「リカのヤツ、また徹夜してるだろうな・・・コーヒーでも持ってこ、っと」
和人はリカのよく使うカップにコーヒーを注いで、リカの部屋に向かった。
「リカぁ〜入るよ?」
疲れていたのか、モチベーションが低下していたのか、リカは机に突っ伏したまま寝ていた。
「・・・寝てるのね・・・」
仕方なく、コーヒーを机に置き、リカを起こさないように抱きかかえた。
「・・・リカ・・・」
和人は普段あまり近くで見ることの無い妹の寝顔に見とれていた。
リカをベッドに寝かせてリカのきているドテラを脱がせ、寝ていて割れない様にそっと眼鏡を外した。
「眼鏡外すとこあまり、見ないから結構可愛く見える・・・」
和人はドテラを脱がせた際の何かの感情が起き、リカのパジャマに手をかけた。
「妹だからって、好きになったらいけない訳じゃないよね・・・」
優しく語り掛けても返事をする者はおらず、和人はリカの上半身をあらわにしていた。
「うぅ〜んッ」
震える手で脱がせていたため、リカが起きてしまった。
比較的気の弱い和人は軽いパニックになった。
「ンンッ、お兄・・・ちゃん?」
寝起きなのでリカは自分の状態がまだわからなかった。
「えッ!?」
自分の着衣の乱れに気付いたリカは掛け布団を抱きかかえ、下を向いた。
「お兄ちゃん・・・何したの・・・?」
震えるような泣き声が発せられた。
「その・・、えっと、コーヒー入れてきてその・・・ゴメン・・・」
和人は自分のした行為がひどくリカを傷つけたことにやっと気付いた。
「お兄・・ちゃん・・・なんで、こんな事したの・・・?」
「リカに見とれてたらつい・・・」
リカは下を向いたまま黙っていた。
「ゴメンよ・・・。僕にできることがあったら何でもいいから言ってね・・・。いつまでも・・・リカの気が済むまで・・・」
言い終えると、和人は部屋から出ようとした。
「・・・待って」
呼び止められて、振り返ると何かを閃いた時の顔のリカが居た。
「今夜はずっとそばにいて・・・」
「そばにって・・・?」
誰であっても自体が飲み込めない。
「一緒に寝て欲しいの・・・」
「でも・・・」
「言ったことくらい守ってッ!」
自分で宣言した言葉が和人に突き刺さった。
仕方なく、リカのいるベッドに座った。
「フフ〜ンッ!お兄ちゃん♪」
後ろからリカが飛びついた。
『何だろう・・・突然、雰囲気が変わった?』
「コーヒー飲ませて」
「えっ?あ、うん」
机に置きっぱなしだったコーヒーを取って渡そうとしたが遮られる。
「違うのッ!口うつしでッ!」
「リカ・・・いくら何でもそれは・・・」
「イヤなの?」
和人はいつに無く真剣な目で見られた。リカが眼鏡を掛けてない分、目で攻められると迫力十分だった。
「わかったよ・・・」
和人は少しぬるくなったコーヒーを口に含むと口付けを待つリカの唇に触れ、コーヒーを流し込んだ。
「んんぅッ・・!」
リカは和人にしがみ付いた。
口に含んだ分を全て、口移ししてもリカが頭を抑えつけて離れないので、和人は手にしていたカップを床に置いた。
和人は必死になってキスをしつづけるリカの目には涙が流れているのを認めた。
『リカ・・・なんで・・・こんな・・・』
『お兄ちゃんには・・・私の気持ち・・・わからないんだろうなぁ・・・』
和人が、突き放したので2人に距離が開いた。
「どうして・・・こんなことしたいんだよ・・・」
声に力が入らない。
「私にはお兄ちゃんしかいないのッッ!」
リカは和人の胸に抱きついた。
「世間じゃ、ガリ勉な娘って思われてるけど・・・お兄ちゃんなら私のこと、ちゃんとわかってくれるし好きだから・・・」
妹リカの純粋な思いが兄和人を試す。
「リカ。僕はいつまでもリカと暮らせたらいいって思ってたけど、リカはそれで良いのかい?」
「お兄ちゃんのそばにいられるなら・・・」
2人は兄妹でありながら一線を超えることを決意した。
「今までこんな風にリカのこと強く思ったことないよ」
「・・・お兄ちゃんッ」
2人は全裸でベッドの中で戯れていた。
「子供の頃、よく風呂場でこうやって体の擦り合いしたよね?」
「うん・・・今、すごくお兄ちゃんのこと意識してる・・・」
和人がリカを後ろから抱く形で触れ合っていた。
2人の下半身は互いに異性に対しての反応を示していた。
リカを仰向けにすると、和人は胸にしゃぶりついた。
「うぅ〜んッ、お兄ちゃん・・・」
兄に『イタズラされてる』わけではなく『愛されてる』ことがリカにとってさらなる興奮を与えていた。
『妹相手だけど・・・ずっと気になってた人でもあるんだよなぁ・・・』
和人の舌は胸から徐々に下がり、ヘソを経由してリカの秘部へ迫った。
薄暗い部屋の中で、少しでもリカの体を知りたい和人は処女穴を舌で探った。
「あッ……ぅく…ん……!…っ!」
秘部の突起に舌が当たり、リカはビクッと体を振るわせた。
和人の唾液と、リカの愛液でベッドのシーツに染みを作った。
「えッ!・・・ダメッ!・・・イヤぁーッ!」
和人の舌がリカの体内に侵入したのだ。
奥へ、奥へと進入する舌が柔肉に締め付けられる。
『リカの味がする・・・』
妹・・・自分の傍にいて、自分だけの女の子・・・。
兄妹が一緒に暮らしているからこそ有る思い出が和人をリカを独占していた。
「ハァ、き、きも、きもちいい、ん・・・」
「うぐゥッ、く、苦じ・・・い・・・リ・・くァ・・」
快感に耐え切れず、リカの両足が和人の頭に組み付き顔を性器に釘付けにしていた。
「ゴ、ゴメン・・・」
「うん・・・大丈夫だよ」
「今度はお兄ちゃんが寝て・・・」
和人が仰向けになり、リカがその上にのってきた。
メスの存在に激しく反り返る肉棒が淫裂に擦り始めた。
「リカぁ・・・好きになってもいいよね・・・?」
「うん・・・お兄ちゃんなら安心できるから・・・」
リカは腰を浮かし、兄の性器との擦りあいに感情を高ぶらせた。
「お兄ちゃん・・・挿れたいよぉ・・・」
「ハァ・・・ハァ・・・ダメだよ・・・兄妹なんだから・・・」
「お兄ちゃんじゃなきゃイヤなのッ・・・!!」
ほぼ和人に自由度の無い騎上位からリカは和人の杭を股に差し込んだ。
「あぁッ!!ッ痛!!」
勢いよく腰を落としたため、徐々に伝わる痛みが一瞬にしてリカに襲い掛かった。
「リカッ・・・なんで・・・?」
「初めてだけは・・・お兄ちゃんとしたかったの・・・」
座位では痛みに耐え切れずに寝そべり、和人に体を密着させた。
抱きつく爪が和人の背中に食い込む。少しでも痛みを和らげようと和人は語りかける。
「僕も・・・初めてなんだ・・・」
妹と重なるなど思ってもいなかった和人は言葉に迷った。
「お兄ちゃんと・・・初めて同士・・・嬉しいな・・・」
微力ながら強く柔肉が硬い肉棒を締め付けた。
「無理しなくていいから・・・もうやめよう・・・?」
限界が近づいてる和人は妹の体内で果てまいと必死になり始めていた。
「最後まで・・・このままでいて・・・?」
和人の顔を胸元に抱き寄せてリカは懇願した。
「・・・!?ダメだよ・・・リカのこと好きだけど・・・そんな・・・」
和人の前髪がリカの鼻に触れた。
「・・・ふぇ、ふぇ、くシュんッ!!」
「あぁ、あぁ・・・リカぁッ!!」
「えッ?あぅ・・・うぅーんッ!!」
一気に締め上げるリカの肉壁に和人は耐え切れずに妹の生殖器を自分の遺伝子でいっぱいにした。
「リカぁ・・・大丈夫・・・?」
「うん・・・大丈夫だよ・・・ねぇ・・・お兄ちゃん?」
「何?リカ・・・」
「膣に出すの嫌がってのに最後・・・抱きしめてくれたね・・・」
今も抱き続けていることに気付いた和人は困惑する。
「妊娠したらどうしようか?」
「リカ・・・?」
「妊娠したらお兄ちゃんに犯されたって言うからね」
「そんな・・・」
「私のこと、ずっと思い続けてもらうために・・・」