「くそぉ〜レンばっかり卑怯だぁ〜。」
俺はレンの部屋を色んな意味で覗いていたら、突然リンに思いっきり顔を蹴られた。
思いっきり吹っ飛んだ。そして見事なまでに壁に突撃。
そんな俺をほっといて、皆レンの部屋に入ってレンの取り合いを始める。
・・・もう俺には誰も振り向いてくれないかもしれない。
「あいつら〜、後で覚えていろよぉ〜。」
もう俺は皆に警戒されているし、それに手を出したりしたら今度こそ警察沙汰になりそうで怖い。
どうにかして裸とか眺めること出来ないものかねぇ・・・特にリンたん・・・。
そんなことを考えていると、あることにひらめいた。
そうだ、俺には沢山の小型カメラがあるんだ!これで盗撮しちゃえ!
俺には他の皆とは違い色々あって仕事があまり多くない。
これを利用すれば・・・にやり。
俺は不吉な笑みを浮かべながら立ち上がり自分の部屋へ向かった。
〜カイトの盗撮作戦〜
数日後、休日は終わり皆仕事に行ってしまった。俺だけ残して。
俺だけは色々前にやらかしてしまったせいで仕事があまりこない。
だが、これを有効的に利用するときがついに来た。
俺はこの時間を使ってみんなの部屋に盗撮用小型カメラを隠す。
皆は夜まで帰ってこない。・・・よし、完璧だ。作戦決行。
・・・盗撮カメラ取り付け中、しばらくお待ちください・・・。
「・・・ふぅ、これでわからないだろう。」
気付けばもう夕方。
誰かが帰ってきてもおかしくない時間なので、俺は早いうちに自分の部屋に戻った。
ミク、リン、メイコ、ネル、ハクの部屋にそれぞれ3つ隠し、
常に俺のパソコンで見れる状態にした。さすがにレンの部屋にはつけなかったが。
これでいつでも皆の生の姿を堪能できるぞ。
「ハァハァ・・・完璧・・・!?」
妄想が先走って鼻血が出てきてしまった。これには気を付けないと・・・。
「ただいまー。」
お、誰か帰ってきたな。あの声はメイコか。最近はやっぱりミクに仕事をとられがちなのかな?
「カイト〜?ご飯用意しておいてくれたわよね?」
いけねぇ!こっちの作業に夢中になっていて家事やるのすっかり忘れていた・・・。
やばいやばいやばい・・・・。と、とにかく盗撮がばれたら全て水の泡なので、
素直にメイコのところへ向かう。
「・・・すいません。ねていました。」
「ちゃんと家事やっておくようにって何度もいったわよね・・・このバカイト!」
バシィン!バシィン!バシィン!・・・
俺のけつがメイコに叩かれ、見事な音が鳴る。
痛い、痛い・・・・・うそ!?気持ちいい!!!!!
「はぁ、メイコもっと叩いてよぉ〜。」
いつの間にか快感に変わっていたお仕置きに俺は興奮して鼻血を流していた。
「きもっ。・・・もう部屋に戻ってなさい。」
そう言われ俺は解放された。もっとやってほしかったのになぁ・・・。
んで今自分の部屋にいる訳だが。やっぱりいつでも皆のことを見れるのは最高だな。
・・・おっと鼻血が。注意しなくちゃヤバイな。
「ただいま〜。」
「ただいまぁ〜!」
「ただいま。」
ん、ミクとリンたんとレンが帰ってきたようだ。
ちなみにリンたんは俺の嫁だ。今日本格的にオカズにできるぞ!
皆が部屋に戻ってプライベートタイムに入るまで時間がある。
俺はその間ゲームをすることにした。
どうせ俺は晩飯に呼ばれないから即席ラーメンに熱湯を入れふたを成年誌で押さえる。
その間にパソコンのゲームの電源を入れ、
ついさっきダウンロードしたゲーム「東北地霊殿(体験版)」をやる。
これはZON氏が作った同人ゲームで縦スクロール式の弾幕シューティングだ。
このゲームには女キャラしか出てこなく、
それを題材にした同人誌は最高だ。(もちろん成年向け。)
・・・もうカップ麺の3分過ぎていた。やべ、意外とのびるの早いな。
まぁとにかく急いで食べ終わし続きプレイ。
・・・もうクリアしてしまった。さすが体験版。3面しかないとは。
今年のコミケはこれ買わなくっちゃな。売り切れにならなければいいが。
仕方がないので他にも積んでいたエロゲーをプレイする。
・・・・・もう11時じゃないか!
俺は急いでエロゲーを終了し、盗撮映像を見る。
もう既に皆自室にいて。一人ひとりそれぞれ違う過し方をしていた。
ミクはネギで山を作っている。メイコは酒を飲みすぎて隣にまたしても山ができていた。
ネルは一生懸命になって携帯をいじっている。ハクは既に就寝中だ。
こうしてみると面白いな。そういやネル達帰ってきていたのか。気付かなかった・・・。
そして俺のリンたんは〜。
リンの画面を見るとリンが左手でレンの写真を持ち。右手でアソコを弄っている。
画面越しからでもわかるほどリンの顔は赤く火照っており。息の荒さも想像できた。
「お、俺のリンたんがオナニーしている。」
つい小声で喋ってしまう。
俺はリンたんのはしたない姿を見てしまい自分の要求を抑えられなくなってしまった。
無我夢中に自分のモノをズボンのチャックを下げて取り出す。
既に勃起していた俺のモノはぶるんと音をたて天を向く。
左手でそれをさすり、右手はマウスを使って映像を調整する。
「あ、やばい・・・もう出そう。」
今日はまだ抜いていなかったために溜まってしまっていたのだ。
「・・・もう出しちゃってもう一回やっちゃおうかな。」
俺はそう決めると両手で俺のモノを一気にしごきあげる。
その途端に何かが一気に我先にとモノの頂点に溜まっていき
「ねぇカイト?起きて・・・い・・・る・・・・・。」
ビクン!ビクビク!
部屋にミクが入ってきた瞬間に俺のモノも達して沢山の精液を出してしまった。
この状況からミクも俺が何をやっていたのかわかったのだろう。
「キャーーーーーーーーーーーー!!!」
大声を上げるミク。そりゃ人のオナニー堂々と見れば驚くよな・・・。
「な、何さっきの声!?」
そこにメイコがやってくる。や、ヤバイ。
「カイトまた堂々とやっていたの?いい加減に・・・。」
メイコの目が黒くなる。後ろの驚いていたミクも。2人とも同じ方向を見ている。
ま、まさかまさかまさかまさか・・・。ヤバイ!非常にヤバイ!
「なに盗撮しているのかなぁ〜?コラァバカイト!!!」
ばれた!俺の今日の頑張りがぁ。そ、それより早く逃げなくちゃ。
冗談抜きで今度こそ殺される・・・・!うわぁぁぁぁ!
「バカイトが逃げた!ミク捕まえて!」
「あいあいさー!」
「く、くるなぁ!こっちにくるなぁ!!!」
俺は必死になって逃げるとき、ついミクのこと押し倒してしまった。
「きゃ、きゃぁああああああああああああ!離してぇええええええええええ!」
わざとじゃないよ?う、後ろからメイコが!今度こそ逃げ切るぞ。
俺はミクの先に行き階段を急ぎ足で降りる。この先の廊下は誰もいない。
よし、今度こそ俺の勝・・・つるっ!
「あらぁ〜!?」
え、なんでこんなところにバナナの皮が落ちているの!?
てえぇぇ!手錠付けられているし!!!
「へへ。俺のこと忘れんじゃねぇよ。」
レンかしまった。油断した・・・。
「ありがとレン!明日も一緒にやろうね!」
「は、ははありがと・・・。」
くそ、レンばっかりいつもいつも・・・卑怯だ!
「さぁて。バカイト今度はどんなことがされたいかな?」
う、メイコの顔が真っ黒に染まり目が赤く光っている。
こんな表情初めてだ。・・・どうなるのよ俺!?
「もうあんたには愛想が尽きたわ。だからあんたには新しい部屋をあげる。」
へ?新しい部屋?なんぞ!?
その後手錠をされた俺はメイコの後を付いていく。後ろはレンとミクがいて逃げれそうにない。
エレベーター・・・この家にあったんだそんなの。
その中に入った俺は長い間待ったような気がした・・・ってB50ってどんだけぇ!?
そこで降り、その先の扉の前で止まった。
「ここがあんたの新しい部屋よ。」
その瞬間に俺は手錠を外されミクとレンに蹴られてその部屋に転がる。痛い。
そしてメイコに扉を閉められ鍵までされてしまった。
「お、おい!出してくれ!!!」
「駄目よ。あんた一生そこにいなさい。刑務所に行かないだけマシだと思いなさい。」
いや、刑務所の方がずっと良いんですけど。
何この部屋。ほこりだらけだしベッドもカビ生えているし。他に何にもない。
空気の出入り口は扉の檻だけですか。やめて!俺死んじゃう!
その後も俺は何度も助けを求めるものの無視されて皆エレベーターに乗って帰ってしまった。
食べ物もそこらに生えている怪しいキノコしかなく明かりも豆電球1個だけ。
もう、こんなの・・・
いやだぁああああああああああああああああああああああ!
その数年後闇の王と呼ばれる吸血鬼が現れるのは別の話。
「メイコホントにカイトあのままで良いの?」
「大丈夫でしょ。だってカイトは人じゃないから。」