「おまわりさん!ここよォ私達ここよォ!」  
「ねええ!聞こえないのォ!?」  
 
 麻子と真由子が他の女生徒達と共に行方不明になり数刻が過ぎていた。  
現場の旧校舎では、事件の報告を受け駆けつけた警官たちが現場検証を終え引きあげようとしている  
それを2人は見ていた、妖怪「石喰い」が作る結界の中から・・・。  
 
「待って !行かないでェ、私達はここよ!」  
 麻子の助けを求める声も、結界にさえぎられ警官達に届くことはない。  
結界にさえぎられた2人はその外の者に見えることも、感じることも、声を聞くこともあまつさえ  
触れることなどできはしないのだ。  
 
 麻子と真由子の2人以外の女生徒は「石喰い」の妖力により、すでに全身石と化し  
また2人も制服のところどころが石化しボロボロと崩れ落ちていた。  
『ひひ・・・・恐ろしいか?』  
 背後から響く石喰いの不気味な声。  
『恐ろしいなら怖がれ!怖がりながら石になれ!!そしたらさくさくと食ってやる!』  
 鎧武者姿の石喰いが2人の表情を覗き込む様に伺う  
涙を流し、ガタガタと振るえながらも2人の目はキッと石喰いを睨み返していた。  
 
『・・・・・・・・・・・・・・・』  
 石喰いには不可解だった。  
ただの少女達がなぜ妖怪を目の前にして強くいられるのか、そして2人はとっくに石化していても  
おかしくないだけの妖気を浴びているのだ。  
 
「あ・・麻子ォ、あたし・・・怖いわ・・・・・。」  
「あたしも・・・・よ、真由子ォ。・・・・でも・・・・・負けないもん・・・・・・・!」  
「あ、麻子・・・・・。」  
「こんな奴に・・・・・負けるもんか!」  
 
『・・・・・・よかろう、ならばその体の内より石になれい!』  
そう言うと石喰いはその不気味な口の中から2人に向かって石の蛇を放った。  
 
 石蛇が麻子の体に巻きつくと、制服がパキパキと音を立てながら石と化していった。  
「いやーっ!麻子ー!!」  
 
『ひひひひひ!心地よいな心地よいな人の恐れは心地よいな!お前も怖がれ怖がれ!!』  
「・・・・・怖がるもんですか・・・・ばかあっ!!」  
 すでに顔の半分までも石化していた麻子だが、石喰いを睨みつけながら怒鳴ると  
パキィンという音と共に、石化した肌も石と化した制服も共に割れ、その艶やかな肌を露出させた。  
 
「麻子っ!」  
「はぁ・・・・はぁっ・・・・あたしは負けない・・・・!!」  
 ほとんど下着姿の麻子に再び石の蛇が巻きつく、そして麻子の元に来た真由子にも。  
体の石化はかろうじて免れてはいるものの、2人は裸も同然の格好だった。  
 
『ひひひひひ!これは面白い、意思の強さの賜物か、お前らの霊力が強いのか?』  
 石喰いのその無表情な兜の目の奥が妖しい輝きを放つ。  
『先ほど言ったよなぁ・・・・』  
 
「・・・・・・・・・・・・・?」  
 いぶかしげな表情を見せる2人に石喰いは言い放つ。  
『体の内より石になれと!・・・・それはな、お前らの穴という穴に侵入するということだ!!』  
 石喰いは大量の石蛇を放った。  
それらは今までの石蛇より先細り、どこか淫靡な印象を漂わせていた・・・・。  
 
 かろうじて真由子の腰の周りに巻きついていた、スカートの残骸と下着はあっという間に  
石となり、そして砕けていった。  
 
「いやあんっ・・・・!」  
 得体の知れない妖怪と同姓の麻子しかおらず、このような状況でも、肢体を曝け出された  
恥ずかしさで真由子は声を洩らしてしまった。  
 ようやく生え始めた秘部の産毛を隠そうとしても、それは蛇に全身を蛇に絡めて取られている  
真由子には不可能なことだった。  
 
「くっ・・・!真由子ォ・・・・・・!」  
 一方の麻子も状態は同じだった。  
2人の一糸纏わぬ健康的でスレンダーな裸体に纏わりつく石の蛇、それらが違う動きを見せ始めた。  
 
「あ・・・ひゃうっ・・・・・・・!だ・・・・あ・・くぅっ・・・・・・・!」  
 蛇が乳首の先端に吸い付き真由子が小さな悲鳴を上げた。  
「んんっ・・・・・くぅっ!・・・いやぁ・・・・・あんっ・・・・!」  
 敏感な乳房の先端にチクチクとした刺激を感じるたびに真由子の体がビクッと震える。  
慣れぬ性的な刺激に、真由子はハァッ・・・とため息を洩らした。  
 石喰いが真由子の表情を覗き込むと快楽に惚けていた瞳に理性の光が戻ると  
恥ずかしさのあまり彼女の顔が真っ赤になった。  
(あ、あたし・・・・こんなエッチな娘だったなんて・・・・麻子もいるのに・・・・・恥ずかしいよぅ・・・・・)  
 そんな真由子の様子の変化を伺っていたいた石喰いが口を開く。  
『ひひ、お前が先か・・・・』  
 巻きついた蛇が真由子の両足をM字状にガバッと広げる。  
 
「い・・・・・いやあ〜!麻子・・・!お願い、見ないでえっ・・・・・・・!」  
「ま・・・真由子・・・・・・」  
 曝け出された真由子の秘部は、すでに綺麗なピンク色の秘肉を覗かせ、内から溢れる愛液が  
テラテラと淫靡に輝き恥毛を濡らし、普段の明るく開放的ながらも品の良さを感じさせる真由子からは  
とても考えられぬほどに雌の香りを漂わせていた。  
 
『娘よ!絶え間ない快楽に悶え、石と化すがよい・・・・・!』  
 
 石の蛇が真由子の秘部を弄ぶたび、彼女のそこは淫猥に形を変え、クチュクチュと厭らしい音をたてる。  
「はぅん・・・!くぅ・・・・・あぁ・・・・・・!」  
 
「真由子ォ!しっかりしてよォ・・・!そんな奴に負けないでよォ・・・・!」  
 そういう麻子も真由子の痴態を見て、そして石の蛇が肌を擦る感触に股間から熱いものが  
湧き出すのを自覚していた。  
 
「んうっ・・・!ひゃあぁうっ・・・・・・・!!」  
 蛇にクリトリスをかぶりつかれ、真由子が一際甲高い嬌声を上げる。  
その清楚な裸体をピクッっと痙攣させ、すっかり開いて奥の内臓まで覗かせた秘部は  
トプトプと絶頂の証の液体を滴らせた。  
「・・・くぅ・・・・・・はぁぅ・・・・・・・・んんっ・・・・・・ひうっ・・・・・!」  
 敏感な部分への立て続けの刺激に真由子は幾度も気をやってしまい、快楽の中で恐怖を忘れている  
その惚けた表情と、上気しピンク色に染まった肌は、物の怪の類いでさえ劣情をそそるだろう。  
 
『ひひひひひ!さあ、仕上げに入るぞ・・・・。』  
 蛇が真由子のあそこのビラビラの部分に食いつき左右に目一杯広げる、その拍子にまた  
奥から愛液がこぼれ床のシミを広げた。  
 
「はぁ・・・・・・・・・はぅ・・・・・・・・んっ・・・・・・・・・。」  
 絶頂の余韻に浸る真由子は、自分の膣に狙いを定めた蛇を、何がおこなわれるか理解できない  
霞んだ意識でただ見つめていた。  
 先端が秘部の入り口に触れ、そこをクチュクチュと掻きまわす。  
「んっ!・・・はあぅ・・・・・・・・んくっ・・・・・・!」  
 石の蛇が蠢くたびに真由子の嬌声による淫靡な歌が辺りに響いた。  
『心地よい鳴き声でもっともっと鳴くんだぁ・・・・!』  
「待ちなさいっ!この化け物ォ!!」  
 一気に真由子の秘所の奥まで到達しようと、一呼吸置いた石喰いに麻子が叫ぶ。  
『・・・・・興を削ぎおって・・・・・・!』  
「・・・そ・・その娘に手を出す前に・・・・・あたしを石にしなさいよォっ・・・・・・!!」  
「あ・・・麻子ォ・・・・・・・。」  
 ボンヤリとした意識の中でそこまで知覚し、真由子は気を失った。  
 
 
 
「・・・・・・・・・・!・・・・・・・・・!・・・・・・んぅ・・・・・・ふぅっ・・・・・・あっ・・!んくっ・・・・・・・・!」  
 
 誰かの喘ぎ声を耳にしながら、真由子は意識を取り戻した。  
(あ・・・・この声、麻子かなぁ・・・・・何してるんだろう・・・・・・・?)  
 
 記憶がはっきりしない中で、ある刺激が知覚されたとき、それは思いだされた。  
乳首に感じるチクチクとした刺激に、真由子は思わず「んっ!」と声を上げると  
それを待っていたかのように、彼女の裸体に纏わりついていた蛇達が喜ぶように再び蠢き始めた。  
 あるものは陰核にむしゃぶりつき、あるものは秘部の内側にその身を擦りつけた。  
「はぅんんっ・・・・!くふっ・・・・・こ・・こんな・・・・・・・・あうっ・・・・・・・・!」  
 
 まともに意識が戻らぬ内に再び肉体を蹂躙され、真由子の肉体は一気に登りつめる。  
「んっ!んっ!ん〜〜〜〜っ!」  
 真由子は口の端からだらしなく涎を垂らし、快楽にビクビクに身体を痙攣させた。  
 
 しかし、自分の代わりに石喰いに身を捧げ、陵辱されている親友の変わり果てた姿が彼女の理性を  
一気に現実に引き戻す。  
 
「麻子〜〜〜〜!!!」  
 そこには、石喰いの操る鎧武者に抱きかかえられ、その股間から伸びる触手により秘部を  
蹂躙され尽くした麻子の姿があった。  
 その姿は顔と股間の一部だけを残して石と化し、もはや閉じることもできぬ口からは涎をこんこんと  
垂れ流し続けていた。  
「・・・・ま・・・・ゆ・・・・・・・・・こォ・・・・・・・・・・・に・・・・・・・・・・げて・・・・・・・・・う・・・・・・・し・・・・・・・・・・・お・・」  
 麻子はそこまで言うと、最後に秘所からプシュっと愛液を飛散させ、完全に石と化した。  
 
「い・・・いやあーーーっ!麻子ォーーーーーーーーーっ!!」  
 真由子の悲痛な叫びももはや親友の耳には届くことはなかった。  
 
『悲しんでいる暇などないぞ娘よ!わしはまだ味わい足りぬ・・・・・・・!』  
 石喰いはそう言うと蛇を使い、真由子をまんぐり返しの体勢にし、また一匹の蛇を放つ。  
 
「・・・・・!い・・・いやぁ!いくらなんでもこんな格好なんて・・・・・!」  
 快楽を求めピクピクと蠢く秘部、そこから流れ落ちる淫液、力が抜け今にも内臓の壁を曝け出しそう 
な菊座が石喰いの眼前に晒される。  
 
『淫靡だ・・・・厭らしい雌の匂いだ・・・・・!娘よ、可愛らしい顔をして思わぬ好色よなぁ!』  
「はぁあぁぁぁぁぁんっ・・・・・・・・!」  
 剥き出しになった秘部と肛門の周りを何度も身を擦りつけながら往復する石蛇に  
真由子は身体をよじらせ身悶える。  
 激しく動き回る蛇により、股間からは真由子の体液が飛び散り自身の顔に降り注ぐ。  
そして彼女の喘ぎ声と体液の爆ぜる音がもたらす厭らしいセッションが石喰いを歓喜させる。  
 
「クチャクチャクチャ、ピチャ、ブジュッ、ジュルン、ピチャピチャピチャッ、ジュプッ、プシッ・・・・」  
 
「あああぁぁ・・!うんっ・・!くあ・・・!ふ・・・んぁああぁぁぁっ・・・!あ・・・うんっ!はぅんっ・・・・・!」  
 
『もっと!もっとだ!もっと悶え狂え!狂い死んでしまえっ!』  
 股間を這いずり回っていた石蛇は一瞬その動きを止め、快感に緩みきった菊座へと  
その身を一気に潜り込ませる。  
 
 ズヌヌヌヌ・・・・と、直腸の内壁を擦りながら体内へと侵入する異物に  
真由子の頭の中は真っ白になっていた。  
 
「・・・・・・んふっ!・・・・・はっう!・・・・・・・・・・くぅ・・・・・・・・・・んくっ・・・!あ・・・ぅ・・・・・・・ひゃうん・・・・!」  
 真由子の腸内を石蛇が擦るたびに秘所が痙攣し、そこから大量の淫液を撒き散らす  
彼女の涎を垂れ流し、白目を剥きながら悶絶する姿を見下ろしながら石喰いが呟く。  
 
『娘、最後の仕上げだ!最後の鳴き声、美しく響かせろォ!!』  
 石喰いの鎧の股間の部分から伸びる、人の亀頭を思わせる先端を持つ触手が  
真由子の膣の入り口にあてがわれた。  
 
 石喰いの触手が、ブルブルと激しく震えながら真由子の膣の中へと侵入しようとする。  
多分に柔軟性があるように見え、また石蛇が彼女のその小さい淫唇を目一杯に広げている為か  
ブツッという処女膜を破る感覚とともに、簡単に膣内へと埋没していった。  
 
「〜〜〜〜〜〜〜っ!・・・・・!!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!」  
 真由子は口をパクパクさせ、声にならない悲鳴を上げ涎をたれ流しながら身悶えする。  
『くくくくく!痛かろう?だがそれはすぐ快楽へと変わる!』  
 真由子は膣と菊座を同時に蹂躙され、中で肉壁ごしにぶつかり合うのを感じながら  
激痛と絶頂をもまた、同時に感じていた。  
 
「んはぅ・・・!くぅっ・・・・!うんっ・・・!あふ・・・!い・・あはぅ・・・!あ・・・はぁ・・・・・んあぁっ・・・・・・!」  
『狂え!狂え!快楽に気をやってしまえ!まだだ、まだだ!たっぷりと味わええっ!!』   
 
 触手が子宮に達するたび、石蛇が腸壁を擦るたび、その牙がクリトリスにかぶりつくたびに  
真由子は気をやり、淫らな雫が辺りに撒き散らされる。  
 
「ジュプッ!ジュクッ!ジュッ!ピチャッ!チュプッ!グチュッ!ビチュッ!ジュッ!ブチュッ! 
ジュプッ!」  
 
「はぅ!あん!くあ!ああん!ん・・・あぅ!きゃふっ!く・・・んん・・・はあんっ!・・・・・・・・・・・・ 
あ・・あふうっ!」  
 
「あっ!あっ!あっ!あっ!んっ!はっ!あっ!あっ!んはあああああああああああぁぁぁぁっ・・・・・!」  
 
「ピクッ・・・ビクッ・・・・ビクンビクン!」  
 
「プシャッ・・・!パシャッ!ピシャ・・・ピシャシャッ!」  
 飛び散った愛液が真由子の顔面に降り注ぎ、石喰いと彼女の周囲には卑猥な水溜りができていた。  
 
 
 
『可愛い娘よ・・・堪能させてもらったぞ!さあ、最後の仕上げをたっぷりと受け取れ!』  
 石喰いの鎧が身震いし、触手の先端から熱いものが真由子の体内に迸る。  
子宮に注がれる妖怪の妖液を感じるたび、真由子の身体は踊るように跳ねた。  
 
『お・・・!おっ・・・!おっ・・・!お・・・・おうっ・・・・!お・・・!おおおおおおおおおおおおっ・・・・!!!』  
 
「ドクン!ドクン!ドクン!ドクン!ドクン!ドクン!ドクン!ドクン!」  
 
「あ・・・!あっ・・・!あっ・・・!あ・・・・ハァッ・・・・!熱い・・・・・・!い・・いやあっ・・・・・・!くうぅん・・・・・・・!」  
 
 子宮に収まりきらない妖液が、触手と膣の接合部から溢れ噴水のように噴出す。  
「あ・・・・駄目っ・・・・・溢れるぅ・・・・・・・ん・・・くぅ・・・・・・・・・」  
 真由子は身体を満たす強い快楽の中、同時に石化が身体の自由を奪っていくのを感じていた  
そして、そのまま意識が闇に閉じ込められるのも知覚していた。  
 
 
 その後、蒼月潮と獣の槍の力、妖怪であるとらの活躍により「石喰い」は退治され  
真由子と麻子、女生徒達は助け出されることになる。  
 
 
 
 
   完  
 

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