―――――僕こと鏡音レンは、ちょっと変わった性癖を持っている。  
それは、『踏まれると興奮してしまう』という、何とも困ったものだ。  
 
「ほーらほら、気持ちいいの?」  
 
ベッドの上で、双子であるリンが、むき出しになった僕のモノをぐりぐりと踏みつけてくる。  
やや底の厚いブーツは感覚が鈍くなるのか、リンの踏みつける力は容赦無い。  
ぐりっと足が力を加えてくるたびに、僕は思わず呻いてしまう。  
 
「……えへっ。レンの声かーわいーっ♪」  
 
そんな男の呻き声すら、リンにとっては興奮剤代わりのようだ。  
腰に手を当てて、んふふーっ、と鼻にかかった笑いを浮かべながらも僕への攻めは止まらない。  
ハーフパンツを半端に下ろした僕の足は全く動かす事が出来ず、僕はリンにされるがまま。  
 
「レン、勃ってる」  
 
一見惨め過ぎるこの状況でも、僕の息子はビンビンにおっ勃っている。  
そんな僕の姿を見て、リンは顔を赤くしながらも、なおも踏んできた。  
 
「んふふ、変態さんだね……でもいいんだ。好きだもん」  
 
そのうち腰に痺れるような感覚が襲ってくる。  
刺激を与え続けるリンの足にあっけなく僕は陥落し、白い液を遠慮なく打ち上げた。  
ぬるぬるした液体が、リンのブーツの『Electric Voice System』の『E』の文字の辺りまで掛かっていた。  
どんだけ飛ばしたんだ、僕。  
 
「ねぇ、レン」  
 
射精の気持ちよさでほんわか気分に浸っていた僕の耳に、リンのちょっと色っぽい声が入ってくる。  
目をリンの方へ向けると、リンはショートパンツを下ろし、下着をも下ろそうとしている最中だった。  
 
「私が上になったら、興奮するんでしょ?」  
 
そのまま、リンは僕の腹の上に腰を下ろす。  
ドスンと勢いをつけたリンの攻撃に少しうっ、となったけど、女の子の体重なんてたかが知れてる。  
そんなに苦しくも無く、僕はリンを見上げる体勢になった。  
 
「だったら、もっと興奮させてあげるよ」  
 
リンは、腰を僕の腹から下半身へと移動させる。  
一発出したばかりなのにすでに硬くなり始めている僕のモノの上になって、リンは腰を使い始めた。  
リンのアソコのぬるぬるした感触が、僕のモノにこすり付けられる感覚はたまらない。  
上になっているリンもまんざらでは無いらしく、だんだんと息が荒くなっていくのが僕にも伝わってくる。  
 
「んっ、あっ、はあぁっ……んぁ……」  
 
服の裾を両手で持ったまま、まるでリンが僕の上でエッチな踊りをしているように見える。  
実際は踊りどころかエッチそのものだけど。  
 
「んああっっ、く、はあぁんっ……」  
 
そろそろリンの方が我慢できなくなってきたような感じがする。  
僕はさっき抜いたからまだ持っているけど、リンはそうでもない。  
と思ったら、案の定リンが僕のモノを自分のアソコへと手であてがっていた。  
 
「ふあぁっ、んああはんっ……あっ」  
 
リンのアソコに僕のがどんどん飲み込まれていく。  
リンが完全に僕の体に腰を下ろし終えると、  
僕とリンの隙間は無いんじゃないかってくらい奥まで、僕のモノはリンにズッポリと入っていた。  
 
「あは……っ、ぴったりだね……っ!! き、もち……いいよ……」  
 
そりゃ双子だからね、と僕が言うと、リンもくすっと笑って同意してくれた。  
リンの全体重が掛かっているはずなのに、僕の体はちっとも辛くないどころかムズムズしてきた。  
踏み付けられるだけじゃなくて、乗っかられても興奮するのが僕クオリティ。  
 
「あっ、はあぁっ、んぅぅっ、あんぅぅっ、ひゃあっ……」  
 
小刻みにリンが腰を動かし始めた。  
リンは、服の上から僕の腹に手を置き、体を支えている。  
くしゃっとリンに握られた僕の服は、かいた汗で少し気持ち悪い。  
 
「んっ、あ……レン、わたし……きもちいいよぉ……」  
 
「そっか、僕も気持ちいいよ……」  
 
リンの声色が変わってきた。  
いつものヤンチャっ娘なリンの雰囲気なんかどこにも無い。  
今僕の上で腰を振っているのは、すごく色っぽい『女性』だった。  
 
「んっ、あ、レン……揉んで、っあ……!!」  
 
リンのリクエストに応えて、僕は両手をリンの服の中へ滑り込ませる。  
部屋にリンが入ってきた時から、ブラなんかしてないのが見た目で丸分かりだった。  
そりゃメイコ姉さんには敵わないかもしれないけど、立派に女の子だって主張をしているリンの胸を揉み始める。  
 
「ひゃっ!? もっと、強く……っ!!」  
 
リンは結構キツめに触ってやる方が好きらしい。  
まるで僕のさっきの状況みたいだ。  
こりこりと乳首を指で転がしてやると、リンの声が変わる。  
 
「ひゃんぅぅっ!?!? いい、いいよぉ……!! もっと、もっとっ!!」  
 
さて、ここで形勢逆転と行きますか。  
僕はリンを体から下ろして、さっきまでとは逆に、リンの上になる。  
当然一旦僕らの体は離れ、二人の大事なところは暫しのお別れ。  
暴れないとは思うけど、一応リンの手をマットに押さえつけて組み伏せてみた。  
 
「あ……っ、レン……?」  
 
「さて、どうする? リン」  
 
「続き、して……めちゃくちゃに……して……」  
 
めちゃくちゃにしてと言われちゃ黙ってられない。  
僕はリンの両足を掴み、ぐるんと足をリンの頭の方まで持っていった。  
これで、リンの顔もアソコも同時にまる見えだ。  
 
「ひゃ、あぁぁっ……はやく、っああぁぁあああっ!?!?」  
 
ねだろうとしたリンの言葉を遮るように、僕はもう一回連結する。  
ピストン運動は上から下に。  
リンの腰に上から叩き込むような感じだ。  
 
「はあぁぁっ!! んあっぁああっ!! は、げしい……激しいよぉぉっ!!」  
 
僕が乗られるのが好きなのと同時に、リンも乗られるのが好きみたいだ。  
こんな所まで似ちゃってどうしよう、僕たち。  
僕に組み伏せられていっぱいいっぱいになっているリンの顔は、正直とても可愛い。  
切なそうな顔を向けるリンを見ると、もっともっと追い詰めたくなる。  
 
「リン、好きだよ……っ!!」  
 
「うん、わたしもす、きっ!! 好きだよっ!! 大好きだもんっ!!」  
 
今日二度目の射精衝動が僕の腹の辺りにもやもやと溜ってきた。  
ラストスパートとばかりに僕はリンのアソコをかき回す。  
 
「ああぁああっ!! うあぁぁあああっっ!! いっ……ああっぁあああ!!」  
 
もう訳が分からずに声を上げている、リンの中に目がけて僕は思いっきり射精した。  
同時にガクンと力を失ったリンの体を組み伏せたままで、僕は腰を震わせて一滴残らずリンに吸収させる。  
リンの体の痙攣が伝わってくるけどお構いなし。  
腹の中身がごっそり抜けたかと思うほど出し切った後、僕はリンの体を解放した。  
 
「はぁ……はぁ……よかった、凄く良かったよ……レン」  
 
「そっか。僕もだよ」  
 
まだぐったりと体をベッドに預けるリンを覗き込んで、  
僕はリンの唇に軽くキスをした。  
 
 
 
 
―――――でも、僕らのこんな性癖はどこから来るものなんだろう?  
その疑問は、ある日ニコニコを見ていたら解消した。  
 
「……ふーん、なるほど」  
 
20年位前のかな? 古いライブ映像がノートパソコンの液晶画面に映る。  
そこには、キーボードに乗っかって派手に揺さぶっているミュージシャンが映っていた。  
本来の使われ方をしていない、虐待の対象になったキーボードには『YAM○HA E○S』と書いてあった。  
YAM○HAのE○Sと言えば、僕らの……  
 
「確かに、これなら僕らも踏みつけられて興奮するようになっても、おかしくないな」  
 
妙に納得した僕は、そのままパソコンの電源を切った。  
そして、今日もこれから僕はリンに踏まれに行くんだ。ひゃっほ―――――い!!  
 

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