どうも、レンです。只今俺一人留守番です。  
 
ミク姉とリンは鬼畜ドSマスターの所にて、夕方から翌朝までレコで帰らず。  
メイコ姉とカイト兄は隣のがくぽさんと共に飲みに行った。  
(ちゃんと俺に小遣いを渡して)  
 
つまり…皆の部屋を漁れる絶好のチャーンス!兄弟いる人達ならやった事がある  
だろ。ぐふふ、一度やってみたかったんだ〜w(ほっかむりを付け)  
まずは二階、手始めにリンの部屋。…散らかってんなぁ、女なら綺麗に整頓しろっつーの。  
フォルダ発見っ!あれ?このエロフォルダ…俺のじゃねーかよっ!ベッド下に隠しておいた  
はず…先にやられてた〜畜生っ!  
何だこの説明書?[盗聴器利用説明書]…何やってんだあいつ?  
そろそろ他の部屋に行くか。  
 
次はミク姉の部屋。  
こ綺麗にしてあるな〜、リンも見習えよ。書きかけのメール発見。何々…  
 
【拝啓 がくぽさん  
先日のCEATEC2008の際は大変お世話になりました。  
とても楽しかったです、ありがとうございました。】  
そんなイベントあったな。プレゼンのオッサンがミク姉のネクタイ+袖の半コス  
してたってw俺も行きたかったなぁ。  
 
【でも、これって[YAM○HA公認パートナー]って事ですよね?  
…あ、あの、私でよければ今後お付き合いしていただけませんか?】  
 
こっ、これは…ラ、ラブレターってヤツかっ!?うわっうわ〜っw俺、今、めちゃ  
メルトってるwwwちょっとこれ以上見るのはミク姉にも悪いし、恥ずかしいな。  
ま、弟分として生暖かく見守りますか。  
ミク姉の部屋はこれくらいにしよ、ごちそうさまw  
 
さて、一階に降りてカイト兄の部屋。シンプルっつーか、さっぱりした部屋だな。  
でもベッドはしっかりしたヤツで少し大きめ。ま、図体デカイし。  
ベッドの下にお約束な物がないかと潜り込む。お宝お宝〜っと。  
 
「ただいま〜」  
玄関からテナー&アルトがハモった。げっ!?帰って来たっ!?マジヤバッ!!  
おまけにカイト兄の部屋は玄関前っ!出るに出られねぇっ!  
「レン、寝ているのかもな。」  
 
「レンきゅん…いないの?」  
…ま〜たやったか。ありゃあ相当飲んでるなメイコ姉。  
とりあえず脱出したいから、早く奥のリビングへ行ってくれ〜。  
「メイコ、飲めないがくぽさんに「あたしの酒が飲めないっつーのっ!?」と言って  
無理矢理ざばざば飲ますなっ!サイハテ一歩手前だったぞっ!」  
…ヤバイってそれ。がくぽさん合掌。  
「えへへ、無事に着いたかにゃ?便りくるかにゃ?」  
駄目だ、ダメイコ過ぎる。  
「…メイコ、お仕置き決定。」  
…え?  
バタンと部屋のドアが開き、メイコ姉を肩に抱え上げカイト兄が入ってきた。  
もはや脱出不可能。俺オワタ\(^o^)/  
 
ベッドに二人倒れ込み、大きく軋む。え?まさか…  
「ふえぇ〜、酔っ払っているのに卑怯らお。」  
「卑怯もナニもあるかっ!このダメイコがっ!」  
「ラメイコじゃないお〜」  
どうしよう俺。そんな中、ベッドの角側に奇妙な物を見つけた。  
(発信機?…いや、盗聴器か!)  
リンの部屋にあったヤツかっ!なんて奴だ、俺の片割れ恐るべしっ!  
そういやミク姉もリンの部屋に行って、二人して何か盛り上がってたな。多分  
盗聴…なんだろな。  
「ごめ…あ、やらぁ、解いてぇ。」  
メイコ姉の声。何か…可愛い声。  
「だーめ。」  
続いてカイト兄の声。何か…意地悪な声。普段の二人からこんな声は聞かない。  
横を見るとメイコ姉のスカート&パンティ、カイト兄のコート、ズボン&トランクス&  
靴下が次々と落ちてきた。前々から二人の関係は気付いていたけどさ…  
その二人は今、俺の上で…ヤバイ、悶々としてきた。  
「あぁんっ!」  
メイコ姉のあられもない声と、クチュクチュと何かを啜っている音。  
「メイコの…いつ舐めても、美味しいな…」  
な、何してんのカイト兄?  
「カイトぉ…あん、もっと舐めて…あ、やら、止めないでぇお願いぃ。」  
メイコ姉、カイト兄に何されてんの?  
「あーあ、そんなに足を広げて淫らに腰を振っちゃってさ。どこを舐めてほしいのか、  
ちゃんと言いなよ。」  
 
「うぅ、意地悪しないでぇ。」  
声だけなのに凄ぇ刺激的。これが大人の色気ってヤツか。  
「ほーら、ちゃんとお願いして言わないと終了だよ?」  
「言うから、言うから止めないれぇ…あ、あたしの、やらしい汁だくの…おまんこ、  
いっぱい舐めて下さい。」  
っ!なんつー事言うんだメイコ姉っ!いや、言わせるカイト兄かっ!鬼畜だカイト兄っ!  
二人のやり取りに、とうとう俺の息子がオッキしちゃったよ…  
俯せだから苦しい。何とか仰向けになる。  
上ではメイコ姉のヨガリ声とカイト兄の舐め取ってる音が聞こえる。  
「カイトぉ、気持ちイイよぉ…そこっああんっ、もっとぉ…」  
またベッドが軋む。  
「もっと気持ちよくなりたかったら、俺も気持ち良くしろよ?」  
横にマフラーが落ちた。腕を解いたみたいだな。  
「カイトのおちんちん、こんなになってるぅ、嬉しい…」  
…メイコ姉、その台詞刺激強過ぎる…もう、我慢出来ないよ、俺。  
メイコ姉、カイト兄ごめんなさい。二人をオカズにさせていただきます。  
背徳感を感じながら、俺はズボンのチャックを開いて息子を晒しオナりだした。  
 
この間のフォルダのヤツ(>>307参照)を思い出したけど、デカかったなカイト兄の…  
アレ、メイコ姉の中に入っちゃうんだよな…メイコ姉、凄いアンアン鳴いてたもんな。  
今夜がスパンキーみたいなw理解した瞬間、鼻血噴いて倒れよな俺。  
時たま夢で見ちゃうんだよ。で、朝起きたら[オンスで☆ごめんネ!]状態。  
本当下着代くらい出してくれよ二人共。  
…愚痴てすまん。  
 
「メイコ、跨がれよ。」  
「…うん。」  
お、動くか?ベッドが軋む。  
「ひゃああんっ!」  
メイコ姉の悲鳴に似た声、何があったんだ?  
「いきなり入れ、ああっ!」  
「お仕置きって言ったろ?メイコだけ動いて俺をイかせろよ。」  
き、鬼畜ドSだ兄さん…これで俺の優しい兄さんのイメージはデリートした。  
グチュグチュとやらしい水音と共にメイコ姉のヨガリ声が部屋に響く。  
 
「あ、あぁんっ、カイトの…ぶつかって、はあんっ」  
「メイコの中、溶けてるみたいに熱くてドロドロだ。目茶苦茶俺のを締め付けながら、  
俺を貪る様に腰を動かし胸も揺らして…全くほんと淫らな牝だ。」  
カイト兄、言葉攻め容赦ねぇ…  
「ち、違うもんっ…はあんっ、あんっ…」  
…説得力ねぇよメイコ姉。  
二人の動きでギシギシ軋みまくるベッドを伴奏に、メイコ姉のヨガリ声、カイト兄の  
息遣い、やらしい水音とが混ざり合って卑猥な交響曲になる。  
ギシアン交響曲といったところかwそれをBGMに俺はオナってる。だって俺の保護者が  
獣の様にギシアンしまくってんだぜ?背徳感のせいか凄ぇ興奮。思わず手に力が入る。  
やべぇ、凄ぇ気持ちイイ…登り棒とか比じゃねぇよ。  
「そろそろ突き上げてほしいか?」  
カイト兄、余裕アリアリの意地悪そうな声。凄ぇゾクゾクする。もしかして俺Mか?  
「してしてぇ…激しく、いっぱい突き上げてぇ」  
ドM過ぎだメイコ姉。まるで泣いてるみたい。  
しかしカイト兄、尊敬するよ俺。あんな悪酔猛獣をその股間の武器で、か弱い小猫に  
するんだもん。俺なんて悪酔猛獣に絡まれたら、ひとたまりもない。長年の突き合い、  
否、付き合いってヤツ?正直…じっくり見たいです。でも見たら大量の鼻血で失神確実。  
「それじゃあ卑猥な言葉いっぱい使って…俺におねだりして、俺をその気にさせろよ。」  
ひぇ〜、キングオブ鬼畜ドSだよカイト兄wしかし、そこに痺れる憧れるぅみたいなw  
「はぁ…あ、あたしの…中出し大好きな…淫水まみれの、やらしいおまんこを、  
カイトの立派な…おちんちんで、いっぱい突き上げて…熱くて白いのを沢山注いで  
下さい…」  
…くぅ〜っ、凄いエロ過ぎるっ!マジヤバいよ俺の息子っ!羨ましいぞカイト兄っ!  
「よく言えたね、ご褒美だよ。」  
「あっあっ、しゅごひっ(凄いっ)しゅごひのぉっ!はあんっ!」  
またまた激しくベッドが軋む。俺もいつの間にかオナりながら、腰を突き上げる様に動かす。  
 
そんな事をしているうちに面白い事を見つけた。腰を持ち上げると、俺の息子が  
ベッドの底にぶつかる。目を閉じてやるとまるで俺がメイコ姉を…犯っているみたい。  
俺は扱きながら息子の先をベッドの底にぶつける事に夢中になった。  
「あひぃ、カイトぉっ!イクッ!イッちゃうぅっ!はあんっ!」  
「凄い…締め付けだ…メイコ、俺も…」  
どうやら二人共ラストスパートみたい。年長組の本気マジヤバい。  
俺もそろそろラストスパート。ムズムズとアレが来る。  
「なっ、中に出してっ!カイトの…欲しいのっ…あふっ、いっぱい…熱いのっ、  
ぶちまけてぇっ…」  
メイコ姉、俺もぶちまけちゃうよ…  
「ご希望通り、してやるよ…」  
カイト兄、羨ましいよ…頭もぼーっとしてきた…お約束の鼻血失神かな…  
「ふあぁんっ!!」  
「…くあぁっ!」  
二人の熱いイキ声。俺も釣られてイク…  
「…うわあぁっ!」  
鼻孔と手に熱いのが伝わる。頭が真っ白になってゆく…  
「…レンッ!?」  
途切れいく意識の中、カイト兄の声が聞こえた。  
 
 
○シリアスバージョン  
 
「うぅ…」  
目が覚めた。ぼーっとする頭を抱えながら身体を起こす。  
「気がついたか、レン。」  
横を見ると椅子にカイト兄が座っていた。  
ここは俺の部屋のベッド。服はパジャマに着替えられてた。  
「全く、ベッドの下にレンがいるとは思わなかったよ。大丈夫か?ほら。」  
ミルクを入れたマグカップを俺に渡した。  
怒るどころか、いつもの優しいカイト兄。鬼畜ドSなんて微塵もない。  
「カイト兄、メイコ姉は?」  
「めーちゃんは感じ過ぎてイッて失神したからレンには気付いてないよ。安心しろ。」  
暫くの沈黙…ちゃんとカイト兄の顔が見れない。恥ずかしい、怖い、謝りにくい、  
沈黙がどんどんプレッシャーになる。  
どうしよう…そんな事考えていると、  
「留守中に人の部屋を漁るのはよくない事はわかるね?今後はするなよ?レン。」  
カイト兄から忠告。それは痛い程よくわかった。恥ずかしいくらいしっぺ返しが来たから。  
「うん…」  
「うん、じゃないだろ?」  
 
「はい、ごめんなさい。」  
「よろしい。それじゃ、ゆっくり休むんだよ。」  
そう言って椅子から立ち上がり、部屋から出ようとした。  
「え?」  
それだけ?怒らないの?俺が呆然としてると、カイト兄が俺を見て再び椅子に座った。  
「レン、なに豆鉄砲喰らった顔しているんだ?」  
「だ、だって俺、カイト兄とメイコ姉のエッチ…ずっとオナニーして聞いていたんだよ?  
それは…怒らないの?」  
思わず口に出した。はっきりしないのは嫌だから。  
カイト兄はその大きな手で自分の口元を覆い話した。  
「レンも男だからな、あれは仕方ないだろ?俺がレンの立場だったら同じ事してたさ。  
[男同士の暗黙の了解]だ。ただでさえ肩身の狭い男同士、仲良くしていこうじゃないか。」  
そう言って微笑んで、空いてる手で俺の頭を撫でまわす。  
「や、やめてくれよカイト兄〜」  
でも、俺はカイト兄の大きな手が好き。メイコ姉もきっと好きなんだろうな。  
撫でるのをやめるとカイト兄は溜息をつき、  
「俺も自重しなきゃなぁ、マジに。」  
と呟いた。顔、赤いよ兄さんw俺は思わず  
「そうだね、マジにあれは鬼畜ドSだったよ、マスター並にw」  
と、口を滑らせてしまった。あ、ヤバ…  
「うるせっ」  
カイト兄、苦笑いして俺にヘッドロックをかける。でも、ちゃんと手加減されてるから  
苦しくない。じゃれあいみたいなものだ。  
「ごめんなさいごめんなさいw」  
やっぱりいつもの優しいカイト兄だ。  
「ところで、変な事なんだけど聞いていい?」  
「何だい?」  
手を離すカイト兄。  
「カイト兄の部屋、エロいのなかったけど…」  
「俺はメイコで十分だから、あんなのは必要ないのさ。」  
「今、[メイコ]っつーた。」  
俺が指摘するとカイト兄は赤面して顔を反らした。ぐふふ、ごちそうさまw  
 
「そういえば、カイト兄のベッドに盗聴器があったよ。」  
次から次にやってくるアクシデントにカイト兄の頬が引きつく。  
「本当か?」  
「多分リンだよ。部屋を漁ったら[盗聴器利用説明書]が出てきたし。」  
これははっきり伝えなきゃ。  
 
カイト兄の部屋に行き、ベッド下から盗聴器を取り出した。  
「ほら。」  
「…ありがとう、レン。」  
念のためリンの部屋へ行き、説明書との製品番号を確認、見事一致。片割れとして  
恥ずかしいよ、リン…カイト兄は呆れ顔だ。心中お察します。  
「カイト兄、その…ごめん。」  
「何故謝るんだ?レン。見つけてくれてありがとう。明日、これに関して注意するから  
話、合わせておけよ。そろそろ寝なさい、おやすみ。」  
俺の頭を撫で、カイト兄は一階に降りた。  
怒ってもいいのに…カイト兄は優し過ぎる。でもそんなカイト兄だから俺は大好きだ。  
さて、寝るか。俺は自分の部屋へ戻った。  
 
 
カイト(ミクの件(>>208参照)といい、レンといい、リンといい、多感な年頃の保護者  
なんだから…マジに自重しないとな、俺。)  
 
 
 
 
 
●ギャグバージョン  
 
「うぅ…」  
目が覚めた。ぼーっとする頭を抱えようとしたが、身体が動かない…縛られてる。  
「起きたようねぇ、レン。」  
ここはカイト兄の部屋。椅子に座っているのは酒を飲み飲みダメイコ姉。ベッドにはカイト兄が寝ている。  
「か、カイト兄?」  
「カイト、あんたを手当てしてたのよ?[ベッろの下にレンがいるっ!]って…  
元々はカイトが[お仕置きらっ]ってレンの上れあんな事して…あまりの  
恥ずかしさと腹立たしさにフルボッコしてやったわ。」  
 
…つまり、八つ当たりしたと…カイト兄、ごめんなさい。俺が悪いんです。俺が  
部屋漁りしたばかりに…  
「次はあなたの番よ、レン。覚悟なさい…」  
酒臭い赤鬼、否、メイコ姉が近づいてくる。俺オワタ\(^o^)/  
 
 
ミク「ただいまお姉ちゃん。」  
リン「ただいまメイ姉〜」  
メイコ「お帰りなさい。サンドイッチあるわよ。」  
リン「わ〜いw」  
ミク「お姉ちゃん、お兄ちゃんとレンは?」  
メイコ「がくぽさんとネットサーフィンに行ったわ。」  
ミク「ふ〜ん。」  
 
 
―二時間前―  
ダメイコ「がくぽぉ早朝に悪いけろぉ、この二人ちょっと預かって。」  
(簀巻きのカイレンを引きずり、酒を飲みながらやってきた)  
がくぽ「せ…拙者は、これからマスターの…」  
(昨晩の二日酔いで顔色悪)  
ダメイコ「言う事聞けや、この真性包茎侍。」  
がくぽ(真っ白フリーズ)  
 
―上記二時間後―  
鬼畜ドSマスター「あれ?おかしいな?がくぽ起動しないぞ、フリーズか?」  
 

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