「はぁ〜・・・」  
あの日から一ヶ月。俺はと言うと寂しい生活を余儀なくされていた。  
まず大変危ない存在として俺の部屋のドアが外側から鍵をかけられ、窓も密封。  
何処にも出口がない。そう、俺は自分の部屋から出られないのだ。  
積んでいたエロゲも全て消化してしまい、ネットを見ることぐらいしかやることがない。  
この生活に嫌気がさしてきたところだ。家出をしちゃおうかな・・・。  
そんなことを考えていると突然ドアが少し開けられた。  
「カイト。今日の晩御飯はこれだからね。」  
そう言ってドアの隙間からアイスを2本俺の部屋に入れてくる。  
声からしてどうやらメイコのようだ。  
1日5回だけ3食、トイレ用に開く。それ以外はずっとしめっきりだ。  
俺はこの2本のアイスを脱走用に使うために小型の冷蔵庫の中に袋ごとしまう。  
「今日の深夜が楽しみだ。」  
俺は小声でそう言って早いうちに寝た。家出をするために・・・。  
 
 
〜カイトは家出をしたのか?最終鬼畜変態カイト〜  
 
 
深夜、俺は目を覚ました。  
今は4時、この時間帯なら間違いなく全員寝ている。これなら上手くいくぞ!  
俺はそう確信して昨日晩御飯用に貰ったアイス2本を小型冷蔵庫から取り出す。  
「『カリカリ君 ミルク味』と『うまか肉棒 お肉味』か、メイコのやつ何処で買ってきたんだ?」  
俺はそう疑問に思いながらも2本のアイスを両手にそれぞれ持ち、手に力を入れる。  
「ハァ!」  
するとアイスが光を纏い、長さハンバーガー20個分はあるであろう長い光る剣となった。  
それを俺は振りかざして密封された窓をに振り払った。  
スパッという音とともに窓とその周りの壁が綺麗に斬れて外側に落ちていく。  
「(ま、まずい。ここで大きな音が鳴ったら間違いなくばれてしまう・・・!)」  
だが、運が良かったらしく落ちた窓ガラスや壁はうまく木の上に乗っかって大きな音は鳴らなかった。  
運に感謝しながらも、俺は全財産である1000円と携帯電話と媚薬をポケットに入れて飛び降りた。  
2階から飛び降りたため足に激痛が走る。  
「イ゛ェアアアアア!!!」  
あまりの痛みに声を上げてしまう。・・・起きてしまったか!?  
が、ほぼ無音に近いほど静かなので(だって深夜3時ですから)誰も起きていないことがすぐに分かった。  
足の痛みが無くなってくる。よし、行くぞ!  
俺はその場から立ち上がり走り出した。さらば!我が家!!!  
 
 
 
・・・どのくらい走っただろうか?俺は疲れたので走るのをやめて歩きにした。  
一ヶ月ぶりの外、俺は嬉しくてつい「らんらんるー!」と小声で言ってしまう。  
「カイトは嬉しくなるとついやっちゃうんだ♪・・・な〜んて」  
俺はそんな独り言を言いながらひとまずコンビニに向かうことにした。  
晩御飯を食べていないため腹が減ってしまったのだ。それと同時にある感情が。  
「ハァ、どうしようかなぁ。この性欲。」  
毎日欠かさず自慰をしていたカイトにとって昨日自慰をしなかったのは大きかった。  
今となって膨れ上がってきた性欲はカイトのことを焦らせるのだ。  
「何処でしようかなぁ、その前に何か食べたいし・・・。」  
どちらを先にするか考えながら歩いていると、  
電柱の下でしゃがんで顔を伏せている白い髪の女性を見つけた。  
「どうせ私の人生は終わっているのよ・・・。」  
突然その女性が喋ったため俺は肩をビクつかせて驚いた。  
「あぁ、人生ツマンネ。」  
「あのぉ、何があったのですか?」  
無視できなくなった俺は声をかけてみる。すると顔を上げてこう言った。  
「私のせいでネルが家出するんだ。あぁ人生終わった。」  
顔上げて分かったが泣いている。よっぽど辛かったのだろう。  
「簡単にそういうこと言わないでくださいよ。間違いなく俺の方が人生真っ暗ですから。」  
なんて弱気な人なんだろうと思いながらも、可哀想なので励ましてあげる。  
俺は断じて欲情なんてしていないぞ、絶対に。でもどんどん性欲が沸いてくる・・・。  
「じゃぁ、私の家に来る?」  
「へ?」  
この女、今なんていった!?  
「この先真っ暗なんでしょ。一晩ぐらいなら別に泊まっていってもいいわよ。」  
「は、はぁ、ありがとうございます。」  
な、なんだこの最高のシュチュエーションは・・・!!!  
襲いたくなる感情を抑えるんだ、俺!今は我慢だ!!!  
「はぁ、人生ってもんは良い事無いわよねぇ。」  
「そ、そうですね。」  
いえいえ、むしろ今凄く嬉しいんですけど。  
「そういえば貴方の名前は?」  
「弱音ハク。ハクでいいわ。名前なんてただの飾りだし。」  
この人は何かに関して必ず弱音を吐くな。なにがあったんだ?  
「あなたの名前は?」  
「俺の名前はカイトです。」  
「そうなんだ。」  
そう言ってハクという人は何かを考え始める。不思議な人だ。  
「ここが私の家よ。」  
以外にというか早かった。すぐ近くだったんだね、あそこって。  
「へぇ〜、アパート住まいなんですか。」  
「でも今は同居人のネルがいないの、ケンカするなんておかしいよね、私。」  
「おかしくないですよ、ケンカは誰でもしますよ。俺だってケンカした事あるし。」  
そんな事を話しながらハクの部屋に入る。へぇ〜結構方付いているな。  
 
「とりあえず何か食べます?」  
晩御飯をコンビニで買おうと思っていた事をすっかり忘れてしまったのでハクに聞いてみる。  
「私も何も食べていなかったし。何か食べようかしら。でも私には料理の才能なんてないし。」  
「才能で決め付けちゃ駄目ですよ。努力してからこそ成果が現れるんですから。」  
「あ、ありがとう。」  
ハクの弱音を吐く姿を見たくないので、励ましてから俺は台所に向かった。  
ここの食材だけで作るので味噌汁とご飯と鮭という典型的な和食になった、美味そうだな。  
俺は一ヶ月ずっとアイスだけしか食べていなかったので久しぶりの和食に腹が鳴った。  
忘れずにハクの味噌汁に家から持ってきた媚薬を入れて、完成。  
計画通り・・・!  
いや、ほとんど運だけどね。実際に媚薬は俺が飲むために持ってきたやつだし。  
「ほら、できたぞ〜。」  
そう言って俺はテーブルの上に料理をおく。  
こっちに来たハクの顔が若干赤い気がするが、気のせいか?  
「「いただきます」」  
ハクが俺の作ったご飯を食べる、  
「お、美味しい。」  
ハクはそう言いながらどんどん食べていく。今までどんなものを食べていたかなんて想像できなかった。  
俺も久々の和食の味に感動しながらも、全て食べきった。  
その後ハクも完食したようだ。・・・よし、味噌汁全て飲んである。  
後は様子を見るだけだ。その間暇なので少し話をする。  
「そういえばなんでそのネルって人とケンカなんてしちゃったの?」  
「・・・ネルが折角私の為に歌歌う仕事依頼してくれたのに、  
私ってば最初から出来ないって決め付けちゃってね。  
馬鹿だよね私、そんなこと言ったら怒るのなんて分かっているのに。  
私がこんなんだがらネルも嫌気がさして家出しちゃうんだよね、うぅ・・・。」  
そう言いながらハクは次第に泣き始める。  
「大丈夫ですよ、ネルは必ず帰ってきます。ハクももっと積極的になれば、きっと有名になりますよ。」  
俺はハクの事を慰めてあげる。俺が泣いている女性を無視するなんて不可能だ。  
「ありがとう、カイトって優しいね。」  
そう言ってハクが俺の顔を見る。ほんのり顔が赤くなっている。  
媚薬の効果が現れるのが早いな。我慢するんだ俺!まだ様子見だ!  
俺の襲いたくなる気持ちを一生懸命抑えて、話を続ける。  
「だってハクの悲しむ顔なんて見たくないですから。」  
「うん、うれしい。」  
敬語になってしまうのは今の環境に慣れていないからだろうか?どうしても敬語で喋ってしまう。  
そんなことを考えながらハクの方を見ると、ハクの様子の変化がすぐに分かった。  
顔を赤く染めて俺のほうを見ればすぐに目をそらし、また俺を見てはすぐに目をそらしている。  
 
「あの、大丈夫ですか?」  
彼女の変化に気付きながらも、わざと気付いていないふりをして話しかける。  
「あ、え、えぇと、大丈夫です。」  
ハクは戸惑いながらも返事をした。  
「熱でもあるのか?顔が真っ赤だぞ。」  
俺はハクの額に手をあてる、その瞬間俺の想定外の事が起こった。  
ハクが突然俺に抱きついてきたのだ。  
「は、ハク!?」  
「ごめんなさい。でも、私この気持ち抑えられないの・・・。」  
正直驚いた。まさか誘われる側になるとは考えていなかったので。  
「・・・よかったらわたしと、」  
ハクが言い終える前に俺はハクの唇を奪った。もう我慢の限界だ、可愛がってあげるよ。  
俺はすぐに唇を離そうと思っていたが、ハクが自分の舌を俺の口の中に入れてきた。  
俺も折角の誘いを断るのはアレなので舌を絡める。  
「ちゅ、ちゅば、くちゅ・・・」  
口からはしたない音が鳴る。どのくらいキスをしていただろうか。  
10分、いや、それ以上に感じられるほど長かった感じがした。  
「「プハァ」」  
俺は息がもたなくなり唇を離す。お互いの唇に唾液の橋がかかる。  
俺はハクの服を丁重に脱がしていく。・・・下着も脱がし終えてハクが生まれたままの姿になる。  
こうして見るとかなりのグラマーだ。  
俺がハクの体をまじまじと見ていると、恥ずかしくなってきたのかハクは自分の胸と秘境を手で隠した。  
「・・・綺麗だよ。」  
俺はそのまま思ったことを言う。するとハクは、  
「私がカイトの服を脱がしてあげるよ。」  
と言って俺の服を脱がしてくる。  
他の人に脱がしてもらうのってこんなに気持ちがいいんだと思っていたら、  
いつのまにか最後の下着であるパンツが脱がされた。  
パンツが脱がされると共に、俺の自重できないソレがブルンと擬音が付きそうな勢いで上を向いた。  
「きゃぁぁぁ!」  
それを見たハクは声を上げて驚く。驚いて当然だよね・・・。  
 
「だ、大丈夫!?」  
俺は心配して声をかける。  
「・・・うん大丈夫。」  
「よかったぁ。それじゃぁベッドに行こうか。」  
「えぇ。」  
俺達は生まれたままの姿のままベッドに向かい、二人して抱き合いながら横になる。  
俺はハクの上にまたがり、ハクの胸を揉んでいく。  
手の中でふにふにと形を変えながら揉む感触は最高だ。  
「はぁん、ちょっとカイトぉいきなり揉まないでぇ。」  
媚薬の効果もあってか、ハクの体はもう既に敏感になっており、胸を軽く揉むだけでも喘ぎ声を上げた。  
「ハクって意外とエッチな娘なんだな。」  
俺はハクの耳元で既に最大限に固くなった乳首を重点的に攻めながらそう呟く。  
「あん、違うよぉ、私はエッチじゃないよぉ・・・ひゃぁ!」  
途端にハクは顔を真っ赤にしてそう言った。  
「じゃぁこの硬くなった乳首は何なのかなぁ?」  
そう言って俺はハクの乳首を指で押す。力に負けた乳首は横にクリッと倒れた。  
「ひゃあ!・・あ、これはカイトがこんなことをするからぁ。」  
「そんなハクも可愛いよ。」  
俺は胸への愛撫を止め、ハクの秘境をまじまじと観察する。  
ハクの秘境はもう既にびしょ濡れで陰核もパンパンに膨らみ秘唇はどんどん愛液を零していた。  
一言でまとめれば、洪水状態だ。  
「ハクのここ、もうびしょ濡れじゃないか。」  
「うぅ、そんな事言わないでよぉ。」  
試しに俺は秘境に指を這わせてみる。それと共に愛液が出てきて、ハクが喘ぎ声を上げた。  
「はぁん!ちょっとそこだめぇ!・・・ひゃ」  
俺は手に付いた愛液を舐めた。・・・甘い。  
そう思ったのと同時に目の前の女性をもっと犯したくなってきた。  
それと共にもっと愛したいという感情が生まれたのだ。  
俺は途端に理性が切れて、ハクの秘境に俺のものを這わせた。そして俺はこう言った。  
「いいか?いくぞ。」  
「う、うん。早く私にカイトのちんちんを入れて!」  
そのハクの返事を聞き、俺は自分のものを入れ始める。  
かなりきつかったものの、もう愛液でびしょ濡れだったため入れるのには苦労しなかった。  
が、俺のものが処女膜にあたったので、もう一回ハクに聞く。  
 
「このまま進んで良いんだな?」  
「うん、だって私カイトのことが大好きだもん・・・!」  
その言葉を聞いた後、俺は一気に処女膜を貫き最深部まで収入した。  
「い、痛あああぁぁぁぁぁい!!!」  
「だ、大丈夫か!?」  
もっとゆっくり入れればよかったかなと思いながら、ハクに大丈夫か聞いてみる。  
「う、ううん・・・だいじょうぶ、だよぉ・・。」  
口ではそう言っているが顔を見れば痛がっている事がすぐに分かった。  
「無理するなよ、顔見れば痛いことすぐに分かるぞ。」  
「い、今ならもう動かしても、大丈夫だよ。」  
「わかった、痛かったら無理せずに言えよ。」  
ハクは頷いた。それを確認した俺はゆっくりと腰を動かした。  
「あ、はぁん、も、もっと早くぅ、動かしてぇ!」  
「わかった、い、いくぞ・・・!」  
俺は腰を動かす早さを上げる。結合部分からははしたない音と共に愛液と血の混ざった液体が流れていた。  
・・・いつしか結合部分から流れる液体は愛液だけとなり、真っ白で綺麗になった。  
パァンパァンパァンと、肌と肌のぶつかる大きな音がする。  
「ひゃあん、き、きもちいいよぉ、あぁん!」  
ハクは喘ぎ声を上げながらカイトに抱きついてくる。俺もハクのこと抱きしめてやった。  
性感に耐えられなくなったのか、ハクの脚がガクガク震えだした。  
「あ、あぁ、私ぃもうそろしょろ、い、イきそう・・・ひゃ!」  
「うぁ、お、俺もそろそろイく!」  
ラストスパートをかける為に俺はさらに早く腰を早く動かした。  
だが、このまま中に出すのはさすがにまずいので俺のものを出そうとしたところ、  
ハクの両脚によって抑えられ出すことが出来なかった。  
「だめ!わたしの、あぁ、なかにしぇいえきを、だして!」  
「ハク、い、イく!うぁぁぁ!」  
その言葉により俺は絶頂を向かえ、ハクの中に精液をぶちまけた。  
「ひゃ、ひゃぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」  
それと同時にハクも絶頂を迎えたようだ。  
「「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ・・・・・・!!!!!」」  
お互い絶頂を迎えながら眠りについていった・・・・・。  
 
 
 
 
・・・・・  
「・・・ねぇ起きてよ!・・・ねぇってば!」  
俺は誰かの声によって目覚めた。まだぼやける目が写したのは一人の女性だった。  
金髪のサイドテールが目立つこの女性は、だれだ・・・?  
とにかく上半身を上げた。・・・今気付いたが昨日どうやら行為をしたまま眠ったらしい。  
それに気付いた俺はすぐさま近くにあったタオルケットで自分の下半身を隠した。  
ハクはどうやら先に起きたらしく、服を着てその金髪の女性の隣にいる。  
「ねぇ!もし良かったらずっとこの家にいてよ!  
カイト君みたいな人がいてくれると、この家も活気が出ると思うんだ!」  
「あ、あのどちら様で・・・?」  
まんまり今の状況を理解できない俺は誰なのか聞いてみる。  
「ネルよ!昨日話したでしょ!帰ってきてくれたのよ!」  
「そ、私は亞北ネル、ネルでいいわ。とにかくこの家にいてくれるよね!」  
こんな笑顔で言われちゃ断り難いな、どの道帰るところなんてないし・・・いっか。  
「あぁわかった。よろしくな。」  
「わぁ!ありがとう!」  
そう言ってネルが俺に抱きついてくる。その後ろではハクがネルに嫉妬していて・・・、  
・・・何このハーレム!?なんて思いながら俺はここで生活をすることに決めた。  
 
 
・・・このまんまで終わればハッピーエンドなのだが。  
 
 
そのころ、元カイト宅。  
その日の朝はメイコが決めていたことがあった。  
一ヶ月もの間部屋に閉じ込めておいたんだから今日自由にさせてあげようというもの。  
もうカイトは十分反省しただろうと、  
メイコは今までカイトのやってきた罪を許してあげようと考えていたのだ。  
「今日はアイス以外の立派な料理を奮発しちゃおうかなぁ。」  
そんなことを小声で言いながらカイトの部屋の鍵を開けてカイトの部屋に入った。  
・・・だがそこにカイトの姿は無く、正面の窓と壁は破壊され、脱走したのが一目でわかった。  
その光景を見たメイコは、この言葉以外頭から思い浮かばなくなった。  
そしてその言葉を大声で叫ぶのだった。  
 
「このバカイトオオオオオォォォォォ!何処行ったぁぁぁぁぁぁぁ!」  
 
その日の朝は鶏以外にも鳴き声をあげる生き物がいたそうです。  
 
 

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