「がくぽさん、ちょっと違うけどハーレム状態だったねぇ。ヴェノマニア公になった気分はどうだい?」  
良き友でもあり、先輩でもあり、好敵手でもあるカイト殿は上機嫌で桃を剥きながら拙者に言い放った。  
 
拙者、神威がくぽと申す。  
とある夏の夜、我が妹分であるGUMI殿がクリプトン組のミク殿達と勉強会をするという事で一晩家を空ける事となり、  
拙者は久々に屋敷で一人過ごす事になった。  
夜も更け、拙者は床に入り眠りについた。寝苦しい夜だったので雨戸は開けたままでござった。  
…それが命取りであった。  
 
「がくぽさん…がくぽさん…」  
女子(おなご)の声に目が覚め、身体を起こそうとしたが…拙者は[大の字]で両手足を縄で拘束されていたのだ。  
「なっ、何事かっ!?」  
拙者は首を振り、辺りを伺うと行灯の炎に女子四人が浮かんだ。  
「フフッ、がくぽさん今晩は。」  
「Goodevening.がくっぽいど神威がくぽ。」  
「やほ〜、がく兄〜」  
「おはよう、兄さん。」  
ミク殿リン殿ルカ殿GUMI殿が拙者を囲む様に立ち、覗き込んでおった。  
かの様な状態になるまで気付かぬとは…侍(もののふ)として何たる不覚。  
ま、まずこの拘束を解かねばなるまい。  
「み、皆の衆、これは何事でござるか…?願わくば拘束を解いてくださぬか?」  
…我ながら情けない。  
「ごめんねがく兄。拘束解く訳にはいかないんだよね〜」  
そう言うのは何故かムービーカメラを持っているリン殿。何故録画するのだ?  
拙者、己が気付かぬうちに何か無礼を働いたのだろうか?心当たりを考えているとGUMI殿が口を開いた。  
「単刀直入に聞くけど、兄さんはミクちゃんとルカさん、どっちが好きなの?」  
「そ、それは…」  
妹分GUMI殿の問いに言葉が詰まる。  
実はまだミク殿とルカ殿どちらと付き合うか未だに甲乙つけられずにいるのだ。  
(レンのドキドキ☆部屋チェック&探偵むしm(ry〜Hello怪人512面相 参照)  
「ミクちゃんもルカさんも恋愛を経験したいから、早く兄さんに決めて欲しいんだって。」  
GUMI殿の言葉にミク殿とルカ殿が小さく頷く。わかっておる…だがこれは本当に甲乙つけがたいのだ。  
更に今回の件をGUMI殿が説明する。  
「実は勉強会は嘘で、なかなか兄さんが決めないからどうしたら決めてくれるのかなってミクちゃんと  
ルカさんの相談にリンちゃんも入って聞いてたんだけど、息抜きにマスターのお宝動画を見て思いついたのっ!」  
 
何で恋の悩みを主(あるじ)のお宝動画で解決法が思いつくのだっ!!悪い予感しかしない。  
だが、念のために聞いておこう。  
「…で、何を思いついたのだGUMI殿?」  
拙者はGUMI殿に問うと、GUMI殿は爽やかな笑顔で答えた。  
「お宝動画みたいに[逆レイプから始まる恋愛もいいんじゃない?]って。」  
「……」  
GUMI殿の爽やかな笑顔が悪魔に見え、拙者の電脳回路が一瞬フリーズしたが、すかさず再起動させる。  
「…どーしたらそうなるんじゃいっ!貞操という物がないんかい貴様らっ!早う縄を解けっ、たわけがっ!」  
好色物の鑑賞はルカ殿は20歳だから問題ないのだが、リン殿ミク殿GUMI殿は問題ありではないかっ!  
…ん?GUMI殿は一体いくつなのだ?  
拙者が身体をよじらせながら抗議しているとミク殿が  
「…だってがくぽさん、デートの時、奥手過ぎてキスすらしてこないんだもん。この際言わせてもらいますが  
もう[子供扱い]してほしくないです。(ミクの直談判 参照)」  
ミク殿の言葉に拙者は何も言えなかった。  
拙者はミク殿の事を考え行動を自重していたのだが、ミク殿がそう思っていたとは…不覚。  
「ミクちゃんそれマジ?」  
「ミク姉かわいそー。」  
「Oh,no.」  
ミク殿に同情した女子達の冷たい視線が拙者に降り懸かる。  
…しかし男女の逢瀬というものは本来は慎ましいものではないだろうか。最近はすぐ[まぐわい]へと行動を  
移す輩があまりにも多過ぎる。これは嘆かわしい事である。  
話を元に戻す。身の危険を感じ取った拙者は身体をよじらせ何とか逃走を図ろうとするが、いかんせん  
四肢を縛られているので無理窮まりない。  
拙者の無様な様子を見ていたリン殿が耳を疑う様な台詞を言い出した。  
「逃げるなんて駄目だよがく兄。ミク姉ルカ姉、さっさと脱いで始めちゃおうよw」  
「そうだね。」  
「CV02鏡音リン、了解しました。」  
「え?な、何を?」  
リン殿の言葉にミク殿とルカ殿は素直に返事をし、事もあろうに拙者の前で衣服を脱ぎ出したではないかっ!  
男子としては実に美味しい出来事だが…異常事態なのは間違いない。  
「み、ミク殿ルカ殿何してるでござるっ!?止めるでござるよっ!」  
拙者の制止を聞かず、一糸纏わぬ姿となったミク殿とルカ殿は行灯の炎に照らされて妖艶な姿を晒し出した。  
だが拙者は恐怖と色欲が織り成す異様さに目を背ける…が、イチモツはしっかりと反応してしまった。  
 
己の未熟さに呆れるばかりなり。それを目敏く見つけたのはリン殿だ。  
「これはもしかして…おっ勃っチン状態?がく兄w」  
リン殿が拙者にカメラを向ける。こっちに向けるでないっ!  
「皆、例の言葉、言っちゃあ駄目だからね。」  
「「「了解」」」  
リン殿は録画、GUMI殿が様子を見る中、ミク殿は微笑&ルカ殿は無表情で四つん這いになり、ゆっくりと  
拙者に近づく。  
「くっ、来るでないっ!来るでないっ!皆の衆、気を確かにめされいっ!」  
大の字で四肢を拘束された拙者はどうする事も出来ぬ状況でござる。  
「うふふ。がくぽさん、そんな事言わないで下さい…」  
「ターゲット、がくっぽいど神威がくぽ。お相手よろしくお願いします。」  
ミク殿とルカ殿は左右から帯を引っ張り、浴衣の前を開けさせた。身体を隠しているのはもはや褌のみ。  
その褌の下からは拙者のイチモツがはち切れんばかり褌を圧迫している。  
「ひ、卑怯だぞおぬしらっ!拘束して動かぬ者を辱め、いたぶるとはっ!」  
とうとう拙者はミク殿達を怒鳴り付けてしまった。が  
「はい。卑怯の妹分でございます。」  
ミク殿はそう答えて拙者に可愛らしく微笑んだ。兄が卑怯なら妹分も卑怯か…もうやだこの兄妹。  
そうやってるうちに二人は拙者の胸に接吻する。二人の柔らかな舌の感触に身体が反応してしまった。  
「くっ…ふっ…」  
「ほらほら兄さん、落城した方が楽よ?アハハッ。」  
GUMI殿が笑う。行灯で照らされたその顔はまるで[ヴェノマニア公の狂気]のPVで幼なじみを嘲笑う女の表情だった。  
もはやこの者共を止める事は出来ぬ。拙者は精神統一をして、己の意識をを無の境地へ追いやろうとした。  
だが二人の執拗な攻めに精神統一は無駄に終わった。  
「んんっ…くっ、あっ…!」  
「その声…尚更弄りたくなっちゃいます…」  
「がくっぽいど神威がくぽ、私とCV01初音ミクの愛撫に反応あり。このまま愛撫を続行します。」  
そう言って二人は更に敏感な箇所、乳首を舐め出した。  
「くっ…ミク殿、ルカ殿…止めっ、あぁ…っ!」  
快楽に喘ぎ、背中が弓なりになる。己の未熟さをただ恨むばかりなり。二人の愛撫に拙者は喘いでしまう。  
「うふふ…がくぽさん感じているんですね。嬉しいです。」  
「がくっぽいど神威がくぽ、感度良好。愛撫第二段階に移行します。」  
そう言ってルカ殿は肌を舐めながら下腹部へと移動する。まずい…っ!  
「ルカ殿…ふぐっ!?」  
「ん…」  
 
拙者の唇は塞がれた。ミク殿の唇によって…所謂接吻である。しばらく重ねた後唇を離した。  
「…ずっとこうしたかったんですよ、がくぽさん。うふふ。」  
ミク殿が妖艶な笑みを浮かべ、再び拙者の唇を奪い、更に舌を侵入させた。まるで口内を調べる様な、  
ゆっくりとした熱い接吻に頭脳回路が焼き切れそうになる。  
だがここで折れては侍(もののふ)が廃(すた)る。拙者は色欲に染められぬ様、再び精神を集中させた。  
「ミク姉、初キスおめでとー。」  
「おめでとー。ミクちゃんごめんねー、ふがいない愚兄でさーw」  
外野二名がミク殿を祝う…GUMI殿、そなたから見て拙者は愚兄なのかorz  
そうやっている間にルカ殿が拙者の自身を褌の上から動物を撫でる様に愛撫し、接吻する。  
「おぉうっ…ルカ殿、止めるで…ござ、るよ…うおぉっ…」  
そんな拙者の願いを聞き入れる事もなく、ルカ殿はミク殿達に伺う。  
「皆さん、そろそろこの褌を剥がしてもよろしいでしょうか?賛否願います。」  
「「「賛成っ!ルカさんやっちゃってーwww」」」  
…女子のノリ、恐るべし。拙者オワタ\(^o^)/  
「満場一致で可決。よって、がくっぽいど神威がくぽの褌を剥がします。」  
…駄目だこいつら早くどうにかしないと。しかし四肢を縛られ、大の字に拘束された拙者にはどうする事も出来ぬ。  
拙者は四人の女子の茄子がまま…否、為すがままであった。  
ルカ殿は褌を力ずくで下へ引きずり下ろし、拙者の勃起した拙者のイチモツを目の前に晒すと女子達の  
どよめきがあがった。しかし表情は正に(´・ω・`)な顔…拙者にはわかる。[これで真性包茎じゃあ  
なかったら完璧なのになぁ]と、顔に出てるぞおぬしらーっ!!拙者はあまりの屈辱に涙を零した。何故  
こんな目に遭わなければならぬのだ?拙者は何か粗相をしたのか?  
そんな拙者の気持ちなど余所にルカ殿が仕打ちを続ける。  
「がくっぽいど神威がくぽの勃起状態の男性器を確認。これより[パイズリフェラ]を開始します。」  
「え?…なっ何を、おおっ!?」  
拙者が言おうとした時、妙な感触がイチモツを包んだ。 何事かと下腹部に目をやるとルカ殿が乳房で  
イチモツを挟んで上下に動かして先端を舐めておるではないかっ!その表情は相変わらず無表情だが…  
な、何という感触…!  
「んく…ふっ、んむんむ…」  
「おおぅ…あっ、ルカ…殿、くっ…うぅ…」  
ルカ殿の巧な性技に拙者は窮地に立たされた。  
 
このままルカ殿にヌかれても良いのではと、脳裏に浮かんでしまう。予測不能の感触に我慢出来ず、嬌声を  
上げ続ける拙者。その様子をミク殿とリン殿が羨望の眼差しでつぶやく。  
「いいよなぁルカさん、巨乳だからそんな悩殺的な事、出来てさぁ…」  
「我が儘言わないでよミク姉。アペンドでバストアップしたじゃん。リンなんてさ…」  
二人が発するネガティブな空気をGUMI殿が打破する。  
「ほらほら兄さん、こんな素敵なハーレムなんてないわよ?ヴェノマニア公になった気分はどうかしら?」  
GUMI殿があの嘲笑う表情で拙者に言葉攻めをする。GUMI殿がかの様なサディストとは…思わず背筋が凍る。  
そんな中、ミク殿が拙者から唇を離した。  
「がくぽさん…喘ぎ声、凄い色っぽいんだもん。私、したい。」  
…な、何を?そう聞く間もなくミク殿はルカ殿の胸の谷間にある拙者のイチモツに触れ、ルカ殿に聞く。  
「ルカさん、そろそろ私に交代して。したいの。ね?」  
「CV01初音ミク、私が扱いているので私が優先ではないのでしょうか?」  
…人のイチモツを取り合うなっ!と拙者が突っ込もうとしたところ  
「ミク姉ルカ姉、チンポ取り合うってどこまで飢えてんのよwww」  
「ちょwリンちゃんwww二人とも、ジャンケンでwねww」  
笑い転げるリン殿とGUMI殿を見たミク殿とルカ殿は取り合いを止め、静かにジャンケンを始めた。  
微妙な空気を感じているのは拙者だけなのだろうか…  
「CV01初音ミク、貴女の勝ちです。どうぞ。」  
ルカ殿がミク殿に拙者を譲る。次はミク殿が拙者を…と思ったが、ミク殿は拙者に跨がった。  
ちょっと待てっ!!したいって[まぐわい]かっ!?拙者は驚愕した。  
「ミク殿っ!気は…気は確かかっ!?そなたはまだ処女(おぼこ)ではないかっ!?もっと自分を大事に…」  
「はい。私、がくぽさんと大人の関係になりたいです。お兄ちゃんとお姉ちゃんの様に。」  
そう言いながらミク殿は拙者のイチモツを濡れそぼった己の秘口に宛がう。  
「ミク姉頑張れー。」  
「兄さん、ミクちゃんとルカさん、どっちがよかったかで勝負決めるからよろしくねー。」  
外野二名がミク殿を応援する…と、いう事はこの後ルカ殿もするのかっ!?  
頼むっ、二人してミク殿を…否、誰かこの四人を止めてくれっ!  
別に拙者はミク殿が嫌いな訳ではない。むしろ拙者はミク殿が大事な存在であるからして…っ!!  
 
 

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