怒りのミク姉にネギを刺されたオレは部屋で奮闘していた。  
「ぬぅ…痛ぇぇぇ、抜けねぇよカイト兄!!」  
カイト兄に勧められたローションをつけてみるも  
尻穴深く刺されたネギは一向に抜ける気配が無い。  
(カイト兄はすでに4回経験があるらしい)  
 
「…ねぇレン、それなんかいいの??」  
「?!」  
顔をあげるとそこにはリンが居た。  
ネギを抜くことに集中しすぎて、リンが部屋に  
入って来てたことに全く気づいてなかったのだ。  
「ちが、これ、ミク、抜こ……」  
汗をだらだら流しながら動揺するオレに彼女は吹き出した。  
「あははは、ミクお姉ちゃんに刺されたんだね!  
 さっきカイト兄もお尻にネギ刺して歩いてたよ」  
カイト兄…意外と気にいっているのか…?  
 
 
「…で、ネギが抜けなくて困ってると。」  
一通りオレの話を聞いたリンは、がちりとネギを掴み引っ張り始めた。  
「いででででで無理矢理ひっぱるなぁぁぁ」  
「うーん、ホントに抜けない。レン力みすぎだよ〜」  
尻にネギ刺されて力まないやつがいるか!!  
「ほら、力抜いて」  
「え」  
 
むにむにむに。  
リンが指先でオレの…オレの…  
「力抜けないなら、マッサージしてあげるからさ〜」  
丁寧に、ねぎの周りを人差し指と中指で揉んでいるようだ。  
時々ローションを足してはにゅるにゅると  
しわになじませ、穴の周りをじわじわ刺激される。  
うわぁ…リンの指、やわらかい……変な気持ちになっ…  
 
ずるぅ!!!  
 
「ぎゃわぁぁぁっ」  
「あ、抜けそうだよレン」  
「ちょ、待って!一回止めて!」  
「あと少しだから!このまま言っちゃうよ〜!!」  
 
ずぼっっ  
 
「抜けたぁぁ!!やったね、レン!………レン?」  
歓喜の声をよそに、オレはその場に倒れた。  
ひどいやリン………  
 
だけど嘆いた瞬間信じられない事が起きた。  
尻穴がひやりとする。  
「レン、痛い?大丈夫?」  
リンがぺろぺろ舐めているようだ、そんな切り傷じゃないんだから!  
うううこれもちょっと気持ちいい。オレは変態になってしまったのか。  
「リンさっきからさ…どこで覚えてきたの」  
「?」  
ふと気づく。そう言えばリンはあまり外の世界(ネット)を知らない。  
単純に、歌を歌う回数が少ないのであまり出たことがないのだ。  
言うならばこの家で一番真っ白な存在…  
だから、きっとこれもオレを心配する純粋な行為なのだ。  
そんなリンの気持ちを利用するなんてできない。  
早急に辞めさせなければ。  
「い、痛いの…もうちょっと中なんだけどなぁ〜」  
口から出たのは真逆の言葉だった。  
ばかばかオレのばか!だけどリンの舌があんまり柔らかいから!  
そうこう考えてるうちにぬぷり、とオレの穴にリンの舌先が入ってきた。  
わぁぁヤバイこれすっげ気持ち良い  
「ふぇんー、んんんんぃ?」  
「う…うん、いい、いいよりん…」  
やばい、やばいこれ以上は駄目だ。駄目だ。  
でもそんな刺激されたらもう  
 
ガチャっ  
「リン、もっとっ オレの硬くなってるとこも触  
「レン君さっきはごめんね!やりすぎちゃっ  
 
時間が止まった気がした。  
ミク姉が手に持っていたローションが  
彼女の握力によって吹き出した事で  
オレは時間が動いていることを認識した…。  
 
 
 
「うんうん、それで、リンちゃんはレン君の為に抜いてあげたんだねー」  
「うん…。ミク姉、もっかいいれちゃうの?」  
ずぶずぶずぶ…  
再び長いネギが尻穴に沈んでいく。  
「いいのよ。リンちゃん、今度お姉ちゃんと外の世界(ネット)に行こうか」  
「え!やったぁ行きたい行きたい!」  
ちょ、それは(オレが)マズイ事に…!と  
止めようとすると、ずんっ奥深くネギが刺さった。  
遠のく意識の中、ミク姉の、今度はリンちゃんが  
もう一本入れてみようかーという声が微かに響いた…。  
 

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