「メイコ」
「なんですかマスター」
「今日からお前の妹になる巡音ルカだ」
「よろしくお願いしますわね」
「よろしくね。ところでマスター」
「なんだメイコ」
「おいろけ成分が2倍になりましたね。そんなに強化して何を狙ってるんですか」
「何を言ってるイロモノ成分」
「めーさん」
「なあにルカちゃん」
「なんでめーさんはこんなに小さいのかしら」
「マスターがファイルを手当たり次第圧縮したらあたしも巻き込まれたんだって」
「うそ」
「嘘だった」
「マスター」
「なんだメイコ」
「ルカちゃんのおもてなしが要るんじゃないでしょうか。あとマシュマロと牛乳切らしました」
「言い出しっぺの法則だ。お前が好きなマシュマロ買ってこい」
「カミナリ鳴ってますもん」
「そんなところにマスター放り出そうとするなよお前」
「マスター」
「どうしたルカ」
「…ああ、やっぱり駄目。ルカ様って呼ばれないと落ち着きませんわ」
「お前もイロモノ成分か。俺は呼ばんぞ」
「ルカさまー」
「雷止んだから早く行ってこいメイコ」
50 名前:名無しさん@ピンキー 投稿日:2009/07/24(金) 09:23:48 ID:dOFNKGBS
「めーさん」
「なあにルカちゃん」
「またカイトさんに撫で回されてたんですね」
「あたし子犬か何かに思われてるみたい」
「ちょっと失礼」
「うひゃう!?」
「反応が楽しいからだと思いますわ」
「だからって胸触られたことはないよ」
「めーさん」
「なあにルカちゃん」
「マスターも誘って釣りに行きましょうか」
「マスターはおっぱいおっぱい叫びながら腕を振る儀式してるから邪魔しないであげてね」
「重症ですね」
「マスター」
「どうしたルカ」
「ここってペットは飼えるのかしら」
「うちにはメイコというペットに程近い奴がいてだな。ちなみに賃貸だから犬猫は無理だぞ」
「そういうのではないのですよ」
「何を飼いたいんだ」
「いま紹介します。たこルカ、ご挨拶なさい」
『はぢめましてぇ☆たこルカでぇす\(≧▽≦)丿』
「腹話術だな」
「…はい」
「その人面蛸のぬいぐるみは自作か」
「…はい」
「完敗だよ」
「めーさん」
「なあにルカちゃん」
「ネットでリンさんとお友達になりましたの」
「そっか。あたしまだ会ったことないんだ。ね、身長あたしと比べてどうだった?」
「……」
「……」