ミクです。ベッドに入ったまではいいんですが、目を閉じると先程の光景が
浮かんできます…お兄ちゃんとお姉ちゃんの―
思い出すだけで胸がキュンキュンします。アソコがジンジンします。身体が
熱いです。私…我慢出来なくなりました。
私はお兄ちゃんとお姉ちゃんが愛し合っていた光景を思い出しながら、女の子の
大事な箇所に手を進めました。
「んっ…!」
覗いていた時に弄っていたので下着はグショグショです。
でもアソコは熱を帯びてました。
「あぁん…」
下着越しに何度かなぞると、熱がじわっと溢れ出て来た。気持ちイイよぉ…
空いてる手で胸を触った。あ、これも気持ちイイ…
もう止まらない。私はパジャマズボンを脱ぎ、ベッドの横に落とした。
「あんっ…」
私は下着をずらして直に触った。そこは触れば触る程、気持ち良くなっていった。
私は恐る恐る自分の細い指を中に入れた。
「はうっ…」
中はとても熱く、ピクピク蠢いていた。
指を動かすと凄く気持ちイイ…
「あああ…」
奥へ、奥へと指を進め掻き回す。クチュクチュと中から水と音が零れる。Hってこんなに気持ちイイの?
私は我慢出来ず指を2本入れ、再び掻き回した。
「あぁっ!」
もっと、もっと欲しいっ…!私は狂った様に中を掻き回し、初めての感覚に墜ちていく。
―お姉ちゃんのココをお兄ちゃんは指で掻き回し、舌で舐め取り、そして…―
「はあぁんっ!!」
まるで身体に電撃が走ったみたいだった。
これが[イク]って感覚なの?
「お兄ちゃんと、お姉ちゃんの…馬鹿ぁ」
そう思いながら私は意識を失った。
翌朝、バッチリ寝不足です。私は悪くないんです。リビングでHしてた
お兄ちゃんとお姉ちゃんが悪いんです。私は悪くないんです。大事な事なので二度
言いました。そう思いながら階段を降り、リビングと隣接している食堂へと行った。
「おはよう、ミク。」
心地よいテナーとアルトがハモって私を迎える。声の主は勿論お兄ちゃんとお姉ちゃん。
「はい、ミクの分。」
お姉ちゃんからトーストとサラダ、茹卵とミルクを乗せたプレートを貰う。
「ありがとう。」
「どうしたのミク?調子悪いの?」
お姉ちゃんが私の顔を覗きこんだ。ヤバい。
「ううん大丈夫。ちょっと寝不足なだけだから。」
「そう?無理しちゃ駄目よ?」
お姉ちゃんは失神してたから大丈夫だろう。問題はお兄ちゃん。顔をしっかり見なきゃ。
上手くごまかせます様に。そういやリンとレンがいないな。私は椅子に座って
いるお兄ちゃんに聞いた。
「お兄ちゃん、リンとレンは?」
「今日は朝からレコだよ。マスターが休みだからね。」
「あ、そっか。」
私は椅子に座りトーストを食べていると。
「洗濯物、干してくるわね。」
お姉ちゃんがリビングを出ていった。…気まずい沈黙。
「ミク。」
お兄ちゃんいきなり低音ボイス。私はトーストでむせて急いでミルクを飲んだ。
「な、何々何々お兄ちゃん?」
私の慌てっぷりにお兄ちゃんは溜息をついた。
「やっぱり昨晩、覗いていたのはミクか。」
「う…」
「目の下にクマ、出来てるよ。」
「ご、ごめんなさい。」
「リンやレン、勿論めーちゃんにも言わない様にね。がくぽさんにも。」
「はい。」
「よろしい。」
ふとお兄ちゃんを見ると、咄嗟に口元を隠した。あれ?
「顔赤いよ、お兄ちゃん。」
「うるせっ。」
お兄ちゃん苦笑いしてる。やっぱり恥ずかしかったんだ、うふふ。
「そうだ、ミク。今日のレコの順番、俺と交代だから寝てなよ。」
「ほんと?」
助かる〜、それならあと3時間寝れる。
「ありがと、お兄ちゃん。」
やっぱり私の知ってる大好きなお兄ちゃんとお姉ちゃんだ。
昨夜見たのは二人が凄く好きあっている一面。恥ずかしかったけど…
そう、それだけ。私もいつか…
さて、二度寝しますか。私は食器を流しに置くと自分の部屋へ戻った。