明日学校に行くのが怖い……。  
今日は一日中ずっと自分の部屋に閉じこもっていました。私の様子がおかしい事にお母さんは気がついてるから、一緒に居るとすぐに私の事を気遣ってくれるから。   
「一夏ちゃんだいじょうぶ?」  
「一夏ちゃんどうしたの?」  
 
って聞かれるとごまかさなきゃいけない心苦しさと、本当の事を言えない辛さがこみ上げてくるから……。 ……いっそお母さんに全てを打ち明けようって思ったりもしましたけど、昨日と一昨日に撮影された私の恥ずかしい姿を誰かに見られると思うと……。  
 
……部屋に閉じこもっていても、結局お母さんが心配して様子を見に来てくれたりもしたので、かえって気を遣わせてしまう事にしかなりませんでした。  
 
トゥルルルルルル  
 
携帯電話のメール着信の呼び出し音に私はビクッと体をこわばらせてしまいました。……私に電話やメールをするのは皐月ちゃん達くらいでしょうから……。  
メールの内容を見る前から私の心臓はドキドキしてる……。送られてくる内容がどんな事かは分らないですけど、  
とても怖くて……。  
 
「本文:明日は朝迎えに行くから学校休んじゃダメだよ」  
 
メールの送り主は皐月ちゃん。  
……内容は短いけれど私の考えてる事を見透かしいるようでした。こうやって考えているだけじゃ何も変らないのは分ってますけど、もう一日あれば何かいい事が思いつくかもしれない気がしたから、……いわゆるズル休みになっちゃうけど明日は学校を休もうかと考えていました。  
……それはただ逃げようとしてるだけなのかもしれません。怖い事、嫌な事を先に延ばそうとして。  
 
……でも、もしかしたらみなさんがいつものみなさんに戻ってくれる時が来るんじゃないかって……。でも、でも……やっぱり明日が来るのが怖い。また嫌な事をされるんでしょうから……。  
 
 
「おはよう〜、一夏ちゃん」  
 
「お、おはようございます……」  
 
今日は、昨日もメールで言ったように皐月ちゃん達が私を迎えに来てくれました。 ……私が学校を休まないように。 学校へ行く途中の話題は文化祭の準備のことでした。今日から授業は午前中だけで、残りの時間は文化祭の準備に充てられることになります。  
 
「あ〜あ、委員会で役割ってもう決まってるんだよね。あたしプログラム進行なんてなにするんだろ」  
 
「私もお店の準備なんて何したらいいのか分んないよ〜。やった事ある人に聞こうにも三年生の子に知ってる人なんて居ないし……」  
私はお話を振られたら相槌を打ったりしていました。  
 
教室に着いて隣の席の結佳さんに挨拶をして、席につこうとしたら  
 
「あ、橘さん、今日はミニスカートじゃないんだ」  
 
「! ……あ、あれは、その……」  
 
「まあ短くしてる子も居るけど、服装検査の時は元に戻してるもんね。 ……ちょっと聞きたい事あるんだけどさ……橘さん彼氏とかいるの?」  
 
先週のスカートの事を尋ねられて、また胸が重たくなるような圧迫されるような感じがしました……。そこで私がどもっていると、今度は唐突に違う方向の質問をされます。  
……いえ、あんな格好をしていたのは男の子の気を引こうとしていたんだと思われてしまったのかもしれません……。  
私は結佳さんの質問に「そういうのは……親しい男の子すら居ないんです」と答えました。……家庭教師の誓唯さんとは親しい、と言えなくもないのかもしれないですけど、そういうのとは違うと思ったので。  
 
「ふぅ〜ん」と結佳さんは私に疑念の目を向けているようでした。……そんな風に疑われても私は誓唯さんの事までお話する気にはなれなくって……。  
 
「もう、結佳ってば。早く聞いちゃいなよ?」  
と私達の間に入って来たのは智子さん(林間学校の時に同室だった、泥に落ちちゃった子です)。 「まあ後でもいいかな。……智子、先生来たよ?」  
結佳さんはそういって私への質問を終わりにしました、……私に聞きたいことって何でしょう……。  
……先週の事と関係あるんでしょうか。もしかしたら私の様子がおかしいので、何かあったのかと気遣ってくれているのでしょうか。……そうだとしても本当の事は話せません。  
……いいえ、私の事を気遣ってくれている訳ではないことを、私はこの時からすでに感じていました。結佳さんも智子さんも、こういう言い方はよくないですけど、なんか嫌な感じで……。  
 
 
授業が終わりお昼休みになって、私はお昼ご飯を食べようとした時です。  
 
「ねえ橘さん、ちょっといい?」  
結佳さんが朝言ったように、私に質問があるみたいで、話しかけられました。智子さんも一緒みたい……って思ったら、智子さんだけじゃなくて、  
クラスのみなさん、全員じゃないにしても十数人くらいが私の周りを囲むようにしていました。……私はなんだか怖くなってしまいます。  
……きっとみなさん、私のことを気にかけてくれているんでしょう、そうやって楽観的に考えることにしました。……でも……  
 
「な、なんでしょうか?」  
この時、私の声は少し震えていました……。私はこれから嫌な事が起こるんだろうって、直感していました……。  
 
「あのさ、橘さんが援助交際してるって聞いたんだけど本当なの?」  
 
「ッ!? し、してませんッ!そんな事ッ! ……ど、どうしてそんな事……ッ」  
 
援助交際……。私はそんな事はしていません、それなのにどうして……。  
……ほんとうは私も分っていました。きっと皐月ちゃんたちが私をいじめるために、私が援助交際をしてるなんていう事をクラスのみなさんに話したのでしょう。  
……私、そこまで皐月ちゃん達に嫌われていたんでしょうか……。  
「好きだからいじめる」なんていう理由は私には理解出来ません……。また悲しさがこみ上げてきます……。  
 
「案外、<あの子がこんな事してるなんて信じらんない〜>っていうパターンが多いって聞いたことあるけどな、あたし」  
 
「橘さんなんてその典型じゃない?」  
 
「わ、わたし、してませんッ!援助交際なんて……信じてくださいッ!!」  
 
私は必死に訴えました。……仲の良かった皐月ちゃん達にはいじめられて、クラスのみなさんからは変な目で見られるようになって……。  
先週から今日まで、一週間もしないのに、わたしの周りが大きく変ってしまったようでした……。  
 
「ふうん、してないんだ。……じゃあ証拠見せてよ?」  
証拠って言われても……。私が援助交際をしているなんて証拠も根拠もないけれど、わたしがしていないっていう証拠だって……ありません。  
……私の言葉が真実だという事をみなさんが信じてくれる他、証拠なんてありません。……そんな事を要求してくるっていう事は、  
私の言葉が信じてもらえなかったということなのでしょう……。  
 
「簡単な事よ橘さん。橘さんが援助交際してないっていう証拠を見せるなんて。……ちょっとパンツ脱いでみてくれない?」  
 
「な……ッ!?そ、それってどういうこと……ですか?」  
 
「処女かどうか見て確かめるのよ。処女なら援助交際してないって事でしょ。簡単じゃない」  
 
血の気が引いていくのが自分でも分かります。そしてまた胸が圧迫されるような締め付けられるような怖さ……。  
 
……私が皐月ちゃん達にいじめられているっていう事をクラスのみなさんに話せば、私の味方になってくれるんじゃ……そんな事を思ったりもしたけれど、  
現実はそうじゃありませんでした。みなさんも一緒になって私をいじめる……。先週は私の事を気遣ってくれていた結佳さんも……  
 
「でも結佳?処女かどうかなんて見て分るの?」  
 
「保健室で本読んだ事あるもん。こうやって座ってお尻の後ろから鏡で……あ、今は鏡は別にいらないのか。 ……橘さん、パンツ脱いでそこに見えるように足広げて座ってくれる?」  
 
「……う、うぅ……」  
 
「泣いてたら分んないでしょ。それに橘さん、パンツ穿かないでみんなに見られるの好きなんじゃないの?」  
 
私に投げかけられる言葉は残酷なものばかりで、その一つ一つが胸に刺さるようで、私は追い詰められていきます……。   
 
……この場から逃げだそうにも、皐月ちゃん達三人に囲まれているのとは違います。クラスのみなさん十数人に囲まれて、追い詰められて、私は怖くて体が震えています……。  
それに逃げ出そうと抵抗したとしても直ぐに抑えつけられて……  
 
「……どうして、どうして……こんなことするんですか?私に嫌なとこがあるんでしたら、直すようにしますから……」  
 
私は泣きながらやめてもらえるように懇願しました。みなさんが私にこんな事をする理由なんて分りません。でも、きっと皐月ちゃん達が私をいじめるのとは違うと思ったから……。  
 
結佳さんは唇の端を吊り上げて、笑った……ように見えました。次に思い切り手を振り上げて私の頬を張りました。  
 
パァン  
 
「……うッ……!」  
わたしはバランスを崩して倒れそうになって、その場に手をつきました。……頬が痛くて、息が苦しくて涙が止まりません……。  
 
「しょうがないから、あたしたちが橘さんの身体検査をしてあげよっか。 ……ほら、立って……っと」  
 
「……あっ? きゃっ!」  
何をされたのか一瞬分らなかったけれど、誰かが私の両脇を抱えて、座り込んでいる私を無理やり立たせたようでした。  
 
「やめて下さいっ!!助けてッ!! ……かッ!」  
廊下や隣のクラスに聞こえれば、誰かが助けてくれるかもしれない。そう思って私は大声で叫びました。  
……するとお腹を蹴られて、痛みで私は声を出す事が出来なくなりました。  
 
「ちょっと結佳、私まで倒れちゃうじゃない?」  
 
「ごめんごめん。 ……橘さん?橘さんは真面目ちゃんなんだから、少しの間いい子にしててね?」  
 
お腹が痛くて息をするのも苦しい……。体を折ろうとしても抑えつけられてるのでそれも出来ません。  
私は痛みと吐き気の中で何とか呼吸を整えようとすることしか出来ません。脂汗も噴き出てるのが分ります……。  
 
「橘さん汚―い!涎と鼻水出して犬みたーい!」  
きゃははと私を囲んでるみなさんが笑う声が聞こえてきます……。  
 
「あ、後さ、えっちして触られてると乳首黒くなるって聞いたんだけどそっちも確かめる?」  
 
「そうね。それじゃぁスカートごと脱がせてあげなきゃ」  
そう言って、私のスカートを脱がせようとベルトを緩めはじめました。……クラスのみなさんの前で裸にされるなんて絶対に嫌だったけれど、私が抵抗したら、  
またぶたれたりすると思うと何も言えなくなります、何も出来なくなります……。  
 
スカートを脱がされて、ブラウスの裾で少しだけ隠れてるけど下着がみなさんの前にさらされます……。   
結佳さんが私の下着の股間の部分を指で押したりつついたりします。私の方を見上げて少し笑ったかと思うと、次にショーツを下ろされました。  
 
「橘さん生理中だったんだぁ。……いつから始まってるの?」  
わたしはもう目を開けていられなくなりました……。皐月ちゃん達にアソコを見られるのもすごく嫌だったけれど、こんな大勢の人の前で……。  
 
「橘さんってば、いつから生理始まってるのって聞いてるんだけど?……それともあたしの言ってる事が分らないのかなぁ」  
そう言ってわたしのショーツから剥がしたナプキンで頬をパシパシと叩かれました。私はまた暴力を振るわれるのが怖かったから「せ、先週くらいからです……」  
と消え入りそうな声で答えました。  
 
「ふぅん。……じゃああのパンツ穿かないでミニスカートにしてた時から始まってたんだ?」  
私がうつむいて黙っていると「ねえそうなんでしょ?」とキツイ言い方で尋ねられたので、私はうなずきました。  
 
「えーっ?なに考えてるのー、おっかしー」  
 
「でもさぁ。真面目な子ほど裏では変な事してるって言うじゃん?」  
 
私を嘲る声や嘲笑、蔑む声が聞こえてきます。目を閉じていても声だけは聞かないようには出来ません……。  
むしろ目を閉じていると、他の感覚は研ぎ澄まされるということを聞いた事もありました。  
 
「じゃあ橘さん、そこで横になってくれる?」  
私はハッとして目を開けると、結佳さんは私の机の方に目配せしました。  
 
「え?で、でも……」  
 
「まあたしかにちょっと無理があるかな。」  
 
「じゃあこうしたら」と、誰かが私の机と隣の結佳さんの席をくっつけました。「ひゃっ!?え?あ……?な、なにをするんですかっ!?」  
私は一瞬何が起こったのか分りませんでした。私の両脇を抱え込んでいた子と、結佳さんが私の足を抱えて、私の体を持ち上げたのでした。  
机の上に寝かされた私の足首を、後ろの子が掴んで、足を開いたまま後転するような……とても恥ずかしい格好にされました。  
……私からも自分のアソコが見えてしまってる。みなさんにも丸見えなんでしょう……。お尻の穴まで見えてしまっていることでしょう……。  
 
……死んでしまいたいくらい恥ずかしかったけれど、ここで暴れたりしたら余計にひどいことをされる……。だからわたしは……  
 
「……う、うぅ……早く、調べるんでしたら早くしてください……。わたし、本当に援助交際なんてしてないですから……」  
アソコを調べて、男の人とした事があるのか判断出来るかなんて私には分りません。だから、判断なんてどうでもいいいからこの地獄みたいな時間が早く終ってほしかったです。  
そうじゃなくってみなさんの気が済むまで私は嬲られるのでしょうか……。  
 
「……アッ! ……ッ!」  
私のアソコを広げようとして、痛い感じがしたので小さな悲鳴を上げてしまいました。  
 
「あ、痛かった橘さん? ……だって橘さんのアソコ、子供みたいにぴったり閉じてて中が見えないんだもん」  
結佳さんがそう言うとクラスのみなさんからきゃははという笑い声が聞こえてきました。  
……クラスのみなさんの前で下着を脱がされて、アソコをさらされて、バカにされて……。泣いてもどうにもならないけれど涙が止まりません……。  
 
「えっと、これが大陰唇だっけ?」  
 
「ええ?違うんじゃない?それって小さい方じゃなかった?」  
 
「どっちでもいっか。 ……じゃあこの奥の方の穴の周りのがそうかな?」  
 
「……ウッ……っッ!」  
アソコを強引に広げられ、乾いた指で性器に触れられるのは擦れて痛かったです……。  
……だから未知留ちゃんは舌で舐めたり、指を十分に濡らしてから触れるようにしたんでしょうという、どうでもいい事を思いました。  
 
「アウぅッ!?い、いた……いッ!!」  
そんなことを思っていると、結佳さんが未知留ちゃんがしたように、私のアソコに指を入れました。  
……でも結佳さんの指は濡れていなかったので、すごく擦れる感じがして、未知留ちゃんがした時のように変な感じじゃなくって、痛みと異物感がするだけでした……。  
 
「……この指にあたってるのがそうなのかな?」  
私の反応を確かめるように結佳さんは、アソコに入れた指を動かしたり出し入れするようにしました。私はその度にうめき声を出して、瞳からは涙をぽろぽろとこぼします……。  
 
「じゃあこれを裂いて血が出たら処女って事でしょ? ……橘さん?指で裂いてみてもいい?」  
 
「い、いやッ!やめて……ッ!やめてください……ッ!」  
体を傷つけられるのが怖かったけれど、処女を人の指で破られるのはもっと嫌でした。……私も初めての時は好きな人と……それくらいの願望はあったから。  
指で処女を奪われてしまうのと、好きでもない男の人に初めてをあげるのは違うとも思いますけど、  
それでも、この地獄がまだ続いても、処女っていうのは大切なような気がしたから……。  
 
「橘さんが援助交際してないって疑いは晴れないけど、いいの?」  
私は、それでもいいですからどうかやめてくださいって、それだけは許してくださいって懇願しました。  
 
「そう?ならいいけど。 ……次は一応おっぱいも見せてもらうからね」  
紐ネクタイとブラウスのボタンを外されて、今度はブラジャーを着けた胸がさらされます……。直ぐにブラジャーをずらされて、乳房がみなさんの前であらわにされました……。  
 
「うーん。こんなものかと思ってたけどやっぱりこのくらいかぁ。Bカップ……は無いでしょ?」  
 
「橘さんってあたしらのいっこ上なんだよね?それなのになんでこんなにおっぱいもちっちゃいし、アソコも赤ちゃんみたいなの?」  
 
「っていうかぁ、ほんとはいくつなのさ?」  
また笑い声が起こります……。  
私は1歳年下のみなさんと比べても背は低いほうだし、体の発育も良い訳じゃありません。  
……お母さんとお父さんは「一夏ちゃんはのんびり屋さんなとこがある」なんて言ってくれてますけど、本当のところは小さい頃、体が弱かったのが原因じゃないかと私は思ってます。  
 
「乳首の色は全然普通だけど」  
誰かがそう言って私の胸を乱暴に揉みしだいたり乳首を引っ張ったりしました。「……つ……ぅ」痛かったけれど、私は声を出さないように目をぎゅっと閉じて、歯を食いしばって我慢しました。  
……乳首を指先で弾かれたりもしました。  
 
「やっぱ男の人とした事なんてないんじゃない?こんな子供みたいな子とヤッたって面白くないって」  
 
「でも最近変な人が多いから橘さんみたいな小さい子がいいっていう奴もいるかもしれないよ?」  
 
みなさんが私の体をバカにするような事を言ってきます……。その言葉は一つ一つが私も胸に刺さるものばかり……。こんな風に辱められて、バカにされて……。  
……たしかに前から私に対して親しみを感じてくれている人は多くなかったのかもしれないけど……。……だからって、こんなちょっとしたきっかけで私にここまでひどい事をするなんておかしいです……。  
 
 
「……そうだねぇ。変な人だったらコッチの方に入れるとか……」  
 
「ひっ!?……ア、あッ……」  
今度はお尻の穴をボールペンで突付かれて、私はびっくりして声を出してしまいました。  
 
「ヤダぁー。橘さん、お尻の穴で感じてるの?いやらしいんだー」  
そうじゃなくって、驚いて声を出してしまったんですって言ったけれど「ウソ、感じてたんでしょ?」とキツイ口調で問い詰められました。私は「……そんなことありません」と言うと  
 
「うそばっかりー! ……ほらほら気持ちいいんでしょ?」そう言われ、お尻の穴にペンを無理やり入れられました。  
「しっかり入っちゃってるよ?これなら男の人のアレでも入るんじゃない?」  
 
「ッ……!? っぁ……ッ!」  
 
「もう一本くらい入ると思ったんだけど無理かな。」  
私のお尻の穴にボールペンをもう一本入れようとしていました。私は痛いから、無理ですから止めてくださいって泣きながらお願いしました……。  
 
「こんなんじゃ男の人のアレなんて入る訳無いか。……ところでこのボールペン、全部お尻の中に入れたらどうなるんだと思う?」  
そう言って私のお尻の穴に半分くらい入っているボールペンを指で軽く押し込みはじめました。  
ノック式でボールペンの先は出てなかったけど、そんな事をされるのは嫌です……。  
 
「……ぅ……や、やめて、ぬ、抜いてください」  
 
「どーしよっかなぁ〜」と言ってボールペンを出したり入れたりするようでした……。  
 
「じゃあ橘さん、自分で抜いたら?」  
 
「そ、それじゃぁ……」  
私が体を起そうとすると、しっかりと抑えつけられて体をよじるくらいにしかなりませんでした。私が懇願するような視線を向けると  
 
「そのまんまの体勢だって出来るじゃない?お腹に力入れてさぁ」  
 
「! そ、そんな……」  
 
「それなら中に入れるから今度トイレで大きい方する時に一緒に出したら?」  
 
「……う……」  
早く終ってほしかったです。だから私はお腹に力を入れて、トイレで大きいほうを出すようにして、お尻の穴に入りかけてるボールペンを出そうとしました……。  
……でも上手くボールペンは出ないでお尻の中にまた少し入ってしまいました。  
 
「なに?そんなにお尻でくわえ込みたいの?」  
違うんです、上手くいかなくって……。 そう言ったけれど、また私を蔑む笑い声が聞こえてきます……。「じゃあほら、こうしてあげるから……」  
 
「え?きゃっ!?」  
 
今度は体を持ち上げられて姿勢を変えさせられました。「これならしやすいでしょ?」  
今度はかがみ込むような体勢……和式トイレで用を足す時の格好にさせられました。……それも机の上で、ブラウスのボタンを全部外して、ブラジャーをずらされて、アソコをさらして……お尻の穴にボールペンを入れられたまま……。  
クラスのみなさんの前で……。  
 
みなさんの視線が集まる……。この状況を早く終らせるにはするしかありません。早く解放されたかった。私はまたトイレで大きいほうをするみたいにお腹に力を入れます。  
 
カチャっていう音がして、気持ち悪さは残ったけれどあらかさまな異物感はなくなりました。私のお尻に入っていたボールペンが床に落ちたのです。  
 
「アハハハハハ! そっかー。橘さんはトイレでこうやってするんだー」  
 
「お尻は拭かなくていいの?」  
 
ひとしきりみなさんにバカにされて笑われると「いつまでその格好でいるの?ずっとそのままでいたいんならいいけど」と言われて  
、私は机の上から降りてショーツを穿いて、ブラジャーを直しブラウスのボタンを閉めて、制服を着ました。  
 
「あ、そのボールペンは橘さんにあげるね」  
 
私はそのボールペンを拾ってふらふらと教室を出ていきました……。  
 
ボールペンを廊下に置いてあるゴミ箱に捨ててどこへ行くでもなく、校内で人気の無いところへ向かいました。  
……遺書を書いて自殺する事も考えましたけど、そんなことをしても何も解決しない。自分で死ぬなんて本当に逃げるだけです。お父さんとお母さんも悲しむし……。  
……恥ずかしさや惨めさだけじゃなくって、今は他人に対する憤りや怒りといった感情ばかりが私の中に渦巻いてる……。   
高等部、大学に進学していずれみなさんと別れたら、終るんでしょうか……。それとも一月もすれば私をいじめる事に飽きるんでしょうか……。  
 
そんな事を考えながら、どうしていいのか分からなくって声を押し殺して泣いていると不意に肩を叩かれたので、驚いて振り向くと皐月ちゃん達が立ってました。  
 
「一夏ちゃんお昼休み終わっちゃうよ?……あ、でも今日からそのまま文化祭の準備になるんだっけ」  
 
私は皐月ちゃんに気持ちの丈……いいえ、憤りをぶつけようとも思ったけれど、そうしたらまたぶたれたりする事は分ってましたから何も言わないで黙っていました。   
「何?何か言いたい事でもあるの?」って聞かれても私はいいえと答えました。  
<抵抗しないからいじめられる>……そうじゃなくって、何をされても何を言われても抵抗しない事にしました。私が嫌がったり泣いたりするのが面白くっていじめているんでしょうから……。  
だから、抵抗しなければその内いじめるのにも飽きるってこの時は思ったんです……。  
 
「じゃあ教室で一回各班ごとに分かれたら……そうだなぁ、体育館に集合ね。」  
 
「で、でも、文化祭の準備が……」  
 
「……大丈夫です。……私たちは蛍子ちゃんを除いて、今日は特に何も無いので他の班のお手伝いをする事になってますから……。」  
 
「そうでしたら、他の班の方のお手伝いをしないといけないんじゃ……」  
 
「もう、一夏ちゃんは真面目なんだからぁ。三年生の子に話聞いたんだけど結構適当にやってるみたいだよ?一人や二人居なくなっても大丈夫だって」  
 
「……でも……」  
 
「嫌なら別にいいんだけどね。文化祭の時に一夏ちゃんの写真展でも開こうか?」  
 
「……分りました」  
 
こうして私たちは文化祭の準備時間を……サボって体育館へと向かいます。廊下で出し物の準備とかをしている子を見ると、  
何だか遠い世界での出来事っていうか自分には全然関係ないことのように思えてきてしまいます……。  
 
体育館に着くと、そこは今の時間は使われていなくってガランとしていました。……私はこれからここで何をされるのでしょう。   
「こっちだよ」って言われて連れて行かれたのは体育館倉庫。平均台とか跳び箱、バレーのネットやボールがあります。  
 
「一夏ちゃんお昼休みは楽しかったねー。」  
 
「私笑いすぎてお腹痛かったよー」  
皐月ちゃん達が、私が援助交際をしてるなんていうデタラメをクラスのみなさんに話したから……いいえ、それだけでみなさんがあんなひどい事をするなんておかしいです。  
きっと、私にひどい事をするようにっていう差し金もしたのでしょう……。  
 
黙っていると体が急に痛くなって息が出来なくなって私はかがみこみました。……皐月ちゃんに思い切りお腹を殴られたのです。  
 
「ぅぐっ……、ぐ……!」  
 
「なあに一夏ちゃんその顔?あたし達と話すのそんなに嫌なの?」  
今度は髪の毛を乱暴に掴まれて無理やり顔を皐月ちゃんの方に向けられました。……そこには見た事も無い皐月ちゃんの表情がありました。  
……目を細めて唇の端を歪ませて笑ってるような……。二日前は私に暴力を振るってる時でも、瞳に邪気は無くこんな表情をする事はありませんでした。  
……私は怖くて皐月ちゃんの顔を見る事が出来ません……。  
 
「人と話す時は相手の目を見るって知らないの?ねぇ?子供でもそのくらい出来るよ?」  
 
「あぅッ!ご、ごめんなさいッ!皐月ちゃんごめんなさいッ!」  
私は髪の毛を掴まれ乱暴に頭を揺すられました。  
 
「しょーがないよ皐月ちゃん。 ……だってほら、こんな子供っぽいパンツ穿いてる子だし」  
今度は蛍子ちゃんが足で私のスカートをめくって、そのままつま先で私のアソコを突付いたり蹴ったりしてきます……。悔しかったけれど、何か言ったらもっと酷いことされる……だから私はじっと我慢するだけです……。  
 
「それじゃぁせめてあたしたちが子供っぽいパンツを色っぽくしてあげよっか?」  
 
「皐月ちゃんってばエッチだよ〜。それでどうするの?またTバックにするの?」  
 
「それでもいいんだけど、もっとエッチに染みでも作ってみようと思って。 ……一夏ちゃん、前も授業中にオナニーしてパンツに染み作ったしさぁ。   
……じゃあ一夏ちゃん、服脱いでくれる?あ、パンツは脱がなくていいからね」  
 
「……はい……」  
 
性的な事をされるのは嫌な事に変りは無いですけど、教室で大勢の人の前でされるよりはいいって思うようにしました。それに抵抗しなければ痛い思いはしなくて済むから……。  
……痛い思いをするのが嫌だから、怖いから人の言うとおりにするなんて動物と同じ……。  
こうしておもちゃにされる私は人間じゃないみたいです……。そんな自虐的な事を考えてしまいます……。  
 
制服を脱いで、ショーツと靴下、それと上履きだけの姿になると、寒いのと怖いので体が震えてきます……。  
 
「……これなんかどうかな?」  
蛍子ちゃんがガチャガチャと引きずりながら何かを私たちの前に置きました。障害物競走の時に使うハードルです。  
大き過ぎて使っていないものはグランドの倉庫じゃなくって体育館の倉庫に保管してあるようでした。  
 
「平均台だとちょっと痛くなさすぎるだろうし……でもこれじゃちょっと安定しないかな?」  
平均台じゃ痛くなさ過ぎる……。これから私はこのハードルを使って痛い事をされるんだと思うと不安で憂鬱で……。  
 
「一夏ちゃん、これにまたがってくれる?」  
 
「あ、あの、これ、私の足より……それに、背伸びしても……」  
ハードルの高さは私の股下よりも高くて、背伸びしたってこれにまたがる事は出来なさそうです。……それに金属で出来たハードルです。  
これにまたがったりなんかしたら、アソコとお尻に食い込んですごく痛そう……。  
私が許しを請うような目を向けると  
 
「しょうがないなぁ。……じゃあ蛍子?そっちの足持ってくれる?」  
 
「りょうかーい」  
 
「きゃぁっ!?」  
皐月ちゃんと蛍子ちゃんに片足ずつ持ち上げられて、私はバランスを崩しそうになります。「落っこちないようにちゃんと肩に捕まっててね」私は言われた通りにしました。  
 
「じゃあ下ろすよ。……せーの……」  
 
「! うくッ!!ぎッ……!」  
金属製のハードルの上にまたぐようにして下ろされます……。私が痛くって逃れようと体をよじらせると「あんまり動いて倒れちゃったりしたら……どうなっても知らないからね?」  
……私が抵抗したらもっとひどい事をされる。それなら痛いのも嫌な事も最小限に出来るのなら始めから抵抗しなければ……。  
「分った?」って念を押されて私はコクコクと必死にうなずきました。  
 
「手はこの縄跳びで縛るとして、足はどうやって固定しよっか」  
 
「このままじゃバランス悪いもんね。」  
 
カシャァン  
 
「いッ!?……くぅ……ッ」  
蛍子ちゃんがそう言って私が跨っているハードルを軽く蹴りました。……その衝撃は私の股間に伝わって、私は声を上げてしまいます……。  
目を閉じて歯を食いしばって我慢していると、髪の毛を掴まれてグイと無理やり目の前の蛍子ちゃんの方に顔を向けられます。  
 
「気持ちよかったらもっと声出してもいいからね。」  
目の前にある蛍子ちゃんの表情はさっきの皐月ちゃんみたいに怖いような残酷な表情で、今まで見た事も無い……いいえ、丸っきり別人のようでした。  
 
「……いいですか、蛍子ちゃん……?」  
 
今度は未知留ちゃんが私の目の前に立ちます。……表情の変化が穏やかな未知留ちゃんからは顔の表情で雰囲気を感じるのは難しいけれど、  
やっぱり私の知ってる優しい未知留ちゃんじゃないような感じがします。 未知留ちゃんは「……髪の毛が傷んでしまうかもしれませんが……」と言って、縄跳びで私の髪の毛を  
頭の上の両側で結んで、ツインテールの髪型にしました。  
 
「かわいいー。一夏ちゃんツインテール似合うんじゃない?」  
 
「それにこうすると一夏ちゃんの弱点の背中が……」  
 
「きゃぅッ!?」  
蛍子ちゃんに背中につつーっと指で撫でられて、私は背筋を仰け反らせて反応してしまいます。……動いたせいでまたがっている金属のハードルに股間が食い込んで擦れて痛くって……。  
こうやって指で体を触られるとどうしても体が反応しちゃう……。無理でしょうけど触られても我慢しないと……。  
 
パァンッ  
 
「ひぃっ!?」  
 
今度は違う感覚……痛みに驚いて体をよじらせてしまいました。手の平で背中を叩かれたのかと思ったら、皐月ちゃんが縄跳びで私の背中をぶったのでした。  
……髪の毛をツインテールにされたのは、縄跳びでぶつ時に私の髪の毛が邪魔になるからだったのでしょうか……。  
……蛍子ちゃんも私の正面に回って私の体に縄跳びを振り下ろしました。胸やお腹……敏感な乳首の辺りを集中的にぶたれ続けました。私はその度に出さないようにしてたけど悲鳴をあげます……。  
 
「……ちょっと疲れちゃった。一夏ちゃん、実はぶたれたりするの好きなの?やめてとも言わないし、声出して喜んでるし」  
 
「……ハァ……ハァ……そんな事、ありません……」それじゃぁやめてくださいって言ったらやめてくれれるんですか?そう聞こうと思ったけれど言わない事にしました。  
「ふーん。まあいいや。……そうだ、教室からこんなの持ってきたんだけど」皐月ちゃんが私に見せたのは金属製のクリップ。  
……先週蛍子ちゃんにされた事を考えると、これを使って何をされるか想像が出来て……私はお願いですからやめてくださいって言ったけれど  
 
パチン  
 
「いッ……ぎッ……!さ、皐月ちゃん、痛いですッ!!」  
 
「一夏ちゃん痛いの好きなんでしょ?じゃあいいじゃん」  
そう言って私の乳首を挟んでるクリップを引っ張ったりしました。私はあまりの痛さに我慢出来なくって、体をよじらせてしまいます。  
……そうすると今度はハードルに食い込んだ股間が痛くなってしまって……。  
 
「つけてる内に慣れるって。……あ、未知留ちゃん、ローソクは持ってきてくれた?」  
 
ローソクっていう単語を聞いて、私の体にさらに戦慄が走ります。ぶたれたりされるのも痛いし怖いけど、今度は火を使ってどうしようというんでしょう……。  
 
「い……いや、やめて……やめてください……」  
語尾はしゃくり上げていたので声になったかどうか分りませんでした。スプリンクラーはあるけれど、あれは煙と熱に反応するものだから、異常を察知するという可能性は低いし、  
もうこんな姿を人に見られてもいいから痛いのは嫌……。  
私は大声で助けを呼ぼうとしました。  
 
「安心してよ一夏ちゃん?何も一夏ちゃんを火あぶりの刑にする!……ってのじゃないからさ」  
 
未知留ちゃんがカバンから太くて短い、アロマか何かだと思われる青色のローソクを取り出して火をつけました。   
 
「ほーら、一夏ちゃん、いい匂いでしょ〜?」私の顔に火が付いたローソクを近づけます。私は怖くって怯えるしかありません……。「でもこれスプリンクラー、大丈夫かな?」皐月ちゃんは天井を見上げました。  
 
「……一定の濃度の一酸化炭素や二酸化炭素、それに熱源に反応するそうです……。……ここで喫煙をしていた子の話だとタバコの煙くらいなら大丈夫みたいです……」  
 
「そっか。なら大丈夫だね。……フフフフ……」皐月ちゃんが私の後ろの方に回りました。私は何をされるのか不安で、股間がハードルに食い込んで痛かったけれど、皐月ちゃんから目を離すことが出来ません……。  
 
「そんなに怖がらなくていいってば。……ほら?この燃えてるローソクをこうして傾けるでしょ?……そうすると融けたロウが垂れて……」  
 
「ぎゃっ!?熱ッッ!!」  
 
融けたロウを背中に垂らされて、私はその熱さに驚いて、逃れようと体が反応してしまいます。またがったハードルがカシャァンと音を立てたけれど、  
私にさらなる苦痛を与えるだけで逃れる事はできませんでした……。  
 
「……普通のローロクよりは低温で融解するものだと思いますけど……」  
 
「あ、皐月ちゃん私もやってみたーい。貸して貸して」  
蛍子ちゃんが皐月ちゃんにローソクを手渡されて「……この乳首のとこに垂らしたらどうなるのかな〜?ヤケドしちゃうのかな〜」  
 
「蛍子ちゃん……やめ……やめてください……」裏返ったような悲鳴のような声で私は懇願したけれど、蛍子ちゃんは止めてはくれずに、  
私の乳首にロウを垂らしました。「アッッ!熱づッッ!!」私は悲鳴を上げて体を仰け反らせました。 バランスを崩しそうになると、皐月ちゃんが私の肩を支えてハードルが倒れないようにします。  
……もう片方の乳首にもローソクを垂らされました。熱くて痛くて……。  
 
ひとしきり体中にローソクを垂らされた私は今度はマットに寝かされました。痛いのはもう嫌……。それならいやらしい事をされる方がまだ……。  
 
「う゛ッ!?」  
体を投げ出していると蛍子ちゃんが私の体の上に座りました。無遠慮に体重をかけられたので私はうめき声を上げてしまいます。  
今度は私のショーツ越しにアソコを触ったり、ショーツの中に手を入れたりしました。何回もされている事でも「ひゃっ」って私は小さな悲鳴を上げてしまいます。  
 
「これおしっこだよ〜。一夏ちゃんお漏らししちゃうくらいよかったのかなぁ、たたかれたりする方がぁ」  
私は怖さと痛さで失禁していました……。先週の時みたいに絶頂に達した瞬間、気が抜けてしまってお漏らしをしてしまったのとは違って……。  
 
「色っぽくなるどころかパンツにおしっこの染みなんて作っちゃって余計に子供っぽくなっちゃったね」  
少しだけ落ち着きを取り戻すと、ショーツの股間の部分が濡れて肌に張り付いて気持ち悪い……。……私のアソコから出た液とは違って、  
乾いたらハッキリと黄ばんだ染みになってしまいます。……無理やり絶頂まで昇りつめさせられてお漏らしをしてしまった時も恥ずかしかったけれど、  
ショーツを穿いたままでなんて本当に小さな子供みたいで……。  
 
乳首に付けられていたクリップを外され、後ろで縛られていた手も解放されて私は制服を着る事を許されました。今日はこれで終わりなのでしょうか……。でも明日からまたひどい事をされるんでしょうか……。  
 
 
特別な委員会や準備が無い子は7時間目の授業が終る時間に下校する事になります。私たち四人は特別な委員会も無いのでいつも通りの時間に下校します。  
……今日はほんとうに人生で一番嫌な日でした。援助交際をしているなんて噂を広められて、それを確かめるという理由でクラスのみなさんの前で裸にされて、  
アソコの奥まで見られて、指を入れられて……それで……それで……。もう思い出したもないけれど、私の惨めな姿が鮮明に思い出されます……。  
 
こうやって四人で歩いていると、そんな事は遠い世界での出来事のように……いいえ、今私がいる場所が遠い世界みたいです。  
 
「ねえ一夏ちゃん?」  
 
「……は、はいっ。なんでしょうか?」  
不意に声をかけられてびっくりして顔を上げると「今日もちょと寄り道しようと思うんだけどさ」  
寄り道……。また私は嫌な事をされるんだと思うとより一層憂鬱な気持ちになります……。  
 
「お母さんが心配するから、あまり遅くならないのであれば……」  
 
「ん〜〜……今からだったら、6時くらいにには帰れるかな?」  
そう告げられて私はお母さんに電話をして「今日は家に帰るのは6時くらいになります」って伝えました。  
……理由は特に聞かれなかったけれど「未知留ちゃん達も一緒なんでしょう?」って聞かれて「はいそうです」って言うと「それじゃ気をつけてね」と特に心配した様子もないようでした。  
 
「あの……どこへ行くんですか?」  
 
「もうちょっとで着くよ〜」  
先週は下着を穿かないで、足の付け根が見えてしまいそうなくらい短いスカートで電車に乗って、他のお客さんの前で足を開くように命令されて……。  
今日はどこで何をさせられるのか、私は不安で足が震えていました……。  
 
しばらく歩いて皐月ちゃん達の足が止まったのは由比ヶ浜にあるマンションの前。「ここだよ」と言って中へ入って行きます。エレベーターで上の階に昇って、一室の前で止まります。  
……私の心臓はドキドキと周囲に聞こえるんじゃないかって思うくらいに高鳴ってました……。  
これから起こる事が何なのか、私は頭のどこかで理解していたのかもしれません……。  
 
「じゃああたしたちはこれで帰るから」  
 
「え……? え?」  
 
皐月ちゃん達がエレベータに乗って居なくなるのと同時に、私が立っていた部屋のドアが開いて、私は驚いてアッと悲鳴をあげてしまいました。  
ドアの前には大学生くらいだと思う年齢の男の人が立っていました。  
 
「あッ…。あの、すいません……」  
どうしたらいいのか分らなくって、そこからすぐに立ち去ろうとすると  
 
「橘一夏……ちゃんでしょ?」  
 
「えッ!?」  
私は知らない男の人に名前を呼ばれて目を丸くしました。……ほんとうはこの時にこれから起こるであろう事を直感していたんだと思います。どうしてすぐに逃げ出さなかったんでしょう……。後悔しても仕切れません……。  
 
「話は聞いてるから先ずは入って」  
この部屋に入ったら絶対よくない事が起こる。誰がどう考えても分る事なのに、私はここでも躊躇して逃げ出す機会を失ってしまいます……。  
私が部屋に入らないで、何か言って立ち去ろうとしてどもっていると、腕を引かれドアの向こうに引き入れられました。  
 
玄関に入ると他に二人の男の人が立っています。……この人達の視線が私の体にまとわりつくようですごく嫌な感じでした。ひとしきり私を品定めをするように……いいえ、本当に品定めをすると  
 
「結構……つうか超カワイイじゃん」  
 
「だから言ったろ?一人10万出した甲斐あったべが?」  
 
「お前は制服着てればなんだっていいんだろうが」  
 
ここまできたらいくらなんでも、私がこれからどういう事をされるか分ります。……私は皐月ちゃん達に、この人達に<売られた>のです。……先週話していた援助交際……。   
……そんな事をするのは絶対に嫌だったから、私はどうにかしてここから立ち去ろうとします。  
 
「わ、わたし……こ、こんな、こと、するなんて知らなくって……。さつ……友達が言っていただけで……。……だから……」  
振り返ってドアノブを回そうとしたけれど、オートロックの解除の仕方が自分の家のドアと違ってすぐに開ける事は出来ません。そうしてるとドアノブを回そうとしている手を掴まれました。  
 
「ああ?聞いてないって?」  
 
「は、はい……イキナリここに連れて来られて……それで……」  
 
「まじかよ〜。こっちはもう金払ってんのに、30万も。多分いじめの一環で送られてんだろうけどなー」  
男の人は本当に困っていたみたいですけどすぐに私を解放はしてくれません。きっとお金を騙し取られたって警察に言ったらこの人達も援助交際をしようとしたという事で捕まってしまうから、  
警察に言う事は出来ません。……私カメラに撮られた映像の事があるからそれは出来ません。  
 
「そ、それじゃぁ、私があなた達に返しますから……30万円。ち、貯金を下ろせばそのくらいはありますから……」  
こんな事で今まで貯めていたお金を使うのは嫌でしたけど、そうするのが一番いい方法だと思いました。損をするのは私だけ。私をいじめる事を目的にしてる皐月ちゃん達は面白くないかもしれないけれど、  
皐月ちゃん達にはお金が残るわけですし……。  
 
これでこの場は何とかなる。そう思ったけれど……。  
 
「別にどうでもいいだろ、コイツの意思なんて。俺らが30万で買ったんだから、それをどうしようってのは俺らの自由だろ」  
冷酷な事を言ってくるのは玄関の前に立ってる人の一人。その人の言葉に触発されるように、私の腕を掴んでる人が、私の腕を掴みあげました。  
 
「いたッ……!は、離してくださいッ!」  
私はそのまま腕を掴まれて部屋の奥へと引きずられるようにして連れていかれました……。  
「きゃッ!」  
寝室らしい部屋に連れて行かれ、私はベッドの上に叩きつけられました。そんなに痛くはなかったけれど、これからどうなるのか怖くて……。  
 
「しっかし流石はお嬢様だよな。中学生だってのに30万くらい自分で出せるなんてよ」  
 
「わかんねぇぞ。この場を逃れたらすぐに警察にチクるかもしれないだろ」  
 
「わたし……警察に話したりしないですから……。し、信用出来ないんでしたら、どなたか私と一緒に来てくれれば……。キチンとお金は払いますから……」  
私もこんな目にあってお金を取られても人に話せない理由があるから……。  
 
「それにお前の友達からはどう扱ってもいいって言われてんだけどな」  
 
「俺も今は金よりもこの子とヤリてーな」  
 
男の人達は嫌な笑いを浮かべて私ににじり寄ってきました。……逃げようとしたけれど、怖くて体が思うように動きません。すぐに私は組み敷かれてしまいました。  
 
「やッ……やめてッ!!離してくださいッ!!本当に警察に話しますよッ!?」  
 
「この状況でどうやって話すつもりかな〜?」  
下卑た笑いを浮かべた顔をが私に近づいてきて、そのまま唇を塞がれました。舌が私の口の中に入ってくる……。  
私の舌に絡み付いてきたり唇をしゃぶられたり……。男の人との初めてのキス……気持ち悪さと嫌悪感でいっぱいでした。こんな形で男の人とのファーストキスを奪われるなんて……涙を堪える事が出来なくって私はむせび泣きました。  
 
私の唇を蹂躙しながら男の人は、制服に手をかけようとしました。胸の辺りをまさぐられたり揉まれた後に、スカートの中に手を入れられました。 私は唇に噛み付いて、足をバタバタさせて男の人を何度も蹴飛ばして抵抗します。  
 
「可愛い顔してやってくれるよ」  
 
「俺はマグロよりはいいと思うけどなぁ」  
 
男の人の唇から逃れ、ベッドの端まで後ずさった私は男の人の立っている場所と部屋のドアの位置……窓の位置を確認しました。  
……ここから逃げる事が出来ないんでしたら、こんな人達の好きにされるくらいなら窓から飛び降りて死んだほうがマシ……そう思いました。  
この人達は自分の欲望を満たせれば私の……相手の意思なんてどうでもいいんでしょう。多分大学生だと思うけれど、誓唯さんと××さんとは全然違う……。  
……××さん……?  
一瞬意識が飛んだようでした。……その行為は私にとって致命的で、足を掴まれて男の人の方へ引っ張られてしまいました。  
 
「ッく!離してッ!」  
 
「泣き叫んでくれると思ったら意外と激しいじゃんかよ。こいつはヤリ甲斐があるな……っと!」  
 
パアン  
 
何が起こったのか一瞬分りませんでした。次に男の人が手を振り上げるのが見えて顔を背けようとしたけれど、その手は私の頬に振り下ろされました……。  
 
「……う……」  
 
皐月ちゃんや結佳さんにぶたれたのとは違う……。頬がすごくジンジンする……。この人達に好きにされるくらいなら死んだ方がいいって思ったけど、やっぱり痛いのは怖い……。  
 男の人が手が動くのが見えて、私は思わず顔をかばう様に両手で覆って身構えてしまいます。  
 
「あんまり聞き分けないと次はグーで殴るぞ」  
 
そう言われて私は何も出来なくなります……。痛いのは嫌……この人達に……されるのも嫌……結局死ぬのも怖い……。もうどうしたらいいのか分らなくなって……。  
「……うぅ……うううううう」  
泣いてもこの人たちも許してくれるとは思えなかったけれど、我慢する事が出来ませんでした。何をしたってどうしようもない……。  
それならこれ以上悪い事にならないようにすれば……。そうやって思ってここまでたっていうのに……。  
 
「取り合えず服脱げよ。抵抗しなけりゃ悪いようにはしないんだからよ」  
 
皐月ちゃん達やクラスのみなさんの前でなら服を脱いだ(脱がされた)りもしたけれど、この人達は男の人。女の子の前で裸になるのも死にたいくらい恥ずかしかったのに、男の人の前でなんて……。  
 
「しょうがねぇ。それなら俺らが脱がせてやるよ」  
 
「あッ!?やっ……!」  
私が何もしないでいると男の人が私を押し倒して制服に手をかけます。すぐに私は制服のジャンパースカートとブラウスを脱がされて下着だけにされました……。  
私の体を男の人達がいやらしい目で見てる……。寒気がして鳥肌が立ちました……。  
 
「おい見ろよこれ、パンツに染みあるぞ」  
私は慌てて股を閉じて手で隠したけれど、他の二人の視線も私の股間に集中しました……。  
 
「手どかせよ」  
 
「……」  
私は無言で抵抗したけれど、手を抑えられて後ろに回されて、男の人のベルトでキツく縛れました……。足を閉じて股間を隠そうとしたけれど、男の人の力の前では抵抗にすらなりません……。  
 
「可愛い顔してやる事やってんのか。パンツにこんな染みまで作ってさ。」  
 
「中はどうなってんのかな? ……おいおい。こりゃ狭そうだぞ。入るのかよ」  
 
「やッ、やだッ!ダメですッ! ……きゃぁッ!?」  
男の人に侮辱されて……。手を縛られた私は抵抗も出来ずにショーツを脱がされてアソコを男の人の前でさらされました……。  
 
「目で楽しむのはもういいだろ。 ……じゃあ次は……」  
男の人達は私の目の前で服を脱いで、下着を脱いで裸になりました。……私は初めて男の人のアソコを見ました。恥ずかしいのもあるけど、  
男の人のアソコって血管が浮き出ててそそり立ってて怖かったから、私は見ないようにうつむきました。  
 
「そいつの顔の上に座るんだ」  
ベッドの上で裸になって仰向けで寝ている男の人を指さしました。  
 
「! か、顔の上って……」  
 
「早くしろ。それとも濡れてないアソコにそのまま突っ込んでほしいのか?」  
 
「う……ううぅ……」  
 
昼間、教室で結佳さんが濡れていない指を私のアソコに入れた時の痛さを思い出してしまいます。……この人が入れるつもりなのは指の何倍の太さもある男の人の……。  
私は改めてこれからされる事を思うと怖くて体が震えてきます……。……初めての人が、好きな人ならこんなに怖くはないんでしょうか……。  
 
「ゆ、許してください……。お願いです……お金なら払いますから……」  
 
「俺らは金が欲しいんじゃなくて君とヤリたいんだよ。だから金まで払ったんだわ」  
 
許してもらえるとは思わなかったけれど、やめてもらえるようにお願いしたけれど、やめてはくれません……。  
私がまたしゃくり上げてると、不意に体が持ち上げられて、悲鳴をあげてしまいます。……背中とお尻に直に男の人のアソコがあたりました。  
恥ずかしさと嫌悪感に襲われたけど、これからもっと恥ずかしくて屈辱的な事をされるのでした……。  
背後から小さな子供におしっこをさせるような格好で抱き上げられた私はそのまま仰向けになっている男の人の顔に座らされました。 ……その人が私のお尻を掴んで私のアソコに顔をうずめるようにしてきます……。  
 
「やッ、やだッ…!やだやだやだやだッッ!!」  
男の人の鼻息が股間に当たって、舌がアソコの割れ目に入ってきて気持ち悪さと恥ずかしさに私は耐えられませんでした……。  
逃れようと暴れても、お尻を掴まれて、もう一人に肩を上から抑えられて動く事は出来ません……。  
 
「あんまり聞き分けがないと……」  
私をぶった一番冷酷そうな人が私の目線に合わせて屈みこんできます。……この人にぶたれた事を思うと体が強張ります……。  
ブラジャーに手をかけ上にずらして、露になった私の乳房の頂点……乳首を指でつまむと、持ち上げるように乱暴に、皐月ちゃんや結佳さんがしたのとは違い、  
本当に力任せに、ちぎれちゃうんじゃないかって思うくらい強く引っ張りました。  
 
「あッッ!ぎっっ!!い、いたぁぁぁいッ!わかりましたッ!私、言うとおりにしますからッッ!!」  
私は服従の言葉を吐いてしまいましたけど、その人は直ぐに私の乳首を引っ張るのをやめてはくれませんでした。   
……最後に思い切り私に乳首を引っ張って、ようやく解放された時には、乳首の周りまで赤く腫れていました。  
 
「ひッ!う……」  
今度は男の人が立ち上がって私の顔に男の人のアソコを押し付けます。……何だか嫌な匂いもしたので顔を背けました。  
 
「これを舐めるんだよ」  
 
「え……?」  
 
「フェラチオも知らないのか。いいか、これをお前の舌で舐めるんだ。わかったか?」  
 
息をする、食べ物を食べる、言葉を話す……うたをうたうための口で男の人のアソコを……。<口に汚いものを入れたらダメ>って小さい頃からの常識なのに、それなのに……。  
……嫌悪感よりも怖さが私を支配して、私は恐る恐る男の人のアソコに舌を近づけました。先の方を舌で舐めるとピクピクと痙攣したように動いて、生き物みたいで怖かった……。  
 
……私は知らない男の人の顔の上に裸で座って、知らない男の人のアソコを舐めてる……。私が顔の上に座ってる男の人が、私のアソコを舐め続けているせいか、  
私が目の前に立ってる人のアソコを舐めるのに集中出来なくなって直ぐに中断してしまいます。  
それがいけなかったのか、男の人はイライラした様子で私の顔を股間に押し付けて「この辺りから舌全体を使って舐めろ」  
と足の付け根……アソコの……玉から舐めるように指示されました。……私は言われた通りに玉から舌全体を使って舐めました。  
……情けなさと悔しさでまた涙が出てきます。私は言われた通りにしたけれど、男の人は不満のようで、一旦私の顔を股間から離したかと思うと、今度はアソコを無理やり口の中に入れられました。  
 
私は口を離そうとしたけれど、頭をしっかりと抑え付けられてるのでそうする事は出来ませんでした。  
 
「んんっ!?んぅぅッ!んんーーッ!」  
 
「歯立てたら殺すからな」  
 
男の人は私の頭を抑えつけて、自分の腰を振ったり私の頭を動かしたりして、私の口の中で男の人のアソコが動きました。  
……何度も喉の奥にあたって咳き込みそうになって、口から離そうとしたけれどそうする事は出来なくって、目に涙が浮かびます……。  
 
「んむぅッ!?んん……ッ!!?」  
 
男の人のアソコの動きが口の中で止まったかと思うと、口の中にどろっとしたネバネバして生臭い液体が流し込まれました。  
……私は口の中で射精されました。……少し喉の奥に入って飲み込んでしまいました。口の中が気持ち悪い……。男の人は私の顎を掴み、鼻をつまんで私の口からアソコを引き抜きました。  
……私の唇と男の人のアソコが白い液体で繋がってる。私は口の中に出された液体を直ぐに吐き出そうとしたけれど、顎と鼻を抑えられて口を開く事が出来ませんでした。  
 
「吐き出さないで全部飲めよ」  
 
「んんぅ……んん……んッ……」  
私は目をギュッと閉じて喉を鳴らして男の人の精液を飲み下しました。……吐きそうなくらい気持ち悪い……。  
 
「じゃあそろそろいいか。十分濡れたか?」  
 
「え?あ、そ、それは……」  
 
「いやー、この子生理中みたいでさ。それにションベン臭くてあんま舐めれなかったんだよ」  
 
「……ッ……」  
嫌悪感に加えて、怖さで少しだけ薄らいでた恥ずかしさに襲われました……。……顔を伏せていたら、すぐに体を持ち上げられて寝かせ直され、  
足を開かされました。……とうとうされる。もう抵抗しても無駄……それなら、この人達の機嫌を悪くしないように大人しく従ってれば……。  
それでも、そう自分に言い聞かせたけれど、怖くて不安で嫌で……。  
……男の人のアソコが私のアソコに押し付けられました。怖さで私の胸は押しつぶされそうでした。  
 
「……うぁッッ! あッ……アァアッ!いたッ……いたぁッ!!」  
 
みちみちと私のアソコを押し広げて男の人のアソコが入ってきます。……初めての時が痛いっていう事くらいは私も知ってました。  
でも、私が想像したいたような痛みとは比べ物にならいくらいでした。……例えるならアソコから体を引き裂かれるような痛み……。  
 
「アッ……アァッ……い、いたいッ!!抜いて、抜いてください……」  
 
「濡れてくりゃ気持ちよくなるんだよ」  
 
男の人は私が痛がってるのに構わないで腰を振り続けてきます……。私は気持ちよくなんてなる筈もなく、お腹に無理やり何かを入れられたような異物感と、  
現実に何をされてるのかっていう嫌悪感と気持ち悪さで……。  
 
「あぅ……あぁ……痛いッ……いたいです……、止めて……もう許して……」  
 
「ぐおおお!キツ過ぎだもっと力抜け!! うおお、やべえ!もう出るぞ!!」  
 
「あ、ああぁ……いや……いやぁ……」  
男の人の腰の動きが止まって、私のお腹の中……子宮の中に精液が注がれました。……膣内で射精されるのがどういう事なのか……私は考えたくもありませんでした。  
……間を置かないで違う男の人が私のアソコに自分のアソコを入れました。……最初は上手く入らなかったみたいだけれど、  
私のアソコに再び激痛が走ってこの男の人は腰を振り始めました。  
 
……私は痛さで声も出せなくなりました。それがこの男の人にとっては面白くなかったのでしょうか、勢いよく私に腰を打ちつけるようにしました。  
 
「うぐッ!? あ……かッ……!」  
膣の奥深くまでアソコを挿入して、子宮の入り口にアソコを打ち付けるように深く出し入れするようにします。……処女を奪われた瞬間とはまた別な  
体の芯に響くような鋭い激痛……。  
 
「うがぁッ……!ぐッ……ウァァッッ!!」  
アソコを引き裂かれるような鋭い痛みと、子宮を何度も打ち付けられて体を貫かれるような激痛に襲われて、全身から脂汗が噴き出て、私は声にならない悲鳴をあげます……。  
 
「いッ……やめ……て……、ふかく……いれないで……」  
 
息も絶え絶えにそう言ったけれど、男の人はやめてはくれずに、私の悲鳴が引き金になったかのように激しく私を犯し続けました。  
……この人たちは私を壊すつもりなんだと思いました……。  
 
……そしてこの人は膣の奥深く……無理やり子宮を開くかのようにアソコを押し込んで射精しました。……私のアソコから男の人のアレが引き抜かれた時に  
、私のアソコからたくさんの精液が溢れだしました。……その白い液体の中には赤色も混じっていました。  
 
……もうどうでもよくなってしまいました。私は体を投げ出して空ろな目で天井を見つめていました。どうでもいいから早く終ってほしい……。  
……次の男の人が私を犯そうと、私の腰を抑えつけました。……私のアソコはヒリヒリしてジンジンして、感覚がなくなりかけていると思います。だから、もうそれほど痛い思いは……って考えていたら……  
 
「ひぃッ!?アッ……やッ、そこは……」  
 
この男の人は私のお尻の穴にアソコを入れようとしていました。……お尻の穴はアソコの割れ目以上に狭くて小さいので、男の人はアソコを上手く入れられないでいました。 ……けれど……  
 
「うぁッ!?アァァッ!!……ダメ、ダメです、裂ける、裂けちゃいます……アァァアッッ!!」  
 
けれど、先端が入ってしまえばとお尻の穴に無理やりアソコを捻じ込まれて、私は悲鳴をあげます……。  
 
「いたいッ!いたいぃッ……うご……動かさないでぇ」  
 
この人達は私を壊すつもり……。それなら私が痛がってもやめてくれる筈はありません。  
 
「あぅ…アゥ……アァアッ!!」  
痛い……お尻の穴が焼けるみたいに熱くて痛い……。  
やがて男の人の動きが止まって、お尻……お腹の中に射精されました。……それでもこの人は私のお尻の穴からアソコを抜かないで、涙で歪む視界の中で私の方を見るとニヤーって笑いました。  
……嫌な感じがしました。  
 
「この子のケツの中でションベンしたらどうなると思う?」  
 
「面白そうじゃねえの?俺も前の方でしてみりゃよかったな」  
 
「え?やだ…やめて、そんな事……いやッ!いやぁあぁぁぁぁッッ!!」  
……私のお尻の穴に入れられてる男の人のアソコが波打つようにして、私のお腹の中に生暖かい液体が流し込まれます……。  
……ひとしきり出し終えると、私のお尻の穴からアソコを引き抜いて、その時に他の男の人もどうなるのか、私のお尻の前に集まります。  
……私のお尻の穴からは男の人のおしっこがきゅっとすぼんだ割れ目の真ん中からチョロチョロと流れ出ました……。  
 
私は処女だけじゃなくって女の子としての尊厳を全部失ったみたいでした。  
……嫌だって言ったのに男の人達と一緒にお風呂まで入りました。お湯に浸かってる間も体を触られたりしました。  
……未知留ちゃん達がしたみたいに胸を触られたり舐められたりもしたけれど、感じるどころか気持ち悪くて  
身震いがしました。  
髪の毛も完全に乾いてないけど、私はすぐにマンションを立ち去りました。……体に男の人の嫌な匂いが染み付いてるような気がします。  
……アソコが痛くて変な歩き方になって家に帰ろうと思ったけれど、こんな顔じゃ、こんな姿じゃ絶対にお母さんに「何があったの?」って聞かれる……。  
今そう聞かれたら、隠そうとしても私は泣き崩れる……。  
 
私はいつの間にか稲村ガ崎公園の崖の前に立っていました。  
 
……死のう。  
皐月ちゃん達からも逃げられない。何より、こんな嫌な思いをした事を生きている限り、ずっと覚えてないといけないなんて……。  
 
……そういえば夏休みもこうやってふらふらとここに来て……。あの時は舞夏ちゃんが……。  
……この命は舞夏ちゃんにもらったものでもあるのに……。  
 
「……舞夏……ちゃん?」  
 
……忘れていた……今までずっと忘れていたなんて……。舞夏ちゃんの事も夏休みの間の<試し>の事も今まで全部忘れていた……。  
 
そんな、事が……。ずっと舞夏ちゃんにもう一度会いたいって思っていたのに……。おかしいです、絶対におかしいです……。今の今まで私は舞夏ちゃんの事を忘れていたなんて……。  
 
……いつ、から?  
夏休みが終ってから?舞夏ちゃんが居なくなってしまったその時からずっと忘れていた……?  
 

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