そう言うとまた激しく腰を振る。  
「あっあっあっあっ!」  
「んっ・・・」  
光希がイキそうになり腰に足を回し押さえつけると、その刺激で遊も射精した。  
「あああああーーっ!イくっイっイっっ」  
「かはぁっ・・・はあっはあっ・・・」  
二人はほぼ同時にイくと、光希は足を回したまま、強く抱きしめ合い余韻に浸っていた。  
 
朝。  
イった後眠ってしまった光希は、遊に運ばれベッドにいた。  
「ん・・・遊?」  
「おはよ。光希。」  
にこにこと笑う遊に今まで寝顔を見られていたかと思うと、光希は恥ずかしくなって布団に潜り込んだ。  
(昨日あんだけ痴態晒しといて今更こんなことで恥ずかしがってるよ・・・)  
遊には、夜の光希も、今の光希も愛しかった。  
布団から少し出た光希の頭をなでながら、遊は改めて光希は自分にとって大切な人だということを感じた。  
「遊・・・」  
「ん?」  
光希が布団から顔を出して言った。  
「あたし変な女だけど、遊のこと好きな気持ちだけはほんとだから、ずっと一緒にいてね?」  
「光希・・・」  
遊は言葉の代わりに光希を優しく抱きしめた。  
 

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