「…“初めて会った時から”…」
「やっ…声に出して読まないで下さい、恥ずかしいっ」
「よいではないか。…さて、次で最後の行だな」
「あ…こんな明るいとこじゃ」
「何を言う、暗くては読めぬではないか」
「そ…そうですけど」
「…仕方ない、それならば拙者もミク殿と対等になろう」
「えっ、それって」
「二人ならば恥ずかしくあるまい?」
「がくぽさん…」
「さあ、語り合おうではないか。全裸で」
「はい!全裸で」
「……なーんてやってんだろうな、今頃」
「なあリン、なんか頭が痛いんだけど、なんかした?」
「寝てる間にでもぶつけたんじゃないの?」
「そうかなぁ」
「……ねえ、レン」
「うん?」
「手紙プレイってどう?」
「は?」
「カイトー、油性ペン貸してくんない?」
「え、めーちゃんのもないの?俺のも見当たらなくて」
「おかしいわねぇ。名前が書けないじゃない」
「健全だね、めーちゃん」
「?何の話?」