「カイト兄、ちょっと話があるんだ」  
居間でのんびりしていたら急にレンが真剣な顔をして俺に話しかけてきた。  
「どうしたんだい?レン」  
「今から言う事は冗談とかじゃないから真面目に聞いてくれよ」  
結構真剣な話っぽいので自分も真面目に聞く体勢になった。  
「じ、実は俺///」  
何故か顔を赤くした。  
「うん」  
「カイト兄に恋したみたいなんだ!」  
「へぇ…えぇえぇぇぇ!?」  
「俺真剣なんだ、だからカイト兄も真面目に答えて欲しい」  
俺の答えを待つレンはとても不安そうだった。  
「ごめん、やっぱりレンの気持には…んむ?」  
急に唇を塞がれた。  
「んふぁ」  
レンの舌が入ってきて俺の口の中を犯されていった。「んぅ…」  
体から力が抜け、足に力が入らなくなり膝をつく。  
「俺のものにならないなら力ずくで俺のものにする」   
その日俺は処女を失った。  
 
「カイト兄ぃ」  
「レン」  
レンが俺に甘えて抱きついてきた。  
   
「なんか最近二人とも仲が良いわね」  
ワンカップ片手に二人を眺めていたMEIKOが言った。  
「もしかして付き合ってたりしてねw」  
みかんを剥きながらリンが言った。  
「あっははは、まさか」  
「でも私達も付き合ってるしありえると思うよ」  
「でもねぇ」  
リンとMEIKOにも色々あったようだ。  
   
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