【その後のがくぽ】  
 
 
「がくぽさん、後は頼んだ…」 KAITO殿のこの言葉で、我に返った。  
 
とりあえず、  
 
「……マスター、  
 女子に斯様な仕事を振るのは、いささか酷ではなかろうかと。」  
 
と、マスターが着てたシャツを無理やり取り上げ、初音殿に渡す。  
そして、丈の短い自分の羽織は、背丈の低い鏡音殿のほうに。  
 
 
特に、初音殿のほうは、この手の仕事には慣れておらんのだろう。  
真っ赤になって、今にも泣き出さんばかりの顔をしている。可哀想に。  
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
まあ、個人的には。  
それなりに美味しい絵づらだった、というのは、否定はせんのだが……。  
 
 
 
【その後のミク】  
 
リンちゃん、がくぽさんの着物着てる。いいなあ……。  
 
てゆーか。  
 
百万歩くらい譲ったとして、  
マスターやお兄ちゃんに見られるまでは、まあ、ガマンできます。  
 
けど、がくぽさんには、見られたくなかったよう……。  
 
 
 
 
 
せめて、お姉ちゃんくらい胸があればなあ……。はぁ……。  
 
 
 
 
【その後のリン】  
 
目ざといリンちゃんは見てました。  
 
がっくんてば、  
なんだかんだ言いつつ、ミク姉の方ばっかチラチラチラチラ見てんのw  
 
 
 
 
へーー、そーかー、そーだったんだーー(にやにや)。  
 
 
 
 
【その後のレン】  
 
(卒倒中)  
 
 
 

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