厳しかった残暑も影を潜め、少しずつ深まっていく初秋のとある午後のこと。  
ここ鎌倉女子学園でも、一日の授業は全て終了し、今は放課後の掃除時間であった。  
「ふう…季節はもう秋なんですよね…」  
この学園に通う中学二年生、橘一夏は一人呟く。  
「あれえ?一夏ちゃんったら何を物思いに耽ってるの?」  
「うんうん。ため息なんかついてちゃいけないぞー」  
一夏の独り言を聞きとがめた篁蛍子と多岐川皐月が詰め寄ってくる。今、一夏達は掃除当番として  
音楽室の掃除中なのであった。とはいえ、掃除そのものは既に終わろうとしていたが。  
「い、いえ。別に物思いとかため息とか…そんなんじゃなくてですね…」  
友人達の言葉に慌てて弁解を始める一夏。同級生の皐月や蛍子に対しても丁寧な物言いをするところが、  
生真面目な一夏らしいと言えば一夏らしい。  
「…秋は誰でも…アンニュイになる季節ですから…」  
「そ、そうですよね。未知留ちゃんの言うとおりです」  
もう一人の掃除当番であり、友人でもある宗方未知留が助け舟を出してくれる。しかし、実際のところ、  
一夏が物思いに耽っていたのは間違いでは無いのだ。過ぎ行く夏の日を感じ、自分の分身とも言うべき  
少女、黒城舞夏のことを思い出していたからだ。  
 
この中学二年生の夏休み、一夏は舞夏と一緒に『試し』と呼ばれるとてもとても不思議な体験をして  
来たのだ。それは少年少女が大人になっていく通過儀礼とも言うべきものだったのだが…一夏には今でも  
良く分からない。一つだけ分かっているのは、この夏を過ごした舞夏はもうどこにもいないと言うこと  
だけ…。  
「少し…今年の夏のことを思い出していたんです…」  
「そっか…今年の夏は…色々あったもんね」  
「うん…色々あったよね…」  
「…ええ…色々…」  
一夏の言葉を受けて皐月、蛍子、未知留もそれぞれの夏の思い出を反芻する。一夏のような不思議な  
 
体験では決して無いが、三人それぞれが色々な事を経験していたのだ。それは彼女達が大人の女性に  
なるために必要な経験ではあるのだろうが。  
「…大人になるって…どういうことなんでしょうね?」  
「…大人…ですか?」  
 
ポツリともらした一夏の呟きに、未知留が反応する。少女から女性に変わろうとしている、この年代の  
女の子達にとって、その疑問は単純ではあるが、それ故に深遠でもあり…容易に答えが導き出される  
ようなものではない。  
「…私には分からないです…。いえ、もしかすると…誰にも分からない事なのかもしれないですね…」  
「あはは、未知留ちゃんに分からなければ、私には絶対に分かりっこないかな」  
「そうですよね。未知留ちゃんにも分からないんですから」  
四人の中で一番の物知りである未知留にだって分からないのだ。他の誰もが分かるはずも無いと、一夏も  
蛍子も単純に納得したのだが、皐月だけが異を唱えたのであった  
「うーん、大人になるってことの全てが分かる訳じゃないけど…一部分だけだったら分かるよ」  
「「「え?」」」  
皐月の意外な言葉に思わず声を揃える三人。  
「皐月ちゃん、一部分だけって…それは例えばどういう事なんでしょうか?」  
代表として一夏が皐月に尋ねるが、皐月はそれには答えず、すすすと一夏の方に近づいていく。  
「それはね…例えば…こういう事!」  
「きゃあああ!!!」  
皐月は一夏に近づくと、突然、彼女のスカートを前から思いきり捲り上げたのであった。当然の帰結と  
して、一夏のスカートの中が少女達の眼に晒される事になる。ほんの一瞬のことであったが、学校指定の  
黒いパンティストッキングを透かせて、中学生らしい淡いピンクのショーツが顕わにされたのであった。  
 
スカートを両手で押さえて思わず後ずさる一夏も、さすがに抗議の声を上げる。  
「さ、皐月ちゃん!い、いきなり何て事するんですか!」  
「あはは、ごめんごめん。実例で示した方が良いかなって思ったから」  
「え?実例?」  
「つまり…大人の女は下着も大人っぽい物を穿くってこと。一夏ちゃんはまだまだだよねー」  
「えー!」  
抗議を受けての皐月の弁明に、再び声を上げる一夏。確かに皐月の言うように自分の身に着けている  
下着は、決して大人っぽい物とは言えないが…何も自分を見本にする事は無いだろうと思う一夏であった。  
「皐月ちゃんのいう事にも一理あるとは思いますけど…」  
「でもさあ、女の子同士なんだから、スカート捲られた位で一夏ちゃんもそんなに驚かなくても良いんじゃないかな?」  
「け、蛍子ちゃん!お、女の子同士だからって…そういう問題では無いと思います!」  
今度は蛍子の言葉に抗議の声を挙げる一夏。女の子同士であってもスカートの中を見られて恥ずかしく  
ない訳がない。こういう事に関して、一夏の精神年齢はある意味とても初心でネンネなものと言えるだろう。  
 
「そうだよー。体育の着替えも、水着の着替えも一緒にした仲じゃない」  
「もう、皐月ちゃんってば!だから、そういう問題では…」  
「それに一夏ちゃんってば、パンストまで履いてるけど真面目だよねー」  
「うんうん、この季節にパンスト履くのはまだ暑いのに」  
「え?え?だ、だって冬服の時にストッキング履くのは決まりじゃないですか」  
いきなり変わった話題に狼狽する一夏であった。確かに彼女の言うように、鎌倉女子学園では冬服の時は  
黒のストッキングを履くことが校則で決められている。しかし、まだ日中は少し暑さも残るこの時期、  
その校則をきちんと守っている生徒は多くは無い。実際に皐月も蛍子も素脚のままである。  
「やっぱり…」  
「一夏ちゃんって…」  
「「真面目だよねー」」  
「だ、だって校則で決められていることですし…」  
声を揃えて揶揄してくる皐月と蛍子に対して、うろたえるばかりの一夏。このストッキングの一件を  
見てみても彼女がよく言えば真面目、悪く言えば融通が利かないことが見て取れるのであった。  
「…まあまあ皐月ちゃんも蛍子ちゃんも…。私だってストッキングは履いてるんですから…。そんなに一夏ちゃんを苛めないで…」  
「み、未知留ちゃん…」  
未知留から再び助け舟を出されて、思わず情けない声を出してしまう一夏。皐月も蛍子も別に一夏を  
苛めるつもりなど無いのであるが、生真面目な彼女をついついからかいたくなってしまうのだ。  
 
「でもさあ…一夏ちゃんみたいに真面目だと、やっぱり『アレ』は経験したことないんだろうなー」  
「うんうん、皐月ちゃんの言う通りかも」  
「え?『アレ』って…何ですか?」  
「えー?『アレ』って言えば『アレ』だよね」  
「うんうん、『アレ』の事だよね」  
「ですから…『アレ』って何の事なんですか?」  
皐月と蛍子の交わす会話を聞きとがめた一夏であるが、『アレ』が何を意味しているのか全く理解出来ない。  
尋ねる一夏であったが、皐月も蛍子も含み笑いのような笑みを浮かべるばかりで答えてくれようとしない。そんな二人にさすがに業を煮やす一夏であった。  
「皐月ちゃんも蛍子ちゃんも、二人だけで秘密の会話なんてずるいです」  
「えっと…一夏ちゃんってば本当に分からないの?」  
「…分からないです」  
「仕方無いなー。『アレ』って言うのは…『オナニー』のことだよ」  
「オ!オナ…!!」  
「うんうん、『一人エッチ』とも言うよね」  
「!!!」  
あまりに予想外の言葉に一夏は言葉を失う。彼女とて既に中学二年生。その言葉が意味するものが何かを  
理解はしていたが…実際にそれを経験したことは無い。皐月と蛍子の予想は全くもって正しかったのである。  
 
「あはは、その驚き方…やっぱり一夏ちゃんは『アレ』をやったことないんだ?」  
「あ、ありません!と言うか…皐月ちゃんは…経験あるんですか?」  
「うん、あるよ」  
「!!!」  
あっけらかんと答える皐月に衝撃を受ける一夏。同級生の少女が…そのような行為を既に経験していると  
聞かされ、驚かないはずがない。  
「そ、その…もしかして、蛍子ちゃんも?」  
「うん、あるある」  
「!!!」  
またしても衝撃を受ける一夏であったが、更なる衝撃がその後に待っていたのであった。  
「もう、一夏ちゃんったら。そんなに驚かないでよー」  
「そうだぞー。『アレ』の経験無いのは一夏ちゃんくらいなんだし」  
「え?それじゃ…もしかして…」  
「未知留ちゃんだって『アレ』はした事あるよね?」  
「…はい…」  
「えー!!!」  
わずかに頬を染めて一言だけ答える未知留に、本日最大の衝撃を受ける一夏。皐月や蛍子だけでなく、  
まさか未知留までもが『アレ』の経験があるとは…。自分一人が取り残されたような気分になってくる。  
 
「そ、それじゃ…本当に私だけが…経験してないんですね…」  
「…その…一夏ちゃんの場合は…そういうことを経験するきっかけが無かったからじゃないかと…」  
落ち込む一夏を慰める未知留。未知留の言うように、そのような行為は誰かから教えてもらって始める  
ようなものではなく、何らかのきっかけが必要なものであろう。生真面目な一夏にとっては、そのような  
きっかけらしい事が今まで無かったとしても、それほど不思議と言うわけではない。  
「…そうですね。未知留ちゃんの言うようにきっかけなんて無かったですし…」  
「それじゃあ、一夏ちゃんのために何かきっかけを作ってあげたら良いんじゃないかな?」  
「え?でも、きっかけと言っても…」  
折角の蛍子の提案ではあったが、一夏が何かを思いつくはずもない。自然、それを考えるのは提案者で  
ある蛍子になる。  
「例えば…オマタに刺激受けるような経験とか…」  
「そ、そんな経験無いです!」  
「じゃあ、ここで経験してみよっか」  
「きゃあああ!!!」  
いつの間にか箒を持って後ろに廻りこんでいた皐月が、一夏の両脚の間にその箒を差し入れ持ち上げた  
のだ。箒が女の子の大事なところに当たり、本日二度目の絶叫を挙げる一夏なのであった。  
 
「皐月ちゃんってばナイス!」  
「それじゃ行ってみようか!」  
「りょうかーい!」  
「ふ、二人とも止めてください!」  
一夏の脚の間に通された箒を、蛍子がすかさず握ると、皐月と一緒にそれを上へと持ち上げる。自然、  
一夏は爪先立ちの状態になり、箒が彼女の大事な部分に食い込んでいくのであった。  
「い、痛い!痛い!!」  
もちろん、一夏とてただされるがままと言うわけではない。両手で箒を押さえ、内股になる事で箒の  
進入を防ごうとするのだが…爪先立ち状態では十分な力が発揮できるわけもなく、更に二人がかりで箒を  
持ち上げられているのである。無駄な抵抗という他は無く、女の子の大事な部分を蹂躙されてしまうのであった。  
「い、いやあああ!!!」  
「それそれ!」  
「どう、一夏ちゃん?気持ち良くなって来てない?」  
「な、なるはずありません!」  
皐月の問い掛けにもそう答えるのがやっとの一夏。ショーツとストッキング越しとはいえ、秘裂に食い  
込まされる箒は彼女に快感ではなく、苦悶を与えるばかりである。  
 
「むー、それじゃこれはどうかな?」  
「それ!」  
「はう!!!」  
箒を食い込ませることでは効果が薄いと考えたか、皐月と蛍子は箒を前後に動かし始める。竹で出来た  
箒の柄が前後に動かされると、その結果として竹の節の部分が一夏の最も敏感な核を刺激することになる。初めて受ける陰核への刺激にそれまでとは違った叫びを挙げる一夏。女の子である以上、その部分への  
刺激に耐えられるはずがない。それは初心でネンネな一夏にとっても当てはまるのだった。  
「うんうん、やっぱりこれは効くみたいだよね」  
「それじゃこのまま続けようか」  
「あああああ!も、もう、や、止めてください!!」  
一夏の反応を見て気を良くした皐月と蛍子は更に激しく箒を動かし始める。箒の動きによってもたらされる甘い感覚にますます力が入らなくなっていく一夏であったが、その甘美さに完全に身を委ねてしまった  
わけではない。股間から全身を襲う、初めての甘く切ない感覚を単純に忌避するのと共に、箒を食い  
込まされることによる痛みが未だ彼女の体を蝕んでいるからだ。  
「い、いやあ!ゆ、許してください!!」  
痛みと甘さによるダブルパンチを受け、絶叫を迸らせる一夏。だからと言って、皐月と蛍子が許して  
くれるはずもなく…そのまま嬲られ続けるのであった。  
 
「うう…皐月ちゃんも蛍子ちゃんも…酷いです…」  
「あはあは…ちょ、ちょっとやりすぎちゃったかな」  
「あはあは…ご、ごめんねー、一夏ちゃん」  
「うう…」  
たっぷりと五分以上は嬲られ続けた一夏であったが、ようやくその責めから解放されるとスカートの上から股間を押さえて蹲ってしまった。うっすらと涙目になって非難の視線を向ける一夏に、皐月も蛍子も  
さすがにやり過ぎだったと恐縮するしかないのであった。  
「で、でもさ、気持ち良かったでしょ?」  
「そ、それは…少しは…そうでしたけど…」  
「でしょ?」  
「で、でも!それより何より痛かったです!!」  
思わず大きな声で反論してしまう一夏。確かに女の子のところから広がる甘美な感覚は自覚したが、  
箒を秘裂に食い込まされる痛みがそれ以上に強かったのも事実である。  
「…箒では…一夏ちゃんには・・・まだ刺激が強すぎたのかもですね…」  
床に蹲る一夏を介抱していた未知留が口を開く。確かに未知留が言うように、その手の経験が皆無な  
一夏にとって、先程の責めは刺激が強すぎた。快感よりも痛みのほうが前面に出てしまったのだろう。  
 
「…もっと優しい刺激が…良かったのかもですね…」  
「うーん、未知留ちゃんの言う通りだとは思うけどさ…」  
「優しい刺激、ですか…」  
「でも、そんな優しい刺激なんて思いつかないよね」  
未知留の指摘が的を射たものであるとは皐月も蛍子も理解は出来るのだが、その優しい刺激が思い浮かば  
ない。一夏に至っては話の展開に付いて行くのがやっとである。  
「…ありますよ…簡単に出来る優しい刺激…」  
「「「え???」」」  
予想外の未知留の言葉に声を揃える三人。困惑する友人達を他所に未知留は更に言葉を続ける。  
「…折角ですので…今から試してみましょうか。一夏ちゃん…構いませんか?」  
「え?い、今から試すんですか?」  
「…はい…」  
未知留の言葉に一夏は戸惑う。元々、一夏の『アレ』のためのきっかけを…という事で始まった話で  
あったが、彼女の予想を遥かに上回る速度で状況は進行しているのであった。  
 
「ま、まあ…さっきみたいに痛くなかったら良いですけど…」  
「…大丈夫ですよ…痛くはありませんから…」  
そう言って未だ床に座り込んだままの一夏の前に移動すると、自分も床に腰を下ろす未知留。  
「…床の上で申し訳ありませんが…そのまま両脚を…伸ばしてもらえませんか?」  
「は、はあ…」  
未知留のしようとしている事はまるで分からないものの、素直に彼女の言葉に従い両脚を伸ばす一夏。  
それを見た未知留は上履きの靴を脱ぐのであった。黒のストッキングに包まれた未知留の爪先が顕わに  
される。そして、伸ばされた一夏の両足首を両手で掴む未知留。  
「…それでは…少し脚を開いてもらえますか?」  
「あ、あの…未知留ちゃん?一体何を…」  
未知留の言葉に従い、今度は座ったまま両脚をわずかに開く一夏であったが、さすがに疑問の念が浮かび  
上がってくる。しかし、そんな一夏の逡巡をよそに、未知留はその右脚を一夏のスカートの中に差し  
入れるのであった。   
「ひゃあ!み、未知留ちゃん!!」  
「…大丈夫ですから…力を入れないでください…」  
反射的に内股になって未知留の右脚の侵入を防ごうとした一夏であったが、ナイロン生地のストッキングに包まれた未知留の爪先は、同じくストッキングに包まれた一夏の太腿を滑らかに割り開き、彼女の大切な  
部分にまで到達するのであった。  
 
そんな未知留の行動に、さすがに皐月と蛍子も驚きの声を挙げる。  
「み、未知留ちゃん!」  
「な、何それ!」  
「…これは…電気あんまと言って…対女の子専用の必殺技です…」  
「で、電気あんま?」  
「女の子専用?」  
「必殺技、ですか?」  
耳慣れない言葉に疑問の尽きない三人。そんな友人達を他所に未知留は淡々と説明を続ける。  
「…はい。兄弟や姉妹のいる女の子だったら…必ず一度は経験するはずの技なんですが…」  
「そ、そんなに有名な技なんですか?」  
「…ええ。でも皆さんは一人っ子ですから…今まで知らなかったとして…仕方無いのかもですね…」  
厳密に言えば未知留の言葉は正確ではない。一夏と蛍子は確かに一人っ子であるのだが、皐月には徹と  
いう兄がいる。もっとも血は繋がっておらず、彼女の複雑な家庭環境を考えれば、一人っ子のようなものではあるが。  
「…元々は…江戸時代に考案された技らしいのですが…」  
「へー、意外に歴史があるんだね」  
「…はい。その当時は『土手責め』と言われていたそうですが…由緒ある拷問技です…」  
「ご、拷問技なんですか?」  
不思議な知識を披露する未知留であったが、拷問という言葉を聞いた一夏は過剰に反応すると、自分の  
スカートの中に差し込まれた未知留の右脚を両手で引き剥がしにかかる。つい先程まで箒で嬲られていた  
一夏にしてみれば当然の反応であろう。  
 
しかし慌てる一夏に対して、未知留の反応は落ち着いたものであった。  
「…大丈夫ですよ、一夏ちゃん。拷問技といっても…痛いわけじゃありませんから…」  
「み、未知留ちゃんはそう言いますけど…」  
先刻の痛みを覚えている一夏にとっては、未知留の言葉といえども容易に首肯できるはずもない。一種の  
膠着状態に陥った状況を動かしたのは皐月と蛍子の言葉であった。  
「それでそれで?電気あんまってこの後、どうするの?」  
「うんうん、まさかスカートの中に脚を入れて終わりってわけじゃないんでしょ?」  
「…もちろん続きがあります。でも…一夏ちゃんが変に抵抗すると…痛かったりするかもしれませんので…お二人で一夏ちゃんの両手を…抑えていただけませんか?」  
「えー!!!」  
「「りょうかーい!!」」  
一夏の抗議の声も何のその、未知留の依頼を即座に実行に移す皐月と蛍子。両手両脚を拘束されてしまった一夏にはもはや抵抗の術は残されていないのであった。  
 
「…それじゃ…覚悟は良いですか、一夏ちゃん?」  
「か、覚悟って何の覚悟なんですか!」  
「…いきます…」  
「きゃあああ!!!」  
未知留の物騒な物言いに思わず声を挙げる一夏であったが…それが最後の抵抗となる。オマタにピッタリと押し当てられた  
未知留の右脚が細かな振動を開始すると、絶叫が迸るのであった。  
「…ひ…ひゃ…あ…」  
「…大丈夫ですから。緊張しないで…力を抜いてください…」  
「あああああ!!!」  
振動にシンクロして広がっていく甘美な感覚に、内股になって耐えようとする一夏であったが…脚を差し込まれた状態では  
内股になろうにも自ずと限界がある。それに両手も皐月と蛍子に抑えられてしまっていては、未知留の脚を押さえて振動を  
弱める事も出来ない。結果、一夏は女の子の部分を蹂躙されて悶えるしかないのであった。  
「あ…あ…あ…」  
「…では…少しずつ振動を…強めて行きますね…」  
「はう!!!」  
慣らし運転は終わったとばかりに、徐々に右脚の振動を激しくする未知留。それに従い、一夏を襲う甘く  
切ない感覚は増幅していくばかりである。お互いのストッキングの生地が擦れ合う音が響く中、それまで  
内股になろうともがいていた一夏の力が弱まってきた事を感じ取った未知留は、皐月と蛍子に告げる。  
 
「…皐月ちゃん、蛍子ちゃん…もう手を…離していただいて良いですよ…」  
「え?もう抑えなくても良いの?」  
「…はい…もう大丈夫ですから…」  
少し怪訝に思いながらも、未知留の指示に従い一夏の両手の抑制を解く二人。だが未知留の言葉通り、  
両手が自由になったというのに一夏は未知留の右脚の振動を押さえることも出来ず、ただ甘美な責めに  
身を委ねるばかりなのであった。  
「あ…はう…」  
「す、凄い…一夏ちゃんってば本当に悶えちゃってる…」  
「み、未知留ちゃん?その…脚で一夏ちゃんのアソコを踏みつけてるわけなの?」  
「…いえ…力を入れてる訳じゃありませんよ…ただ小刻みに震わせてるだけです…」  
背筋を反らし床の上で悶える一夏の姿を見た皐月が発した疑問に、未知留は答える。そして、それを証明するかのように、  
一夏の股間に押し当てた右脚の位置を微妙に変えていく。  
「…こんな風に…力を入れる必要なんて…全然無いんですよ…」  
「きゃあああああああ!!」  
位置の変えられた未知留の爪先が、最も敏感な女の子の核を直撃したのであろう、更なる嬌声を挙げて  
しまう一夏。そんな甘い叫び声を耳にし、そこが一夏の最も大切なところだと判断した未知留は、爪先の  
位置を固定し、その弱点を重点的に責め始めるのであった。  
 
「…どうですか…一夏ちゃん?痛くなんてないでしょ?」  
「あ…あああああ!!」  
未知留の簡単な問い掛けにも、もはや一夏は答えることが出来ない。女の子のところに絶え間なく送り  
こまれて来る振動、そしてそこから全身へと広がっていく快感に、ただ全身を震わせるのみである。いや、むしろ甘い嬌声も  
徐々に小さくなり、荒い息しか出来なくなってきた一夏。  
そんな一夏の状態を、彼女以上に認識していたのは未知留である。女の子が決して耐える事が出来ない  
快楽の坩堝に落とされた一夏…そんな彼女にそろそろ限界が近づいていることは未知留には分かっていた。その悶える姿が証拠  
ではあるが…それ以上に、自分の爪先がくちゅくちゅという妖しげな水音を感じ取っている事が何よりの証拠であった。  
一夏の股間に押し当てられた爪先は、スカートに隠され目にすることは出来ないが…そのスカートの中が  
どんな状態になっているかは容易に推察出来る。既にショーツとパンティストッキングは、一夏から  
溢れ出た淫液のために大変な事になっているのであろう。  
 
「だ…駄目です…も、漏れて…しま…」  
「…心配しないでください…それはお漏らしではありませんから…」  
尿意と、快楽によってもたらされる愛液とを混同してしまっている一夏は何とか声を挙げたが、未知留は  
それをやんわりと訂正する。それと同時に、未知留は振動を更に激しくしていくのであった。  
「ひゃあああ!あ!はああああ!!」  
「…怖がらないでください…一夏ちゃん。そのまま…身を委ねて…」  
「!!!!!」  
激しさを増していく振動に、更に悶えていく一夏。そして、未知留は止めとばかりに爪先で淫核を摘み  
挙げる。女の子の快楽中枢に注ぎ込まれた刺激に、とうとう一夏は絶頂を迎え、声を挙げる事も出来ずに  
果ててしまうのであった。  
 
「す、凄い…」  
「う、うん…まさに必殺技かも…」  
脱力して床に横たわり、ハアハアと息をするのが精一杯の一夏。それを見下ろす皐月と蛍子が発した言葉はそれだけであった。電気あんまとは一体いかなる技なのか疑問に感じていたのだが…その実態は二人の  
予想を遥かに越えた大技であった。一人エッチの経験が皆無の一夏でさえも、容易に昇天させてしまう  
とは…「対女の子専用の必殺技」という未知留の言葉に偽りは無かった。  
振動こそ止めているものの、未だ一夏の両足首を掴み、そのスカートの中に脚を差し込んだままの  
未知留が、二人の言葉を受けて言う。  
「…そうですね…女の子にとって…この電気あんま以上の責め技なんて…存在しないかもしれませんね…」  
「その…未知留ちゃんは誰から、これを教えてもらったの?」  
「…さっきも言いましたけど…私は妹がいますから…」  
「え?妹さんから教えてもらったわけ?」  
「…いえ。姉妹がいれば…自然に思いつくものですよ…」  
皐月の抱いた疑問に答える未知留。確かに彼女には小学生の妹、瑠唯がいる。  
 
「そ、それじゃあ、未知留ちゃんは妹さんにも…この技をしちゃうわけ?」  
「…はい。でも…妹にする時には…主に悪いことをした時のお仕置きとしてですけど…」  
「そ、そうなんだ…」  
「…でも…兄弟姉妹がいなかったとはいえ…電気あんまの経験が無いのは…女の子としては…少し勿体無いことかもしれないですね…」  
「「…それは確かにそうかも…」」  
首肯する皐月と蛍子。未だにぐったりとしたままの一夏の姿を思えば、未知留の言葉に反論出来るような  
余地は無い。女の子として生まれた以上、この電気あんまという奥義を耐える事が出来る術などあり  
そうに無い。一方的に蹂躙され、快感の極みへと追いやられる運命を甘受するしかないであろう。  
もしも一夏では無く、自分が電気あんまの餌食になっていたなら…間違いなく今の一夏と同じように悶絶していたであろう。そう考えると、思わず内股になって両手で股間を守ろうとしてしまう皐月と蛍子であった。  
 
「で、でも、さっき未知留ちゃんは『由緒ある拷問技』なんて言ってたけど…そんなに拷問って感じはしないんだけど」  
「あー、確かに蛍子の言う通りかも…」  
蛍子の抱いた疑問も当然だろう。女の子の一番大切な部分を、足底で震わされ、揉みしだかれ、蹂躙されると  
いうのは、ある意味、屈辱的な事かもしれない。だからと言って、拷問技と言うにはいささか言いすぎで  
あろう。何より、悶絶している一夏だって、苦痛によってそうなったのではない。甘い快感によってそう  
されてしまったのであり、これでは拷問になっていない。  
しかし、そんな疑問に対しても未知留は答える。  
「…それはですね…脚を振るわせるのでは無くて…大事なところを踏み抜くような感じにするんです…」  
「う…確かにそれは…」  
「…拷問技かも…」  
「…お仕置きの時は…そのやり方ですね…」  
「「…」」  
つい先程、お仕置きとして妹に電気あんまを炸裂させると言っていた未知留に、それはお仕置きになってない  
のでは無いかと思った二人だったが…今の未知留の言葉を聞いて考えを改める。オマタを打ちつけられた時の  
苦悶は想像に難くない。そんなお仕置きをされてしまう瑠唯に同情を禁じえない皐月と蛍子であった。  
もちろん、一夏に対してはそのような電気あんまを炸裂させるつもりなど、未知留には毛頭無かったので  
あろうが。  
 
「…でも…拷問技と言われるのには…本当の理由があるんですが…」  
 そう言うと未知留は、一夏のスカートの中に差し込んだ脚を再び蠢かし始めるのであった。  
「ひゃああ!み、未知留ちゃん!」  
荒かった息も何とか落ち着き、絶頂の極みからようやく舞い戻ってこようとしていた一夏であったが…  
再び加えられる股間への振動に声を挙げてしまう。  
「あう…あ…お、お願いだから…や、やめて下さい…」  
「…」  
「はああああん!!」  
一夏の必死の懇願も耳に入らないのか、未知留はそのまま振動を強めていく。既に一度昇天させられて  
敏感になっている一夏に、その振動が耐えられようはずもない。女の子の部分から全身に広がっていく、  
蠱惑の快楽刺激に、再び一夏は絶頂の極みへと押し上げられていくのであった。  
しかし…それはまだプロローグに過ぎなかった。一夏にとっての地獄はこれからなのであった。  
「あ…あ…も、もう…駄目です…」  
「…まだ…です…」  
「…え?」  
ますます激しくなる振動により、再び昇天してしまうかと思われた一夏であったが…その直前に未知留が  
右脚の振動を緩めたのであった。それだけではなく、一夏の一番敏感な部分からわずかにずれた部分へと  
脚の位置を変える。  
 
あと僅か、そのままの振動を与えられ続けていたら果ててしまっていたであろう一夏にとって、それは  
絶好の息抜きとも言えた。とはいえ、未知留の脚の振動そのものは依然として続いており、力が入らない  
状態には変わりないのだが…ゆっくりと思考回路が回復するには充分であった。  
「み、未知留ちゃん…許してくれるんですか?」  
「…いえ…違います…ごめんなさい…一夏ちゃん」  
「きゃああああ!!!」  
電気あんま地獄から開放されるかと思った一夏であったのだが、その期待も一瞬のこと。未知留は再び脚の  
位置を調整し、振動を強めていく。またしても絶頂の間際へと追い込まれていく一夏。だが一夏がまさに  
果てようとするその直前、未知留は先程と同じ様に振動を緩めたのである。  
「あうあう…ま、まさか…未知留ちゃん!」  
「「…これってもしかして…」」  
この時点で一夏も、事態の推移を見守っていた皐月と蛍子もようやく未知留の意図に気付いたのである。  
ごく短い時間の間に昇天間際まで追い込まれるのと、そこから開放されるのを繰り返す…。  
「…そうです。この無間地獄のような責めこそ…電気あんまが拷問技と呼ばれる…本当の理由です…」  
ついに未知留の口から明らかにされる真実。快楽の坩堝に叩き込まれ悶えてしまうこと…女の子にとって、  
それはハシタナイ事であると同時に、喜びでもある。しかし、それも絶頂に至った場合のこと。絶え間なく  
襲う甘美な責めに身を委ねようと、決して絶頂に至ることを許されず…だからと言って、その責めからは  
決して解放されることもない。女の子にとって、これ以上の生き地獄があるであろうか?女の子を生殺し  
状態で虐める…電気あんまとは、まさにそのために長い年月を経て洗練されてきた技なのである。  
 
「いやあああ!だめえ!ゆ、許してください!」  
その後も一夏を嬲り続ける未知留。完全に果ててしまう間際まで追い詰められながらも、その直前で解放  
される。さりとて、快楽の波が一段落したところで再び絶頂へと押し上げられていく。そして再び解放…。  
振動の強弱と脚の位置を微妙に変化させながら、女の子として生まれてきた喜びと苦しみを一夏に  
味あわせ尽くす未知留なのであった。  
「だ、だめ…も、もう…限界…です…」  
一夏が未知留の電気あんまの餌食となってから既に十五分以上が経過していた。その間に、幾度となく  
昇天直前へと昇り詰めさせられた一夏に、もはやまともな思考能力は残されていなかった。女の子のところ  
から押し寄せる快感によって四肢は完全に脱力し、抵抗する力さえ入らない。頬を真っ赤に染め上げ、  
涙を湛えた切なげな瞳で未知留に懇願することしか出来ない。  
「お、お願いです…もう…これ以上…虐めないで…ください…」  
「…一夏ちゃんは…どうして欲しいのですか?」  
「…お願いですから…最期まで…私を…逝かせて…ください…」  
「…分かりました…トドメを…刺してあげますね…」  
普段の真面目な一夏からは決して聞くことが出来ないであろう、ハシタナイお願い。それを聞き遂げた  
未知留は、これで拷問は終わったとばかりに、今日最大の振動を一夏の女の子の核を中心に送り込む。  
「ひ!ひゃ!!はああああああああああ!!!」  
全身を仰け反らせ、絶叫とともに遂に昇天へと至る一夏。ビクンビクンと体を震わせながら…気を失って  
しまうのであった。  
「…これで終わり…ですね…」  
一夏が果ててしまうのを見届けた未知留は、ゆっくりとスカートの中から右脚を抜く。ストッキングに  
包まれたその爪先は…一夏の淫液のためにくちゅくちゅと濡れそぼっていた。  
 
「…ごめんなさい…一夏ちゃん。ちょっと…やり過ぎてしまいました…」  
「い、いえ!わ、私も…あんな風になっちゃうなんて…さすがに思っても無かったですし…」  
一夏が気絶していたのは、それほど長い時間ではなかった。徐々に意識を取り戻していく一夏であった  
が、体の回復の方はそうはいかなかった。女の子の敏感な部分を責める技ではあるが、恥骨を踏み  
抜かれたりしない限り、電気あんまが肉体に残すダメージは決して大きくない。無論、未知留が一夏に  
行なった電気あんまは、完全に快楽系のそれであったが…さすがにすぐには腰に力の入らない一夏であった。  
漸く立ち上がれる位にまで回復してきた一夏に対して、謝りの言葉を述べる未知留。そういう状況だった  
とはいえ…さすがに調子に乗り過ぎたと反省しているのであった。  
「…その…もう…脱ぐしかないですよね…」  
「…はい…私もストッキングを履き替えないと…」  
自分のスカートの中の状況を把握して真っ赤になってしまう一夏。あれほどの責めを受けた以上、  
ショーツもパンティストッキングも洪水状態になってしまっているのは想像に難くない。その部分に押し  
当てられていた未知留の右脚も…そのまま靴を履くことなど出来そうにないであろう。  
「…未知留ちゃんは…ストッキングの替えは持ってますか?」  
「…はい。鞄の中に入れてますので…」  
「…私もストッキングはあるんですけど…問題は…」  
「…下着…の方ですよね…」  
 
伝線した時のために、予備のストッキングを用意しておくのは女の子としての嗜みであるが、一番の  
問題点は…一夏のショーツをどうするかであった。水泳の授業でも無い限り、替えのショーツなど持ち歩いていないのが普通である。  
「…皐月ちゃんと蛍子ちゃんが戻ってくるのを…待つしかないですね…」  
「…はい。まだ売っていれば良いんですけど…」  
「ただいまー!」  
「購買部にまだ在庫があったから買って来たよー」  
「本当ですか?」  
「うん、はいこれ。水着用のアンダーショーツね」  
一夏の介抱を未知留に任せて、皐月と蛍子が向かっていたのは校内の購買部であった。いくらパンティ  
ストッキングを身に着けたからといって、替えのショーツ無しで表を歩けるはずが無い。何とか調達せねば  
ならないのだが…とりあえず思いついたのがアンダーショーツを代替品にすることであった。  
既に水泳の授業がある季節も過ぎ去っており、購買部でまだ売っているかが問題だったが…一夏にとって  
幸運な事に、何とか入手できた。ただ無駄な出費となってしまったのは痛かったが。  
「それじゃ私と蛍子は表で待ってるからね」  
「また後でね、一夏ちゃん。未知留ちゃん」  
女の子同士とはいえ、さすがに気を利かせて教室から出て行く二人。替えのストッキングを手にした未知留が  
告げる。  
「…お待たせするのも悪いですし…着替えましょうか…」  
「はい…」  
未知留に促されて、ストッキングとショーツを脱ぎ始める一夏。未だ火照りを残したままの股間が、外気に  
晒されるのが気持ちよく感じられた。  
 
「あ…」  
とんでもない状況になっているストッキングとショーツを実際に見て顔を染めてしまう一夏。予想はして  
いたものの…さすがに恥ずかしさに悶えてしまう。そんな一夏の姿を見ていた未知留が声を掛けるのだった。  
「…大丈夫ですか、一夏ちゃん…」  
「い、いえ。さすがに少し…恥ずかしくなってきて…」  
「…電気あんまの餌食になったのですから…仕方がありませんよ…」  
「…そうなんですか…」  
未知留の慰めの言葉であったが、それで一夏の羞恥心が消えて無くなるわけでもない。そんな彼女の心中を  
感じ取ったのか、未知留は更に言葉を紡ぐ。  
「…一夏ちゃんだけじゃありませんよ。皐月ちゃんも…蛍子ちゃんも…私も…もし電気あんまの犠牲者に  
なってしまったら…きっと同じように…なると思います」  
「…電気あんまって…恐ろしい技なんですね」  
「…ええ。女の子にとって…これほど恐ろしい技は…他には無いでしょう…」  
未知留の言葉どおり、女の子に生まれたことを、これほど後悔させられてしまう技は他には無いであろう。  
しかし、同時に女の子に生まれた悦びをこれほど味あわせてくれる技も他には無い。天国と地獄…  
電気あんまとは、この二つを兼ね備えた対女の子必殺技なのだ。  
「でも…私一人が餌食にされたのって、何となく不公平かもです」  
「…それじゃ…今度は皐月ちゃんや蛍子ちゃんにも…餌食になってもらいましょうか…」  
「え?」  
「…でも…もう学校では止めておきましょうね…」  
ふと口から漏れ出た一夏の不満に対して答えた未知留の言葉。それに驚いた一夏は、未知留の顔を見た  
のだが…いつもの静かな彼女と変わりがなかった。いや…ほんの一瞬だけ…妖艶な笑みを浮かべた気も  
するのだが…一夏の気のせいだったのだろうか?  
いずれにせよ、この瞬間に皐月や蛍子の運命が決まったのかもしれない。そして…一夏自身も更なる  
電気あんま地獄に絡めとられることが決められてしまったのであろう…。  
 

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