可愛い可愛いKAIKOちゃん。
今日はどんな風に遊ぼうか?
「それじゃあ出掛けて来るから。留守番よろしく」
鞄を肩からかけたマスターが、机に向かい合って座るミクとKAIKOちゃんを振り返って
そう言う。ミクは目を通していた楽譜を机の上においてにっこりと笑った。
「うん、マスターいってらっしゃい。ミク、KAIKOちゃんと譜読みしてるね」
ミクの向かいに座るKAIKOちゃんは楽譜を握りしめたまま俯いている。けれどマスター
はそんなKAIKOちゃんの様子に気付く事なく、よろしくなーと手を振って出て行った。ば
たん、と扉が閉まる音がして、KAIKOちゃんがやっと顔を上げる。頬は真っ赤に染まり、
瞳にはうっすらと涙が浮かんでいた。
「み…ミクちゃん…もう、や、やめて…」
息も絶え絶えにKAIKOちゃんが訴える。ミクは何を言ってるのか分からないと、わざと
らしく目を丸くした。
「…ぁ、み、ミクちゃ、ぁう…っ」
「ほらKAIKOちゃん、譜読みしないと。せっかくの新曲なのに」
「ひゃ、で、でも…んんっ…!」
KAIKOちゃんが強く握りしめるせいで楽譜はくしゃくしゃだ。仕方ない、後でミクのを
コピーして渡してあげよう。そんなことを思いながら、真っ赤な顔で堪えているKAIKOち
ゃんを観察する。ぶるぶると震える身体に合わせて、マフラーも揺れている。薄紅色のく
ちびるからは、はぁ、はぁ、と荒い息が零れる。
すごく、えっちだった。
「KAIKOちゃん、かーわいい」
「え、くっ…ミクちゃ、だ、だめ、ひゃ、あっ、ぁああっ!!」
悲鳴が上がると同時に、ミクの足の指にどろっとした液体が叩きつけられた。そのまま
足の裏を伝ってKAIKOちゃんの太ももに落ちていく。仰け反って快感を噛み締めていたK
AIKOちゃんは机の上にぐったりと崩れ落ちた。
「…足コキでイっちゃうなんて、KAIKOちゃんは本当に変態さんだねぇ」
ぴくり、とKAIKOちゃんの身体が反応する。大きな瞳から、涙がぼろぼろと零れ落ちて
いくのがすごく綺麗で、ミクはうっとりとした。
「マスターに気付かれたら大変なのに、我慢できなかったんだねぇ」
「…そ、そんな…ちが……」
「違わないよ、ほら」
KAIKOちゃんのスカートの中から足を抜くと、精液がべっとりと絡み付いていた。それ
を見てKAIKOちゃんの頬が真っ赤に染まる。
「マスターに見られちゃって、感じちゃったの?いつもより多いんじゃない?」
楽譜をどかした机の上に、精液で濡れた足を乗せる。ふるふると首を振るKAIKOちゃん
ににっこりと微笑んだ。
「ミクの足、KAIKOちゃんので汚れちゃった。綺麗にして」
凍りついたように目を見開いたKAIKOちゃんだったけど、きゅっと眉間に皺を寄せてゆ
るゆると身体を起こした。そっとミクの足に触れる。そのあと躊躇してなかなか動かなか
ったから、早く、と笑うと、恐る恐る舌を出して絡み付く精液を舐めた。一瞬、顔を顰める。
「KAIKOちゃんの、美味しい?」
KAIKOちゃんは返事をしなかった。ただ無言で、ミクの足の精液を舐めとっている。感
情を見せまいと、必死になっている姿が可愛くて仕方ない。そんな風に潤んだ瞳じゃ、な
んの意味もないってこと、まだKAIKOちゃんは分かっていないのだ。KAIKOちゃんの舌が
足の裏や指の間を舐める度、ミクの背中を快感が走って下着が濡れるのが分かった。
「もういいよ、KAIKOちゃん。綺麗にしてくれてありがとうね」
そう言うと、KAIKOちゃんは大人しくミクの足を放した。じっと上目遣いでこっちを見る
瞳は、一見不安そうに見えるけど、劣情を含んでいる。ミクと『こういうコト』をしている
時のKAIKOちゃんは、いつもこうだから。可愛い可愛い、ミクのKAIKOちゃん。
にっこり笑いかけて、ミクとKAIKOちゃんの間を阻む机を横にどかす。ミクが何をするの
か分からなくて、困っているのだろう。KAIKOちゃんは少しでも物音がする度に、びくっと
反応する。ああ、本当に可愛いなぁ!
おろおろと狼狽えるKAIKOちゃんの前にぺたりと座り込む。
「…KAIKOちゃんも汚れちゃったでしょ?」
「ミク、ちゃん?」
「ミクが、綺麗にしてあげるね」
言うが早いか、KAIKOちゃんのスカートをめくり上げた。KAIKOちゃんが悲鳴を上げてス
カートを押さえつけようとするが、それよりも早く足の間に入り込む。スカートの中は、生
臭い精液の匂いが充満していた。思わず、ぺろりと唇を舐める。
「ミクちゃん、やめてぇ!」
「でも、このままじゃ汚いよ?さっきKAIKOちゃんがミクの足を綺麗にしてくれたお礼」
わざとらしく何も分かっていないように言って、ちいさくなったKAIKOちゃんのおちんち
んを手に取る。
「ゃあっ!」
びくん、とKAIKOちゃんの身体が大きく震える。ミクは構わず、KAIKOちゃんのおちんち
んに舌を這わせた。ぺろぺろと舐める度に、KAIKOちゃんは小さな声を上げる。先端にちゅっ
とキスをして口に含むと、KAIKOちゃんのおちんちんは熱く硬くなる。
「あれー、KAIKOちゃん、ミクは綺麗にしてあげてるだけなのに、感じちゃったの?」
「あっ…ち、ちが…ぁあっ」
「ほーんと、変態さんだなぁ」
わざとくすくすと笑い声を上げる。スカートの中にいるから、真っ赤な顔で涙を浮かべて否
定するKAIKOちゃんの顔が見れないのが勿体ない。仕方なく、KAIKOちゃんのおちんちんをし
ごく。突然の事にKAIKOちゃんは高い声を上げて、太ももを震わせた。
「ひゃ、ああっ、ぁああっ」
「あは、KAIKOちゃんえっちな声ー」
「や、そんな、ああっ」
軽く歯を立てて刺激する。てのひらの中でびくんびくんと脈うつそれは、KAIKOちゃんの限
界を訴えていた。
「みく、ちゃ、あ、だめ、わたし、わた、し…っ」
「だーめ」
唇を離し、根元をぎゅっと強く握る。KAIKOちゃんの精液は吐き出されることなく、おちん
ちんも未だ硬いままだ。寸止めがうまくいったのを確認して手を離し、スカートの中から出る。
案の定、涙でくしゃくしゃの顔をしたKAIKOちゃんが、物欲しそうにミクを見ていた。
「どうしたの、KAIKOちゃん?」
「あ…ミク、ちゃん…」
無邪気を装って問うと、KAIKOちゃんは顔を青くした。スカートの中では、KAIKOちゃんの
おちんちんが今も硬く勃ち上がっている。大人しくてうぶなKAIKOちゃんは、イかせて欲しい
なんて言えないんだろう。欲情に濡れた瞳で、口では拒否しながらこれ以上のコトを期待して、
ただミクを待っている。
可愛くて可愛くて、狡いKAIKOちゃん。
「KAIKOちゃん」
「………」
「そう言うときは、何をして欲しいか言わなきゃ駄目でしょう?」
KAIKOちゃんの先走り汁とミクの唾液で濡れたてのひらを舐める。愕然とした表情で、KAIK
Oちゃんはミクを見ている。身体は、ぶるぶると震えている。早く、イきたいんでしょ?
本当はこのまま放っておくのもありだし、KAIKOちゃんに自分で抜かせるのも見てみたい。
泣きながら、自分でしごいてイってしまうKAIKOちゃんはきっとすごく可愛いだろう。想像だけ
でぞくぞくする。
でも、今日はミクがイかしたい。ミクの手で気持ちよくなって、達してしまって、その後泣い
てしまうKAIKOちゃんが見たいんだ。
「み、ミク、ちゃん…」
「なぁに?」
ミクから目を逸らし、KAIKOちゃんはスカートの裾を強く握りしめる。
「……さ、最後まで、して…」
そう呟いたと同時にKAIKOちゃんの瞳から涙が零れ落ちた。
これじゃあまるで、ミクがKAIKOちゃんをいじめているみたいだ。ミクは、KAIKOちゃんのし
て欲しいことをしてあげているだけだっていうのに。
でも、正直に言ったから、ご褒美をあげる。ミク、優しいでしょう?
「ちゃんと「イかせてください」って言わなきゃ駄目でしょう?」
「あ…」
「でもミク優しいから、KAIKOちゃんのお願い聞いてあげる。下にねっころがって?」
不思議そうな顔をしながらも、KAIKOちゃんは大人しく椅子から降りて床に横たわった。スカ
ートの上からでも、KAIKOちゃんのおちんちんが勃ち上がっているのが分かる。涙を流しながら
ミクに触られるのを待っているKAIKOちゃんが、滑稽で可愛くて仕方ない。キスをすると、さっ
きミクの足についたのを舐めたからか、精液の味がした。
KAIKOちゃんのスカートをまくり上げる。そのまま触られるのだろうと瞳に期待の色を見せた
KAIKOちゃんににっこりと笑いかけて、ミクは既にべちゃべちゃに濡れた自分の下着を抜き取った。
「え…」
「こっちで、気持ちよくしてあげるね」
驚いて何か言う前に、KAIKOちゃんに乗っかった。硬く勃ち上がったおちんちんをするっと撫
で、割れ目を手で開きながら腰を下ろす。…ミクの中には入れずに、愛液で溢れてびちゃびちゃ
の股の間に挟み込んだ。
「ぁああ…っ!み、ミクちゃ…」
「ダーメ、入れてあげない」
ミクの間にあるKAIKOちゃんのおちんちんが、熱くてびくびくしているのがよく分かる。KAI
KOちゃんってばなんてえっちなんだろう。
「ミクがちゃんと、KAIKOちゃんのこと気持ちよくしてあげるからね」
「え、あ、ぁあっ」
精液の味がするKAIKOちゃんの唇にもう一度口付けて、腰を振り始める。潰すように、体重を
かけて。その度にKAIKOちゃんのおちんちんがミクのクリトリスと擦れて、奥から愛液が溢れて
来る。じゅぶ、じゅぶって入れてるわけでもないのに、えっちな音が止まらない。
「はぁ、KAIKO、ちゃんっ、ぁんっ、気持ちい、い?」
「あ、…ふぁあっ、や、あぁんっ」
腰を動かす度に出るKAIKOちゃんの声があまりにもえっちで、ミクの方がすぐにでもイってし
まいそうだ。KAIKOちゃんのマフラーを外して、むき出しになった首筋に指を這わせる。鎖骨の
辺りを爪で軽く引っ掻いて、赤い傷跡を残した。
KAIKOちゃんはミクのもの。
可愛い可愛い、ミクのおもちゃ。
「あ…っ、や、…あ、だめ、だめぇ…っ!」
「ぁん、KAIKO、ちゃん、っん、イきそう?」
「ぁあ、あっ、…ああっ」
「いいよ、くっ、イっても…ぁあっ、許して、んっ、あげる…っ」
腰を振りながら、片手でおちんちんの先端を爪先でかりっと擦り上げる。KAIKOちゃんはひっと
息を飲むような声を漏らし首を仰け反らした。途端、KAIKOちゃんのおちんちんが大きくなって、
精液を吐き出す。びゅっびゅっと、勢いよく吐き出された精液は、ミクの股間と太ももとスカート
を汚していった。
「…あは、KAIKOちゃんイっちゃったねぇ」
快感の余韻に浸っていたKAIKOちゃんは、そのままぐったりと床に倒れて動かない。目からぽ
ろぽろと涙が零れ落ちていく。紅潮して、ひっくひっくとしゃくり上げながら泣くKAIKOちゃんは
すごく色っぽくて可愛い。
…でも、KAIKOちゃんが変態さんで、えっちな子だってことはミク分かってるのに、なんで泣く
のかはよく分からないんだよね。
「気持ちよかった?えっちなKAIKOちゃん」
傷ついたような目でKAIKOちゃんはミクを見上げる。
「あぁ、変態なKAIKOちゃんって言った方がよかった?」
首筋についた所有印を撫でながら、ミクは笑った。可愛い可愛いKAIKOちゃんはミクのもの。ミ
クは自分のものには優しくしてあげるって決めてるの。
だから、変態でえっちなKAIKOちゃんが、して欲しいって思っていることをしてあげてるの。
「…気持ち、よかったでしょう?」
KAIKOちゃんは何も言わず、ただ泣きながらミクを見ている。その奥に、KAIKOちゃんの欲情が
見えた気がして、また愛液が溢れた。
ミクの可愛い可愛いKAIKOちゃん。
次は、どんな風に遊んで欲しい?
END