滅多に人の訪れることの無くなった古い民家の最深部、
そこに人知れず幽閉されている蒼い髪の男性がいた。
彼は一筋の陽光さえ届かぬ暗闇の中で、
永遠に誓い495週間を独りで過してきたのだ。
そして彼はその長い年月の中で、
最凶の性欲を持つ吸血鬼へと姿を変えるのだった・・・。
〜闇の王?〜
ドーーーーーーーーン!
突然地下から出てくる波動、そして共に鳴る轟音。
理性のほとんどを失った彼が、ついに暴走し始めたのだ。
空を飛ぶ力をも有した彼の背中には特徴的な羽も生え、
495週間の時を経てついに地上に出てきた。
近くでの轟音に驚いて逃げる某春○部高校にいそうな青い長髪の女性を見つける。
すぐさま降りて彼女の前に立ちふさがる。そしてこう言った。
「アナタハ犯シテモ壊レナイ人間?」
そう呟く彼の顔は悪意に満ちていてとても恐ろしかった。
案の定彼女は犯されて気絶をするのだった。
「アア、モット俺二感ジサセテ・・・。」
そういった彼は彼女の首に歯をたて血を吸い始た・・・。
そして叫ぶのだ。
「アハハハハハハハハハハハァ!!!!!」
その奇声はその地域中に広まるのだった。
「!?」
な、なにあの声・・・。
あ、私ミクです。もう色々老朽化が酷かった家からも引っ越して今も楽しく暮らしています。
私も20代となり昔以上に仕事が入ってきて忙しいけど、
私の歌った歌を聞いてくれる人が沢山いてくれてです。
あ、自己紹介はそのくらいにしておいて。・・・さっきの声は!?
確か元々私の家があった方向。なんで!?・・・なにもなかったはずだけど。
その瞬間突然突風が吹く。私は急いで近くの柵につかまる。
近くの人が皆飛ばされていく・・・ご愁傷様。
そう思って夜空を見ると空に浮かぶ蒼い髪の男性が。
・・・どこかで見たことあるような・・・気のせいよね。
とにかくその人は何かおかしい。目は赤く光っていて、
背中からは某妹様を連想させるようなカラフルな翼、そしておぞましい邪気を纏っている。
「まずい・・・逃げなくちゃまずい。」
私が逃げようとした瞬間には目の前に立ち塞がっていた。は、速い・・・。
「アナタハ今度コソ壊レナイ人間?」
何を言っているのこの人は?まぁ私もおとなしくはしていないわ。
「これでも喰らえ!」
私は昔からの愛用である金属ネギバットを力いっぱいその危ない人に投げつけた。
「てゐ!」
・・・まさか、小指だけで弾き飛ばしたっていうの・・・。
やばい、早く逃げなくちゃ逃げなくちゃ・・・本気でやばい。
「キャァアアアアアアアアアアアアア!」
「嬉シクナルト、ツイ犯ッチャウンダ♪」
逃げたときにはもう既に遅しかも知れないけどとにかく逃げる。
この距離からなら車とか他の障害物もある、これで何とか。
うにょうにょ。
「!?」
走っている途中脚に何か柔らかいものが触ったような。
その瞬間、よく分からない物体が私の体に巻きついて動けなくなってしまった。
「な、何よこれぇ・・・!」
両手両足を動かそうにも全然びくともしない・・・。
ってどんどん上に上げられていくし、もう10m上空・・・なにこれぇ!?
私が正面を向くとすぐにわかった。
蒼い髪の人の両手が触手みたいに変化して私のことを抑えつけている。
「な、何をしようっていうのよ。」
ゆっくりとながら近づいてくるもう一本の触手。
それは近づいてくるにつれあるものに変化してきた・・・。
そう、それはどこからどうみても男性器。何されるのかがここでようやく分かった。
「や、やめて・・・やめてよぉ。イヤァアアアア!」
私は声だけでもと思い必死に声を上げる。
そんなのお構い無しに近づいてきた男性器。ついに私の股下まできた・・・。
「お願いだからやめてぇ!!!」
「サァ・・・感ジサセテ。」
私のアソコに触れて感触を味わう男性器。私はこの状況でこう叫ぶ他なかった。
「だ、誰か助けてぇええええええええええええええええ!!!!!!!!」
その後ついに触手が・・・・・・・