東北の旅館の美人女将、史代さんのお話でも。
史代は多忙な一日を終え、ようやく就寝しようとした所を、泊り客である2人組の大学生に襲われた。
一人に背後から羽交い絞めにされ、髪を染めた方が、浴衣の裾から手を差し入れてくる。
「な、何を!?」
「いいじゃないですか。旦那さんが亡くなってから、ご無沙汰なんでしょ?」
背後の男、即ち香上が耳元で、未亡人へのお約束を囁いた。
「そ、そんな、や、やめてくだ、んんッ」
みなまで言わせず、香上が唇を重ねた。胸元を割って入った腕が、下着を着けていない胸をまさぐる。
史代の必死に閉じていた脚が緩み、下から伸ばされた片山の手が、最も敏感な部分を刺激した。
「ヒッ」
「ほら、嫌だって割には、もう反応しちゃってるじゃないですか」
指先の湿りを見せながら、これまたお約束を片山が呟く。
史代の抵抗はすっかり弱弱しいものとなり、布団の上へと崩れ落ちた。
香上は背後から抱きかかえたまま胸を揉み、首筋や耳を舐めてくる。
「アウッ。い、いやぁ、や、やめ・・・し、詩織が、起きて・・・」
片山は畳み掛けるように緩んだ脚を掻き分け、顔を埋めてきた。
「素直じゃないなぁ。ほら、これでもやめて欲しいんですか?」
言いながら、既にたっぷりと潤った亀裂に舌を這わせる。
「アァッ! や、いや、あ、アァン」
堪らず史代が鼻に掛かった声を出す。
「ほらほら、あまり大きな声を出したら、詩織ちゃんが起きてきちゃいますよ?」
男の言葉に、一瞬ハッとした史代は、慌てて自分の指を噛んだ。
「んんっ、んぐっ」
片山の舌が、亀裂をなぞり、敏感な突起を転がす。史代は必死で声を殺す。
「そんなに噛んだら、綺麗な指が台無しですよ。俺が口を塞いであげましょう」
そう言って香上が離れると、史代は四つん這いにされた。気付くと、目の前に硬くなった男の器官がそそり立っていた。
「ほら」
香上が、グイッと史代の口許に押し付けると、史代はさして抵抗もせず、それを口に含んだ。
「んじゃ、俺はこっち。お先。」
片山はそう言って史代の腰を抱えると、背後から一気に史代を貫いた。
「んあぁっ!」
片山は若さに任せ、グイグイと史代を突き上げる。
「んんーっ。ん、ん、ングッ」
初めはぎこちなく口で刺激していた史代も、後ろからの責めに合わせるように、激しく舌を使い始めた。
「うあっ、そ、そんなにされたら、俺、もう・・・。おい、片山、代わってくれ」
咥えられた香上が、喘ぐように言った。
「分かったよ。仕様が無ぇな」
片山は、そう言うと動きを止め、ゆっくりと引き抜いた。
香上はもどかしげに場所を代わると、早くも爆発しそうな己の一部を、一気に史代の中へと沈めた。
「アウッ」
史代は小さく呻き、がくりと頭を下げた。しかし、片山のモノが目の前に差し出されると、今度は自分からむしゃぶりついた。
「あぁっ、ん、んぐ、んぐっ」
香月は、先程の片山を凌ぐ勢いで、出し入れを繰り返す。
「おぉ、やっぱこっちは・・・凄ぇや。最高だな。悪ぃが、先に・・・イクぜっ」
香月は最後に深々と突いて一旦動きを止めた。
「んーっ!」
史代が片山を咥えたまま、ビクンビクンと身体を震わす。
そして香月は引き抜くと同時に、史代の尻から背中にかけて、勢い良く放出した。
史代はようやく片山から口を離すと、グッタリとうつ伏せになった。
「おっと、もう1本ありますよ」
片山は再度場所を変えると、今度は史代を仰向けにして、己を沈めこむ。
「あうっ!」
「くぅー、締まるなぁ。とても子供を産んでるとは思えないぜ」
片山は、またもやお約束を口にすると、先程のようにガムシャラではなく、リズミカルに腰を打ちつけ始めた。
「も、ダ、メ・・・」
何度目かの絶頂を迎えた後、史代が、息も絶え絶えに呟いた。
「よぉし、俺も、イクぜぇ!」
やはり片山も最後に深々と突き入れ、一旦動きを止めた。
「!」
史代はシーツを握り締め、背を仰け反らせて最後の絶頂を迎えた。
片山は引き抜くと同時に史代の顔の方へ移動すると、そこでたっぷりと放出した。
「顔射かよ」
「へへ、1回やってみたかったんだよね」
香月の言葉に、片山がニヤリと笑って答えた。
「よーし、俺も次やろっと。おい、ちゃんと顔、拭いてやれよ」
言いながら香月が、史代の脚の間へ身体を入れた。
「お、お願い・・・もう、無理・・・」
「何言ってるんです。まだまだ、たっぷりと可愛がってあげますよ」
史代の弱弱しい哀願も虚しく、香月は笑いながら、元気を取り戻した部分を、史代の中へと侵入させた・・・