こんにちは!ミクです☆  
今年もおにいちゃん(はあと)とメイコさんは別れませんでした。  
なので今年も…  
 
クリスマスは中止☆  
 
「はっ?」  
「ミク殿?何を」  
「大体ねぇ!」  
唖然としたレンとがくぽのリアクションはシカトでミクは憤りを口にする。  
「何で、あの巨乳以外価値の無い、寧ろツリ的牛乳女が二年以上おにいちゃんの彼女よ?」  
喋りながらミクのテンションは天井知らずに上る。  
「公式?和製ボカロのアダムとイブ?ざけんな!カイトはミクの嫁ぇ!!」  
魂のシャウトで窓ガラスがビリビリゆった。  
「分かるよ、ミクちゃん」  
シャウトに心うたれたリンがミクの手をとった。  
「商業主義に踊らされた愚か者は滅ぶべき」  
ミクは力強いリンの主張に涙ぐむ。  
「分かってくれるの?リンちゃん…」  
「環境破壊防止の為エコロジーの必然性を叫ばれる中不必要な電飾とか不可解だし、大体夜にケーキ!太れって?」  
「そうよね!」  
ミクとリンは熱く見つめあう。気持が1つになった。  
「やっちゃう?デストロイ」  
「やっちゃう!サンタ狩り」  
「待たれい?!」  
聖なる夜を守る為、今がくぽが立ち上がる。  
「二人のはひがみ!己の感情で祝い事を潰そうとは了見狭さも程がある」  
 
「何よ?」  
ミクはがくぽを睨む。  
「がくぽが私らとめれると?」  
リンの声が氷の様に冷酷に響く。  
レンは面倒なので空気になろうと努力した。  
「レン殿もそう思うであろう?!」  
が、多勢に憮勢ながくぽに話を振られて無駄に終わった。  
「まぁ、ちっさいなぁとは思うよ。二人、小さいのは胸だけに」  
チュイン!  
レンの率直な感想は亜高速で頬をかすめた葱によって遮られる。  
「レン?何か言った?」  
凄まじい殺気。  
ミクもリンも完全に戦闘モードに移行した。  
がくぽは美振に手をかけ、レンも覚悟を決める。  
最悪な闘いの火蓋は切って落とされた。  
葱手裏剣を叩き落とす美振。激突、ロードローラーズ。  
 
〜小1時間後〜  
 
「良かったぁ、あって」  
カイトはご機嫌だ。  
限定ピンキーリング。ピンクゴールドのかわいらしい、愛しいメイコへのクリスマスプレゼント。  
カイトはイベント大好き派だ。  
が、アレコレ悩んでいたら結局当日になってしまった。  
メイコと待ち合わせは六時。ご飯の予約もいれて準備万端。  
後は家族のご飯用意すれば良い。  
が、甘くなかった。  
「なに…」  
カイトの瞳に映るもの。  
乱れ飛びアチコチ刺さる葱。両鏡音が召喚した二台のロードローラー。半壊の家。  
カイトは危機的な状況だと理解し、電話した。  
「もしもし?」  
「ごめん、めーちゃん」  
「カイト?どうしたの?」  
「今日、無理そう」  
「何で?」  
予想通り、電話越しの声が低くなる。  
「僕の家、壊れそう」  
「えっ?!なん…、アンタの兄弟?」  
「うん…」  
「わかった、お店キャンセルするね」  
「ホントごめん」  
「ん」  
電話を切ってカイトは覚悟を決めた。  
 
こうして、カイトどころか片付けとお説教で1日潰れた某ボカロ家のクリスマスは中止とあいなりました。  
 
 
 
「良いか?」  
マスターはねむそに不機嫌な視線を一列に正座した自分ちのボカロに向けた。  
 
クリスマス「まだだ。まだ終わらんよ!」  
 
「後、一息だ」  
寝ずに皆で片付け続け、どうにか元の形を取り戻し始めた某ボカロ家。  
「お前ら、休まず働けば昼には片付く、だろ?俺?休まずお仕事。昼からカイトは買い物。後でメールするからソレを全部揃える事。他四人、反省タイムだ。カイトが帰るまで正座。良いかぁ!マスターの命令はぁ」  
「「「「「絶対!!!」」」」」  
 
アレ(>>637)から1日半。  
メイコは退屈していた。  
目につくピンクの熊をグニグニ潰してみるくらいには暇だ。  
メイコの趣味はとかくシンプル、実用。  
が、部屋には点々と乙女趣味小物。  
アンティーク風テディベア。きらきらな花のジュエルケース。  
カイトの趣味だ。  
メイコよりイベント事にマメなカイト。  
「今度は何くれるか楽しみだったのに…」  
いや、一緒にいれるだけで…  
うつ向いた瞬間、KYに呑気なラブソングが大音量で流れた。  
カイトが設定したカイトの着メロ。  
深呼吸してから着信を押す。  
「もしもし」  
「あっ、めーちゃん。今、どこ?」  
「家よ」  
一人寂しくね。心でソッと付け足す。  
口調もちょっとふてた様なつっけんどん。  
しょうがないと分かっても面白く無いのだからしょうがない。  
「開けてぇ」  
「はい?アンタ今ドコよ?」  
「玄関の前。今ねインターフォン鳴らすの無理。開〜けて」  
開けるとカイトがいた。  
 
右手にはレバーペーストやオイルサーデン、フルーツ等沢山の缶詰と数種のチーズ、クラッカー。  
左手には赤白ロゼのワインやクランベリージュース。  
「スゴいわね」  
いかにも重そうだ。  
「重いよぉ」  
玄関の土間に荷物を置いて手を振って、ちょっと顔をしかめてカイトがそこにいる。  
メイコは心が浮き立つのを感じた。  
「マスターがね、昨日台無しだったから今日はキチンとパーティするんだって」  
「で、朝からお買い物?」  
時計は今12時だ。  
こったのばかりだから、買い揃えるには市内まで出ないと無い。  
「ううん、昨日マスターが買っておいたんだって。で、家が惨事だから駅のロッカーに預けたんだ」  
カイトはソコでニッコリ笑った。  
「で、僕はソレを買いに行く名目で家を出て、めーちゃんに会って来いってさ。マスター男前だよねぇ」  
市内まで電車片道45分だから、2時間から3時間カイトには時間がある。  
「でも、その荷物を一人でって…体育系ね」  
「ん。会いたきゃ男みせろって、頑張るしかないじゃん」  
キュンときた。  
只でさえ大変だった癖に、自分に会う為に更に頑張ってくれたとか!しかもそうしてくれたのが愛玩系年下彼氏とか!  
キュンと来ざるを得ない。  
メイコは衝動のままにギュッしてチュッとした。  
カイトは一瞬驚いたが目の前に大好きなメイコのキス顔。  
腰に手を回し、角度を変えてもう一回しようとして  
ペチッ。  
メイコに額を叩かれた。  
「めーちゃん…」  
不服そうなすねたカイトにメイコは笑う。  
「ここ玄関」  
 
「じゃ」  
「きゃっ?!」  
カイトは強引に体勢を変えてお姫様だっこした。  
「めーちゃんの部屋行く」  
そのままスタスタ一路メイコの部屋に向かうカイト。  
メイコは笑いが止まらない。  
「大丈夫なの?腕、プルプルしてるわよ」  
「チョー余裕。めーちゃん軽いもん」  
だが、プルプルゆっている。  
カイトも男だ。  
部屋までは根性で耐えた。で、ベットで崩れ落ちる。  
「あっ、ごめっ!」  
退こうとするカイトをメイコはハグでとめた。そのままキス。  
「頑張ったから一杯キスしたげる」  
メイコはソッとカイトのジャケットに手をやりボタンを外して行く。  
「じゃあ、僕からは十倍キスする」  
カイトもダボダボなニットの中に手を滑らせたくし上げる。  
二人は目を合わせ、子供ぽく笑いあい舌と舌を絡ませる。  
「ふぁっ」  
漏れた吐息がどちらのものか分からなくなるまでキスしていたら二人ともいつの間にか服が脱げていた。  
カイトは鎖骨に吸い付いて太股を撫でる。  
メイコは腰骨を撫で、背中を擦り乳首を舐めてみる。  
お互いがお互いを好きなだけ愛撫し、冷たかった手が熱い位になった頃、カイトがメイコの秘所に指を絡めた。  
「あっ!」  
入口を指が撫でる様に往復して、腰がウズく。  
「んうっ」  
「めーちゃん、ココ好きだよね…」  
カイトの声も濡れている。  
 
「ふっ、好きっよ…。あん!ね?ナカも撫でて」  
「んっ」  
ソロッと中指を差し入れ、内壁を押す様に指を動かすとナカは収縮しメイコの息が荒くなっていく。  
イイ所は目を閉じても分かるから、カイトは大きな乳房を舐めながら指を緩急つけながらくねらせる。  
二本に増やして、入口を広げる様撫でまくる。  
メイコの腰がねだる様揺れ始めた。  
早くに入れたい。  
実は今のカイトはそれだけだ。  
今日のメイコはスゴく積極的で可愛くてカイトはどうしようもなくメイコ以外見えないんだ。  
「ね、…カイト」  
メイコは息も苦しげに快感に濡れた瞳でカイトを見上げた。  
「も、イレて」  
「えっ、でもまだ」  
指が二本でキツイのだ。  
「ダイジョーブ。イレて」  
ねだられて我慢するのは阿呆である。  
カイトは指を引き抜いて、代わりに己をあったかいメイコの中に埋めていく。  
メイコは待ちこがれたカイト自身を離さまいと締め付けた。  
「うっ」  
カイトが低くうめく。  
こう言う時のカイトの顔は色っぽいとメイコは思う。  
普段はほにゃらと可愛いのに、眉を寄せ頬を紅くして誰よりもかっこいい気がする。  
全部埋めたカイトはユックリと動き出す。  
そうなるとメイコも何も考えられなくなって、霰も無く声をあげカイトにしがみついて何度もキスして一緒に果てた。  
 
「お風呂、借りてイイ?」  
カイトがメイコの髪にキスしながら聞くと、  
「一緒に入る」  
メイコはしがみついたまま、離れる事を拒否した。  
「一緒にしたら入るだけで終らなくなるよ。ウチの家族の足間接がおかしくなる」  
「しょうがないなぁ」  
メイコはカイトを見送った後も何か幸せでピンクの熊やっぱりグニグニ潰した。  
 

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