「あんっ、ああっ!カイトぉ…!!」  
「めーちゃ…っく―――…!!!」  
 
皆が寝静まった夜更け。カイトの部屋の大きめのベッドの上で  
カイトとメイコはいつものように身体を重ねていた。  
限界を迎え、カイトはメイコの中奥深くに腰を打ちつけ、痙攣しながら互いに果てた。  
はあはあと息をつき、  
中でびくびくと射精される感覚にメイコはとろんとした目付きでカイトを見つめた。  
「ぁ…はぁっ…中で、カイトの出てるっ…」  
「うん、めーちゃんの中すごい気持ちよかったよ…」  
ずるりと引き抜き、メイコは「ん、」と口をカイトに突き出してキスを求めた。  
カイトはふっと微笑んでメイコにキスを落とそうとした  
その時だった。  
 
「きゃぁっ!」  
「!?」  
 
ドン!という何かがぶつかるような音と共に声が廊下から聞こえた。  
驚いてドアの方を向くと微かにドアが空いていた。  
メイコは急いで床に落ちていたカイトの上着を羽織って廊下を覗いた。  
 
「ミ…ク…?」  
そこにはドアの前にへたり込むミクの姿があった。  
何故かパジャマのズボンとパンツを膝下まで下げたあられもない姿であった。  
「あ、あ……」  
ミクは口をぱくぱくとさせ、顔を真っ赤にしてメイコを見上げていた。  
ほのかに上気した頬、不自然に下がったズボン。これはどう見ても…  
「ミク、ひょっとしてあたし達のことずっと覗いて……」  
「ちっ、違うよっ!!つい5分くらい前だもん!!あっ…――」  
 
こういった正直なところは一体誰に似たのであろうか。  
とりあえずミクを落ち着かせズボンを履かせたミクを部屋へと入れた。  
(勿論カイトはパンツを履き、メイコはカイトの上着を羽織ったまま)  
 
「お兄ちゃんとお姉ちゃんがえっちなことしてるのは前から知ってたの。  
 でもちょっと前に二人の声が聞こえちゃってからわたし…我慢できなくなっちゃって…。  
 それで、たまにこうやってお兄ちゃんとお姉ちゃんの声聞きながら……」  
カイトとメイコは苦笑していた。  
…いつの間にか覗かれていたことに全く気がつかなかったなんて。  
どれだけいつも夢中だったのだろうか。いや、そんなことはどうでも良くて。  
 
しきりにミクは股の間に手をやって何となくもじもじしており、メイコはピンと何かを思いついた。  
「ねぇミク、ミクはHしたことあるの?」  
メイコの質問にミクはかぁっと顔を赤らめてメイコを見た。  
「え、ええっ!?そ、そんなの無いよっ!」  
「ならちょうどいいわ。いい事を思いついたの。」  
メイコはミクの肩をそっと抱いてカイトを見た。  
「カイト。あんたミクの初体験もらってあげなさいよ」  
メイコのしれっと言った問題発言にカイトとミクはぎょっとしてメイコを見た。  
 
「な、何言ってんのめーちゃん!!そんなの僕にしろって言われて出来るわけないじゃないっ!」  
「だって可愛い妹がどこか他の男に寝取られるのは嫌でしょう?」  
「そ、それはそうだけど…」  
「しかもミクは今を輝くアイドルよ?売り込むために  
どこかの社長さんのご奉仕をさせられる可能性だって無きにしも非ず…」  
「うううっ…それは嫌だ」  
「ミクはカイトじゃ不満?」  
メイコは当の本人であるミクの方を向いて言った。ミクはもじもじと視線を漂わせ、パジャマの胸元をぎゅっと握り恥ずかしそうにぽつりと話し  
「わ、わたし…お兄ちゃんなら…」  
 
「ですってよ?」  
 
(――嗚呼、眩暈が)  
そうカイトは心で呟いた。  
 
**  
 
「ミク、まずはこいつのコレを勃たせちゃいなさい」  
「う、うん…」  
「うわっ!めーちゃん何するの!」  
メイコは言うや否やカイトを背後から羽交い絞めにし、その隙にメイコの指令によりミクはカイトのパンツを下にずらし、カイトのそれを露にした。  
ぼろりとあらわれるそれはメイコと一回コトを交えているため、まだあまり大きくなっておらず、それをミクは恥ずかしそうに、しかしまじまじと見つめていた。  
 
「んむぅ…」  
ミクは恐る恐る先をちろちろと舐めた。最初は遠慮がちに舐めていたミクであったあが、  
舐めればぴくりとするカイトの反応が嬉しく、そのまま先端をくわえ込んでみた。  
「…っ、う…」  
恥じらいながら上目遣いに己のモノを舐める妹の姿を見て、不覚にもカイトのそれはむくむくと勃ちあがった。  
「わ、ぁっ。お兄ちゃんのこれ、おっきい」  
ミクは大きく立ち上がったそれを興味津々に見た。  
「そうよ、これがミクの中に入るんだからね?」  
「ううっ、僕もうお嫁に行けない気がしてきた…」  
姉に動きを封じられ、妹にアレを舐められ、今の自分の姿はさぞかし滑稽なのだろうとカイトは思った。  
 
段々とカイトの顔も紅潮し、息を荒げた。  
ミクの口からツッ、と糸が引き、そろそろかなと言ってメイコはカイトを離しミクを後ろから抱きしめた。  
ちなみにメイコも服を脱いでしまった為ミクの背中にはばっちりメイコの巨乳が当たっている。  
「次はミクの番ね」  
 
メイコはミクのパジャマを脱がせ、ブラをつけてなかった為に胸がすぐに露になる。  
Bカップといった所だろうか。決して大きくはないが形のいいふっくらとしたミクの胸。  
乳首は小さくて可愛らしく、恥ずかしそうに上半身を隠している。  
「ふふっ、ミクのおっぱい可愛いっ」  
「や、っやだお姉ちゃん……きゃっ、」  
後ろからミクの胸をやんわりと揉みだした。下から柔らかいそれを揉み、乳首のほうにも手を伸ばしてきゅっと摘んだ。  
「ひゃぁ、あんっ…」  
堪らないといったようにミクは身をよじった。  
ぴくんぴくんと動くミクの反応が楽しく、メイコの愛撫はエスカレートしていった。  
 
「カイト、ミクのそこ慣らしてあげなさいよ。痛くないようにちゃんとほぐしてね?」  
「あっ、う、うん…」  
若干二人の百合プレイに目を奪われていたカイトはハッと我に返ったようにミクを見た。  
ごくりと生唾を飲んで「とっ、取るよ?」と言い、胸を愛撫されているミクのズボンを下着と一緒に取り去った。  
 
パンツを取り去ると一緒にツッと透明な糸が引く。  
ミクが恥ずかしそうに脚を閉じてくるので、脚を押さえてひくひくと震えるミクのそこに触れた。  
愛液がとぷとぷと溢れ、ねっとりとしたそれを指で掬い取って広げてみせた。  
「ミク、すごい濡れてる…」  
「やぁ、ああっいわない、でぇ…!」  
割れ目に沿って指を動かせばぬるぬると指がスムーズに動く。  
さっきから廊下で一人でしていたせいもあり、十分に柔らかくなっていたそこに一本指を挿し入れた。  
「んっ、あっ―――…!」  
指で一点をかすめるとミクの身体がぴくん、と弓なりに反った。  
「あ、ここ?」  
ミクはここが気持ちいいんだ、と指をもう一本増やしてミクの気持ちいいポイントを重点的に突いた。  
ぐちゅぐちゅといやらしい音がする。  
「あ、や…んっ…、ふぁ…!!!」  
 
「…もういいかな?カイト、そろそろ入れてあげなさいよ。」  
カイトはミクのそこからちゅぽん、と指を引き抜くと二人はミクをベッドの上へ寝かせる。  
膝を持ち上げ、カイトはがちがちに勃起したそれをミクのそこに押し当てた。  
「み、ミク…じゃあ、入れるからね」  
「ん…。うん、お兄ちゃん」  
2、3度擦り付けて、ゆっくりとそれを中へと挿入した。  
「―――あっ!!あぁ、っ…!!い、痛っ!お兄ちゃんっ…いたぁい…っ…!」  
ずるり、と大きな塊が押し入ってくる感覚と、いっぱいに拡げられる裂けるような痛みにミクは顔を歪めた。  
「ちょっとカイトっ!ミク痛がってるじゃないの!このデカブツっ!」  
「そ、そんな事言ったってっ…」  
横から野次を飛ばすメイコに返事をする余裕はあまり残っていなかった。  
一度全部を入れてしまったほうが相手が楽なのはメイコのときに既に経験済み。  
カイトはぐっ、と強く腰を進めて自分のものを全て押し入れた。  
「やぁ、あああっ!!!」  
全てを中に収めるとカイトとミクははぁはぁと息をついた。中でびくびくと動いているのがわかり、繋がった部分がじんじんとして熱い。  
メイコはミクの顔を覗き込み、乱れた前髪を直してやりながら問いかけた。  
「ミク、大丈夫?」  
「はぁ…はぁっ…うん。だい、じょぶ…」  
「でもほら、カイトの全部入ってるの、わかる?」  
メイコはミクの手を結合部分に持っていった。  
「―――っ…!」  
ミクは一瞬下半身に目をやり、顔をカァッと赤らめてパッと視線を離した。繋がった部分が、あまりに卑猥だったから。  
 
カイトはゆっくりと腰を前後に動かし始めた。  
「あ、あんっ」  
一度全部入ってしまえば後に待っているのは快楽だった。  
中で擦れる度に自然と声が出てしまう。ミクの喘ぎ声が部屋に響いた。  
一番奥をぐっと突く。  
「ひゃあ!あ、あっ!お、にいちゃ…ああっ」  
「ふふ…。感じてるミク可愛い。そんなに気持ち良い?」  
メイコは目をぎゅっと瞑って喘ぐミクの頬をそっと撫でた。  
足の先から頭までぞくぞくと快感が駆け上がり、声が止まらない。  
どちらの物かもわからない液がぐちゃぐちゃと混ざり合い、パンパンと肌のぶつかる音が響いた。  
 
「カーイトっ!!」  
「ほげあっ!?」  
突然メイコは背後からカイトの首に抱きついた。  
「カイト!あんた仰向けになりなさい!ミクに動いてもらうのよ」  
「は、はぁ!?」  
 
 
 
その数分後、  
結局カイトは『自分で動いたほうが気持ちよくなれる』というメイコのよくわからない意見によって、されるがままになって仰向けにされていた。  
「そ、そうやってゆっくり挿れて…」  
カイトに跨り、ミクはカイトのモノを自分に当てがい、ゆっくりと挿入した。  
「ふぁ、ああ―――…っ」  
挿入時に多少の痛みはあるものの、大分慣れたそこは簡単にカイトのモノを全て受け入れた。  
体重がまっすぐにかかって奥の奥までずっぷりと入ってしまっている。  
そろそろと腰を上げ、降ろす。その繰り返しでカイトのものがミクの中に出たり入ったりする。  
「あ、あんっ、ああぁ、やぁ…!!すごい、きもちい、きもちいいよぉ…っ」  
中で粘膜が擦れる度におとずれる快感にミクはたまらないと声をあげた。  
 
途端に、ずっと二人を見ていたメイコがおもむろに立ち上がって―――カイトの顔の上に跨った。  
「わ、っぷ!め、めーちゃん。何を…!!!」  
「ミクの感じてる姿見てたら私も火ぃついちゃった。ね、カイト。…私も気持ちよくして?」  
あ、もしかしてあんたのケフィア臭がするから嫌?大丈夫よちゃんと綺麗にしたから」  
「そ、そういう問題じゃな…っむ…!」  
カイトの反論に目もくれず、メイコは自分の恥部を広げて、カイトの顔面へと押し付ける。  
もうどうすることも出来なかった。仕方なしにカイトはメイコの赤く熟れたそこをぺろりと舐めた。  
「ふぁ、ああん…」  
とろりと溢れる蜜を舐めればぴちゃぴちゃといやらしい音が響き、ぷっくりと膨れた芽をちゅっ、ちゅうと吸った。  
「ひぁっ…!!!や、そんなとこまで吸っちゃ…はぁん…!!」  
 
カイトの上にまたがっているミクと、ミクに挿入しているカイト。  
大事な所を舐められているメイコ。  
3人共にそろそろ限界が近かった。  
 
「あぁん……あぁぁっ!お、にいちゃ…みく、ミクいっちゃ…いっちゃう…!!!」  
「はぁ、やぁっ、カイトぉ…!!」  
「――――っく…!!」  
 
カイトがミクの中に全てのものを吐き出した時、  
ミクとメイコは身をよじって身体をびくんびくんと痙攣させた。  
「っは…ああっ、お兄ちゃんの、びくびくってなってる…いっぱいミクの中に出てるっ…」  
「カイトぉ…はぁっ……私も、イっちゃったっ……」  
 
 
その後、そのまま3人はくったりとベッドに倒れてそのまま朝を迎えた。  
 
 
 
***  
 
 
翌朝。  
3人はいつもと変わらない様子で朝食を取っていた。  
むしろカイトにとってはそれで有難かった。  
前々から関係を持っていたメイコはともかく、ミクとは流れでああいったことになってしまったが、  
昨日の一件で兄弟の関係がこじれてしまう事を恐れていた。  
その為いつもと変わらずにおはようと言ってくれたミクに少しほっとしていた。  
―――のも束の間。  
 
「…ね、お兄ちゃん」  
「うん?」  
ミクは少し恥ずかしそうにしながら、コーヒーをすすっているカイトの方を見た。  
顔をかぁっと赤らめ、もじもじとしながら話す。  
「あの…昨日ね、とっても気持ちよかったから、良かったら…また、しようね…?」  
「ブフゥッ―――!!!」  
あまりに突拍子もない発言に、カイトは思わずコーヒーを噴出した。  
「あら、私の相手もちゃんとしてくれなきゃ嫌よ?」  
とメイコが横から言う。  
 
(嗚呼、本当に眩暈が…)  
 
 
これから先、どうしよう  
と思う爽やかな朝であった。  
 
 
END  

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