「うわっ! なんつーカッコしてんだよ!」
「あ、レンきゅん、いい所に」
小腹が空いたのでお菓子取りに居間に来ると、メイコがいつもどおり缶ビールをあおってた。
風呂上がりでバスタオルを体に巻きつけただけの格好で。
「冷蔵庫からビールもう一本ちょーだい」
「4本目は駄目だっての」
350ml×3って事は、既にリットル単位の摂酒量だ。
「てか服着ろよ。恥ずかしく無いのかよ」
「体火照ってるから丁度いいのよーん」
スルメをクチャクチャしながら喋るのは汚いからやめて欲しい。あとマヨネーズつけすぎ。
「それともこの格好だとムラムラしてきちゃう?」
ケラケラと笑った後に挑発するような視線を投げかけられる。
普段ならムキになって否定するか、もしくは無視してさっさと去るのだけど、その日は気分が違った。
まだ今日は抜いてなかったし、昨日も早く寝たのでしてなかった。だから結構溜まってた訳で、それがいつもと違う行動に繋がったのかもしれない。
「そうだね。ムラムラしてくるよ」
「あらま」
いつもと違う反応に目を丸くするメイコ。
「じゃあ早く部屋戻って頑張らないと。何なら脱衣所のパンツ使ってもいいわよ」
それでもまたケラケラと笑い出す。今の俺が違う事に気付いてない。
…分からせてやりたくなった。
「そうだね、メイコで抜く事にするよ」
「がんばってね」
手をヒラヒラとし、もう俺との会話は終わりという感じのメイコ。
だが、俺は終わらせる気は無い。
「だから、メイコも協力してよ」
「へっ?」
テレビに向いてた顔を無理矢理こっちに戻し、そのまま有無を言わさず唇を奪った。
「!?!?」
うわっ、苦っ! ビールの味しかしねえ!
ドンッ
ビール以外の味も探ろうと舌を奥へ差し込もうとした瞬間に突き飛ばされた。酔ったメイコの力では俺の体がよろける程度だったが、それでも体は引き離された。
「何すんのよ! やっていい事と悪い事があるわよ!」
顔は真っ赤だが、目がさっきまでの酔っ払いのそれじゃなくなっている。酔いが一瞬で覚めたのだろうか。
「それを言うならメイコもだろ!」
負けじと俺も言い返す。声量にメイコがちょっとたじろいだ。
「男の前でそんな格好でいて、襲われても文句言えないだろ!」
「え? いや、まあそうだけど」
面食らうメイコ。
「でも今までレンが私に欲情した事無かったじゃない」
「今までは、だろ?」
「じゃあこれからは?」
「さあな」
本当、さあな、だ。俺もちょっと冷静さを取り戻し、何でさっきあんな行動を取ったのか分からなくなってきた。確かに溜まってはいるけど、それでもメイコを襲ったなんて自分でも信じられない。
ただ勢いとはいえキスしちゃった以上、メイコを今まで通り姉のように見続ける事ができるかどうか、それは本当分からない。
「とにかく、これからは風呂上がりはちゃんと服着ろよ」
「そうするわ。私も無防備すぎたわ」
「じゃあな」
部屋に戻る。体の中に色んなものが渦巻いている。色んな意味で処理しときたい。
「待って」
呼び止められた。
「なに?」
「ちゃんと謝ろうと思って」
意外と律儀なメイコ。
「別にいいよ」
「ううん、そういう訳にもいかないわ。だって」
だって、の続きに俺まで顔を赤くしてしまった。
「だってレンのファーストキスだったでしょ?」
「なっ!」
言われてみれば確かにそうだ。
だからって今このタイミングで言う事ないだろ!?
「初めてなのに酒臭いわ突き飛ばしたわじゃ後々引き摺るかなあって」
「べ、別にんな事ねえよ!」
てか言われなきゃ気付かなかったよ!
「だから」
「だk」
だから? と最後まで言えずに、メイコにセカンドキスを奪われていた。
やっぱり酒臭い。
…でも、気持ちいい。
遠慮なくねじ込まれる舌を受けるだけで精一杯で、一方的に受身なセカンドキス。
あ、歯当たらないようにしないと。
「んっ!」
メイコが股の間に太股を押し付けてきたので思わずビクッとなってしまう。柔らかい太股が窮屈な下腹部を刺激されて無意識に痙攣する。
「だからさ」
ふぅと顔を離す。あ、本当に唾液で糸ひくんだ。
「もっと強烈な初めてで記憶を上書きしちゃえばいいんじゃないかなって」
「あっ」
慣れた手つきでファスナーを降ろされ、トランクスのボタンを外され、あったかい手が添えられ、あまりの気持ちよさにそのまま果てそうになった。
「初めては好きな人がいいんだったら口だけでもいいけど」
メイコの耳元での問いかけに、俺は…
「好きな人なんて、いないよ」
メイコから上目遣いで見つめられ、俺は直視できずに背けた。
「…そう」
ビクッ
裏筋をそっと撫でられ、気持ちよさに体が痙攣する。
「諦めたんだ」
メイコの声色は優しかった。
「じゃあ、しちゃおっか。エッチ」
優しく右手で包み込まれ、そっと刺激されビクビクと脈打ってしまう。
「でも、流石にここでするのは、ね?」
言われて思い出した。ここはリビング。いつリンとかが現れてもおかしくない。
というかもしこの場に誰か来たら言い訳のしようがない。
「私もレンの初めて貰うなら、もいちどシャワーで酔い覚ましたいし」
音源が徐々に下方に向かってく。
「でもその間おあずけも可哀想だから、この分だけ飲んじゃうね」
「ふぅっ!」
最後の方はよく聞き取れず、代わりに暖かく湿った空間に包まれた。
前後する唇が雁首を絶妙に締め付け、亀頭の周りを暖かい舌がうごめき、指のリングが茎を擦り、全体を余すところなく快感がかけめぐり、情けない事に全然我慢できなかった。
「あっ、うあっ、で、でるっ!」
「んぐっ!」
びくっ、びくっ、びくっ。
そんな擬音が相応しいくらい脈打ちながら、一気に尿道経由でメイコの口内へと放たれていく。
メイコもちょっと苦しそうな表情を見せている。なんか悪いなあ。
まだ反ってる俺のからようやっと口を離し、手を添えて一瞬俯いたが、メイコは吐き出さずにどうやら全部飲んだみたいだった。
「あ〜びっくりした。上顎って言うの? あそこに勢いよく飛んでくるなんて初めてだもん。若さって凄いわね」
苦しかったのかちょっと目に涙を浮かべながらも、とても今し方に飲精したとは思えない笑顔のメイコ。
「ってまだ立ってるの? 凄いわねえ。でもシャワー待っててね」
「う、うん」
「すぐに向かうから、私の部屋で待ってて」
「うん。あ、待って」
なに? と振り向いたメイコの唇に、そっと同箇所をくっつけた。
「凄く気持ちよかった。ありがと」
目を見開くメイコ。
だけどすぐ茶化すような表情になって。
「今のはポイント高いわよ」
と、ほっぺたにお返しして風呂場に向かっていった。
どき
どきどきどき
どきどきどきどきどきどきどきどきどきどk
「い、いかん。落ち着け俺」
さっきから心臓が鳴りっぱなし。
今メイコはシャワー浴びてきてる。もうそろそろ来る筈だ。
いかん、落ち着け俺。特に一部分。
「にしても…」
なんだったんだろう、さっきの俺は。
メイコが俺のを全部飲んでくれたんだって思った時、言いようのない感情に包まれて、らしくない行動取っていた。
感謝とも微妙に違う、胸が締め付けられるような想いに突き動かされていた。
「あ、メイちゃん。そんなカッコよくないよ」
ドキッ!
廊下からリンの声だ。マズイ。
「ゴメンね、着替え部屋に忘れちゃってさ。あはは」
「だからってそんな格好、レンにでも見られたら犯されちゃうよ」
ドキドキッ!
「あはははは。気をつけるわ」
「そうそう、そのレンだけど見なかった?」
ドキドキドキッ!
「さ、さあ? 夜遊びにでも行ったんじゃない? 中二だし」
「だったらアタシも連れてって欲しかったなあ」
「独りになりたいのよ、ほら」
「あー、カイミクカップル成立で落ち込んでたもんね」
グサッ!!
最後のが一番キタ…
「それじゃ私もう寝るから」
「うん、おやすみメイちゃん」
リンの声が遠くなって、変わりに足音が近くなって、ドアが開くとさっきと変わらない格好の、でも湯気が立ち上ってるメイコの姿。
「おまたー」
「あ、ああ。酔い覚めた?」
「バッチリよ。レンきゅんのバージン貰うんだから、翌朝覚えてないとかヒドいもんね」
髪を拭きながら俺の横に座る。
「さっきの会話、聞こえてた?」
「………」
悪い事したなあ、そんな表情のメイコ。
「私はミクとは全然違うけどさ」
その表情がゆっくりと近づいてきて…
「今晩、レンの望む彼女になったげるから」
サード、いやフォースか。4度目のキスはメイコの優しさに満ちていた。
ゆっくりと、ねっとりとお互い絡ませあう。その艶かしさに耐えられない股間が激しく自己出張し始めると、それに気付いたメイコがそっとフォローする。
「んっ!」
ピクッとしてしまう。あくまで添える程度の手の動きなのに、再びあっという間に高められていくような感さえある。
「もっかい出す?」
どうしよ。身体的には早く射精したがってるけど、さすがに前段階で2回は…
「ううん、次はメイコの中に出したいから」
「ん、分かった」
メイコは手を離し、代わりに俺の手を自分の大きめな胸へと誘導していく。
「優しく撫でるように、ね」
「ん」
再び舌で挨拶しながら、左手でメイコの右胸をしっかりと掴む。
柔らかさと張りとが兼ねあった絶妙の手応え。あ、いいなこれ。
「そう、ソフトにお願いね」
息継ぎで顔が離れた隙に念を押され、再び舌での相互愛撫が続く。
俺は右手もメイコの左胸へと持っていき、両手でメイコのセックスアピールを蹂躙していく。
「んっ」
ぴくっと反応するメイコ。俺の親指が先端に触れたからだ。
そこは弾く事ができそうなくらいの硬度を備え始めていた。
「っは」
何度目かの息継ぎで顔を離した際、俺は軽くお願いしてみた。
「ねぇ、吸ってもいい?」
「ん、お願い」
もっとキスもしていたいけど、それ以上にこの硬化した突起を口に含みたい衝動が抑えきれない。
とはいえどんな吸い方がいいのか分からない。とりあえずジュースをストローで飲むような感じで、
「んっ!」
かすかにメイコが喘いだ。
今度は唇で挟むようにしてみる。
「あ、ん」
吐息が艶かしい感じがした。
その状態で更に舌先でつついてみる。
「あんっ」
今度ははっきりと聞き取れた。
俺は口で乳首を責め続けつつも、右手は周りをもみ続け、左手でもう片方の先端をそっと摘む。
「あんっ、あ、やぁ」
目線だけ上に向けると、メイコの表情は初めて見るそれだった。
「ふふっ、レンって素質あるわよ」
「ありがと」
左親指の腹で先端を撫で回すと、傍目にも分かるくらい痙攣した。
「あはっ、やばいかも。レンにおっぱいだけでイカされちゃうかも」
本音かリップサービスかは分からないけど、そう言われると嬉しくなる。
「別にいいよ。俺もさっき出したし、今度はメイコの番」
「ん、でも、それもいいけど」
そういって再びメイコが俺のにそっと手を伸ばしてきた。完全に硬度は射精前の頃に戻っている。
「レンも限界だろうし、私もこの硬いの欲しいかな、なんて」
「もういいの? 入れても」
「うん。そろそろ出したいでしょ?」
「…うん」
がっつくと萎えるかなと思って我慢してたけど、正直今すぐにでも入れたかった。
「遠慮しないで。夜はまだ長いんだし」
さりげなく連戦をアピールされ、益々いきり立ってしまう。何度もエッチできるんだ。そう考えるともう我慢が出来なかった。
「誘導するね。ちょっと腰引いて」
素直に従う。だけど急角度の状態を下げようとされるとちょっと痛い。
「腰自体ちょっと動かして、そう、ここ」
先端が暖かい場所に触れ、益々膨らんでしまう。先端だけなのに、水気をかなり帯びてるのが手に取るように分かる。
メイコも、本当に感じてるんだ。
また心臓が軽く痛んだ。なんなんだろう、さっきから。
「ん、このままゆっくりと突き出して」
言われるがままに沈めていく。
「あ、ちょっと違う。ん、そう、このまま」
なかなか難しい。
「んんっ!」
ちょっと焦れたせいか思わず勢いつけてしまい、ちゃんと入り口が見つかると一気に突っ込んでしまった。
「ん…、あは、凄い。本当硬いね」
しかし俺は、そんなメイコの声が入ってきてなかった。
これが、おまんこなんだ。
これがメイコの中なんだ。
その事に対する感動が第一。そして想像以上の暖かさと気持ちよさが第二。ダブルの感情で思考が完全に麻痺してしまった。
ちょっとだけ腰をひく。
「んっ!」
「はうっ!」
やばい。
やばいやばいやばい。
良すぎる。気持ちよすぎる。
これが女の人、これがセックス。
やばい。これは廃人になる。このまま永遠にセックスし続けたい。
快感が一回りしたのか射精欲は落ち着きつつある。ちょっとだけ、大きく動いてみよう。
ずちゅ、ずちゅ
「ん!」
やらしい水音が摩擦部から漏れてくる。メイコの表情も、さっきまでとは明らかに違う。
そしておまんこの感触も凄い。ちんこが進入するのを決して妨げないのに、常にピッタリと付着し続けている。そして腰を引くと名残惜しそうな抵抗を若干見せる。どんどん来て欲しい、でも離れないで。まんこが直接そう語りかけてきてるような錯覚さえ覚える。
やばい、よすぎる。一瞬潜めた射精欲がまた目覚めかけてきた。
「ねぇ、レン。遠慮しないでイッていいからね」
「う、うん。でもまだもう少しもつよ」
「遠慮しないで。だって」
そう言ってメイコは俺の上半身を抱き寄せ、耳元でそっと続けた。
「私がもうイッちゃいそうなんだもん…」
その甘えた声が、俺の全てを破壊した。
「あっ、んんっ、や、はげしい!」
タガが外れ、ガムシャラにメイコを突いていた。
何度も抜けてしまい、その度に入れるのに戸惑い、でも激しく突くのは止められない。
「待って、私が上になるから」
スムーズさに欠けるのに痺れを切らしたメイコに従う。できもしないのにガンガン突いて馬鹿みたいだ。
「動くのは私やるから、さっきみたくおっぱい弄って」
腰が沈んでいき、同時にぬくもりの快楽との再会。
「さっきって、こう?」
親指で先っぽをぐりぐりと。
「そうっ! それっ、すっごくいいのあんっ!」
リクに答え、人差し指と中指の側面で挟み込み、確実にターゲットを捕獲する。メイコが動いても外れないようにしっかりと挟み、気持ちきゅっと捻ってもみる。
「んんっ!」
ビクッ!
分かりやすく体が撥ねる。
「メイコ乳首感じるんだ」
「だって、どうしても回りばっかり揉まれるからんんっ!」
ああ、なるほど。大きいからどうしても胸全体に弄る側の意識も向いてしまって、他の人よりは乳首が疎かになりがちなのかも。
「じゃあどんどん乳首弄るね」
ぐりぐりぐり
きゅっきゅっ
「やぁっ、だめっ、よすぎぃ」
メイコの目も焦点が怪しくなっている。もしこの表情が全部俺に自身をつけさせる為の演技なら、メイコは歌手だけじゃなくて女優にもなれると思う。
「メイコも動いて」
「やぁ…、うん、ごめんね」
思い出したように上下すると、今度は俺が気持ちよくて手が止まってしまう。
「やぁ、止めないで。もっと乳首弄って」
「あ、ごめん」
お互い気持ちよすぎて、相手を気持ちよくする余裕がなくなっている。
「だめぇ、本当にイッちゃう。イッちゃうからぁ」
言いながらメイコが上半身をこちらに倒してくる。
「お願い。キスしながらイキたい…」
そんな表情で頼まれたら断れない。
俺は舌を差し出し、体勢的に難しくなったので手は摘む形から、手の平全体を使って先っぽを撫でつつ揉む形にシフトし、限界が近い俺も下から突き上げる。
「あぁ、やぁ、らぁめ、イッちゃう。レンの手とチンポでイカされちゃう」
息継ぎで離れた時に最後にそう言われ、ますます獣化した俺とメイコはその後無言でむさぼり続けた。
下腹がペタペタと叩き合う音、絡み合う唾液と目の前過ぎるメイコの色っぽい目、そして股間を包んで離さない至上の快感。
それらを感知しながらただただ無心に求め合い、達する時を伝える猶予すら与え合わず、メイコの中が達した証の痙攣を始めると同時、俺も飛びかけの意識の中で、メイコの中を白く穢してるのを実感していた。
そのまま続けてもう一回した後の小休止中。
「なあ、メイコ」
「なに?」
「良かったら、俺と付き合って欲しい」
「突きあう関係じゃなくて?」
誰がそんなオヤジめいた事言うか。
「メイコからみたら俺はガキだろうけど」
体を重ねたからなのか、メイコの事が凄く愛おしく思うようになっていた。
いや、もしかしたらキスした時から? 飲んでくれた時から?
どちらにせよ、メイコを自分のにしたいって思いがどんどん強くなってきている。
「んー、別にいいけど。失恋は早くふっきれないとね」
失恋、ねえ。
実はそこまでミクに入れ込んでたって訳でもない。ただ何となくいいなあって思ってただけで。でもカイトと付き合うってのはショックだった。よりによってそんな近くの男と、みたいな。
「もっとも、失恋云々は私にも言える事かな」
「メイコも振られたの?」
「そういうんじゃないけど、よりによってそんな近くの娘と、みたいな?」
えっ?
「負けないように私達もラヴラヴになろっか、レンきゅん」
買い物行こっか、みたいなノリでメイコが聞いてくる。
「2つだけ、修正したいかな」
「2つ?」
「メイコと付き合いたいけど、別にあいつらへのあてつけにする気はない」
それとは関係なく、俺はメイコと愛し合いたい。
「…そうね、ごめんね」
詫びるような寂しい笑顔。
「それと、レンきゅんはやめてくれ。ガキ扱いにしても酷ぇ」
「あはは、そうね」
今度は誤魔化すような笑顔。
「子供じゃなかったの、よぉく分かったもんね」
「あっ」
大人の証をタッチされる。そんな事されたらまた…
「もいちど、したいな。駄目?」
「…大人の女ってエロいなあ」
「嫌い?」
愚問を。
「夜は長いんだろ?」
休憩は十分だ。
「アイツには無い若さを存分に教えてやるよ」
「じゃあ私もあのコには無いテクニックで悦ばせてあげるわね」
それを最後に再び会話のスキンシップが途切れ、代わりに舌でのスキンシップが再開した。