「おにーちゃーん」
今日もリンはカイトにべったりでむかつく
「なーにー?リン」
カイトもカイトで鼻の下伸ばしててむかつく
だいたい僕らは双子なのになんでカイトばっかになつくんだよ
「メーちゃんがおやつくれたの」
「そっか。よかったね」
クソ。どこのほのぼの幼稚園だよ
「レンも食べよ?」
リンがニコニコしながら言ってくる
その笑顔に無性に腹が立った
「・・・いらない」
僕はそのまま部屋を出た
「・・・っん、はぁ、ぁん」
そういってみたもののしばらくしておやつの誘惑に耐えきれなくなり
居間戻ってみた
そしたら何だよこの有様!!
リンとカイトの唇が重なり合いそこから
嫌らしい水音が漏れている
ちゅぽっ・・・と音を立てて二人の唇が離れる
「ほんとにこれでおやつ美味しくなる?」
「なるなる。美味しくなるおまじないだから」
そういいながらカイトはリンのショートパンツのなかに手を入れる
「はぁ・・・ん、なんかへんっ!」
「もう少ししたらよくなるから・・・上手になったらレンにもしてあげな」
「ん、わかったぁ、ぁん」
そういいながらリンががくがくとうなずく
僕はリンが上手くなった日を想像して部屋に戻った