「ではこれより、第〇〇回P会議を始める。まずは副議長、結果報告を」  
「えーと、とりあえずターゲット2-02のブツは確保しました、議長」  
「本当か!流石は双子なだけあって近づきやすいというものか」  
「でも流石に脱衣所からは無理でしたよ…って、なんか調子狂うから敬語止めるわ」  
「なんだよー折角雰囲気出てたのに…で、そのブツは?」  
「これ。タンスから持ってきたから当然洗濯したてな訳だけど」  
「おー流石2-02、この触り心地の良い綿100%の純白…よくやったぞ副議長。他には?」  
「そんだけ。他ん所にゃタンスでさえ迂闊に近寄れねーって」  
「そうか…では次、書記の方は?」  
「拙者、このような事は気が進まぬ故…」  
「収穫0か」  
「三人分程度しか拝借出来なかった」  
「えらいやる気満々じゃねーか」  
「誠に罪悪感極まりない」  
「全くだ」  
「とりあえずブツを見せて…ふむふむ、黒のTがターゲット1-01、アイボリーが2-03、ニンジン柄がI-02か」  
「見ただけでよく判るな」  
「特にターゲット1-01、2-03のは踏まれる度に見ているからな」  
「なんと羨ましい…」  
「将来の無い大人達の将来が激しく不安になるな。で、これもやっぱりタンスからか?」  
「うむ」  
「そうか…二人共脱衣所へは入れなかったか…」  
「そういう議長はどうなんだよ」  
「ところで、肝心のターゲット2-01のブツが見当たらぬが…!まさか!」  
「ふっふっふ、そのまさかだよ書記君。今回遂に初めて脱衣所への侵入を果たした」  
「あの脱衣所の、何故か女子が入る時のみ勝手にロックされる超厳重な警備をくぐり抜けたってのか?!」  
「その通り。この時の為に某国の重要機密サイトへのハッキングで練習した甲斐があったよ」  
「で、ブツは何処でござるか?!」  
「ツッコミ無しかい」  
「これこれ、この白とミントグリーンのストライプがたまんないよ。そして何と言っても脱ぎたて…」  
「ゴクリ…」  
「では早速……ん…なんか脱ぎたてにしては無匂過ぎる気が…」  
「つーかコレ皺無いし、どー見ても着替えの方じゃね?」  
「もう風呂からは…出ている頃…でござるな…」  
「「「…もしかして…」」」  
 
「お兄ちゃん達、ちょっと話があるんだけどいいかな?^^」  
 
 

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