その日はとても静かだった。  
リカは学校の修学旅行、ワルキューレと真田さんたちはヴァルハラ星の会議かなんかで何日か帰ってこない。  
学校で和人は、今日銭湯をお休みにするかぼーっとしながら考えていた。  
そして秋菜はといえば邪魔者が消えたというまさに“グッドチャンス”を逃す訳には行かないと張り切っていた。  
「ねぇ、和人あんたのところもワるきゅーレ達いないでしょ」  
「うん、もしかして秋菜も?」  
「そうよ。」  
「和人は今日銭湯どうするの?」  
「あぁ、いま休もうかと考え…」  
秋菜は和人のそのコトバを発したとたんすかさず  
「じゃあうちでご飯一緒に食べない?」  
数とは自分が話している途中だったのでどうリアクションをとっていいのかわからず戸惑ってしまった。  
数分間の間の後  
「いいよ。今日は家に僕しかいないし。」  
「じゃあ決まりね。」  
 
そしてそのまま時間は過ぎ下校の時刻になっていった…  
 
 
「ねぇ和人、夕飯のメニューどうする?」  
「そうだね・・・じゃあ商店街に立ち寄ってから決めない?」  
「そうね、そうしよっか。」  
そんな話をしながら学校を2人は後にする。  
ゆっくりと商店街までの道のりを歩きながら2人は話を弾ませる。  
それはほとんど秋菜のグチやらなんやらと他愛の無い会話だったのだがふと見せる笑顔に和人は不思議と惹かれていた。  
そして、秋菜の方は、話を聞いてくれているという単純な行為と一緒にそばに和人がいるということで満足している様だった。  
「………あ、もう着いちゃったね。」  
弾んだ話も商店街で少し中断。  
2人は商店街の風景に溶け込んでゆく…  
秋菜は、ハイドラとではなく和人とする買い物に、和人もわるきゅーれとじゃない買い物にまんざらでもない様子だった。  
 
和人も秋菜も一緒に買い物するのも久しぶりであり、今では逆に新鮮な気分にさせる。  
「……じゃあ、おかずはエビフライにしない?」  
「僕はそれでいいよ。」  
「じゃあ決まり。」  
秋菜は食事を豪華にしたりとかして、気を使わせたり変にあやしまれるのを避けるため、なるべく平凡なメニューを考える。  
一応夕食を誘ったとはいえ、まだ普通の関係…  
…何か切ない…  
そんな思いを秋菜はいだく。  
それでも、普通の会話は続く…  
「ほかには何か必要なものある?」  
「う〜ん…」  
和人は、商店街を見回し何かを見つけたようだ。  
「あそこの、イチゴなんかどう?」  
といって八百屋を指差す。  
「デザートなんかにいいかもね。」  
「そうだ、夕飯に誘ってもらったお礼にデザートは僕が作るよ。」  
「本当!?」  
秋菜が嬉しそうに笑う。  
「じゃあ他に必要なものは…」  
そんな事をしているうちに、空は夕暮れの色に染まっていた…  
 
和人は買い物袋を持って秋菜の家のキッチンに入る。  
「和人、袋はそのテーブルに置いといて。」  
「わかった。」  
「ちょっと待ってて、準備するから」  
そう言って秋菜は、包丁とまな板を出したりして料理の準備を始める。  
食材なんかを出す手際も目を見張るものがあり手馴れたものだった。  
「和人のも用意しといたからここでお願い」  
「ありがとう。」  
「何か道具で必要のあるものがあったら言ってね。」  
そんな感じで料理を作り始める。  
和人は秋菜が料理をしている姿をみるのは初めてだった。  
いつも学校や、銭湯で会うような強気な秋菜ではなく、普通に家事をこなす優しい女の子のような印象…  
まして、エプロン姿の秋菜はかわいいんだけど、どこか信じられない様な気持ちが心の中で渦巻く。  
いつのまにかボーっと秋菜のほうを見つめてしまっていた。  
「!!」  
和人と秋菜の目が合った。  
 
「な、何?和人」  
妙な沈黙が2人を包む  
「いや…なんでもないよ…」  
といって苺をフォークで潰してゆく。  
卵白と粉ゼラチンがみえた。和人はムースを作っているようだった。  
もう、なんでこんなときに目が合っちゃうのよ〜変にドキドキしちゃうじゃない。  
和人も平然として、私の気持ちも知らないで…  
和人より秋菜のほうが変に戸惑ってしまっている。  
あ〜指を包丁で切ったりしてドラマみたいにもうちょっとラブラブな展開に〜  
そんな秋菜のそんな妄想は実際起こる事は無かった。  
「できたわよ。」  
「ちょっと待って、もうちょっとで終わるから。」  
ムースを冷蔵庫に入れながら和人はは答える  
ちょうど入れ終わった頃  
エビフライ、サラダ…とだんだんとテーブルの上に料理が並んでゆく  
まるで新婚さんが好きな人に作るような初々しい感じがする。  
ひとまず和人は席につく  
「たくさんあるから遠慮なく食べてね、口に合うといいけど。」  
そう言って箸を渡し秋菜もエプロンをたたんで席に着く。  
そうして2人だけの楽しい夕食が始まる。  
はじめはどっちも緊張していたがいつの間にか箸も進むようになっていた。  
「うん、おいしい」  
そんな風に言ってくれる和人を嬉しそうに秋菜は見守る。  
自分の料理を美味しそうに食べる和人をみるだけで幸せだった。  
「ごちそうさま。」  
そうして、和人は食器の後片付けを手伝った。  
 
少し時間がたった後、和人は秋菜の部屋に自分が作った苺のムースを持っていく  
「はい、どうぞ」  
「わぁ。」  
秋菜は嬉しそうな声をあげる。  
「いただきま〜す。」  
そういってスプーンで口に運ぶ。  
デザートを食べる女の子の嬉しそうな顔マいつ見ても飽きない。  
和人の作った苺のムースを食べる秋菜はとても女の子らしい笑みを浮かべていた。  
和人は、不思議な感覚に浸っていた。  
「ねぇ、和人はどんなタイプの女の子が好きなの?」  
急に秋菜がコトバを発した。  
「え、…どんなって…別に…」  
「もう…」  
秋菜は口を尖らせた。  
「そんな急に言われてもさ………」  
困った様子で、和人は少し赤くなってコトバを濁す。  
「もう、しょうがないわね…。」  
その辺は和人らしいといえば和人らしいのだが、そこまで恥ずかしがる事なんか無いのに…、と秋菜は思う。  
とりあえずまたムースを口に入れる。  
そんな事もあいまって、無意識に秋菜を1人の女性として意識してしまう…  
2人だけの時間はのそう長くは続かないんだと、そんな事が和人の頭をよぎる。  
それでも秋菜は屈託の無い笑顔を見せる。  
秋菜の笑顔を見るとこの笑顔がいつか消えてしまうのではないかとの不安から  
和人は不思議な衝動に駆られる…  
・・・静かに鼓動が高まってゆく・・・  
いつの間にか和人が秋菜を強く抱きしめていた。  
 
「秋菜…」  
「きゃ…和人…」  
いきなり抱きしめられて秋菜の戸惑う声もまた可愛い。  
それに秋菜の身体は思ってたよりも柔らかく女の子らしい  
「…和人苦しい…」  
「愛してる…」  
「ずるいよ…私にばっかりこんな思いさせて…好きだったんだから…和人の事…」  
「ゴメン…」  
「こういうときは謝らなくていいの。」  
そっと和人は抱きしめた手を顔に持っていき、顔を少し上げ  
秋菜にキスをした。  
「ん……」  
秋菜はそっと目を閉じその行為を受け入れていた  
天使のような柔らかな唇、和人はその柔らかさに吸い寄せられるようにその唇を貪る  
そっと唇を話すと、鼓動が抱き合った身体と身体に伝わる  
「…はぁはぁ…」  
まだ呼吸は荒い。  
また唇を合わせ、今度はディープキスをする  
秋菜はそれを絶対に拒否するわけもなく舌を受け入れていた  
 
「…んっ…」  
和人は口腔粘膜をなめ取るように舌を絡ませ、まだ秋菜の口の中に残っていたデザートのムースを溶かしていく・・・  
舌を絡めあうゴトに溶けていくムースと溶けたことにより広がるムースの芳香がまた興奮を煽る  
「…ちゅぱっ…」  
絡めあう舌からは艶めかしい音が聞こえる。  
「…ぷはぁ…」  
唇を離し、秋菜の顔を見つめる…  
 
いつの間にか、秋菜は思いがけない事が起こった事による緊張と興奮で震えていた。  
もはや立つのもままならない。  
でも、秋菜はキスの余韻が残っているのかうっとりとした表情を浮かべていた。  
和人は秋菜を抱き上げそっとベッドに寝かす。  
「かずと…」  
「嫌だったりしたら、言ってくれていいから。」  
「そう優しくされたら…嫌だとは…いえないわよ。」  
和人はそっと秋菜の頬からうなじをなでた。  
和人は秋菜の着ていた服に手を掛けゆっくりと脱がしていく  
ゆっくりと秋菜は下着だけの姿になっていく。  
 
ブラジャーに手をかけると秋菜は、自分の唯一コンプレックスである胸の事を気にしてるのか  
「あっ…やだ、アタシ…胸無いのに…」  
と、今にも壊れそうな声でささやく  
「でも、可愛いよ」  
そんな事をいいながら和人はそっと秋菜のブラジャーを外す。  
秋菜の白い肌から小さな膨らみが露出する。  
和人はその膨らみを手で包む  
そのまま指を突起の周りに往復させると甘美な反応が返ってくる  
「んっ……あっ…」  
指の間にピンク色の突起をはさみ先端で突っつくような感じでの力で刺激する  
そうしていくうちにだんだんとそれは尖っていった。  
そのまま胸に顔をうずめ舌を使い、乳首の先端をくすぐるようになめる  
「ふぇ・・・あっ」  
「・・・ひゃうっ…」  
かすかに震え、身体がこわばり、白い肌が薄いピンク色に染まる。  
秋菜は、乳首が敏感なのか少し刺激するだけで甘い声が漏れてくる。  
そしてゆっくりと腕が下半身の方へ下降する。  
そうして敏感な部分を下着の上から指でなぞってゆく。  
 
「んっ…はぁぁっ」  
今まで感じた事の無い感覚に戸惑いながらもゆっくりと感じている  
下着の上からもだんだんと濡れてくるのが分かる  
そっとなぞる手を下着の中へ滑らせる。  
「あっ、だめっ…んっ…」  
ちゃんと濡れているのを確認するとゆっくりとパンティをおろす。  
何もつけてないその部分をそっと指でなそる  
 
そして小指を沈ませる。  
第二関節まで入った小指を少し曲げたりして膣の感覚を覚醒させる  
「はっ・・・はぅぅっ」  
指を抜くと粘り気のある液が粘りついていた。  
今度は秋菜の下半身に和人の顔をうずめる  
ぐいと足を広げ淫裂を舌でつつくそして表面に滲んだ汁をすすりぺちゃぺちゃと貪る  
「いやっ…あっ…」  
そのままむくむくと充血したクリトリスを舌先でなめ上げる  
「ひゃうっ…はっ・・・はぅぅ…」  
快感で一瞬視界が白くなりが白くなり宙に浮いている様な気分になる  
少し余裕が出てきたのか和人は、秋菜の秘部に指を入れたりして使って楽しく遊んでるようだった。  
「じゃぁ、挿れるよ」  
そっとペニスの先端を秋菜のヴァギナに押し付ける  
「あ…やっ」  
「大丈夫、ゆっくり力を抜いて」  
だんだんと柔らかくなってきた秋菜の入り口から和人は自分を進めていく  
だんだん締め付けのきつい体の一部が押し広げられてゆく…  
みち、みち、と。  
 
「あぁダメ、もう広がらないっ…」  
もう限界だと思ったときぷつと何かがはじける感じがした  
和人が侵入してきた。  
「大丈夫、抜こうか?」  
「うん、だいじょうぶ・・・だいじょうぶだから」  
和人は秋菜の体で動いた  
「…んっ!!…はぁぁぁぁっ」  
「秋菜…」  
和人はあまり秋菜に負担をかけないようにゆっくりリズミカルに動く  
秋菜は子供のようにゆすられると声をあげた。  
そうしてゆすられるうちに和人は精液を放出させた。  
そして白濁液にまみれたペニスを引き抜くと処女の証である赤い印が刻まれていた。  
「大丈夫だった?」  
心配そうに聞く。  
「だいすきな人…だったから…」  
そして、そのままそっと後ろから秋菜を抱きしめた…  
「和人…」  
静かな時をゆっくりと楽しむ  
これでよかったのだろうかと…さっきまでしていた行為に和人は疑問を持つ  
 
答えは出なかった。  
 
ただ、大事な人がそばにいる。  
 
今はそれで十分だった。  
 
そして二人は一緒にシャワーを浴びて静かに眠りにつく。  
そして、目覚めると当たり前のように新しい日々が始まる。  
和人ははそっと天使のような笑顔で秋菜にキスをして、秋菜の家を後にする…  
 
 
 
しかし、朝帰りを侍女部隊にフライデーされたりと  
いくつかの災難は続いたが、いまだに2人の関係は続いてる…  
その間に幾度となく真田さんに殺されたりしたのは言うまでもない...  
 

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