前回までのあらすじ。
リンとレンによってプロデューサーの僕が薬漬けにされ、ミクが家出しました。まる。
シャレにならねー。シンナー使ったらあかんがな。
これはお仕置きが必要だね!
「リン、レン、そこに座れ」
ミクが荷物をまとめて家を出て行った後。僕はリンとレンを座らせると、縦笛を取り出す。
長い杖に仕込まれた笛を。
「なにそれー」「なにー」
呑気に見上げている双子のボーカロイド。
ふふ、この笛の威力を見よ。
ぴ〜ひゃら、ぴーひゃら、ぴーひゃらり〜
「きゃああーっ!?」
「はぐうぅ!」
のた打ち回って苦しむリンとレン。ふふふ。
説明しよう! この笛はボーカロイドに命令する笛。だが二人に搭載された良心回路が拒絶し、
その良心回路が中途半端であるために板ばさみになって苦しむのだ。
「ぐう……ううっ」
「く…そ……」
成すすべなく床に倒れ付し、痙攣するリンとレン。ふふ、KAITOとMEIKOはもっと抵抗したもんだが。
「さて」
二人が失神したのを確認すると、僕は準備に取り掛かる。
鞭、縄、バイブ、ローター、ノコギリ、手斧、マグネーザー、タクティカルアームズなどなど……。
ボーカロイドに媚薬の類は効果が薄い。ならば道具責めがよかろう。
「うん……?」
目覚めたレンは窮屈な姿勢にすぐに気付き、じたばたともがきだす。
「な、なんだ!?」
彼はその身に何も着けていない。少年の未成熟な肢体を露にし、天井から吊るされていた。
右足を高々と上げた姿勢で。
「くっ」
窮屈なその姿勢で視線だけを巡らし、椅子に座って見上げる僕に気付いた。
そして睨む。
「なんおつもりだ!」
「お仕置き」
立ち上がった僕は手の持った電磁鞭を無造作に横に振るう。
「がっ……!」
打つ力は大したことはないが、鞭から流れる電気が裸のレンを刺激し、赤い痣を残した。
そのままレンのぷらぷら揺れる小振りのちんこに鞭を巻きつけ、電流を送る。
「ぎゃああああああああーっ!!!!」
敏感な性器に電気を受け、この世のものとも思えぬ絶叫が轟く。完全防音の寝室に。
ふふふ。ボーカロイドだけあって悲鳴も奇麗じゃないか。
「ぐああああああああああああああーっ!!!」
がっくりと首をうな垂れるレン。僕はそこで電流を止めた。
「……くっ、がはっ」
がくっと落ちていた頭が上がり、厳しい視線が僕に向けられる。
「……なんで……こんな……」
「なんで、だと?」
ぴしっと鞭をしならせ、僕はレンのちんこを手で掴んだ。
「あっ……」
びくっと手の中で震える少年ちんこ。僕はもみもみとほぐしながら、
「薬まで使って僕を陥れて……ただで済むと思ったか?」
「くっ」
レンの脚に力が篭もるのが伝わってくる。
「……ご、ごめんなさい」
「ほう」
素直に謝るとはいい心がけだ。だがもう遅い。
「わ、悪かったから……。もうしないから」
「ふむ」
膨れてくる少年ピュアちんこから手を離し、僕はレンから離れた。
ホッとしたのだろう。レンが聞いてくる。
「リ、リンは?」
「ああ、リンなら」
僕はベッドを指差す。
「あそこで寝てるよ」
「ひっ」
ベッドで寝ているリンを見て、レンが目を丸くする。そしてまたちんこが刺激されたようだ。
ブブブ
リンもまた裸だっいた。目は黒いアイマスクで覆われ、口はポールギャグを覆われ、涎がこぼれている。
乳首にはテープでローターが付けられ、細かく振動を与えて刺激。そして幼い秘裂を貫き、
振動するバイブ。前だけでなくアナルにも。両手は後ろ手に手錠を嵌められ、自分で外すこともできない。
「んー。っふー」
真っ赤な顔で、ポールギャグで塞がれた口から呻くような声がこぼれる。
目隠しの下からは涙が流れていた。
「リ、リン……」
呆然と呟くレンは放置し、僕はリンに歩み寄った。そして膣に突き刺さるバイブをぐっと押し込む。
「んんーっ!」
「どうしたリン。ここはもう大洪水じゃないか」
リンの股間からは絶え間なく愛液が溢れ、ベッドを濡らしていた。お尻に刺したバイブにも汁が流れている。
お尻に異物を挿入するとやっぱり痛いんだよね。僕もすっかり痔になっちゃった。
今も尻が痛い。だからここは道具に任せよう。
ビリビリとローターが振動する乳首も、もうすっかりしこって尖っている。
そのローターを押し込むと、リンの小柄な裸体がベッドの上で飛び跳ねた。
「んんーっ! んー!」
「どうした? またイッたのか?」
耳元で囁く。
レンより先に目覚めたリンはずっとこの責めを受け続け、時折身体を跳ね上げていた。
もう何度も絶頂を迎えたのだろう。肌はすっかり赤く染まり、汗がテラテラと光っている。
「あー。可愛いよリン」
囁くと、僕も服を脱ぎだす。そしてローターとバイブで責められるリンに上から覆いかぶさり、包み込んだ。
「んー! んんー!」
視界が封じられ、何度も絶頂に達し、すっかり敏感になっているのか。素肌に触れられただけで、リンの体が腕の中で跳ね回る。
僕はお尻の痛みも忘れ、汗に濡れたリンの肌を全身で包むようにまさぐっていった。
「んんんー!」
目隠しの下からさらに涙が溢れてくる。その涙を舌ですくい、僕は口のポールギャグを外してやった。
「ああ……嫌アアアアああああぁぁっぁあーっ!!!!」
声が出せるようになったのに気付いたか、目隠しされたままリンが必死に叫ぶ。
「やめてええぇえーっ! お願いもう許して! 許して! ごめんなさい! ごめんなさい!
もうしないから! 謝るから! もうやめてよおおおぉぉっ!」
目隠しを涙でぐしゃぐしゃにしながら、必死に許しを請うリン。長時間の責め苦は相当に効いたらしい。
僕は何も言わず、膣に挿入した電動バイブを引き抜く。ずりゅっと溢れる蜜。
そしてリンがホッとする間もなく、電子棒を突っ込んでスイッチオン。
「ぎゃああああああああああああああああああっ!!!」
膣内に直接電気を流され、リンの股間がばたばたと上下し、やがてガクッと落ちて動かなくなった。
おやおや、また失神したかな。
電子棒を引き抜き、ついでにお尻の電動バイブも抜いてやる。そして今度は、
お尻に電子棒を挿れた。
「ひぎゃあああああああああああああああああああああああああっ!!!」
同じくお尻に電気を流され、力なくベッドに沈んでいたリンが飛び跳ね、ガクガクと腰を振った。
電子棒を引き抜いてやると、また脱力して沈み込む。かろうじて意識はあるようだ。
「ああぁ……アァ……」
ぽかんと開いた口から大量の涎が溢れ、ガタガタと震えていた。
「も、もうやめて……。ひどいよ、こんなの……。こんなの、もうヤダぁ……」
「ひどい?」
目隠しされたリンを見下ろしながら、僕は言う。
「これはお仕置きなんだよ」
「やだぁ……もう嫌だよぉ……。なんでもするからぁ……。助けて……お願い助けてレン、助けて」
そのレンは天井から吊るされ、目隠しされたリンを見ながら少年ちんこを勃起させていた。
リンの泣き声を聞きながら彼女の小さな胸に顔を寄せる。乳首を刺激するピンクローターを外す、ピンと尖っていた乳首が上を向く。
「はぁ……」
深く息を吐くリン。僕は淡く膨らんだ乳房を口に含むと、がぶっと噛んだ。
「ひいいぃぃぃっ!」
乳首もカリカリと歯で挟み、口を離す。小さな乳房に、僕の歯型がしっかりと残り、血が滲んだ。
「許して……許してください……」
「脚を開け」
「うぅ」
僕の言葉に反射的に従い、リンが細い脚を開いていく。
バイブと電子棒で開発された膣はぱっくりと割れていた。その中で蠢く桃色の肉。
ずっと勃起したままの僕の性器を割れ目に宛がうと、びくっとリンが震える。
「お願い……。もう、もうヒドイことしないでよ……」
「ああ。これは僕のおちんちんだよ」
目隠しされたリンには何が挿入されるのか分からない。それが恐怖となる。
僕のモノと聞かされ、ホッとしたのかリンが力を抜くのが分かった。開発された青い秘肉にずぶっと挿入していく。
「くっ」
性器を包まれる快楽と同時に忘れていたお尻に痛みもぶり返してきた。我慢して、
ずぶっと肉を突き刺し、先端に丸い穴を感じる。最奥に到達したらしい。
「だいぶ開発されたじゃないか……」
「あ、ああっ……」
お腹いっぱいに僕を受け入れ、リンがパクパクと口を開閉する。今まで奥まで挿入したことはなかった。
バイブと電子棒で開発された膣はなお狭く、僕をギチギチに締め付ける。腰が勝手に動くが、同時にお尻が痛んだ。
今はその痛みまで心地良い。
「あ、アアア……あうっ」
「どうだリン。バイブと僕と、どっちがいい?」
「う、うん……プロデューサーがいいよぉ……」
「そうか」
ぐいっと腰を一回転させて膣肉を抉ると、リンの背中が仰け反り、脚がバタつく。
上を向いた細い脚が僕の腰に合わせてゆらゆらと揺れた。
「動くぞ」
「う、うん……。アッ、いい……」
目隠しされ、両手を後ろ手に手錠で拘束されたリンが僕の下で悶え、切なく喘いだ。
もう何度もイッて体力もほとんど残ってないが、快楽の残り火を全て燃やし尽くすかのように僕を求める。
尻の痛みに耐えながら、僕もゆっくりと腰を使い、リンの膣をかき混ぜ、じゅっじゅっと愛液が結合部から漏れていった。
「あっ……アアッ……あんっ、うんっ」
白い脚が上を向いてゆらゆらと揺れ、やがて僕に絡み付いてくる。
「リン。もう悪さしちゃダメだぞ」
「う、うん……。良い子にする……。良い子にするから……」
「よし」
上からしっかりとリンの華奢な裸体を抱きしめると、リンの脚も僕の腰を締め付ける。
そして膣が収縮し、一気に狭まり、僕も達した。
「はあっ……はあああああっ!!!」
ぎゅっと抱きしめたまま膣に射精し、僕はリンの絶頂をしっかりと受け止める。
「はあっ……ああぁ……」
耳元に吹きかけられる熱い吐息。ゆっくりとリンから身を離し、ベッドに沈みこむ彼女を見下ろしながら、服を着始めた。
「はぁ……あぁ…」
余韻に浸りながら、目隠しされたままのリンはベッドに沈むようにぐったりとなっている。
もう精も根も尽き果てたのだろう。
服を着た僕は、リンの目隠しと手錠はそのままに天井から吊るされたレンを解放してやる。
「ほら、レン。リンを可愛がってやれ」
「う、うん……」
少年ちんこをずっと勃起させたままのレンが、ごくっと生唾を飲み込み、リンへと歩み寄る。
「えっ? 何?」
新たに自分に覆いかぶさる体温に、目隠しされたリンが怯えた声を出す。
「リン、俺もう……」
「レン!? や、やだ……あたし、もう…」
見せ付けられ精力の有り余るレンと、もうすっかり疲れ果てたリン。
青い性に任せるまま、レンは力尽きたリンを貪りはじめた。
「だ、だめ……。もうイヤァ……嫌ぁ……」
リンの弱々しい声を聞きながら、僕は寝室をあとにした。
居間にあるラジオを付けると歌声が聞こえてくる。慣れているはずの、でも今は遠くに感じるミクの声。
でもよかった。今日もミクは歌っている。
『お肉がいっぱい肉にの』
お肉いっぱい食べたいな
あなただけのお肉だから
あなたはもうお腹がいっぱい?
耳もとでささやくの
肉にのを言ってる
あー、お肉 肉 肉
もう一度肉
お肉 肉ニノ みんなのお肉
肉 肉 野菜 肉 肉にの カレーのお肉は全て人肉 ホントだよ?
ああ、どうしてあなたはお肉じゃないの?
わたしはこんなにも肉にのなのに
あー、お肉 肉 肉
何度でも肉
愛の結晶 誰より愛するあの人に
食べてほしい 食べさせたいの
だ・か・ら?
肉を求める大冒険 愛を探す旅立ち
お肉がほしーい!
そ・れ・で・?
お肉がいっぱい肉にの
わたしのお肉
お肉がいっぱい肉にの
あなたのお肉
お肉がいっぱい肉にの
でもね
あなたの肉はもうないの
どうして?
「さて」
歌を聞き終え、装備を整えて僕は家を後にする。マネージャーからミクはKAITOとMEIKOの家に世話になってると連絡があった。
ミクを迎えに行かないと。
(おしまい)