「不良ネタ!」  
 
 
ヴァリスの戦士・麻生優子が暗黒界の魔王ログレスとの戦いに勝利してから数ヶ月が経過し、 
季節は夏となった。  
激しい戦いの中で弟・良太と結ばれた優子は、普通の高校生に戻り、良太との幸福な生活を 
送っていた。  
 
そんな優子は最近、学園生活において、頭を悩ませていることがあった。  
優子と同じクラスに吉岡、達川、藤元という三人組の不良の生徒がいる。  
優子はその三人の不良に、ここのところ目をつけられていた。  
その三人は、なにかと優子をいやらしい目で見つめる。  
そして優子に、優子の身体についての感想を卑猥で下品な言い方で聞かせ、  
ゲラゲラと笑ったりする。  
優子はその三人に、怒りと軽蔑の思いを抱き、無視を決め込んでいた。  
ある日その三人は優子をひと気のない体育用具室に連れ込み、ニヤニヤと厭らしく笑いなが 
ら、優子に迫ろうとする。  
怒った優子は、幾多の死線を潜り抜けてきた「ヴァリスの戦士」としての、殺気のこもった 
視線で三人を射抜く。  
その殺気と気迫に、三人組は気圧されその場に凍りつく。  
優子は三人を侮蔑の目で見つめ、その場を去った。  
しばし後、恐怖による硬直から回復した三人は、相談を始めた。  
 
次の日、三人組は真剣で悲痛な面持ちで、優子に話し合いを求めた。  
今までと違うその様子に、優子は話し合いを承諾する。  
三人は優子に今までの非礼を詫び、身の上話を始める。  
自分たちは金持ちの息子だが、家庭環境が劣悪で、親への反発心や寂しさから  
いつの間にか不良学生になってしまったのだと。  
涙ながらに訴える三人組に、優子は自分自身を重ね、同情をおぼえた。  
そして優子も自分の不幸な家庭環境のことを話し始める。  
数年前に浮気相手と一緒に失踪した母のことや、家庭を顧みない父のこと。  
大事な弟・良太がいなければ、自分もグレていたかもしれない、ということ。  
優子はいつの間にか涙を流し、三人組は優子を慰める。  
そういった話し合いが暫く続き、優子の心の中にあった三人組への嫌悪感は完全に無くなっ 
た。  
優子にとってこの三人組は今や、似たような境遇の信頼できる友人へと変化したのだ。  
 
優子は吉岡、達川、藤元の三人の手を取って言った。  
「今まであなた達のことを誤解していてごめんなさい。今から私達四人は友達…  
…いいえ…親友になりましょう!」  
 
三人組は笑顔で応え、優子の親友になることを誓った。  
それから優子と三人組は暫くの間、いろいろなおしゃべりを楽しんだ後、和やかな雰囲気の 
まま解散した。  
 
優子が帰った後、吉岡、達川、藤元の三人は顔を見合わせ、ほくそえんだ。  
まさか、こんなにうまくいくとは。  
優子を力ずくでモノにすることを無理だと悟った三人は、からめ手で攻めることを決心し、 
今回の作戦を思いついた。  
三人組は、優子の家庭環境についての噂をもとに、優子の同情を買うような嘘の身の上話を 
作り上げて話して聞かせ、同時に自分たちは実は良い人間なのだとアピールした。  
すると思惑通りに優子は、自分たち三人に心を開いた。  
そして見事に、優子の親友になる事ができたのだ。  
三人は優子をモノにするときのことを思い、厭らしい笑みを浮かべた。  
 
この日の夜、優子は寝床で、今日の三人組とのことに思いを巡らせていた。  
今日はなんて素晴らしい日だったのだろう。  
最低だと思い軽蔑していた人たちが、実はとても良い人たちだった。  
それも自分と似たような境遇で、自分のことを理解してくれる素晴らしい人たち。  
今までは嫌な面ばかり見えていたけれど、それは自分の思い違いだった。  
今日いろいろな話をしたけれど、三人とも、とても明るくて無邪気で爽やかな好青年という 
感じだった。  
今まで淫猥な言葉でからかわれたり、体育用具室で迫られかけたりしたけれど、それも悪い 
家庭環境のせいでヤケをおこして、少し暴走していただけなのだ。  
あの人たちは、本当はとても紳士的な人たちなのだから。  
素敵なボーイフレンドが三人も一度にできたなんて、本当に素晴らしい日だ。  
(良太にはちょっと悪い気がするけど、グループでお付き合いする只の友達……只の親友な 
んだから、別に良いわよね……)  
 
優子は、完全に三人組の術中にはまっていた。  
 
それから数日の間、優子は新しくできた三人の親友たちと親睦を深めながら、毎日の学園生 
活を楽しく過ごした。  
休み時間におしゃべりしたり、昼食を共にしたり、一緒に下校したり……  
一緒に過ごせば過ごすほど、話せば話すほど、この三人が話も合うし、良い人たちだという 
ことが分かる。  
いまや優子にとってこの三人組は、完全に心を許し合える、なくてはならない親友となって 
いた。  
 
もちろん、そんな風に思っているのは優子だけであった。  
この三人は、とにかく優子に信頼させるために、良い友人を演じているだけにすぎない。  
この三人組の家は資産家であり、三人は親の財力にものをいわせ、中学生の頃から女遊びに 
明け暮れていた。  
高校生でありながら、すでに女の扱い方には慣れきっていたのである。  
だから優子と話を合わせたり、優子に気に入らせたりすることなど、この三人にとっては造 
作もないことだったのである。  
そして、ついにこの三人組は、ある計画を実行することにした。  
 
日曜日の午後、優子は三人組のひとり、吉岡の住む家へと向かっていた。  
昨日、みんなで遊びに来ないかと誘われたからである。  
吉岡の家は本当に資産家らしく、プール付きの豪邸であった。  
優子が到着すると、すでに三人組が揃っており、優子を出迎えた。  
本日は家の者が全て出払っており、今この家に居るのはここにいる四人だけだという。  
 
この家に自分と三人の男性しかいないと知り、優子は一瞬緊張をおぼえた。  
しかし考え直し、すぐに気を緩めた。  
(男の人と二人っきりってわけじゃないんだから……四人で居るんだし、何も気にすること 
なんてないわ…)  
四人で居ることが、とても危ないことだと優子には解らなかった。  
 
四人はしばらく、ジュースを飲みながら歓談していたが、おもむろに吉岡が提案した。  
「今日はすごく暑い日だよなぁ。なぁ、みんな!今から、よかったら家のプールで泳がない 
か?」  
達川と藤元も「そいつは、いいや!」「早く、泳ごうぜ!」と同意した。  
 
優子はいきなりの成り行きに戸惑った。  
「えっ、でも…私、水着持ってきてないし……」  
 
そんな優子の手を女子用更衣室のほうに引っ張って行きながら吉岡が言う。  
「大丈夫だよ。来客用の水着がたくさんあるから。好きなの選んで着てくれよ。  
外人の来客用に用意したのがほとんどだから、ちょっと大胆なやつが多いけど、  
まぁ、今時の女子高生が着る分には普通だろ?気にしないで着てくれよ。それじゃ、俺たち 
も着替えて先にプールに行ってるから」  
そして更衣室の扉の前に優子を置き去り、自分は他の二人と共に男子用更衣室の扉に向かう。  
 
「で、でも、その…ま、待って……」  
なおも戸惑う優子が三人組に声をかける。  
しかし三人はそれぞれ優子に、楽しげに声をかけて更衣室の扉の中に消えていく。  
「優子ちゃんの水着姿、楽しみにしてるよ」  
「優子ちゃん、なるべく大胆な水着選んでくれよ」  
「早く着替えて、おいでよ」  
バタンッ…と扉が閉められた。  
 
「あ…………」  
優子はため息をひとつ吐くと、自分も更衣室の中に入っていった。  
 
女子更衣室のロッカーの中には、吉岡の言葉どおり大胆な水着ばかりが、たくさん置いてあ 
った。  
優子はその中から自分に合うサイズで、なるべくおとなしいデザインのものを選んで  
その水着を身に着けてみた。  
そして自分の水着姿の全身を、壁の鏡に映して見てみる。  
 
(や、やだ…こんな水着…大胆すぎるわ…)  
鏡に映る自分の水着姿に、優子は強烈な羞恥心をおぼえた。  
出来る限りおとなしい水着を選んだのに、それは十分過ぎるほどに大胆なハイレグの白いビ 
キニだった。  
ブラはパットが随分と薄く、乳首が布地の内側からツンッと突き上げており、乳首の位置が 
まるわかりである。  
今のところ乳首の色までは透けて見えてはいないものの、水に濡れたらどうなるか分からな 
い。  
ショーツは大きく切れ上がって、お尻も少しハミ出ているし…  
今までにヴァリススーツは別として、スクール水着や地味なワンピース水着しか着たことの 
ない優子にとって、この白いビキニはとても淫猥で破廉恥なものに思えた。  
こんな姿を三人もの男性に見せるなんて恥ずかしくて出来ない。  
それに自分には良太という愛する人がいる。  
良太以外の男性に、こんな下着姿よりも露出度の高い水着姿を見せるということに罪悪感も 
感じる。  
 
(私だけ、「泳ぐのは、やめておく」って、みんなに言おうかしら…)  
いや、それは出来ない。  
せっかく楽しい雰囲気でみんながプール遊びをしようとしている時に、自分だけがそんなこ 
とを言ったら、三人はとても嫌な気分になるだろう。  
プール遊びを提案し、自分に来客用の水着を勧めた吉岡も、恥をかいた様な気分になって傷 
つくかもしれない。  
「親友たち」にそんな仕打ちをすることなど、優子にはとても出来なかった。  
 
優子は覚悟を決めると、同じくロッカーの中にあったヨットパーカーを、水着姿の上から着 
て更衣室を出た。  
そして三人組の待つプールサイドへと向かう。  
 
吉岡、達川、藤元の三人は早々と水着に着替え、プールサイドで優子を待っていた。  
まもなく見れるであろう優子の大胆な水着姿を想像し、三人は皆、期待と興奮に情欲をたぎ 
らせていた。  
着替え終わった優子が、姿を現し自分たちのほうに近づいてくるのを見て、三人は優子に手 
を振りながら明るく「こっち、こっち!」「早くおいでよ!」と声をかける。  
そしてパーカーを着て身体を太腿の半ばまで隠した優子が目の前まで来ると、胸の内にある 
優子に対する欲望をまるで感じさせない、明るく爽やかな様子で優子に話しかける。  
「優子ちゃん、早くパーカー脱ごうよ!」  
「ねぇ、ねぇ!優子ちゃんの水着姿、早く見せてくれよ!」  
「パーカー脱がなきゃ泳げないよ、優子ちゃん!」  
 
優子は三人に急かされ、恥じらいの表情で三人から目を逸らし、少しうつむいた。  
その可憐で純情な仕草がいっそう男達の欲情を煽るとも知らずに。  
こんなに明るく無邪気に、そして爽やかに言われたら、もう断ることなど出来ない。  
「…ええ、そうね………いま、脱ぐわ…」  
優子はパーカーの襟に手をかけた。  
自分の親友たちに、自分の水着姿を見せるために。  
……親友の皮を被った淫らなケダモノ達に、自分の恥ずかしい大胆なビキニ姿を晒すために 
……  
 
優子はパーカーのファスナーを躊躇いがちにゆっくりと降ろしてゆく。  
三人の視線が、自分の露わになってゆく素肌に向けられているのが感じられて、  
優子は恥ずかしくてどうしても俯きがちになってしまう。  
 
以前まだ仲良くなる前この三人組は、自分をいやらしい目で見たり、  
卑猥な言葉でからかったり、体育用具室で迫ろうとさえした。  
もちろん今では誤解も解けて、三人に対しての怒りや嫌悪感は何もない。  
だが三人が、自分の肉体に対して性的な興味を持っていることは  
間違いないだろう。  
さっきも「水着姿、楽しみにしてるよ」などと言われてしまったし、そうでなくても  
普段からこの三人は、自分に対して明るく爽やかにではあるが「スタイルいいんだね」  
とか「綺麗な肌だね」  
という風に、自分を「女」だと自覚させるような、  
自分にしてみれば気恥ずかしいようなことを言ったりする。  
今自分を見つめている三人の視線の中に、間違いなく「女への欲望」が  
含まれている、と思うといやでも胸がドキドキして、頬が紅くなってしまう。  
だがそれは、けっして嫌な感覚ではない。  
 
優子は数ヶ月前に弟・良太と結ばれ、今も身体を合わせる関係を続けている。  
そのためか多くの女性がそうであるように、処女であった頃に比べて、  
性についての考え方が寛容になり男性への認識がかなり変わって、  
より理解を示すようになった。  
『男性が女性をエッチな目で見るのは当たり前』  
『エッチな目で見るからといって、その男性の人柄とは何の関係もない』  
『だから女性は、あまり過敏になる必要はない』  
『むしろそれが賞賛の視線ならば、喜んでも良いぐらいである』  
『見られるということは自分に魅力がある証であり、自信を持って良いということである』  
というような認識を受け入れられるくらいに、今の優子は「大人」になっていた。  
だが、認識はしていても恥ずかしいことには変わりがない。  
成り行きとはいえ、こんな大胆な水着姿を見せるなんて……  
 
でも目の前の三人の男性は、心を通わせた親友たちだ。  
仲の良い友達がグループで集まって、プール遊びをするだけだ。  
水着に着替えるのが当たり前。  
ちょっとエッチな目で見られるのも当たり前。  
それに、水着姿なのは自分だけではない。  
三人だって、もしかしたら自分に見られて恥ずかしいのかもしれない。  
 
(そうよ、恥ずかしがってちゃいけない。堂々としていればいいのよ)  
優子は自分にそう言い聞かせると、ファスナーを下まで降ろしきった。  
そして、できるだけ自然な動作でパーカーを脱いでゆこうと思った。  
前を開いて乳房を晒した瞬間、視線がそこに集中したのが感じられた。  
羞恥心を抑え込み、パーカーの袖を腕から抜いてゆく。  
そして、ついに……優子の水着姿の全身が、三人の男の目に晒された。  
 
男達は優子の姿を見て、たちまち目が釘付けとなった。  
「す、すげぇ……」  
「ぉおーー……」  
「………………ごくり…………」  
感嘆の声を漏らしたり、唾を飲み込んだ後、声も忘れて見入ってしまう。  
(す、すごいぜ……これほどの女だったとは……)  
スレンダーな美しいプロポーション。  
ボリュームたっぷりな谷間を見せる、豊かで美しい乳房。  
すらりと長い手足。  
輝くような瑞々しい素肌。  
そして、それらを引き立てる大胆な白いビキニ。  
 
ブラは布地の面積が少なく、乳房の上下から乳肉が溢れ出している。  
内側のパットが薄いのであろう、二つの乳首のポッチがはっきりと確認できる。  
カップから伸びている細い紐が、首の後ろと背中で結ばれている。  
ハイレグの白いショーツが股間を際どく切れ上がっていて、腰の両側で細い紐がこれまた結 
ばれている。  
美しく可憐で、それでいてなんともエロティックな極上の水着姿であった。  
三人は目の前の美少女に、完全に魅入られていた。  
 
(ダメ、ダメ、恥ずかしがってちゃ……)  
優子は男達のそんな反応や視線に羞恥心を煽られたが、  
それを振り払うように、あえて両腕を後ろに廻し、お尻の上あたりで  
両手を組んで、男達に全身を晒した。  
そして照れ笑いで三人の顔を見つめ、とにかく明るい声を出してみる。  
「ど、どお?この水着。おかしくないかしら?」  
 
一瞬我を忘れかけていた三人は、すぐに「爽やかな好青年」の  
装いを取り戻し、優子に声をかける。  
「おかしくなんかないさ!最高だよ、優子ちゃん!」  
「優子ちゃん、すっげー、いい女だよ!」  
「くううぅっ!セクシーだよ、優子ちゃん!」  
 
「そ、そお?ありがとう……でも、この水着、ちょっと大胆すぎない?」  
 
「何、言ってるんだよ。今時、それぐらいあたりまえ!」  
「プロポーション抜群の優子ちゃんにはピッタリだよ!」  
「本当に最高!色っぽいよ、優子ちゃん!」  
 
「そ、そうかしら……でも、あの……特に、胸が……布が少ないし、薄いし……」  
そう言ってしまってから優子は、自らの言葉で、その恥ずかしい乳房に  
三人の視線を集めてしまったことに気付いて、うろたえた。  
見られている。  
ただでさえ大きくて恥ずかしい乳房を。  
カップから溢れている乳肉を。  
布地を押し上げている乳首の二つのポッチを。  
三人の男に、近くから見られている。  
 
「い、いや……見ないで……」  
優子は思わず弱々しい声をあげて、両腕を交差させて胸を隠してしまい、  
紅くなった顔を三人から背けた。  
 
三人の男達は、優子のその初々しく恥じらう姿に、ゾクゾクとした興奮と感動を覚えていた。  
そして隠された胸を再び見るために、三人は例によって明るく爽やかな声で優子を励ます。  
「大丈夫、大丈夫!気にすることないよ!」  
(くううぅ、可愛いじゃねーか!そそるぜ!)  
「言っただろ?そんなの普通だってさ!隠しちゃダメだよ」  
(こんなにエロい身体で色っぽいのに、反則じゃねーか……)  
「そう、そう。すごく素敵なんだから。見せてほしいなー」  
(畜生!もっと恥ずかしがらせてやりたいぜ!)  
 
「う、うん。そうよね……私、こういう水着に慣れてなくて……ごめんなさい」  
優子は三人の励ましの声で気を取り直し、男達に恥じらいの残る笑顔を見せた。  
「そうね!隠してちゃ遊べないものね!さあ、泳ぎましょう!」  
隠していた腕を解いて、優子は素早くプールに飛び込んだ。  
「待ってよー、優子ちゃーん」  
三人も優子の後を追ってプールに飛び込んだ。  
 
それからしばらく優子と三人組は、プールで楽しく遊んだ。  
誰が一番速く泳げるか競争したり。  
水をバシャバシャとかけ合いしたり。  
水に浸かったままビーチボールでバレーをしたり。  
 
優子は初めのうち、男達の自分の身体に向けられる視線が気になって仕方がなかった。  
特に気にしていたのは、やはりバストのことであった。  
心配していた通りにこの白くて薄いブラは、水に濡れると必要以上に乳房にピッタリと張り付 
き、乳房のラインも乳首の形さえも、よりクッキリと浮かび上がらせた。  
おまけに少し透けており、乳首のピンク色がうっすらと見えてしまっている。  
 
そうでなくても、優子は自分のこの大きな乳房が恥ずかしいのだ。  
布地の少ないビキニに包まれているだけの大きな乳房は、ちょっとした身動きで簡単にプルン 
ッと揺れる。  
プールの水位は腰ぐらいまでなので、水のかけ合いや、ビーチボール・バレーをしているとき 
などは、プルンプルンと揺れる乳房を三人の男達に、まともに晒すことになるのだ。  
 
当然、三人の男達は、優子の乳房や乳首を間違いなく見ている。  
恥ずかしくても、さっき交わした会話の手前、もう隠すことなど出来ない。  
 
(ああ……見られてる……揺れるバストを……乳首の形も、色も……三人もの男性に見られて 
る………………ああっ、いやん……)  
そんなふうに思っていた優子であった。  
だが、優子の身体に視線を向けている三人の男達の反応は、とても紳士的であった。  
何事もないように、普通に楽しくプール遊びを続けている。  
あくまでも三人は明るく無邪気で爽やかな好青年であった。  
親友たちのそのいやらしさの全くない紳士的な態度に、優子はやがて緊張を解いていった。  
そして気持ちがリラックスしてくると、優子の心に、この時間を楽しむだけの余裕が生まれて 
きた。  
かけがえのない親友たちと過ごす爽やかな時間。  
いつも、仲の良い女友達に「真面目すぎる」「堅すぎる」「奥ゆかしすぎる」  
「奥手すぎる」などと言われ続けてきた自分が、  
こうして三人ものボーイフレンドと一緒に水着姿で戯れている。  
明るく暑い夏の太陽の下で、素肌を晒し、無邪気にはしゃいでいる。  
自分の身体を見つめる三人の視線さえも、だんだんと心地良ささえ感じてくる。  
心を開いた信頼している男達に、賞賛の目で見られているのだ。  
最初から、恥ずかしがる必要なんて無かったのかもしれない。  
(なんだか、とても気分が良いわ……夏の太陽のせいかしら……)  
優子はすっかり、開放的な気分になっていた。  
三人組の思惑通りに。  
 
三人組が紳士的に振る舞っているのは、当然、優子に自分たちのことを信頼させ、安心した優 
子を解放的な気分に導くためであった。  
優子に対して無邪気で爽やかな応対をしていても、心の中では優子の肉体への淫欲が渦巻いて 
いたのである。  
(くっくっくっ……まったく、いい身体してやがるぜ)  
(あの揺れるおっぱいが、たまらねーんだよな。早く揉みまくりたいぜ)  
(はぁはぁ……乳首の形が……乳首のピンク色が……はぁはぁはぁはぁ……)  
 
三人組の思惑は徐々に実を結びつつあった。  
 

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